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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
58歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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「赤報隊」の正体
「赤報隊」の正体―朝日新聞阪神支局襲撃事件 (新潮文庫)「赤報隊」の正体―朝日新聞阪神支局襲撃事件 (新潮文庫)
(2005/04)
一橋 文哉

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この事件・・・・
昭和62年5月3日に、朝日新聞阪神支局に何者かがやってきて、新聞記者を散弾銃で射殺したという事件である。
この事件は116号事件と呼ばれ、犯人は「赤報隊」と右翼団体のような名を名乗っていたが、結局、犯人はわからずじまいとなった事件である。

昭和62年・・・・・
この頃の記憶はあまりない。
米国から帰国して親父の会社に入って2年目の頃だ。
とにかく仕事、仕事の毎日で、生活パターンが同じだったからなのかもしれない。
だが・・・この事件のことは微かに記憶に残っている。
不思議なことに「衝撃的事件」という記憶はない。
新聞記者が射殺されたというのにもかかわらず・・・・である。
この時の第一印象は「まぁ、朝日新聞だから右翼に襲われても仕方がないよなぁ~」くらいの感覚だったような気がする。
(失礼かもしれないが・・・・)
しかし、不思議なことは・・・・
この後の事件の進展が記憶にないのである。
拙者の家では朝日新聞ではなく毎日新聞を購読していたせいだろうか?
これは殺人事件であり、それも新聞社という報道機関に対する暴挙であるにもかかわらず、その後の進展が詳しく報じられたという記憶がないのである。

言論に対するテロなのだから、被害者の朝日新聞はさぞかし徹底して・・・・と思うのだが、どうもそうじゃない印象を受ける。
本書を読んでみると、警察はかなり詳細に捜査をしていたようなのだが・・・・
どうも朝日新聞社側が非協力的であったらしいことも書かれている。
「やっぱりねぇ~」という印象を受けたが・・・・
それでは、殺された新聞記者は浮ばれまい?
筆者がジワジワと、右翼やら暴力団やら「闇の世界」に迫ると共に政財界の関連も出てくる。
とにかく広範囲で深い・・・・・
右翼が新聞社を襲ったという単純な話ではない。

こうなると・・・・
誰もが怖くて真相部分は突っつきたくないだろうなぁ~
警察でも新聞社でも・・・・
こういう構図なら二の足を踏むよなぁ~

『「赤報隊」の正体』という名の本書であるが、“正体”は何なのか・・・・
行間からしか読み取るしかない。
それにしても、よくここまで迫ったものだと驚く内容である。
あとは・・・読み手の我々の能力にかかってくる。

犯人が誰かということを知るより、我々が生きているこの「社会」がどんなものであるかを知るにはいい本だと思う。
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読書 | 12:53:40 | Comments(0)
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