■プロフィール

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『敗兵』
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山田部隊

ミンダナオ島へ

ミンタル

戦闘前夜

死闘

稲荷山

敗走

地獄の最前線

原住民との生活

終戦

捕虜収容所

戦場における人間記録(宇都宮泰長)

あとがき


ミンダナオ島の戦記というのは、あまり見かけないので、珍しいと思い読んでみた。
何度も現地には行っているが、細かいところがよくわからないので、また現地に行った時の参考になるかと思って読んだでみたら、驚いた・・・・
著者は「山田部隊」の兵だったらしい。
「山田部隊」・・・・
この慰霊碑が現地に在って、私は2度ほど参拝させていただいている。
へぇ~・・・あの部隊の人なのか・・・・
この部隊の戦歴について、よく知らなかったのだが、本書を読んで大筋がわかった。
あくまでも本書は一個人の体験記なので、部隊全体のことは分からないが・・・・
それでも大いに参考になった。
例えば、ミンタルの陣地・・・・
米軍の攻撃を受けたあの川岸の陣地・・・・
私は、この川岸の陣地のすぐそばを通ったことがあるので、まさかあの場所に陣地があったとは・・・と驚いた。
次回、訪問した時に、よく見てこようと思う。

この「山田部隊」の慰霊碑は、現地在住の日本人の自宅の敷地内に建っている。
ご両親とも日本人で、戦前にフィリピンに渡って来た人。
その方はフィリピンで生まれ育った“日本人”である。
戦時中は、まだ少年で、お茶くみなどの給仕の手伝いをしていたそうだが、大戦末期になり現地召集されて日本軍の兵隊になった。
配属されたのは、工兵隊だったと記憶している。
私がお会いした時は、素晴らしく綺麗で丁寧な日本語を話されたので、言葉遣いの悪い私などは冷や汗をかいた・・・
この方の厚志で、自宅の敷地内に自分の部隊ではないが、同じ日本軍の部隊である「山田部隊」の慰霊碑を建立することに協力し、その慰霊碑を守り続けておられた。
が・・・最近、風の便りで、どうもお亡くなりになったと聞いた・・・・
あの丁寧な日本語を、また聞きたいと思っていたが・・・・残念である。

「山田部隊」の慰霊碑は1974年に建立されている。
本書は昭和57年(1982年)に発行されているので、慰霊碑建立後なのだが、残念ながら慰霊碑に関しての記述は全くない。
著者は関係していなかったのだろうか?

以前、私が行ったことがある場所なので、読んでいて、よくわかる部分があり面白かった。
また、“敗走”した奥地のほうは、私が途中で引き返したため行ったことがない・・・・
もし、行けるのなら、どういう場所なのか行ってみたいと思う。
現地の戦跡を知るには参考になる本である。


今年の読書:45冊目



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読書 | 00:31:58 | Comments(0)
『侵略の世界史』


まえがき

序章 米国同時多発テロの背景と日本の対応
        白人による「侵略の世界史」の終わりの始まり

 歴史の分かれ道となった魔の9月11日
 テロは新しい戦争の形態
 “自爆”に高度な技術は不要
 テロの真の原因はアメリカ自体にあるのか
 アメリカの三つの原罪
 米軍報復戦の困難、ベトナムの二の舞いか
 戦争挑発の常套手段
 アメリカ没落の始まりと日本の対応
 日本国憲法原理主義の呪縛から解放される時

第1章 逆転発想の世界史
        近世500年を、全地球レベルで読み直す

 冷戦後、日本はなぜ「独り負け」なのか
 勝者の論理を押しつけられた歴史認識
 近世世界史の虹から見た歴史認識
 近世世界史の虹から見た大東亜戦争
 歴史教科書論争をどう読むか
 国家は内部からの腐敗、堕落で、崩壊する
 「西洋病」患者、日本の成立事情
 今こそ白人の暗黒の歴史を白日のもとに
 歴史は勝者によって作られる
 求められる日本人主体の歴史観

第2章 なぜ、白人は侵略的なのか
        その歴史、宗教、風土から、原因をさぐる

 風土の違いは、民族の性向にどう反映するか
 太陽の光を渇望する北欧の人々
 収穫より略奪のほうが効率的という考え方
 VIPの持つ本来の意味とは
 ローマ帝国が衰退した当然の理由
 「聖書」を生んだカナンの地の過酷な風土
 聖戦とは名ばかりの「十字軍」の正体
 身の毛もよだつ「異端審問」の実態
 中世までは東方文明に屈しつづけた西欧の歴史
 西洋人が香辛料を求めた最大の理由

第3章 スペイン・ポルトガルの世界征服
        “新大陸”の先住民の運命と、二ヵ国による世界二分割構想

 コロンブス西航の目的地は日本だった
 新大陸にコロンブスの名が冠せられなかった理由とは
 神の名の下に、何をしても許されるという論理
 最後のインカ王、トゥパク・アマルの最期
 ヨーロッパ人による現地の推定犠牲者数
 白人の残虐性を内部告発した人々
 日本に到達したポルトガル人の東洋侵略
 香辛料貿易で莫大な利益を得たポルトガル
 スペイン、ポルトガルによる「地球二分割線」の策定

第4章 英仏蘭による植民地支配
        インド、東南アジア、南太平洋の収奪とアフリカ大陸の悲劇

 北米大陸進出に失敗したオランダ
 330年にわたるインドネシアへの苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)
 イギリスの植民地支配が長持ちした三つの理由
 なぜ人間が人間を奴隷とする思想が生まれたのか
 ヨーロッパ列強のアフリカ完全分割
 現在のアフリカの諸問題の根源は、すべてヨーロッパにある
 ボーア戦争と、南アの「アパルトヘイト政策」の起源
 プランテーション栽培における黒人奴隷の酷使
 南太平洋の島々の運命

第5章 アメリカ、ロシアの野心と領土拡張
        東から西から、いよいよ極東に迫り来る侵略の魔手

 「アメリカ独立宣言」の高邁な精神も、先住民は適用外
 アメリカの領土拡張と、インディアン抹殺計画
 アメリカに連れてこられた奴隷たちの運命
 アメリカが侵略戦争を仕掛けるときの常套手段
 アメリカの太平洋進出と、ハワイ強奪
 ロシア帝国の東方進出と不凍港の獲得
 共産主義による大粛清と強制収容所の恐怖
 マルクス主義侵略の犠牲者は、世界で1億7000万人
 白人の植民地争奪戦の結果としての第一次世界大戦

第6章 白人侵略の終着点・日本の対応
        日本の戦争は、世界史の中でどう位置づけられるか

 中国、朝鮮に触手を伸ばすロシアと対立
 日露戦争は人類解放の出発点
 日本追い落としをはかるアメリカの深謀遠慮
 念願の戦争に持ち込んだルーズベルトの喜び
 世界中が喜んだ日米の開戦
 独立運動の指導者を養成した日本
 インドネシア独立のために戦った残留日本兵

第8章 日本が真の独立国となるために
        なぜ、占領政策で刷り込まれた自責史観に固執するのか

 西洋人は野蛮人と喝破した西郷隆盛
 500年に及ぶ白人侵略の総仕上げ
 「南京大虐殺」はどのように仕立て上げられたか
 東京裁判の非を鳴らした外国の識者たち
 マッカーサーの遅すぎた悔恨
 なぜ当の日本だけが、カラクリに気づかないのか
 「日本に手を出した国は滅びる」との言い伝え

おわりに
        日本=戦争犯罪国家論を説く人たちへ

 日本人だけがカラクリに気づかない不思議
 (1)日本には侵略戦争は一つもない
     満州国建国に、なんらやましい点はない
     自国民を略奪、強姦した支那兵
 (2)日本には白人型植民地支配は一つもない
     台湾の繁栄を韓国はどう説明するのか
     西欧植民地支配と日本との最大の違い
 (3)日本は世界一残虐性の乏しい民族
     いまこそ、自主独立の国家に甦るべき

参考文献


本書は、白人というのが、いかにひどい連中かということを書いた本・・・・
まさしく著者の言う通りで・・・(笑)
私も、「白人ほどひどい連中はいない」というのが持論である。(大笑)
・・・・ということで、本書の内容は、頷くことばかり・・・
その昔・・・戦時中に「鬼畜米英」という言葉があったが、まさしく的を得ている言葉だったと思う。
彼らは“鬼畜”である。(大笑)
これは“偏見”とは、ちょっと違うような気がする・・・・
“歴史的事実”だと思うが・・・・
それを知ったうえで彼らとは“お付き合い”すべきだろう。
外見は“白い”が、腹の中は“黒い”と思っていたほうがいい。(苦笑)


今年の読書:44冊目



読書 | 08:31:45 | Comments(0)
バカの見分け方
スマートフォンのゲーム『ポケモンGO』というのが、流行っているそうだ・・・・
ところが、スマートフォンを見ながら歩いたり・・・・
立ち入り禁止場所に立ち入ったりと、かなりの迷惑行為が横行しているらしい。
こうなると、最悪の状況を誰もが想定していたと思うが・・・・
その最悪の想定である「死亡事故」がついに発生してしまった。
車を運転しながら『ポケモンGO』をやっていて、人をはねて死なせてしまったのである。
ゲームをやっていた人が死ぬのは自業自得だからかまわないが・・・
全く何の落ち度もない人が、ゲームに興じてよそ見運転していた車に轢かれたそうである。
これは“殺人”ではなかろうか?(大汗)

このニュースを聞いて、車を運転しながら・・・って、バカじゃなかろうかと誰もが思ったと思うが・・・・
はっきり言ってバカである。

ということは・・・・
バカを見分けるのは非常に簡単になったと言える。
つまり、『ポケモンGO』をやっているかどうかで、その人間がバカか、そうではないかが一瞬にしてわかるのである。(大笑)
『ポケモンGO』をやりながら一喜一憂して、はしゃいでいる連中・・・・
小学生ならばまだしも、成人した”大人”がやっているとなれば、その知能の低さがわかろうというものである。

たとえて言えば・・・
虫籠を持って、虫取り網をもって小学生がセミを追いかけている姿は、ほほえましい・・・・(笑)
しかし、いい歳をした大人が、虫取り網を持って町中を走り回り、「アブラゼミ、ゲット!」「やったぁ~!」「すげぇ!」などと、やっていたら・・・・これはかなり頭がおかしいと言わざるを得ない。
こいつ・・・バカじゃなかろうか?・・・と誰もが思うだろう。
子供と大人の世界は違うのである。
その違いが分かっていない・・・・

こういう知能の低いバカを見分ける方法が、このたび開発されたのである。
そう考えると、いいゲームを開発してくれたと誉めるべきかもしれない。

エッセイ | 23:25:38 | Comments(0)
元慰安婦にカネを支払うって?(唖然)
外務省が元慰安婦の支援のために、韓国の財団に10億円を支出するが・・・・
その支出内容を発表した。
なんと!・・・・財団は死亡者を含む慰安婦245人に現金を支払うそうである。
生存者には一人当たり1千万円を払うのだそうだ。
で・・・故人には200万円を上限に現金を支払うのだそうだ。
日本の外務省が直接現金を渡したのでは「賠償金」ということになる。
これを避けるためには・・・・
韓国の財団がやれば、それは日本政府とは関係ないということなのだろう。
10億円をあげるから、使い道はご自由に・・・・ということなのだろう。
日本政府としては上手なやり方だとは思うが・・・・
日本人の韓国人に対する印象は改善されないだろうなぁ~

この日本政府が支出する10億円は、「すべての慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復および心の傷の癒しのための事業」への支出ということで、日韓両政府は了解していると聞いている・・・
さて・・・そこで疑問なのですが・・・・(笑)
「すべての慰安婦」は245人だけなのだろうか?
ずいぶん、少ない人数だと思うんですけど・・・・(汗)
戦後71年経ってもカネを欲しがる「慰安婦」が245人いるということなのかな?・・・もしかして・・・・
「私は慰安婦でした」と名乗りを上げることは“恥さらし”だと思うが、そういう人が245人いるということなのかな?
カネが欲しくて恥も外聞もなく・・・と軽蔑されてしまうのではなかろうか?
「慰安婦」の中には、日本人だっていたはずである。
終戦後、連合軍が進駐してきたときにGHQの要請で慰安所が設置された。
慰安所を用意していないと、彼らが一般女性を強姦してしまうからで、実際に相当の被害者が出たという。
が・・・・日本人慰安婦は、「私は米兵の慰安婦でした」などとは名乗りを上げない。
米国に慰謝料を請求するような真似はしない・・・・
強姦された日本人も同様で、名乗りを上げて米国に賠償金を請求するようなことはしない。
それは恥をさらすことになると知っているからであろう。
そういう日本人から見たら、韓国人はなんと「えげつない」連中かと軽蔑されてしまうのではなかろうか?
いいのかねぇ~

カネさえもらえれば「名誉と尊厳」が回復するのか?
カネさえもらえれば「心の傷が癒される」というのか?
へぇ~韓国人ってそういう国民なんだ・・・・
カネがもらえるのであれば・・・恥も外聞もなく・・・平気で恥をさらすんだ・・・
ならば、カネ目当てで自分から進んで「慰安婦」になった人も当然多かったんでしょうねぇ~
・・・・ということになるのではあるまいか?
いいのかねぇ~

こうなると、カネに汚い連中だから、今回の対応で「解決」というわけにはいかないだろうと、誰もが想像するだろう。
韓国の政権が変われば、またカネを無心してくるんじゃないかと日本人は誰もが思うだろう。
そうなると、ますます日本人の韓国人に対するイメージが悪くなっていくと思うのですが・・・・
いいのかねぇ~

今回の韓国の財団のやり方・・・・果たして日韓両国にとって良かったかどうか・・・・
甚だ疑問である。

エッセイ | 22:36:19 | Comments(0)
『比島攻防戦』
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【物語太平洋戦争・3】
比島攻防戦
著者:秋永芳郎
昭和31年6月30日 初版発行
発行所:(株)鱒書房
定価:180円

第1部 比島攻略戦

まず航空撃滅戦
          =濃霧をおかして陸塊鷲出撃=
第14軍強行上陸
          =土橋師団長比島兵を釈放=
敵、バターンへ遁入
          =ルソン平野の殲滅戦=
マニラついに陥落
          =在留邦人感激の出迎え=
バターン半島の激戦
          =密林に奈良兵団の奮戦=
バターンついに陥つ
          =マックアーサー比島脱出=
コレギドール要塞陥つ
          =米比軍ついに無条件降伏す=
在比航空部隊壊滅
          =ハルゼー機動部隊来攻=
台灣沖大航空戦
          =“マレーの虎”比島へ着任=
比島決戦の命下る
          =米軍ついにレイテ上陸=

第2部 レイテ決戦

レイテ海戦序曲
          =栗田艦隊の旗艦撃沈さる=
不沈戦艦武蔵の最期
          =暗い夜空に祈りのごとき合唱=
西村艦隊玉砕す
          =世界海戦史上の悲劇=
栗田艦隊突撃せず
          =虎穴に入って虎児を得ず反転=
レイテ島の死闘
          =オルモックに散る第26師団=
比島航空決戦
          =神風特攻隊の出撃=
空挺部隊も潰滅
          =海空陸の三軍ついに敗る=
敵、リンガエンに上陸
          =新見戦車旅団玉砕す=

第3部 ルソン山岳戦

米軍ついにマニラに入る
          =建武、振武両集団の奮戦=
凄絶マニラ市街戦
          =岩渕防衛司令官自決す=
パキソオの戦闘
          =山下軍司令官後退す
ラムット河の惨劇
          =邦人婦女子に急降下爆撃=
死の山岳戦
          =九死に一生を得た山下大将=
山中、死の彷徨
          =銃砲火よりも怖い飢え=
無条件降伏の日
          =山を下る4人の将軍と提督=
わが方、武装解除さる
          =復讐された“死の行進”=

あとがき


本書は、昭和31年発行という、かなり古い本である。
そういうこともあってか、多少の誤字や脱字があっても仕方がないかなとは思うが・・・・
呆れたことに、これだけは見逃すわけにはいかない。
我が戦友会、戦車第2師団に属する戦車第3旅団の旅団長の名前・・・・
「新見戦車旅団」と本書では書かれているが、正しくは「重見戦車旅団」である。
旅団長は「重見陸軍少将」である。
こういう“将官”という高位の将校の名前を間違えるというのは困ったものである。
本書には「服部卓四郎閲・秋永芳郎著」と記されている。
服部卓四郎は陸軍大佐・・・
ノモンハン事件当時は関東軍の作戦主任参謀。
作戦参謀の辻政信とコンビを組んで、作戦の拡大を図りソ連軍に惨敗して多くの犠牲者を出した。
ガダルカナル作戦でも同様のミスを犯している“優秀な人”である。
あの悪名高き辻政信を庇護していたのは、この人ではないかと私は思っている。
辻政信を処罰しなかったため、その後も調子に乗ったこの男のせいで多くの日本軍将兵が死ぬこととなった。
戦犯になってもおかしくはないと思うのだが・・・
戦後は進駐軍の下で大東亜戦争(太平洋戦争)の戦史の編纂に携わり、私が生まれた年にこの世を去っている。
稚拙な作戦に真面目に従った将兵は死に、その稚拙な作戦を立てた責任者は何の責めも受けず生きながらえたのである。
この人が「閲」ということは、本書をチェックしたということだと思うが・・・
それで陸軍少将である旅団長の名前の間違い(誤記)を見抜けなかったのか?
やっぱり「その程度」の人物だということか?
内容としては、格別、おかしな内容ではないが・・・・(これは著者である秋永氏の範疇)
人名の間違いは、ちょっと許しがたい・・・・
今は亡き、旅団長の名誉のためにあえて書かせていただく。
新見ではなく、重見である!


今年の読書:43冊目



読書 | 22:31:02 | Comments(0)
『参謀辻政信・伝奇』


はしがき

第1章 ふるさとの声

第2章 士官学校の放火者

第3章 舞台は関東軍へ

第4章 舐められた軍司令官

第5章 ノモンハンの戦没者

第6章 御難の須美連隊長

第7章 敗戦の責任コンビ

第8章 対ソ決戦の覚悟

第9章 紛糾する東亜連盟

第10章 開戦論の急先鋒

第11章 マレー作戦の光と陰

第12章 華僑虐殺

第13章 バタアンの偽作命令

第14章 ポートモレスビー攻略を指示

第15章 猪突猛進のガ島作戦

第16章 敗北に責任をとる者なし

第17章 重慶乗り込みの大芝居

第18章 ビルマ戦線の無頼

第19章 降伏・逃亡・哀訴

第20章 戦犯に免罪符

第21章 なぜラオス潜入か

主要参考文献


辻政信という陸軍軍人は、それほど高位の階級ではないのだが、戦史には必ずと言っていいほど出てくる“有名人”である。
「作戦の神様」ともいわれているが、果たして、どうだろうかという気がする。
彼の“作戦”で、成功したものより失敗したもののほうが多いのではあるまいか。
彼の行為の特に有名なものが、捕虜に対する“殺害”命令ではなかろうか?
「天才とキチガイは紙一重」というが、この人は「キチガイ」のほうではないかという気がする。
「大本営参謀」の肩書を振りかざし、頭ごなしに捕虜の虐殺を命令するなんてキチガイ沙汰である。
更には、司令官の承認も得ず、勝手に命令を発してしまうなどというのは、本来ならば軍法会議ものである。
にもかかわらず、彼は軍隊をクビにもならず、逆にチヤホヤされたのはなぜか?
彼がエリートだったからなのか?
それとも彼を「使える男」として保護しようとした連中がいたのではあるまいか?
昭和の日本軍には「信賞必罰」というのは死語になっていたようである。

「戦争犯罪人(戦犯)」の第一等に値するのは、この男ではないかと思う。
終戦時、彼は身を隠して逃げまくった・・・・
彼の命令で捕虜を虐殺した将兵は、「戦犯」として処刑された・・・
酷い話である。
戦時中は自分が立てた作戦の失敗が明らかになるころには、いち早く前線から離脱して本土に帰還・・・
あとは知らぬ存ぜぬ・・・・である。
なんとも“いやらしい男”である。
が・・・戦後、しばらくしてほとぼりが冷めたころ、平然と国会議員に立候補するのである。
「どのツラさげて・・・」と言いたくなるが、こういう男を支援する有権者がいたのだから驚く。
私には信じられないことなのだが、かなりの得票数を得て国会議員になってしまうのである。
石川県の有権者の良識を疑ってしまうが・・・・
これも「民主主義」なのだろうから、どうしようもない。

戦後、何冊もの本を書き、ベストセラーにもなったという。
自分にとって都合の悪いことには触れず(当然だが)、自分の手柄をことさらにアピールし、自分の作戦の稚拙さは棚に上げ、不手際の責任は他人に押し付ける・・・・
なんとも嫌な男である。
早々と、彼の性格の“問題”に気付いていた将官もいたが、彼を叩き潰すことができなかったのは何故だろう?
この男さえいなければ、あんなに多くの将兵が死なずに済んだだろうに・・・

現職国会議員のままラオスへ行き、そのまま行方不明となったが、今もって、その最期の様子は謎である。
噂では、中国に捕らえられ獄死したともいうが、真相は闇の中である。
いくつもの説があり、決定的な証拠はなにもない・・・・
この謎めいた最期が、一つの“魅力”となって、後世に名を残すこととなった気がする。
異常な自己顕示欲の持ち主らしい“最期”だったかもしれないが、なんとも悔しい・・・
大衆の面前に哀れな最期を晒させてこそ溜飲が下がるというものであろう。
闇に葬られたのでは面白くない・・・
それにしても、不思議なのは、現職国会議員が海外で消息を断ち、行方不明になったのに、それほど大きな問題にならなかったような印象があるのだが・・・なぜなんだろう?
本来なら、国際問題に発展するだろうに・・・・
「ざまあみろ」「天罰が下った」「自業自得だ」ということで、誰も心配しなかったとか・・・・ということなのだろうか?

辻政信に関する「伝記本」はいくつも刊行されているが・・・・
本書は「伝記」ではなく「伝奇」としている・・・・
しかし、内容は、非常にまともな「伝記」である。
なぜ著者は「伝奇」としたのか・・・・
極悪非道な怪物を描くには「伝奇」がふさわしい・・・・ということかも・・・


今年の読書:42冊目



読書 | 09:10:31 | Comments(0)
『幻の国策会社 東洋拓殖』
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まえがき

プロローグ

東拓37年の生涯
   会社の成立
   業務と業務地域
   恐慌下における東拓
   鉱工業への転向
   機構・組織・職制など
   満鉄と東拓
   本書の構成

Ⅰ 草創期・土地経営と移民事業
     (1908~1916)

東洋拓殖株式会社の誕生
   日清・日露戦争と朝鮮
   東洋協会と桂太郎
   満朝移民集中論
   東洋拓殖株式会社法の成立
   設立委員の任命・韓国側委員の懊悩
   「日韓共同の利益」―伊藤の演説
   35倍の株式応募
   初代役員の横顔・・・選考の過程
   役員の総辞職・・・第1期の終了
   東洋拓殖の名称について
東拓の土地経営
   韓国、国有地の現物出資
   民有地の買収
   買収から管理へ
   宮三面事件・・・幻の宮庄土
   近代的土地制への移行
   中間搾取の排除
   小作契約・・・租法及び分配率
   営農法の改良
   西鮮支場のこと
移民事業
   国策としての移民
   「地主となる捷径」
   移民の困窮・落伍
   移住民の陳情運動
   移民の定着と富農化
   移民募集の廃止
   間島自作農創設
   芦台模範農村
   むすび
林業経営
   副総裁・吉原三郎の卓見
   林業経営方式
   造林事業
   中東海林採木股份有限公司
   朝鮮林業開発・満州造林への投資

Ⅱ 発展期・多国籍企業形態へ
     (1917~1930)

金融機関としての東拓
   「金融」と「事業」の二面性
   社債発行の特別能力
   不動産金融機関としての東拓
   東拓の鑑定規程
   中国南洋等の金融進出
   朝鮮独得の籾担保貸付
   東拓金融の実施
   東拓金融の特異性
農林業以外の直営事業
   塩田事業
   棉作事業
   朝鮮の棉作
   緬羊事業
   全滅した貴公子
   住宅経営
朝鮮から大陸・南方へ
   業務地域の拡大
   総裁・石塚英蔵
   業務拡張に伴う増資
   騰落激しい東拓株
   板子1枚下は地獄
鉱業経営
   菅原通敬と鉱山経営
   東拓鉱業
   産金5ヵ年計画
   カラフトの開発
   鉱業会社への投資
   ニッケル鉱山―軍人の横暴
朝鮮産米増殖計画
   米騒動
   産米増殖計画
   江西農場―最大の干拓事業
   産米増殖事業の中止
   産米増殖計画と東拓の業績
南方経営
   東拓の南方進出
   南洋興発株式会社
   松江春次との出合い
   海南産業、南拓、台拓への参加
   南洋企業株式会社など
   総裁の頻繁な交代

Ⅲ 重化学工業への進出
     (1931~1940)

新京東拓ビル
   新京の都市計画
   満州重工業と鮎川義介
   新京駐在理事
高山総裁の苦悩
   外貨債の発行
   高山長幸と犬養毅
   対米為替の暴落
   東拓株の暴落
江界水力電気株式会社
   新風吹きこんだ安川雄之助総裁の就任
   富寧水力電気
   江界水力電気の創立
   電力供給予定先の朝鮮化学工業
   江界水力の再出発(大島満一の起用)
   資金調達をめぐる本社と支社のくい違い
   大同製鋼との提携
   電力統制による朝鮮電業への統合
   江世界水力から朝鮮製鉄へ
酒精工業―バイオテクノロジーのルーツ
   大同酒精会社の沿革
   ウオッカの製造
   自動車燃料として使用
   発酵ブタノール製造
   大好評の満州産合成酒「利久」
   酒談義
   木材からアルコール抽出
   高粱酒の話
   済州島酒精工業
製粉業の経営
   清玄・精米のこと
   日満製粉と華友製粉
繊維産業の経営―満蒙毛織・天津紡績
   東拓・満鉄・富士紡の合弁
   椎名社長の大活躍
   終戦秘話
   天津紡績
火の湖の物語・・・・・蒙古油田探検
   副総裁からの親展電報
   蒙古油田地帯占領計画
   火の湖はいまだ眠るか
   メキシコ石油会社の設立

Ⅳ 「大東亜共栄圏」の破産とともに
     (1941~1945)

佐々木駒之助総裁の烔眼
   池辺龍一副総裁とともに
関東軍特別大演習
   ソ独戦の勃発
   7月2日御前会議
   全満に渉る厳しい防諜網
   新京駐在理事の帰任
北満農牧場計画
   北満農場計画
   北満興業(北辺開発計画)
南冥に消ゆ
   太平洋戦争の勃発
   大洋丸事件
   南方占領地の経営
   マニラ支店の悲劇
   小林好雄の証言
   今井紹雄のメモ
   昭南支店
   スマトラ
   南冥に消ゆ
東拓の崩壊
   最後の総裁・副総裁
   敗戦前夜の東拓本社
   各現場の撤退
   新京東拓ビル燃ゆ
   蒙彊方面よりの引揚
   羅津支店清津金融支所長・内谷健治の手記から
   新義州からの脱出行
   玉音放送が流れて
   愛国歌の合唱と翻える太極旗
   閉鎖機関となる

エピローグ

閉鎖機関・東拓の終焉
   清算会社へ
   二つの通達

あとがき

参考文献

付録
   付録1 東洋拓殖(株)関係会社一覧表(1945年8月現在)
        電力規制におり政府に買上げられた電業事業会社
   付録2 東拓年表


戦前に「東洋拓殖」という国策会社があったということを初めて知った。
「南洋興発」などは聞いたことがあるが・・・・
何でだろうと思ったら、当初、朝鮮で活動していた会社だそうで、それで知らなかったのだろうと思う。
しかし、驚いたことに、この会社は国が「東洋拓殖株式会社法」という法律を作って設立されたということ。
法律を作って会社を設立するとは、今では考えられないことだが・・・・
それが「国策会社」というものなのだろう。
本書の題名には「幻の国策会社」と書かかれているが、決して、この世に存在しなかった“幻”の会社ということではない。
実際に存在し、活動している。
たぶん、本来の国策に従った結果が出せなかったので“幻”と名付けたのではないかと思う。
当初、朝鮮半島だけが「業務地域」だったのが、国の要請等でどんどん広がり、南方にまで手を伸ばす・・・・
が・・・実際には手が回らない・・・・
「投資会社」としての活動や、いわゆる「持ち株会社」としての活動や・・・・
あれやこれやで、いったい、この会社は何がしたいのかと言いたくなるが、それだけ国がてんてこ舞いだったことを示しているのかもしれない。
この「国策会社」の社長は「総裁」という呼び名だそうで、政権が変わるたびに総裁も変わるのだそうだ。
これでは一貫した活動ができないのではないかと思ってしまうのだが、それがまた「国策会社」の特徴かもしれない。
「国策」がしっかりしていればいいが、コロコロ変わるようであれば振り回される。
終戦を迎え「閉鎖機関」というのに指定されて、東洋拓殖(株)は、その一生を終えることとなった。
「閉鎖機関」という言葉を初めて聞いた・・・・
戦争に負けて「倒産」したとか「廃業」したとかというのではないのである。
「国策会社」とは不思議な会社である。
「閉鎖機関」となり、多くの資料が処分されてしまったにもかかわらず、本書は「社史」なみの内容である。
著者の努力というか執念が感じられる、すごい本である。
「国策会社」・・・・戦後生まれとしては、ある意味、新鮮さを感じてしまうほどの内容だった。


今年の読書:41冊目



読書 | 15:28:47 | Comments(0)
『これからの「正義」の話をしよう』


第1章 正しいことをする
       幸福、自由、美徳
       パープルハート勲章にふさわしい戦傷とは?
       企業救済への怒り
       正義への三つのアプローチ
       暴走する路面電車
       アフガニスタンのヤギ飼い
       道徳のジレンマ

第2章 最大幸福原理―功利主義
       ジェレミー:ベンサムの功利主義
          物乞いをかき集める
       反論その1:個人の権利
          キリスト教徒をライオンに投げ与える
          拷問は正当化されるか?
          幸福の町
       反論その2:価値の共通通貨
          肺がんの便益
          爆発するガソリンタンク
          お年寄りは割引
          苦痛の代償
          セント・アンの乙女
       ジョン・スチュアート・ミル
          自由擁護論
          質の高い快楽
          シェークスピアVSザ・シンプソンズ

第3章 私は私のものか?―リバタリアニズム(自由至上主義)
       最小国家
          1 パターナリズム(父親的温情主義)
          2 道徳的法律の拒否
          3 所得や富の再分配の拒否
       自由市場の哲学
       マイケル・ジョーダンの金
       私は私のものか?
          反論その1:課税は強制労働ほど悪くない
          反論その2:貧しい者ほど金を必要とする
          反論その3:マイケル・ジョーダンは一人でプレーするわけではない。
                  したがって、成功に力を貸してくれた人びとに借りがある。
          反論その4:ジョーダンは実際には同意なしに課税されているわけではない。
                  民主主義社会の市民として、自分も従うことになる税法の制定
                  について、ジョーダンにも発言権がある。
          反論その5:ジョーダンは運が良い
          腎臓を売る
          幇助自殺
          合意による食人

第4章 雇われ助っ人―市場と倫理
       どちらが正しいのか―徴兵と傭兵
       志願兵制の擁護論
          反論その1:公平性と自由
          反論その2:市民道徳と公益
       金をもらっての妊婦
       代理出産契約と正義
          反論その1:瑕疵のある同意
          反論その2:人を貶めることと、より高級なもの
       妊婦を外部委託(アウトソーシング)する

第5章 重要なのは動機―イマヌエル・カント
       権利に対するカントの見方
       最大幸福の問題点
       自由とは何か
       人格と物
       道徳的か否かを知りたければ動機を見よ
          計算高い店員と商事改善協会
          生き続ける義務
          道徳的な人間嫌い
          スペリング・コンテストの英雄
       道徳の最高原理とは何か
       定言命法 対 仮言命法
          定言命法その1:自分の格律を普遍化する
          定言命法その2:人格を究極目的として扱う
       道徳と自由
       カントへの疑問
       セックスと嘘と政治
          行きずりのセックスに対するカントの反論
          人殺しに嘘をつくのは誤りか
          カントならクリントン大統領を弁護したか
          カントと正義

第6章 平等をめぐる議論―ジョン・ロールズ
       契約の道徳的限界
       同意だけでは不十分な場合―ベースボールカードと水漏れするトイレ
       同意が必須でない場合―ヒュームの家とスクイジー・マン
       利益か同意か? 自動車修理工サムの場合
       完璧な契約を想像する
       正義の二つの原理
       道徳的恣意性の議論
       平等主義の悪夢
          反論その1:動機
          反論その2:努力
       道徳的功績を否定する
       人生は不公平か

第7章 アファーマティブ・アクションをめぐる論争
       テストの差を補正する
       過去の過ちを補償する
       多様性を促進する
       人種優遇措置は権利を侵害するか
       人種隔離と反ユダヤ的定員制限
       白人のためのアファーマティブ・アクション?
       正義を道徳的功績から切り離すことは可能か
       大学の入学許可を競売にかけては?

第8章 誰が何に値するか?―アリストテレス
       正義、目的因(テロス)、名誉
       目的論的思考:テニスコートとクマのプーさん
       大学の目的(テロス)は何か?
       政治の目的は何か?
       政治に参加しなくても善い人になれるか
       習うより慣れよ
       政治と善良な生活
          アリストテレスの奴隷制擁護論
       ケイシー・マーティンのゴルフカート

第9章 たがいに負うものは何か?―忠誠のジレンマ
       謝罪と補償
       先祖の罪を償うべきか
       道徳的個人主義
       行政府は道徳的に中立であるべきか
       正義と自由
       コミュニティの要求
       物語る存在
       同意を超越した責務
       連帯と帰属
          家族の責務
          フランスのレジスタンス
          エチオピアのユダヤ人の救出
          愛国心は美徳か?
          国境パトロール
          「アメリカ製品を買おう」は不公平か?
       連帯は同族を優遇する偏見か?
       忠誠は普遍的道徳原理に勝るか?
          ロバート・E・リー
          兄弟の責任1:バルジャー兄弟
          兄弟の責任2:ユナボマー
       正義と善良な生活

第10章 正義と共通善
       中立への切望
       妊娠中絶と幹細胞をめぐる論争
       同性婚
       正義と善良な生活
       共通善に基づく政治
          1 市民権、犠牲、奉仕
          2 市場の道徳的限界
          3 不平等、連帯、市民道徳
          4 道徳に関与する政治

謝辞

原注


これは「政治哲学」というのだろうか?
ちょっと話が難しいのだが・・・
しかし、ここに出てくる“たとえ話”は、非常にわかりやすい。
分かりやすいが、答えを出すのは非常に難しい・・・(笑)
つまりは・・・“究極の選択”という感じになるのである。
ある説を聞いて、たしかに一理あると思うのだが、反論を聞くと、こちらにも一理あるという感じである。
「正義」となると、何をもって「正義」と言えるのか・・・・となる。
本書は、ハーバード大学の講義を本にしたものらしいが・・・・
この分かりやすい“たとえ話”のせいなのか、ハーバード大学史上最多の履修者数を誇る講義だという。
この分かりやすい講義なら聞きたくもなるだろうと納得・・・・
しかし・・・答えを出すのは、やっぱり難しいのではないかと思う。(笑)
二度、三度、読まないといけないかも・・・
“哲学”は、やっぱり難しい・・・・(汗)


今年の読書:40冊目



読書 | 16:16:46 | Comments(0)
映画『マネーショート・華麗なる大逆転』


この作品は事実をもとに作られたものだそうである。
サブプライムローンという住宅ローン市場が崩壊し、その後、リーマン・ショックで金融危機が起こる。
この経済危機を以前から指摘していた人がいた。(複数の人たちかもしれないが・・・私にはよくわからない)
サブプライムローンが危険なものであり、リーマン・ショックによる経済破綻を見通していたという人物は、映画の中ではかなりの“奇人・変人”である。
もう、この時点で見る気が無くなった・・・・(汗)
このパターンが好きじゃない・・・
普通の“まともな人”は、住宅ローン市場のバブルで踊り、大はしゃぎをしたが、それが普通なのであって、事の本質を見抜けたのは“奇人・変人”だけだった・・・と言いたげに思えてしまう。
しかし、経済音痴の私ですら、米国のサブプライムローンは「ありゃ危ねぇんじゃねぇの?」と思ったのだから、何も“奇人・変人”だけが気が付いたわけではないと思うのである。
“住宅バブル”で、大はしゃぎした連中が、ただの“お調子者”“思慮浅い人たち”だっただけの話ではないのか?
この“奇人・変人”たちは、バブルに踊る“お調子者”たちに、嘲笑されながらも「逆張り投資」をするのであるが、これが本映画の題名(邦題)にある「華麗なる大逆転」ということなのか?
映画を見ていて、どこが“大逆転”なのか、さっぱりわからなかった。
どうも経済音痴の私には不向きなテーマだったようである。
なにやらゴチャゴチャしていて、なんとも落ち着かず、結局、退屈な話ばかりを聞かされている気分・・・・
残念ながら私には二度と見る気が起こらないという、つまらない映画だった。

DVD | 22:04:15 | Comments(0)
『僕は少年通信兵だった』


はじめに

第1章 戦場へ旅立つ日
       出征、台湾へ
       少年軍属のなりたち
       東部八十八部隊へ
       基隆生活
       基隆実科女学校

第2章 生と死の間で
       サイゴン上陸
       南方軍通信隊司令部
       第二陸軍病院にて
       明号作戦
       ダラットへ

第3章 少年軍属戦えり
       ダラット5号兵舎
       “梁山泊”の人たち
       ダラット展望
       さらばダラットよ
       サイゴン将校集会所
       親父の話術

第4章 戦い敗れて
       運命のとき
       ユニオンジャックの旗
       タンフーの日々
       サンジャックへの道
       印象に残ったこと
       実科丙組の話
       バリヤ農耕隊日記


沖縄戦に散った学徒軍属隊  佐東喜三郎

比島派遣班記  大西芳澄・森田勝からの聞き書き

あとがき


本書は、「官立無線電信講習所」を卒業して、東部88部隊(通信第1連隊)に入隊した少年兵の体験談である。
陸軍の無線通信士(通信兵)の養成は「陸軍通信学校」だけかと思っていたのだが、こういう養成所もあったとは知らなかった。
戦局の悪化(?)により、修業期間が短縮され、繰り上げ卒業となるのは、その他の各種学校と同じ・・・・
ただし、繰り上げなので、14歳から18歳ぐらいまでの“少年”が、最終的には“戦争に行く”ことになってしまうわけで・・・・
いやはや、可哀想といういう気がしてならない。
著者は、通信第1連隊に“入隊”したらしいが、その後、サイゴンにある南方軍通信隊司令部に“軍属”として配属されたようである。
このところがよくわからないのだが・・・(苦笑)
兵役年齢に達していないからということで軍属扱いになったのかもしれない。
“軍属”となると、兵隊さんとは、ちょっと立場が違うので、そのあたりのことなどがよく書かれていて面白い。

無線通信のモールス信号というのは、難しいもので・・・・
私も高校生の時(16歳ぐらい?)にモールスを覚えてアマチュア無線の「電信級」の資格を取ろうとしてみたが、覚えられず断念した(大笑)
だから、モールスができる人は尊敬してしまうのだが・・・・
やっぱり頭の出来が違うんだろうなぁ~

本書の中に、フィリピンのクラークフィールドの気象観測班の通信室内の写真が載っていた。
私はクラークフィールドには、何度も行っているので、つい、嬉しくなってしまったが・・・
この写真にはヘッドフォンをして無線機に向かう少年たちが写っている。
マッカーサーがフィリピンに上陸し、クラークフィールドも戦場と化し、日本軍は山に籠って戦うことになったのだが、この写真に写っている少年たちは、その後、どうなったのだろう・・・・
そう思うと胸が締め付けられる思いである。
彼らは私より優秀でモールスを覚えられた少年たちである。
戦火に倒れたとなると、なんと優秀な人材を無駄に失ったかと思ってしまう。
戦争をするかしないかは、老い先短い“年寄り”が決め、実際に戦場で死ぬのは、未来のある若者たちである。

本書では、巻末に、沖縄に派遣された同じ少年通信士が書いた体験談と、フィリピンに派遣された少年通信士からの聞き書きを載せているので、内容がさらに充実している。


今年の読書:39冊目



読書 | 23:06:25 | Comments(0)
今日は国立西洋美術館に行く
東京に2泊し・・・・(笑)・・・・
今日は、自宅に帰る日・・・・
と言っても・・・・
真っすぐ帰るのはもったいない気がする。(大笑)

ということで・・・・
今日は、上野にある「国立西洋美術館」に行くことにした。

ここは、ときどき訪れる、お気に入りの美術館・・・・
なんでも、この間、この建物が世界遺産か何かに選ばれたんだって?(苦笑)
この建物のどこがいいのか?
拙者には全然わかりませんが・・・・
建築士である水戸藩士の“シミズくん”は、この建物は素晴らしい建物だと言う・・・・
どこが?????・・・・(苦笑)
“好み”というのは、そういうものだろうねぇ~
好きじゃないものは、誰に何を言われても好きにはなれないのだ!(大笑)

世界遺産に認定されてから、一気に来館者が増えたとか・・・・
ニュースの映像で、長蛇の列になっているのを見た覚えがある。
それまで見向きもしなかったくせにねぇ~
「世界遺産」となったらゾロゾロとやって来て、したり顔で見学するんだろうねぇ~
世の中・・・・ミーハーな連中が多いよなぁ~(苦笑)

特別展は『メッケネムとドイツ初期銅版画』である。

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とくべつ銅版画に興味があるというわけではないのだが・・・・(大笑)

その昔・・・・
拙者が小学生の時だったと思うが、母とエッチング画を鑑賞したことがある。
場所は、たぶん、ここ国立西洋美術館だったと思うのだが・・・・
なにせ、もう45年以上も前のことである。(自分でも驚き!!)
よく覚えていないが・・・・
エッチングも、銅版画の一つだよね?(苦笑)
「エッチングって何?」と母に尋ねたことを覚えている。
たしか、宗教画ばかり集めた特別展だったと思う。
今でも、あの繊細な細い線で描かれた版画を覚えている。
版画の大きさが葉書サイズか、その半分くらいの大きさで、よくこんな狭いスペースに細い線を何本も真っすぐに彫れたもんだと、感心して鑑賞したことを覚えている。

というわけで・・・これまた久しぶりに銅版画というものを見るのもいいだろうと思い、鑑賞してみた。
で・・・・驚いた・・・・
展示されている銅版画の多くが「ミュンヘン州立版画素描館」所蔵の版画なのである。
あらら・・・・
ミュンヘンといえば、今、我が妹と姪っ子が行っているではないか!
そうと知ってれば、現地で見てくるようにと教えてあげられたのになぁ~
こちらに結構な枚数が来ているから、現地には何枚ほどが展示されているのかは知らないけど・・・・(大笑)

ここでもそうだが、どこへ行ってもマナーの悪い連中が多い。
銅版画はサイズが小さいのである。
で・・・小さくて繊細な線画であるから、ついつい顔を近づけて見てしまうのはわからないこともないが・・・・
長いんだよ!
いつまでもそこに立ってるんじゃねぇよ!
あんたの頭が邪魔で何にも見えねぇんだよ!(怒)
思わず後頭部をひっぱたいてやりたくなるのである。
こういう、いかにも熱心そうに見ている奴に限って図録は買わない・・・・(苦笑)
どうしても噛り付いて見たいなら図録を買って家で見ろよ!!(怒)

久しぶりに常設展のほうも覗いてみる。
以前、来た時に見ているが・・・
あれ?・・・・若干、展示されている絵が変わっている!
それもそうか・・・「展示替え」というのがあるんだよな・・・(苦笑)
どうも常設展と聞くと、同じものが延々と何十年も展示されっぱなしという気になってしまう。(大笑)
やっぱり、特別展だけではなく、定期的に常設展も見るべきだな・・・・

時期的なものもあって、こちらも子供たちが多いが・・・
相変わらずのマナーの悪さ・・・
鬼ごっこをしている子供までいるんだから、どうしようもない。

これからは、「鑑賞のマナー講座」でも開催して、修了証書を持っていない人は鑑賞をしてはいけないということにしてはどうだろうか?
学校の先生も教えなければ、親も教えないとなると、美術館自体がマナーを教えるしかあるまい?
とうぜん、大人にはミッチリと教え込むべきである!!(怒)
非常識で自己中心な“団塊の世代”が死に絶えるまで待っているヒマはない・・・・(大笑)

最後にミュージアムショップへ行く・・・・
拙者のいつものコースだが・・・・
ここで見つけた!・・・・図録!
と言っても、今回の特別展のものではない。
以前開催された『黄金伝説』の図録!
分厚くて高価なものなので売れ残っていたのだろうか?(大笑)
3冊だけ残っていた・・・・
どうしようか・・・・
買おうか、買うまいか・・・
この『黄金伝説展』が、なぜか頭から離れないでいるのである。
どうしてなのかは知らないが・・・・
マニラの「アエラ博物館」へ行った時にも似たような展示品を見かけて驚いた。
比較してみたいと思ったが、図録を買っていなかったので、頼りになるのは自分の記憶だけという危うさ・・・
“ここで会ったが百年目”である・・・・
“これも何かの縁”であろう・・・・(大笑)
分厚くて重くて高価な図録だが・・・・思い切って購入することにする。

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当時のチラシは・・・これ・・・・(笑)

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今思えば、もう1回か2回・・・見たかったなぁ~という特別展であった。
が・・・・ほとんど閉幕寸前に見に行ったので、再度見るというのは不可能・・・・
やはり、こういうものは開催して間もない時に一度行ってみて、どうしてももう一度見たいと思ったら、閉幕寸前に見に行くというのがいいよなぁ~・・・・と今頃になって気づく・・・・(大汗)

で・・・・
充実した2日間を過ごし・・・・自宅に戻る。(大喜)

日記 | 15:51:53 | Comments(0)
久しぶりに江戸東京博物館に行く
今日は、当初の予定では、一日中、史料探しをする予定だったが・・・・(笑)
キャンセルしたので・・・・ヒマ!(大笑)

ということで・・・・
久しぶりに「江戸東京博物館」へ行くことにする。
ここに最後に来たのは・・・・もう10年以上も前になるだろう。(汗)
本当に、久しぶり・・・・である。(大笑)

ちょうど『大妖怪展』というのが開催されていたので、最初にそれを見ることにした。

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正直言って、妖怪なんかには全然興味がないんだけど・・・・(大笑)

会場は家族連れが多い・・・・
まぁ、テーマがテーマだからねぇ~(笑)
子供たちが多い・・・
が・・・・相変わらずなのだが・・・(汗)
親たちが子供たちに「見学のマナー」というのを全く教えないのである。
いや、親たち自身にマナーがない・・・・(怒)
拙者が子供の頃、母とよく博物館や美術館に行ったが、見学マナーについては厳しく教えられたけどなぁ~
明らかに“民度の低下・劣化”だな・・・・

特別展を見学後、常設展を見学に行く。
10年以上も行っていなかったので、内部がかなり変わっているような気がする。(苦笑)
やはり、定期的に見学に来ないとダメだね・・・・(笑)

会場には結構、外国人の家族連れが来ていた。
ボランティアガイドだろうか?
流暢な英語で説明する人や、ドイツ語で説明している人や、結構、多国語が飛び交っていた・・・(大笑)
こういうのもいいねぇ~
昔は、こんなに外国語の説明が飛び交っていたことはなかったと思うのだが・・・・
東京オリンピックに向けて・・・・のことなのだろうか?

常設展示の内容だが・・・・
これがちょっと拍子抜け・・・
以前来たときより展示物が少なくなっているような気がするのだが・・・気のせいだろうか?
展示会場がリニューアルされて、きれいに整備されるのはいいが、展示物が減るようでは困る。

日中は、博物館見学・・・・
で・・・・夜は・・・・
我が戦友会の賛助会員である“ヨシくん”を呼び出して、夕食を一緒に付き合ってもらう。
たまたま話がハワイの話になったら・・・
彼が「実は、来月、ハワイに行くんです」と言う。(唖然)
おいおい・・・ずいぶんと羽振りがいいじゃないか?(大笑)
「で・・・そちらは?」と尋ねられ・・・・
「ん?俺は来月はインドネシア!」(大笑)
ひとのことを、とやかくは言えないな・・・・(大笑)

日記 | 15:10:53 | Comments(0)
天皇陛下の生前退位
天皇陛下がビデオメッセージという形で生前退位のお気持ちを国民に伝えた・・・・
高齢になり体調に不安がある状態では、この先、“国民の象徴”としての務めが難しくなるとのお気持ちから出た表明である。
テレビを見ていて切なくなった・・・・
思わず涙が出てきてしまった・・・
お言葉の一つ一つ・・・まったくもって、ごもっともである。
こういうお気持ちをテレビで“訴え”ねばならないとは・・・
なんとも、お可哀相で・・・・
いったい、宮内庁は、今まで何をしていたのか・・・という気持ちになる。
こういう手段を取らねばならぬところまで“放置”していたのか?
ビデオで“お気持ちを表明”させて、国民の反応を見てから動こうというんじゃあるまいな?

陛下のお気持ちを受けて、「では、こういう形はどうでしょうか?」と出る様子がない・・・・
お気持ちを聞いてから、2年も3年もグズグズするようなことになったら、陛下に失礼ではあるまいか?
言葉が悪いが・・・陛下を“生殺し”することになるのではなかろうか?
いいのか?・・・・陛下に対して、そういうことをして・・・・

どうしていいか分からないのなら、天皇制を否定している共産党に、まず最初に意見を聞いてみるというのもいいのではなかろうか?(大笑)

現行憲法を護るんだ!・・・と叫んでいる人たち・・・・何も意見がないのだろうか?
現行憲法の“国民の象徴”ですよ・・・・
国の根幹に関わることですよ・・・・
最優先事項でしょ?
すぐに手を打ってあげねば、陛下が、国民が、可哀相でしょ?
護憲派は何も意見が出せないのかね?
何も考えていないのか?・・・・思考停止状態か?

エッセイ | 17:32:57 | Comments(0)
「いたずら」?それとも「非常識」?
今日から2日間、東京に行く・・・・
当初の目的は、国立公文書館等での“史料発掘”の調査作業なのだが・・・・
結局、拙者の独断でキャンセルすることにした。

そもそもの始まりはイタリア在住の日本人女性からのメール・・・・
イタリア人のご主人が歴史家で、戦時中の“ある件”について日本で調べたいので、手伝って欲しいというもの。
謝礼はいくら支払えばいいのかと言うので、謝礼は食事でも御馳走してくれればいいということで、無償で協力することにした。
で・・・メールをやり取りしていたが、どうもおかしい・・・
拙者の勘がそう騒ぐのである。(汗)
回を重ねるごとに益々疑いが増してくるのである。
メールのどういうところに疑いがあったのかは、ここには書かない。
このブログを見ているかもしれないし・・・(大笑)
指摘した内容を参考に改良を重ねて、再び手を変え品を替えて「いたずら」を仕掛けてくる可能性があるから・・・(大笑)

最終的に、この依頼は「いたずら」と判断して、こちらから協力することを拒否することにした。
決め手は、来日直前の2週間ほどの間に何の連絡もなく、そのあげくに昨日届いたメールである。
「6日に東京に到着しました」とのこと・・・
普通は、現地を出発する前に連絡してくるだろう?
しかも、宿泊先は教えてこない・・・・
日本で使用する携帯を入手したとのことで電話番号を教えてきたが、危なくってこっちから電話なんかできない。(大笑)
「食事の場所や時間は、のちほど連絡する」とのこと・・・
いや、いや、食事より大事なのは“調査”のほうでしょ?
どんな資料が欲しいのかは、“主人”がリストを作成していますと言っておきながら、そのリストはメールに添付して送ってこない。
会う予定は明日である。
普通なら、朝一番に宿泊先のホテルのロビーあたりで会って、打ち合わせをするはずだが・・・・
宿泊先を教えてくれないのでは打ち合わせもできない。(笑)
たぶん、宿泊先を教えてしまうと、直接問い合わせされたときに実際にはそこに泊まっていないことが判ってしまうので、それを避けているとしか思えない。
一面識もない人物と携帯電話だけでやりとりして、東京都内のどこかで待ち合わせをするなど無理があろう?
絶対間違いないのはホテルのロビーで会うのが一番である。

しかも・・・当初と話が違ってきている・・・・
日本語のわからないイタリア人が戦時中の日本軍の史料を探すのである。
それだから、拙者に同行して手伝ってくれとのことだった・・・
ところが、直前になって、「あなたは公文書館へ行ってください。主人は別の場所で資料を探します」という。
へぇ~・・・・日本語の分からないイタリア人が旧漢字が使われている日本軍の史料を読んで内容がわかるのか?(苦笑)
それなら拙者は必要ないではないか?(大笑)

拙者が一人で公文書館で資料を探した後、都内のどこかで夕食を御馳走するって?(笑)
その時に初めて会うのか?
お願いをしているのは、そちらである。
最初に会って挨拶をするのが常識だろう?

もっともらしい話だったが、ボロがいくつも出てきている。
「主人が感謝しています」と言いながら、とてもそういう内容ではない・・・(大笑)
今回の話は、「いたずら」と認定!

年に何回か、こういう「いたずら」のメールをいただくことがある。
もっともらしい話をでっちあげてメールを寄越すが、やり取りしているうちにボロが出る・・・・
戦没者の遺族に成りすましたり、部隊長の遺族なので部下の消息を知りたいなど、いろんな話をでっちあげてメールを寄越す。
そんなことをして何が面白いのかと思うのだが・・・
いわゆる“愉快犯”なのか?
レベルが低い・・・・(大笑)

複数の人物がメールを送り付けてくるのか、それとも同一人物が手を変え品を変え、男に化けたり女に化けたりしてメールを送り付けてくるのか・・・それはわからない。
個人でいくつもメールアドレスを入手できる世の中である・・・
便利なのも、ある意味、迷惑である。

拙者にメールを送ってくる人の中には、少し精神的におかしい人もいる・・・(汗)
この間も、少し“頭のおかしい”女性名を名乗る人物からメールをもらったが、言ってることが支離滅裂なのには呆れた。
また、やたらと議論を吹っ掛けたくて仕方がないという人もいるし・・・・
中には、拙者への質問でもなければ意見でもなく、ただただ自分の考えだけを一方的に書いてくる人もいる。
こういう人への返事には本当に苦労する。(大笑)
たとえて言えば・・・・「昨日、ラーメンを食べたんですよ!美味しかったんですよ!」といきなりメールをもらったら・・・・
「だから何だ?」とも言えないので「良かったですねぇ~」としか答えようがない。(大笑)
「で・・・ご用件は何でしょう?」「別に用件はないですけど、そういうことです」という答え・・・
「そういうこと」って「どういうこと?」(大笑)
完全なバカである。(大笑)

世の中には「読解力」のない人がいる・・・・(笑)
私のメールの、どこをどう読むと、そういう解釈になるのか分からないということに出合うことがある。
よく文章を読まないオッチョコチョイなのか、それとも本当に読解力が欠如しているのか・・・
始末の悪いことに、こういう人物に限って“逆切れ”した返事を寄越したりする。
過去に、このブログに“逆切れコメント”を書き込んできたバカもいたが・・・・(大笑)
こういう人物には、文章もまともに書けないという場合が多い。
肝心かなめの大事な要点が抜けていたり、趣旨が全く分からないとか・・・
たぶん、普段から読書をしていない人なのだと思う。
文章が読めない、文章の“裏”が読めない・・・・
だからまともな文章も書けない・・・・(大笑)

メールをいただいた時に「あれ?」と違和感を持つこともあるが・・・
だからといって雑に扱うのは失礼である。
たぶん、悪気はないと思うが、文章を書くのが下手なんだろうと解釈して、こちらからは必要以上に丁寧にこと細かく文章を書くことにしている。
と・・・そのうち、ようやく話の内容が分かってくる・・・・
これが普通なのだが・・・・
今回は、それがない!(苦笑)
ますます、話の内容がおかしくなってくるのである。
嘘を重ねると、どこかで矛盾が出てくるというやつである・・・(苦笑)

今回の件・・・・
百歩譲って、「いたずら」ではなく「まともな話」だったとしたら、相手はかなり非常識な人物である。
こうなると、「いたずら」であろうとなかろうと、どっちに転んでも「常識がない」ことは明らかなので・・・
そういう常識のない人間相手に時間とカネを無駄遣いする気になれない。(苦笑)
ギリギリまで様子を見て・・・・手を切ることにした。

万が一、「まとも」だったらいけないので・・・・(大笑)
早い時期にホテルの予約を済ませ、留守中の親父の面倒を見てくれるようヘルパーさんも手配をしておいた。
そうなると、まさか、ドタキャンして家にいるわけにもいかないので・・・(大笑)
予定通り、東京には行くことにする。(笑)

今回の相手が、どうも信用できないと思ったのは、もう少し早い時点だったので・・・・
別の人との食事会を予定に入れておいた。(笑)
ひさしぶりに“カジさん”と夕食を食べよう!(笑)
このところご無沙汰していたので、ちょうどいい・・・・
“カジさん”は、今から10年以上も前にメールをくださった“まともな”戦没者遺族である。(笑)
まともな人とは、こういう長いお付き合いができる・・・・
こういう出会いは、最高の幸せである。

「これ以上“いたずら”にお付き合いする気はない」との最後通告のメールを相手に送り、午後、上京する。
家を離れたらメールの確認はできないので、3日ほど放置することになるが・・・・
まぁ、いいだろう・・・・(笑)

夕方、いつもの場所で“カジさん”と待ち合わせ、夕食を食べ、コーヒーショップに場所を移動して、おしゃべりを楽しむ。

日記 | 11:25:18 | Comments(0)
映画『スパイダー』


本作品は、サスペンス映画・・・
主演はモーガン・フリーマン・・・
私の好きな俳優さんである。
犯罪心理学博士で警察官(刑事?)という役を演じている。
内容は、誘拐犯を追うという、どこにでもあるようなストーリーだが・・・
なかなか面白いストーリーで、まさかのどんでん返し・・・・

話の筋も面白いことは面白いが・・・・
やはり、ここに登場する俳優さんの表情を見るのが楽しい。
やはり表情だ・・・・
特にモーガン・フリーマンは、「表情で語る」・・・という気がする。

題名の『スパイダー』については・・・ちょっと意味不明・・・(笑)
犯罪心理学博士のアレックス・クロス(モーガン・フリーマン)が、「まるで蜘蛛のようだ」と犯人を評するのだが・・・
なにが蜘蛛のようなのか、よくわからなかった。(大笑)
原題の『Along Came a Spider』は・・・直訳すると「蜘蛛の登場」ってなことになるのかな?
それとも『蜘蛛がやって来た』???(苦笑)
いずれにせよ、蜘蛛(スパイダー)には変わりない・・・・
勝手に原題とは違う邦題を付けたわけではないということになるが、やっぱり、なんで蜘蛛なのかがわからなかった。
そこのところが、私にとっての最大の「サスペンス」・・・・(笑)

DVD | 22:58:22 | Comments(0)
『サダム・フセインは偉かった』


はじめに ― 正義が正義だったためしはない ―

第1章 野蛮な“大国”
       英国がビルマを苛める理由
       大国がキューバにやったこと
       インドの礼儀知らず
       共産国の盗作癖
       朝日論説委員の知的レベル
       いつの時代も中国人は
       真偽を問わない反日ネタ
       スペインの蛮行
       日本苛めに便乗する朝日

第2章 反省が好きな人たち
       恩義を忘れる悲しい国
       昔は大国かもしれないが
       相手国の善意を信じる愚
       科学よりロザリオ
       真実が何も見えない新聞
       朝日が書かない真の中国
       白人には媚びる中国人
       優しさは日本発
       学ばない人の垂訓

第3章 知識人の正体
       偉そうに見せるコツ
       へりくだると失敗する
       米国流“侵略”の手口
       アラブの「15分間」
       尊属に値せぬ親
       官僚とは無能のこと
       サダム・フセインは偉かった
       冤罪ラッシュの真相
       華僑は毒蛇よりも恐ろしい
       がさつな漢字文化

第4章 すぐバレる嘘
       フラグキャリアの落日
       日弁連の都合
       優遇される在日
       酢抜きなど食えない
       見捨てられたヨーコ
       悪質記事だろ、秋山君
       中国製の飛行機だって
       「天声人語」の溜息
       ロス暴動と韓国人
       学者といういかがわしい存在

第5章 「反日」との付き合い方
       中国を疲弊させた反日
       小皇帝の離婚悲劇
       残酷な民との付き合い方
       悲しい学者たち
       白人崇拝もほどほどに
       米国の大虐殺を忘れたか
       ハンティントンの偏見
       マッカーサーの本性
       「道徳的な米兵」の嘘
       金のためなら中国人は


サダム・フセインという人は“悪い人”だと思っていた・・・・
本書の「サダム・フセインは偉かった」を読んで驚いた。
“目から鱗が落ちる”とは、まさしくこのことである。
イスラム教の社会では、女性に教育をさせず家に閉じ込めるというのは周知の事実である。
これでは国家に大きな損失を与えるとして、女性に教育を与えようとしたのがサダム・フセイン・・・
それを面白くないと思ったのがシーア派で、フセインに対する暗殺を執拗に企てたという。
これに対して、フセインは徹底的にシーア派を弾圧したそうだ。
暗殺を執拗にしかけられれば、誰だって弾圧したくなるよなぁ~
で・・・ついにサダム・フセインは宗教界を黙らせ、イスラム圏の中で、ここだけが女性に教育と社会活動の道を開くという“まともな国”になった。
おかげでイラクは国力を急速に伸ばしたが・・・
そこに首を突っ込んできたのが欧米諸国である。
イラクに国力を伸ばされたのでは面白くないということだろう。
貧しく弱い国のまま、黙って俺たちに石油を売ってりゃいいんだよ!・・・・ということであろう。
彼ら欧米諸国の“白人”が・・・もしくは“キリスト教徒”がサダム・フセインを追い詰め、処刑に至らしめた。
つまりは、因縁をつけてフセインを“排除”したのである。
「女性の地位向上」や「民主主義」を標榜している割には、欧米白人は、逆のことをやったわけである。
よく世間が黙っているよなぁ~と思うが・・・・彼ら白人は、そんな連中なのだろう。
現在、彼らがテロで苦しめられるのは当然かもね・・・
「民主化」と称して他国に首を突っ込んで、さんざんかき回して“不安定な国”にして自国の利益を図る・・・・
そんなことばかりしているから“天罰”が下るのだ。
サダム・フセイン・・・・本当は“いい人”だったのだ・・・・
可愛そうに・・・・


今年の読書:38冊目



読書 | 18:04:52 | Comments(0)
鳴かない蝉
毎年夏になると、我が庭で蝉が一匹、大声で鳴く・・・・・(大笑)
拙者が子供の頃からだから、もう50年ぐらいは続いているだろう。
ということで、たぶん先祖代々という由緒正し“セミ君”で、もう50数代目という歴史を持っているはずである。
我が家は、親父が三男で独立したので親父が“初代”だから、拙者が二代目・・・・
拙者は独身で子供がいないから・・・(苦笑)
たぶん、二代目で消滅してしまうと思うが・・・・(大笑)
“セミ君”は50数代目である!(驚)

今年も、庭の中で「抜け殻」を見つけた!
今年も無事に子孫が生まれたようだ・・・・

が・・・・
静かである・・・・(汗)
ウンともスンとも鳴き声がない・・・(大汗)

庭に出て雑草取りを始めたら、突然、「ジジッ!」と叫んで“セミ君”が他の木に飛び移った!
突然のことなので心臓が止まるほど驚いたが・・・(大汗)
「あのな、いるんなら、ちゃんと鳴けよ!」(怒)
だいたい、この世に生まれてきて全く鳴かずにいるというのはどういうことなんだ?
お前の人生は短いんだぞ!
“セミ”として生まれてきたのなら、思う存分、ミ~ンミ~ンと鳴けよ!(怒)
鳴かずに死んだら、もったいないだろ!

と・・・“セミ君”に説教していたら、ふと、思った・・・・
拙者もこの世に生を受けたにもかかわらず“鳴かず飛ばず”である。
あら・・・・(大汗)
拙者は一体何をしているのか・・・・
“鳴かない”どころではなく“飛びもしない”のだから、蝉以下である・・・・(大泣)

まずい・・・
“セミ君”を説教するどころではない・・・・(大汗)
自己嫌悪に陥る・・・・

日記 | 18:03:47 | Comments(0)