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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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マニラの町を散策・・・
ウトウトしているうちにマニラ市内に入ったようである。
ドライバーの“ニコさん”が話しかけてきたのだが、頭が“英語モード”に切り替わらない・・・(大笑)
「はぁ?はぁ~・・・はぁ?はぁ~」・・・である。
と・・・・どこかで見たことがある公園に車を止めた。
で・・・「じゃぁ、行きましょう!」と“ニコさん”・・・・
はぁ?・・・・である。(苦笑)

ここは「リサール公園」である!
何で、ここに来ることになったんだ?(唖然)
寝ぼけていたのか、適当に返事をしたからなぁ~
もしかしたら、「リサール公園に行きましょうか?」「うん!」って答えちゃったのかも・・・(大汗)
ここには何度も来たことがあるので、今更“観光”をしようという気にはならないんだけど・・・(汗)

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このリサールの記念碑が立っている場所は、フィリピンの英雄「ホセ・リサール」という人が、当時フィリピンを統治していたスペイン植民地政府に銃殺刑に処せられた場所に建っている。
ホセ・リサールのお墓だという話もあるが、どうなんだろう?・・・よく知らない・・・(大汗)

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この炎天下に衛兵(?)がピクリとも動かず立っている。
いやぁ~ご苦労様である。
拙者もサマースーツにネクタイ姿・・・・かなり暑いが、彼らはピクリとも動いてはいけないのだから、もっと辛いだろう。
大したものである。
そういう姿を見ちゃうと、間違っても暑いからといって、ネクタイを緩めるというわけにはいかない・・・
衛兵に対する礼儀である。

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我が国では、戦没者の追悼は、靖国神社ではなく、別に国立の追悼施設を作るべきだという意見が出たことがあるが・・・
そういう施設を作った時に、その“モニュメント”に衛兵を立たせるようにするのだろうか?
衛兵が立つとしたら、自衛官?警察官?それとも皇宮警察の警察官?
それとも“衛兵”なんていうものは立たせず、ただポツンと施設だけを作って放置するだけなのかな?
たしか・・・戦没者のご遺骨が納められている「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」には“衛兵”なんて立っていなかった気がする。
日本人には御遺骨や御魂を“お守りする”という考えはないらしい。
一番有名なのは、台湾の忠烈祠の衛兵だろう。
衛兵交代の儀式が“観光名物”となっている。
日本では台湾のようなことは出来ないだろうなぁ~
「日本は英霊に対して冷たい」などという批判を外国から受けるようなことになるかもしれないから、下手なものは日本は造らない方がいいんじゃないか?

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公園の中で、珍しいものを発見!
このあたりを昔、歩いた気がするが・・・・こんなもの、あったっけ?(苦笑)
「リサール噴水」と書いてあった。
史跡説明板はタガログ語で書かれていたので意味不明・・・(大笑)
プレートは英文だが、炎天下のこの暑さで我が“コンピューター(脳ミソ)”はオーバーヒート気味で、英文を読む気が起こらない。(大笑)
う~ん・・・リサールの生誕150周年を記念して造られたとか・・・というようなことが書いてあるみたい・・・(苦笑)

ドライバーの“ニコさん”が、やたらと質問をしてきた・・・・
どうも拙者の旅行の手配について興味があるらしい。
つまり、“タケウチさん”の旅行社を使わず、直接、個人的に俺を雇わないかと言いたいようである。
これは、よくドライバーたちが言ってくる・・・
直接、個人的に契約した方が彼らも、儲かると思っているのだろう。
マニラからクラークまでの片道で、ドライバー付きのチャーター料は、3000ペソ(約7000円)以上はする。
会社を通すとピンハネされて、それほどドライバーの収入にはつながらないから、直接交渉をしてもらいたいのだろう。
しかし、そう簡単にはいかないのである。
絶対安心できるドライバーでなければ、危なくて個人的にチャーターするなんてできない・・・(苦笑)
「無理だよ!俺は必ず会社を通して手配することにしているんだ」と言ったら、“ニコ”はガッカリしていた。(苦笑)
でも、今回の車の手配、送迎では、ちょっとバタバタして不安な思いをした・・・
そろそろ自分用の専属の運転手を作ってもいいかもしれない・・・(笑)
ちょっと検討してみるか・・・
毎回違うドライバーというのも、コミュニケーションを作る楽しみがあって面白いが・・・・疲れる・・・
真面目で、信頼がおけて、絶対約束を守り、会話も弾むという奴・・・いるかな?(大笑)

時刻は午後1時半を過ぎた・・・・
そろそろホテルに向かおう!
2時にはチェックインできるだろう。

無事にホテルに到着し、“ニコさん”にチップを渡して別れる・・・
どうも彼はチップの額を上げてもらうために“観光”に拙者を連れて行ったようである。(苦笑)
そんな小細工をしなくても、チップはかなりの額を渡すことを決めていたんだけど・・・・(大笑)

心配していたチェックインは、すこぶるスムーズ・・・・
ベルボーイ、セキュリティ(ガードマン)たちは拙者を覚えていてくれたし・・・・
フロントの女の子も同様で・・・「スズキ~!」と拙者のことを半ば呼び捨てである。(大汗)
「俺のこと覚えてる?」
「もちろん、覚えてますよぉ~」
ということで、チェックインはスムーズ・・・・
デポジットのクレジットカードの伝票も、きちんと保管されていて問題なく流用された。
今までの定宿は15年近く使っていたホテルだが、15年近く使っているのに、フロントでこういうことは一度もなかった。
「俺の顔を覚えていないのか?」と文句を言いたくなるくらい、毎回そっけない態度・・・・
拙者のことを覚えていて、フレンドリーだったのはセキュリティの連中だけである。
特にセキュリティーの“レネくん”とは8年くらいの“付き合い”である。(笑)
それに比べると、このホテルは一昨日に初めて宿泊したのに、このもてなしようである。
つい、嬉しくなってしまう・・・(笑)

DSCN3234_convert_20161114230733.jpg (部屋から見た景色)

まだ時刻は3時前・・・・
ここは初めて宿泊した地区なので、ちょっと周辺を散策しようと考えた・・・(笑)
まずは、ホテルの前の道を真っすぐ行けるところまで行って、そこからジグザグに歩いてみることにする。

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結構、古くて洒落た建物などが点在していた。
ということは・・・このあたりは、戦前は高級住宅街だったのかもしれない。

そのうち、見たことのある建物に出会った。

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日本食のお店・・・「タナベ」である。
ここには、今から5年前に、我が戦友会の会員の“フジイさん”と一緒に来た店である!
あの時は・・・・「サンマの塩焼き定食」を食べたんだよなぁ~(笑)
車で横付けだったので、位置関係がわからなかったが、こうして歩いてみると、位置関係がよくわかる。
なるほど・・・このあたりにあったのか・・・(笑)
やっぱり歩かないとダメだね・・・
あれから5年・・・“フジイさん”は91歳かな?
最近、会いに行っていないから大阪まで会いに行ってみようかなぁ~

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お店の前には円形の公園があったが・・・
いつの間にやら、ずいぶん綺麗に整備されているような気がする。

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さらにブラブラ歩く・・・・
拙者は、こういう“観光”が好きである。
“観光地”に行くより、町の中で古い建物を見つけて歩く方が好きである。
もうワクワクしてしまうのである!(大笑)
で・・・南北にジグザグに歩いたら、今度は東西にジグザグに歩くというような歩き方をしてみた。
で・・・・予想はしていたのだが・・・(大笑)・・・道に迷って現在位置がわからなくなった。(大笑)

さすがに疲れたので一休みすることにする。

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どう見ても、歩道を占拠してしまっている、このお店に入ってみることにした。(大笑)
時刻は午後4時半・・・・ここで、コーヒーを飲んで一服して、再び散策することにした。
お店の人が「また来てください」と、すこぶる丁寧な挨拶をしてくれた。

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これまた、かなり古そうな石造りの建物である。
スペイン統治時代からあった建物だろうか?
そういう雰囲気がある建物である。

一時は、どうなるかと思ったが、無事にホテルに戻ることができた!(笑)
縦横に歩いていれば、いつかはたどり着く・・・というものである。(苦笑)
時刻は午後5時30分・・・・

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(拙者が宿泊したパール・ガーデン・ホテル)

ホテルの前まで来たら、物陰からポン引きの“アンデシー”がいきなり飛び出してきて話しかけてきた。
彼はとにかく話がしつこい・・・・
こっちは、2時間以上も歩いて汗びっしょりなのである。
「これから、どこに行きますか?案内します!」
「部屋に戻るんだよ!」(怒)
見りゃわかるだろ!

シャワーを浴びて部屋で一休み・・・・読書をしながらウトウト・・・・(苦笑)

今晩は、現地旅行社の担当者と夕食を食べようかと思い、“ステラさん”を通して打診しておいたのだが・・・
一向に何の連絡も来ない・・・・(唖然)
毎回、一緒に食事をしていた共同通信マニラ支局長の“デグチさん”は、先月、東京本社に異動となり、マニラにはいない・・・
日本語新聞の『まにら新聞』の“サカイさん”は会社を辞めて、先月、インドネシアの日本語新聞『じゃかるた新聞』に移籍してしまいジャカルタにいる・・・・
あらら・・・一緒に食事をしてくれそうな人が誰もいなくなっちゃった・・・(涙)
しかたがない・・・一人で食事をするか・・・

午後7時・・・夕食を食べるために外出する。
幸いにもしつこいポン引きの“アンデシー”はいなかった・・・(大笑)
夕方にコーヒーを飲んだお店に行って夕食を食べようと思ったのだが・・・・
さて・・・あの店は、どこにあったのか?(苦笑)
もう、忘れている・・・
確か、こっちのほうかと歩いて行ったが、途中で完璧に方向を間違えていることに気が付いた!(唖然)
拙者は、どうしてこうなんだろう?
部分的に記憶している建物などを目印に歩き回って、ようやく、先ほどのお店に到着する。
お店の人が、再び拙者がやって来たので驚いていた。(大笑)
で・・・お店の人が発した言葉が・・・「コーヒーですね?」である。(大笑)
「違うよ!夕食!今度は食事をするんだよ。メニューある?」(苦笑)

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チキンプレートにサラダにコカ・コーラ…
これに食後のコーヒーをつけて、約400ペソ(約950円)なり・・・・

一旦、ホテルに戻り伝言の確認をしたが、現地旅行社からは何の連絡も入っていなかった。
ということは・・・たぶん、忙しいから会えないということなのだろう。
ならば・・・“夜の観光”ということで、再び外出する。(笑)
ホテルを出たら、すぐにポン引き“アンディー”が飛び出してきた!(唖然)
仕方がない・・・・一昨日の晩に行ったお店に行って、酒を飲んで、“アンディー”のカラオケを聞いて・・・・1時間・・・・
1時間、2人で飲んで5000ペソ(約12000円)・・・・ん?前回より高くないか?(汗)
「あと1時間延長してくれ」と“ママさん”に頼まれたが断わる。
前回の時「今度来た時にはサービスします」と言っていたが、サービスどころではなく逆に高くなったのでは話にならない。(怒)

さて・・・今度は一人で“夜の観光”をしようかな・・・(笑)
と・・・“アンディー”が、「次はどこに行きますか?ソープランドですか?女ですか?私が案内します。一緒に行きましょう!どうぞ!こっちです!」とうるさい・・・(苦笑)
「ここからは俺が一人で歩くから、君とはここでさようならだ。いいな?わかった?」
「はい、わかりました。で・・・どこに行くんですか?案内します!」
「だから・・・一人でブラブラ歩きたいんだよ!邪魔をするなよ」
やっと別れて歩きだしたら、別のポン引きが話しかけて来たので、断った途端・・・・
“アンディー”が「はい!どこに行くんですか?私が案内します!」といきなり後ろから飛び出してきた。(驚)
この野郎!
「しつこいんだよ!てめぇ!」(怒)
完全に拙者はプッチン切れた・・・・(酒を飲んでいたし・・・大笑)
これ以上、しつこくされたら2~3発ぶん殴っていたかもしれない・・・・
自分でも驚くほどの大声で怒鳴りつけたので、さすがの“アンディー”も退散・・・(大笑)

以前は、こうやって夜、歩き回ろうとすると、必ずポン引きが「独りで歩くのは危ないですから、私が案内します」などと言って、次から次へと近寄ってきたが、過激なドゥテルテ大統領が就任したことで安全になったのだろうか、誰も「危険ですから」とは一言も言わないのである。
不思議である・・・・(大笑)
が・・・危険なことは危険である。
安心はできない・・・・
海外では、100%安全などという場所はないと思うべきである。
危険な目に合うかどうかは確率の問題だろう。
“やられた”ときは自業自得と諦めるべきであると拙者は思っている。
で・・・その緊張感がたまらなく好きなのである。(大笑)

夜の街の中をウロウロしていたら、マッサージ店を見つけたので入ってみた。(笑)
すこぶる真面目なマッサージだった・・・(大笑)
1時間400ペソ(約1000円)なり・・・・

マッサージを終えて外に出たら・・・今頃、気づいた・・・・
夕食を食べたカフェの2軒隣だった!(大笑)
というわけで・・・・またもやここで今度はコーヒーを飲んで一服・・・
さすがに今日3回目の来店・・・・店員が苦笑していた・・・(大笑)

このカフェからホテルに帰る道は、さすがに覚えている。(大笑)
無事にホテルに戻る。
さっき怒鳴りつけたせいだろうか・・・“アンディ”はどこかに隠れているのか見当たらない。(苦笑)
ホテルのすぐ隣に「クラブ」がある。
ホテルに出入りするたびに、お店のママさんとチーママから誘われていたが、毎回断り続けていた。
さすがに、毎回断っていたのでは可哀想か・・・ということで、1時間だけ、この店に入ることにした。(笑)
席に着いた女の子は、まだ日本語がほとんど話せない子だった。
ここは日本人の客がよく来る店だとママが言っていたが・・・・(唖然)
普通の観光客なら日本語が話せないのであれば・・・と女の子をチェンジしてもらうだろう。(笑)
が・・・これも何かの縁・・・面白いではないか?
ということで・・・英語でおしゃべり・・・(苦笑)
またまた英会話のお勉強である。(大笑)
1時間飲んで・・・料金は1200ペソ(約3000円)なり・・・
あれ?・・・ずいぶん安いではないか?
「計算を間違っているのではないか?」とママに言ったら「安いですか?」とキョトンとしている。(苦笑)
計算は間違ってはいないというのだから驚きだ。
最初からこの店に来ればよかったんだよねぇ~・・・・「灯台下暗し」とは、まさにこのことか?(大笑)

午前0時・・・部屋に戻り、シャワーを浴びて・・・・寝る!

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旅行 | 21:36:31 | Comments(0)
慰霊祭に参列する
目覚まし時計のベルの音で起こされ・・・・午前4時起床!
ここ数年、目覚ましなど使わないでいたが、さすがに不安になり目覚ましをセットしておいて正解だった。(笑)

今日はこれから「慰霊祭」ですから・・・
ダークスーツにネクタイと・・・身支度をしてレストランに向かう。
午前5時、朝食・・・

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で・・・腹が減っていたので、うっかり、写真を撮らずに食べ終えてしまった!(大汗)

午前5時45分、ホテルをチェックアウト・・・
スムーズにチェックアウトができるかと思ったら、フロントの女の子が「100ペソ支払ってくれ」と言って来た。
「何で?」(唖然)
「キャンドルを使ったでしょ?」と言う。
なんだって?・・・・キャンドル(蝋燭)を使ったって?(唖然)
バカ言ってんじゃねぇよ・・・・
蝋燭なんて何に使うんだよ・・・停電でもしない限り使わねぇだろうに・・・
だいた、キャンドルなんて部屋のどこにあったんだ?(苦笑)
今、部屋を確認に行ったスタッフからの連絡だそうである。
「キャンドルなんて絶対使っていない!」(怒)と言ったが、とにかく伝票にサインだけでもしてくれと、しつこい・・・
どういう神経なのだろうか?・・・・小銭を稼ぎたいのか?
結局、伝票にはサインしたがカネは支払わなかった。
後のことは・・・知らん!(大笑)

外から、一人の日本人青年がやって来た・・・
声をかけたら“クロカワさん”だった。
彼は数年前、拙者にマバラカットの特攻隊の戦跡等について質問のメールを送ってきた人である。
現地に行きたい・・・というので、“タケウチさん”の旅行社を紹介してあげた。
その後、全く連絡がなかったのだが、昨晩、彼が慰霊祭に参加するという話を“タケウチさん”から聞いていたので、声をかけてみたのである。
メールだけのやり取りしかしていないので、今回、ここで改めて初対面のご挨拶・・・
彼は、別のホテルに宿泊していて、ここからみんなと一緒にワゴン車で会場に向かうという。

6時ちょうどに一緒に行く4人グループがやって来たので、ご挨拶・・・・
昨晩の“タケウチさん”の話では、京都の方から来たグループで、アエタ族の子供たちを支援するNPOを立ち上げるつもりらしい。
それで、昨日は、アエタの子供たちへのボランティア活動をしたようである。
拙者より若い連中のようだが、奇特な人たちもいたものだと感心・・・(拙者も“奇特な人”の部類に入っているか?)(大笑)

式典は7時からだが、ホテルから30分もかからず早めに到着してしまった。(笑)
マバラカット市の観光局長の“ガイ氏”に会い、挨拶・・・・
相変わらず、テンションが上がっていて、挨拶など上の空の様子・・・
なにせ、式典で“仮装”して走り回るのが好きなようで、とにかく目立ちたいのだろう。(大笑)
それで大興奮といった感じである・・・(苦笑)
“ナカムラさん”ともご挨拶・・・
氏とは時々、メールや電話で交流があるが、久しぶりの再会である。
「ネクタイまでして参加されるのは鈴木さんくらいですけど・・・」とからかわれる。(笑)
ん?慰霊祭なら、このくらいの格好をして参加するのは当然でしょ?(笑)
主催をしている現地の方々への日本人としての礼儀でしょ?(大笑)
“ナカムラさん”がマバラカット市長に拙者を紹介してくれた。
あら・・・こりゃ・・・どうも・・・である。(苦笑)
いきなりのことでビックリ・・・・
しかも、なぜか記念写真!・・・・突然、引っ張り出されて・・・一緒に写真を撮られる・・・
“ナカムラさん”が、「明日の新聞に写真が載るかもしれませんよ」と笑う。
なぬ?・・・新聞?
今、写真を撮ったカメラマンは新聞社のカメラマンなのか?(唖然)
拙者は“何様”として市長と一緒に新聞に載るんだ?(大汗)
偉くもないのに・・・(大笑)

一昨年他界されたディソンさんの息子さんにも会いたかったが、彼は風邪を引いたらしく、今年は欠席するという。
いや、病気だというのは本当かどうかわからない・・・・と“タケウチさん”が言っていたので、本当の不参加の理由は別にあるのかもしれない。
彼は拙者が、今日、参列することを知って非常に会いたがっていたと“タケウチさん”から「よろしく伝えてくれ」の伝言。
また、いつか再会する機会もあろう・・・・

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この「平和祈念式典」は、通称「神風特攻隊慰霊祭」とも言われている。
地元主催で、市長を始めフィリピン空軍の司令官や兵士たちも参列する。
今回で19回目だそうだ・・・・
で・・・・15年以上まえから、日本の某宗教団体と某医療法人が、これに関わってきた。
たぶん、資金面で援助をしているのだろう。
日本には特攻隊を慰霊、顕彰する団体もあるが、過去に参列したことはあるそうなのだが、その後は全く参列していない。
メインの行事は日本の某宗教団体が執り行っているため、変な噂を立てられたのでは困るので避けているのだろう。
“ナカムラさん”や“タケウチさん”は納得できないようだが・・・(苦笑)
下手に会の役員が参列して、この特定の宗教団体と何らかの関係があると誤解されては組織としては大変なことになる。
当然のことと拙者は思うが・・・
拙者もこの特攻隊を慰霊、顕彰する会の会員ではあるが、拙者が参列するのは、“ナカムラさん”や“タケウチさん”との縁で・・・ということと、この地区で戦った機動歩兵第2連隊が我が戦車第2師団隷下の部隊だということで、拙者は師団の戦友会の役員なので参加している。
ことさら、“戦友会”をアピールしていないので、来賓扱いではないが・・・(大笑)
慰霊は“気持ち”の問題でやるもので、“肩書”でやることでも、“自己顕示”のためにやることではないと思っているので、一参列者として参列することにしている。

これは、会場で聞いた「噂話」だが・・・
どうも先月のことらしいのだが、どこかの宗教団体か何かがマバラカットの西飛行場(だと思う)の慰霊碑のところで大々的に慰霊祭を行ったらしい。
が・・・問題は、市に対して何の許可も得なかったこと。
個人的に慰霊をするのには許可は求めないようだが、地元に無断で大々的に(どのくらいの規模なのかは不明だが、大掛かりな祭壇を設けて執り行ったとかという噂)やられたのでは、市としても、面白くなかったのだろう。
へそを曲げてしまったらしく、以後、マバラカット西飛行場(だと思う)の慰霊碑への立ち入りが全面的に禁止されたらしい。
この団体・・・何という事をしてくれたのかという気がする。
“良いことをする”のだから、何をやってもいいというものではあるまい。
あくまでも、そこは「他人の土地」なんだから・・・・
どの程度の規模で、何人ぐらいでやったのかはしらないが、無許可で大々的にやっちゃ、マズイよな・・・

更に、特攻隊関係の慰霊祭は、公式的には市は、この慰霊祭しか認めない方針にしたとかという噂を聞いた。
もし、資金的に援助を受けているとしたら、そういうことになるだろう。
カネをくれるほうになびくのは当然である。
フィリピンというのは、そういう“お国柄”なのだから・・・
今後は、他の団体が現地で神風特攻隊の慰霊祭を開催しようとしても、市当局は認めないかもしれない・・・

なぜか「神風特攻隊の慰霊」というのが特別扱いになっているような気がしてならない。
布団爆弾を抱えて敵戦車に飛び込んだ陸軍の兵士たちも「特攻」といえば「特攻」ではなかろうか?
どのような形で戦死・戦病死したにせよ、戦死・戦病死した人たちを分け隔てなく慰霊してあげることを、なぜしないのだろう?
やたらと「神風特攻隊」だけを特別視するのは、拙者には納得がいかない。
「うちの団体は神風特攻隊の慰霊をしてきたんですよ。すごいでしょ?」ということであれば、動機が不純な気がしてしまう。
自分たちの売名行為に利用したのか?・・・・と言いたくなってしまうのである。

式が始まってまもなく、少し遅れて館長が到着したのが見えた。
拙者は来賓席がある側に座っていたが、拙者とは反対側にある席のほうに向かっていた。
急ぎ駆けつけ、館長にご挨拶。(喜)
“タケウチさん”は、「館長は毎回、参加すると言いながら、いつも来ないから、今回も来ないのではないか?」と言っていたが、ちゃんと拙者との約束を守ってくれたので嬉しかった。(大喜)
館長は高齢で歩くのもヨチヨチ状態・・・
来賓席のほうに案内したいのだが、ここでいいと、一般の現地の方々が座っている席に座り、拙者に「あなたは自分の席についていなさい」と言う。
なんとも申し訳ない気がしたが・・・・やむを得ない・・・・

DSCN3198_convert_20161113215940.jpg (市長のスピーチ)

かなり遅れて某団体が到着したらしい・・・・
で・・・同時に、ミニスカートをはいた派手な格好をしたフィリピン女性を伴って拙者の席の近くにやって来た日本人がいた。
タイミング的には、この某団体の関係者だろう。
フィリピン人女性を同伴して参列するなとは言わないが・・・・
その派手な格好は、いかがなものかと思う。
この男・・・・来賓がスピーチしているにもかかわらず、日本語で、同伴しているフィリピン女性とベラベラとおしゃべりを始めた。
あのね・・・スピーチ中ですけど・・・(怒)
なんということか・・・恥を知らないというか・・・
こういう“みっともない”ことを平然とやる“オヤジ”が、今でもいるんだぁ~(唖然)
この女性、日本語が通じるようだから、もう少し大人しい恰好をするように言えたと思うが・・・
「慰霊祭」という“式典”に派手な色の服で、しかもミニスカートというのは・・・・非常識ではあるまいか?
それとも、目立ちたかったのかな?
「いい女を連れているんだぞぉ~羨ましいだろぉ~」って言いたかったのか?(苦笑)
対面する向こうの席には現地のフィリピン人がズラリと座って、こっちを見ているのである。
同じ日本人として恥ずかしいったらありゃしない・・・・
どこから見ても「昨晩、カネを払って女を買って、ホテルでHしたあと、そのまま、その女を連れてきましたぁ~」としか見えないんですけど・・・・(大笑)
たぶん、そうではないと信じたいが・・・かなり誤解を招く服装と態度である。
いずれにせよ、バカ丸出しである。(怒)
こういう非常識な奴がいるような団体が関わっている慰霊祭なの?・・・これ・・・・
恥ずかしいから次回の参列はどうしようかなぁ~(苦笑)
(後日、主催者側にドレスコードに関する意見を言わせていただいた)

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護摩を焚くとき、“タケウチさん”から護摩木の購入を頼まれた。
木札1本、500ペソ(約1200円)なり・・・まぁ、このくらいの協力は厭わない・・・(笑)
で・・・この木札に自分の名前と願い事を書いて火にくべるのだそうだ。
さて・・・どうしようか・・・と思ったとき、気が付いた!
そうだ!館長さんに書いてもらおう!(笑)
館長のところへ行き、木札に自分の名前と願い事を書いてくれるように頼む。
90歳の館長はヨチヨチ歩きで歩行が困難なのだが、ここは無理を言って一緒に火に護摩木を投じてくれるよう頼む。
2人で一緒にやろうよ!・・・・である。(笑)
会場の真ん中まで館長の手を取りながら進み出て、護摩木を火の中に投げ入れる。
と・・・・市長さんが吹っ飛んできて館長さんにご挨拶・・・
「いやぁ~お久しぶりです!」と市長さん・・・
館長は町の有名人なのだ。(笑)
他の人からも、「よく館長さんをこの慰霊祭に引っ張り出してくれた」と誉められ、少々照れ臭かった。(大笑)

館長が「帰りに事務所に立ち寄ってくれ」と言う。(・・・と言っていると思った・・・笑)
「あなたは自分の車で来てるんでしょ?」とも言う。
おや?何かおかしい・・・拙者の勘である。
何度も聞き直して、ようやく彼女の言っていることがわかった・・・・
「あなたが自分の車で来ているのなら、自由が利くでしょうから、私を事務所まで送ってくれないか?」と言っていたのである。(笑)
「時間に余裕があるのなら、帰りに寄ってくれ」と言っていたのではない・・・(大汗)
「時間に余裕があるのなら、私を乗せていってくれ」なのである。(大笑)
どこでどう聞き違えちゃったかなぁ~(苦笑)
相変わらず拙者の語学力は低い・・・(大涙)

さて・・・問題は、その“私の車”だが・・・どこにあるのやら・・・(大汗)
何台もの車が会場周辺に停まっていていて、どの車が自分の車なのかわからない・・・
と・・・ドライバーたちのグループが声をかけて来た。
「ミスタースズキ!スーツケースはこの車に間違いなく載せてありますから!」と言う。
拙者がカバンを探してウロウロしていると思ったらしい・・・が・・・・ワゴン車である・・・(汗)
「おい、今からマニラに戻るんだよな?」
「はい」
「このワゴン車に俺一人が乗って戻るのか?」
「いえ、他の人も乗ってマニラに行きます」
「ダメだよ、俺は一人でマニラに戻るんだから・・・他の人たちとは別行動!俺の車はどこ?」
「そんな話は聞いていません」とドライバーたちが口々に言う。
今回、“タケウチさん”の関係者は3台の車に分乗して会場にやって来ているという。
そのドライバーたちは、拙者の予定は何も聞いていないというのである!(唖然)
参ったなぁ~
“タケウチさん”を探すが、どこか吹っ飛び歩いていて見つからない。
関係者たちは、もう舞い上がっちゃって、“行者”の格好に仮装しているので、記念写真を撮ったりとバタバタしているのだ・・・
「おい!会社に電話して打ち合わせてくれ!乗用車を1台手配してくれ!よろしく!」
館長さんは一人ポツンと椅子に座ったままでいるので気が気ではない。
心細いだろうから、早く事務所に連れて行ってあげねば・・・

まもなく「車の手配ができました!」と呼ばれ、ようやくマニラに戻れることとなった。
“タケウチさん”が見当たらないので、“ナカムラさん”だけにご挨拶して会場を辞する。
「ドライバーは誰?」
「私です!」と“ニコさん”・・・・
「お~!ニコなら安心だ!」(大笑)
スーツケースをワゴン車から乗用車に乗せ替え、館長さんを車に乗せ、まず最初に事務所に向かうように頼む。
「疲れたでしょう?」と館長に声をかけたら、「それよりお腹が空いた」と言う。(大笑)
朝早かったからねぇ~(笑)
まだ10時半だが・・・・どこかで何か食べますか?・・・ということで、近くのハンバーガーショップに立ち寄る。

館長が「マッシュルームの入ったハンバーガーがあるかどうか聞いてくれ」と英語で拙者に頼んできた。
で・・・拙者が英語でカウンターの子に尋ね・・・・
女の子の回答を、これまた拙者が英語で館長に伝える。
でもね・・・これ・・・おかしくない?
目の前にいるんだからさぁ~・・・・フィリピン人同士で直接話をした方が早いんじゃないかなぁ~(苦笑)
なんで下手な英語を話す拙者が間に入らねばならないんだろう?(大笑)

ハンバーガーを食べながら館長が「昨日の女の子、どうだった?」と聞いてきた。(大笑)
「美人でしょう?どう?どう?」と聞いてきた・・・(大汗)
こちらはシドロモドロである。(大汗)

「あなたが、こっちに来ている間、お父さんはどうしてるの?」と館長・・・・
「ヘルパーさんが1日1回、様子を見に来て、掃除や洗濯や買い物に行ってくれています」
「それはいいわねぇ~」(笑)
館長は90歳の割には記憶力が非常にいい。
拙者の親父が介護を受けていることや、拙者が会社を実質辞めて“自由の身”であることを以前話していたのだが、そのことをよく覚えていて、改めて詳しく尋ねて来た・・・・
たぶん、今まで質問することを遠慮していたのだろう。
で・・・ご自身の身の上話も聞かせてくれた。
今までプライベートな話は失礼かと思い、こちらからは尋ねもしなかったのだが・・・・
今回は、フライべーとな話も含め、会話が途切れることなく大いに会話が盛り上がる。(大喜)
それだけ、親しくなったということかな?(笑)

「さっき木札に書いた願い事はねぇ・・・」と館長・・・
拙者との友人関係が、このままずっと長く続きますように・・・と書いたという。(笑)
そう言っていただけるとは・・・・嬉しくて仕方がない・・・(大喜)

館長を事務所に送り届けて、お別れ・・・・
出来るだけ早い機会に再び会いに来ることを約束する。

館長と別れたら、途端に寂しくなった・・・・
90歳である・・・・あと何回会えるだろうか?
毎回、彼女と会うたびに、そう思う・・・
「好き」という感情は不思議なものである。
これは理屈ではなさそうで、国籍や人種や言語も関係ないようである・・・・
拙者が何で館長のことが好きなのか・・・自分でもよくわからないのだが、とにかく好きなのである。(笑)
また会いたい・・・と思うのである。
実の祖母でもないのだが・・・

さすがに今日も寝不足・・・・朝4時起床はキツかった・・・・
しかも式典で市長に会ったりして緊張したし、今日もまた英語漬けに近い状態だったし・・・・
というわけで、ドッと疲れが出て・・・・
車内でウトウト・・・・(笑)

旅行 | 13:33:59 | Comments(0)