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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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収拾がつかない・・・・(涙)
私は、物を捨てることが出来ない人間である・・・・
私は、物を整理整頓することが出来ない人間である・・・・
どうして、こういう性格に生まれてきてしまったのかと愕然とする。

思い切って「不要な物」を捨ててみたら、捨てた物ほど何年も頭に残ってしまうのである。
捨てる前は何年も、その存在を忘れていたというのに・・・

もう35年も前の事・・・
確かシンガポールでのことだったと思うが、そこで出会ったインド人少年からTシャツを貰った・・・
その少年からもらったヨットの絵が描いてある黄色いTシャツは、長年、タンスの引き出しの奥に眠っていた。
一度洗ったら縮んでしまい、二度と着ることのなかったTシャツだったが、あの少年との思い出の品である。
捨てるに捨てられず、そのまま30年ちかく眠っていたのである。
それを思い切って捨てたのであるが、捨ててから、何度も思い出してしまうのである。
あれから35年も経つから、あの少年も47歳ぐらいになっているだろう・・・
仮にシンガポールの町を歩いていてすれ違ったとしても気がつくことはない。
彼に再会する可能性は皆無に等しい。
しかし、もしかして偶然会うかもしれないなどという思いが頭の片隅に存在しているのである。
もし、バッタリと彼に会ったら「君がくれたTシャツは今でも持っているよ」と伝えたい・・・
「35年も持っていてくれてるんですか!」と驚く彼の顔が見てみたい・・・
そんな映画かドラマのストーリーみたいなことは起こるはずはないのだが・・・
彼の気持ちのこもったあのTシャツを捨てたのである。
彼の気持ちを踏みにじってしまったような罪悪感が今頃になって出てきている。
もう捨ててから何年も経つのに・・・・

こういう思いをすると、もう何も捨てることができなくなってしまう。
捨てれば捨てたものだけが何年も頭に浮かんできて罪悪感で後悔ばかりの日々を送りそうな気がしてしまうのである。

これは本も同じ・・・・
もう読むことはない本だとわかっているけど・・・・捨てられない・・・
大学時代に読書家の友人からもらった本がある。
彼は大学を卒業して数年後にこの世を去った。
こうなると、捨てられない。
彼との思い出を捨てるようで、申し訳なくて捨てられないのである。
そして本棚を30年以上も占拠しているのである。
もう読まないんだから処分してもいいとは思っているのだが、捨てられないでいる。
最近、蔵書を整理し始めたのだが、こんな調子だから、いつまで経っても整理がつかない。
捨てられないんだから“物”は減らないのである。
右に置いてあった物を左に置くだけ・・・という感じ。
これでは意味が無い。

どうして“物”に固執してしまうのか・・・
困った性格である。
片や世の中には何でもかんでもポンポン捨てる人もいるというのに・・・・
この違いはどこから来るものなのだろうか?

考えてみれば、私もまもなくこの世を去ることになる。
55年も生きてきて、さらに55年も生きるとは思えない。
110歳は無理だろう。
いずれにせよ、いつかは死ぬわけだし・・・
死んだら全てを手離し、死に装束だけで棺桶の中に納まって焼かれるのである。
生前に手に入れたものは全て手離すことになる。
だから、いつかは捨てなければならないとは分かっているのだが・・・・
それがなかなか出来ないのである。

その気持ちの葛藤で、いつまでたっても収拾がつかない・・・
医者から「余命3ヵ月」と宣告されても、始末が付けられないような気がする。
困ったものだ・・・
本当に困ったものだ・・・
そろそろ身辺整理をしなくてはと思っているのに・・・

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エッセイ | 22:35:25 | Comments(0)
軍馬慰霊祭に行く
今日は、年に1回の、恒例の「軍馬慰霊祭」が靖国神社で開催される。
正式名は『軍馬・軍犬・軍鳩合同慰霊祭』である。
今年も、拙者は参列しなくてはならない・・・・
上京直前に、同じ騎兵連隊の“オオクボさん”に電話をしたら、今年は出られないという。
まぁ、96歳か97歳だから無理はないかも・・・
“オオクボさん”は毎年、軍馬の碑の慰霊顕彰会代表ということで参列されていて、拙者は昨年から騎兵第14連隊会代表という形で参列することになった。
ついに、騎兵関係者の参列は拙者一人だけになってしまったのか?(大汗)

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今年も午前中、雨が降った・・・・
このところ毎年、4月の第一日曜日は天気が悪い・・・・
今年も昨年同様、軍馬、軍犬、軍鳩の慰霊像の前ではなく、遊就館の軒下(?)で開催することとなった。

騎兵関係の参列者は拙者だけかと思ったら、もうお一人、参加者がおられた。
以前にもお会いしたことがあるような気がするのだが、お名前は存じ上げていない。
隣の連隊、騎兵第13連隊の方である。
以前は、こちらの連隊は、我々の部隊より多くの人が参加されていたこともあったが、ついにお一人となってしまったようである。
ということで・・・
騎兵第13連隊のこの方と騎兵第14連隊の拙者が一緒に前に出て「軍馬」の代表として玉串を捧げることとなった。
二人で息を合わせて・・・というのは緊張するものである。
一人で行なうのとは、また違った緊張感である。

無事にお役目を果たし、その後、参加者全員で昇殿参拝・・・
その後、有志だけで、いつものように偕行社で「直会」・・・・
騎兵は我々2名しかいないと思ったら、もうお一人、騎兵の遺族の方がおられて、偶然にも3名でおしゃべりする機会を得た。
いやぁ~もし、拙者一人だけだったらどうしようと心配していたが助かった!(喜)

日記 | 14:55:14 | Comments(0)