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Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『狼の牙を折れ』


はじめに

プロローグ

第1章 爆発
     凄まじい大音響
     サイレント映画のような現場
     戻って来ない同僚
     やってきた悲報
     押し寄せた新聞記者

第2章 駆けつけた公安部幹部
     ダイヤモンドの海の中へ
     極左暴力取締本部
     思い浮かべた『腹腹時計』
     「おまえら、どうしてもやるのか」

第3章 呼び寄せられる猛者たち
     派閥抗争の只中で
     満洲で培った執念
     白羽の矢が立った男
     茗荷谷の目撃情報
     発見された「一番違い」のトラベルウォッチ

第4章 ブン屋と捜査官
     報じられた『腹腹時計』
     難航する捜査
     ついに出た「犯行声明」
     日本赤軍の犯行か
     新たに起こった爆破事件
     暗中模索の捜査

第5章 浮上する犯人の「思想」
     「シンクタンクをつくれ」
     『腹腹時計』に何が欠落しているか
     キーワードは「北海道」
     “理論的リーダー”の出頭

第6章 端緒
     あざ笑う犯人と爆破事件
     解析される爆弾
     浮上した二人の若者
     舟生管理官の“檄”

第7章 極秘捜査
     置かれていた荷物
     「誰がターゲットだ?」
     危機一髪の尾行
     行きついた先は・・・・

第8章 土田警視総監
     警視総監の交代
     土田邸爆破事件
     「民子は苦しみましたか」

第9章 緊迫の張り込み
     警視総監からの呼び出し
     訪れた不審な男女
     “裏本部”をキャッチした土田警視総監

第10章 熾烈な攻防
     ”離脱”直後に起こった大爆発
     増強される捜査陣
     3人の刑事
     「気づかれる!切れ!」
     モデルガンの改造

第11章 密議
     筆談の三者会談
     「なんとしても追い込め」
     「この男ではないか」
     創価学会への偽装入信

第12章 決定的証拠
     爆破された銀座のビル
     「これで事件は解決した」
     固められる証拠

第13章 “謎の女”を追え
     東北本線での追跡
     杜(もり)の都での追跡劇

第14章 主犯への肉迫
     夜中のゴミ捨て
     出てきた爆弾製造の証拠
     マスコミとの攻防

第15章 「逮捕状」の攻防
     令状請求の名人
     「東京のため、日本のために・・・・・」
     「ついに尻っ尾を掴んだ」

第16章 スクープ記事
     「明日ですね」
     編集局での攻防
     意外な土田総監の行動
     「やめてください」

第17章 犯人逮捕
     異色のカメラマン
     未明の追跡劇
     緊迫の訓示
     決定的瞬間
     「撮りました!」

第18章 声をあげて哭いた
     苦しみ出した斉藤和
     発見された爆弾工場
     異例の記者会見
     万感の報告
     始まった全面自供
     身勝手な論理の末に
     明らかになった全貌
     天皇お召し列車の爆破計画

第19章 事件は終わらず
     超法規的措置による釈放
     的中した予感
     今もつづく犯人たちとの攻防

エピローグ

おわりに

関連年表
参考文献


一見、何の「小説」かなと思う題名だが、本書はノンフィクションである。
1974年に起こった「三菱重工爆破事件」・・・・
私は中学生だったが、この爆破テロのことは覚えている。
が・・・連続11件の「連続企業爆破事件」だったことはなぜか記憶にない。
これ以前から爆破事件は連続して起こっていたらしいのだが、土田警視総監宅の爆破事件以外は覚えいていない。
このときは、私は小学5年生だった・・・・
本書は、彼ら「連続企業爆破事件」の犯人を追う警視庁公安部の捜査官の活躍ぶりを描いているノンフィクション。
しかし、よく公安部の捜査官から取材の協力をもらえたものだと驚いた。
この捜査には、公安部の他、刑事部も投入されているが、「なわばり争い」も当然あるわけで・・・・
当然、表に出せない、「書けない話」もあるとは思うので、全容が描かれているわけではないだろうが・・・
捜査官の実名まで載せることを「了承」されているとは、すごい取材力である。

今なら「テロリスト」ということになるのだろうが、当時は犯人を「過激派」とか「暴力集団」と言っていたと思う。
爆弾を仕掛けて爆破させ、死者まで出ているのに「ちょっと過激なだけ・・・」の「過激派」とは、呆れるが・・・
平和ボケしている日本だから仕方がないか?

犯人の一部は逮捕され、一部は今も逃走中である。
犯人逮捕に至る捜査や逮捕の瞬間の話などは、手に汗握る「小説」のような話である。
「三菱重工爆破事件」のことは覚えているのに、なぜか「犯人逮捕」の話は覚えていない・・・
なぜなんだろう?
大スクープのはずなのだが・・・・
人間の記憶力というのは(私の記憶力の問題かもしれないが・・・)案外、いい加減なものかも・・・

驚いたのは、犯人の一人が住んでいたアパート・・・・
私の妹の嫁ぎ先の目と鼻にあったようである。
住所を見て驚いた・・・・
そのあたりは、私も何度も歩いている。
こういうところに潜んでいたのかと驚くが、潜んでいたのは今から40年以上も前のことである。

主犯格は死刑の判決を受けているが、今もって執行されていないようである。
有期刑の犯人は、もう刑期を終えて出所していると思うが、どうしているんだろう?
もう、昔のことだから、誰も気にしていない・・・・
「爆破事件」って何?・・・・という世界である。
本書が世に出て、改めて事件のことを思い出す、いいきっかけとなったと思う。

最近、大きな「テロ事件」が起こっていないのは、公安捜査官の活躍のおかげかも?
基本的には「大失敗」「大失態」以外は、そうそう彼らの活動の様子が表に出ることはないのでは?
「成功」した話は絶対、表に出ることはないと言っていいと思う。
そういうのが「常識」という世界で、本書に描かれた話は貴重な話、「記録」であると思う。


今年の読書:18冊目



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読書 | 01:29:42 | Comments(0)
56万人が県外に避難する計画?
東海第2原発が事故を起こした場合の避難計画で、その「避難先」がまとまったそうだ。
自家用車を基本とする避難計画の対象は原発から30キロ圏・・・
対象となる住民は約96万人いるそうで・・・・(唖然)
このうち約40万人は30キロ圏外の県内市町村で〝受け入れ”るのだそうだ。
この“受け入れ”ってどんなものなのかは知らないけど・・・(苦笑)
で・・・・残る約56万人が近隣の県に避難するのだそうだ。
へぇ~である。(笑)

拙者は、悲しいかな、この原発から“30キロ圏内”に居住している。
ということは・・・・県外に避難することになるかもしれない。
我が町の場合は、自家用車で福島へ避難する計画になっているらしい。
へぇ~・・・・福島の原発事故で汚染された場所に避難するんだ・・・(苦笑)

たぶん、無理だろうね・・・
みんなが、それぞれ言いたい放題、やりたい放題になるだろうから・・・
「死んでもここを動かない」という人も出てくるだろうし・・・
そういう人に限って、本当に死にそうになったら「助けてくれ!見捨てるとは何事か!」と言うのだろうし・・・
約96万人が、わが家を捨て、財産を置き去りにしたまま避難するんですよぉ~
大混乱になるだろうなぁ~
この計画を実行するには、ある程度の「基本的人権」を制限する「戒厳令」を敷いて“強制”しなくちゃならないと思うんですけど・・・
日本の法律に「戒厳令」ってあったっけ?(笑)

法律が整備されていなければ、この計画はただの「壁に描いた餅」・・・・
役所の“パフォーマンス”で終わることになるのでは?

なぜ「30キロ圏内」と指定しているのかわからないけど・・・(苦笑)
早い話が、最初から原発から30キロ圏内には、人を住まわせなければいいのではなかろうか?
となると・・・狭い日本では場所が限られるだろうけど・・・・
でも、万が一のことがあっても被害を受けにくくはなる。
法律さえ制定すれば、やってやれないことはない・・・
今からなら、最適の場所は、すでに汚染されている福島の被害地域・・・・
除染だの復興だのにカネを使わず、そのまま原発から30キロ圏内の土地は国が買って、人が住んではいけない「国有地」にすべきである。
で・・・そこに新たに原発を造り・・・現存の東海原発などは廃炉にすればいい・・・
原発を1か所に集中させるのだ。
万が一事故が起こっても、誰も避難しないで済む・・・・(笑)
日本列島をぐるりと取り囲むように原発を造るような計画を立てたのは、どこのバカなのかはしらないけど・・・
これでは最悪の時には日本民族は“滅亡”である。
それを願った人物が、こんなバカな計画を立てて原発を“乱造”したのかな?
どこの国の血が混ざった人たちなのかな?(苦笑)

まぁ、「そう簡単なわけにはいかないのです」という“お役人様”の声が聞こえてきそうだが・・・
56万人もの人が避難する計画も「そう簡単な話ではない」はずである。
人間は「感情の動物」だからねぇ~
30キロ圏外でも、もっと遠くに逃げたほうがいいと言って逃げる人も出るだろうし・・・
そうなると・・・100万人以上の「民族大移動」になるかも・・・

いずれにせよ、原発が深刻な大事故を起こした場合は、「これも運命」と諦めて死ぬしかあるまい。
56万人が大渋滞の中、自家用車でわずか数キロを何時間もかけて移動して、その間に放射能をたっぷりと浴びたとしても、体調に変化が現れないのなら、その事故は「深刻な大事故」ではないということになるのではなかろうか?

56万人の避難計画・・・
その昔・・・大東亜戦争時に大本営の参謀たちが机上で作戦計画を立てたのと同じ結果になるだろう。
今も昔も変わらない・・・・

エッセイ | 22:07:38 | Comments(0)
キュリー夫人・・・・
以前から気になっていたことが、またまた、ふと、頭をよぎった・・・・
それは・・・「キュリー」夫人・・・・

「キュリー夫人」は、誰でも知っている有名な人である。
何をしたのか詳しいことは知らない人でも「キュリー夫人」という名前は誰でも知っているだろう。
女性初のノーベル賞受賞者・・・
しかも、物理学賞と化学賞の2つも受賞している人なのである。

そういう立派な人なのに、なぜか「キュリー夫人」・・・なのである。
フルネームでは呼ばないのである。
これっておかしくないか?(苦笑)
「キュリー夫人」って「キュリーさんの奥様」ということでしょ?

日本人で初めてノーベル賞を受賞した人は、湯川秀樹さんだが・・・
この人の名前は、だいたいの日本人は知っていると思う。
何をした人なのかは知らなくても・・・(笑)
しかし・・・この方の事を「湯川さんの御主人」とは呼ばないだろう?(苦笑)

どうして「キュリー夫人」を本名の「マリ・キュリー」という名で知らしめなかったのか・・・
これは、「伝記本」の作者や出版社の罪である。(笑)
「世界の偉人」みたいなシリーズ本で、題名を『キュリー夫人』としたのが、そもそもの間違いではなかろうか?
当時は「男女平等ではない時代」だったのかもしれないが・・・(汗)
どこかで直さねば・・・と思うのである。
(今の子供達はどう記憶しているのかは知らないが・・・)
やっぱり、どこかで『マリ・キュリー』という題名にして子供達に読ませねば・・・(余計なお世話だが)

今は亡き私の母は「賢婦人」であったが・・・(大笑)
「鈴木夫人」と巷で言われたら怒るだろうなぁ~(大笑)
たぶん、マリ・キュリーさんもお墓の中でムッとしているに違いない・・・(笑)

「キュリー夫人」という呼び名を思い出すたび、そう思うのである・・・・

エッセイ | 17:37:30 | Comments(0)
タバコを吸ったって?
午前6時半・・・
親父と散歩に出かける時間・・・・
階下に降りたら真っ暗!
親父は起きてない・・・

襖を開けて真っ暗な部屋に一歩踏み込んだら、何かに当たった!
バケツである!(驚)
部屋の電気を点けたら、風呂の残り水を入れたポリバケツと水を張った洗面器が畳の上に置いてある!(驚)
なんだこりゃ!
親父はトイレに行くのを面倒臭がってバケツにオシッコをしたのか?(唖然)

親父を起こす・・・・

「これ・・・なに?」
「ん?・・・あ~・・・・いやぁ~参っちゃったんだよぉ~」
「何が?」
「昨日、タバコを吸っていてな。気がついたらタバコをどこかに落としたらしいんだ。で、探してみたんだが見つからないんだよな」
「タバコを吸った?」
「どこに落としたのか・・・この辺だと思うんだけど・・・見つからないんだよなぁ~」
「で?・・・」
「それで、もし布団に火がついたらいけないと思って、そこに水を用意しておいたんだ」
「はぁ?お父さんは、もう何十年も前にタバコをやめたんじゃなかったっけ?」
「ん?・・・・やめた?」
「吸ったの?」
「吸ったんだなぁ~」
「じゃぁ、そのタバコの箱はどこにあるの?」
「あれ?・・・・」
「タバコの箱から1本取り出して火をつけて吸ったんだよね?」
「そうだろうなぁ~」
「じゃ、そのタバコに火をつけたライターはどこにあるの?」
「あれ?・・・・」
「タバコを吸った夢を見てたんじゃないのぉ~?」
「いや、ちゃんとタバコを吸ってたんだよ。で・・・ハッと気がついたら、タバコがどこかに行っちゃったんだな。布団の中に落としたと思うんだよなぁ~」
「あのね・・・タバコを吸っていたのは夢で、そのハッと気がついたのは夢から覚めたということでしょ?」
「そうなのか?いやぁ~おかしいんだよなぁ~どこに行っちゃったんだろ?」

そもそも存在しないタバコを探したって見つかるわけがない・・・・(大汗)

昨晩、拙者が風呂から上がったのは午前2時である。
ということは、午前2時から6時の間に、この「タバコ騒動」があったらしい・・・(笑)
で・・・拙者を起こして、タバコを落として見つからないと言ったら、怒られると思って、コッソリと始末しようとバケツに水を汲んだのだろう・・・(苦笑)
普段、足がフラフラして歩けないとか、腰が痛い、背中が痛いと言っている割には、よくバケツだの洗面器に水を汲んで用意できたもんだ・・・(笑)
「火事場の馬鹿力」と同じか?(大笑)

万が一を想定して水を用意したのは大したものだと思うが・・・
う~ん・・・半分ボケてるぞ・・・

「参ったなぁ~」は、こっちのセリフである・・・(大笑)

日記 | 08:39:49 | Comments(0)
『知的生活の方法』


はじめに

1 自分をごまかさない精神
     知的正直
     『三国志』からシナ文学へ
     頼山陽をまねる
     縁先の碁盤
     「手段としての勉強」の危うさ
     恩師にめぐりあう
     「わからない」に耐える
     漱石体験
     「わかった」という実感
     巨人、大鵬、卵焼き
     英語の小説が読めない
     知的オルガスムスを求めて
     不全感の解消
     老齢はこわくない

2 古典をつくる
     繰りかえし読む
     趣味の形成
     漱石と漢文
     一つのセンスにコミットする
     精読が生み出すもの
     『半七捕物帳』
     古典とは何か

3 本を買う意味
     身銭を切る
     読みたいときにとり出せる
     カード・システムの問題点
     無理をしても本を買う
     ギッシングとハイネ
     貧乏学生時代
     極貧のなかの楽しみ
     闇屋になってでも本を買う
     知的生活を守る気概

4 知的空間と情報整理
     彦一の知恵
     図書館に住む
     能動的知的生活者
     蔵書と知的生産の関係
     向坂氏の蔵書
     『ドイツ参謀本部』裏話
     「本がある」という自信
     金は時なり
     時間を金で買う方法
     クーラーの効用
     書斎の音熱対策
     図書館を持つ
     カード・システム
     カード・ボックス
     カードの入れかえ
     ファイル・ボックス
     コピーの利用法
     卓上ファイル
     森銑三先生の方法
     書斎の構想
     水鳥の足

5 知的生活と時間
     静かなる持続
     タイム・リミット
     ハマトンの見切り法
     見切り法の活用
     早起きカント
     ゲーテの場合
     夜型か朝型か
     血圧型
     「中断」
     溶鉱炉と知的生産
     ゲーテの城
     たっぷり時間をとる
     半端な時間の使い方
     通勤時間
     コウスティング
     睡眠と安らぎ

6 知的生活の形而下学
     交際を楽しむ
     食事について
     ビールとワイン
     コーヒーについて
     牛乳とウイスキー
     散歩について
     家族
     結婚
     夫婦の知的生活
     知的生活と家庭生活の両立


今年の読書:17冊目



読書 | 00:52:21 | Comments(0)
『日本を讒(ざん)する人々』


第1章 国民を欺いて「市民中心社会」の実現を目指すのは誰か

自民・民主の双方が抱える「左」の質的な差異
わが国は冷戦時代を“清算”しないままに「政権交代」を迎えた
国の独立や安全保障の論議を棚上げしたポピュリズム選挙
「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という仰天発言
「戦時性的強制被害者問題」という異様な表現
マルクス主義の基本中の基本である「家族破壊政策」が満載
「人権侵害救済機関」という名の“思想警察”
他国に「生存や信義」「歴史や人権の解釈」を委ねる“友愛”総理
教育基本法の規定から完全に逸脱した輿石東氏の“宣言”
中国のブラックホールに引き寄せられる台湾と酷似
「政党」ではなく「リベラル左翼の市民運動家の結合体」
「一国二制度」という名で中国に併呑されつつある台湾
「民主連合政権」「容共政権」の誕生か

第2章 保守論壇誌『諸君!』を休刊に追い込んだのは誰か

一雑誌が姿を消したということ以上の危機
「紅旗征戎」を目的とした雑誌は時代の役目を終えていない
“論敵にレッテル貼り”という斉藤貴男氏らの常套手段
保守を装って保守批判を行う勢力が文藝春秋の主流に

第3章 「文民統制」の名を借りて言論封殺を謀る文民は誰か

田母神俊雄航空幕僚長「更迭」の一件に“またか”の思い
これが真実!「田母神論文」審査の内情
政治家、マスコミこそ「文民統制」という言葉を勉強せよ
志なくして知に驕る秦郁彦氏の態度
普通の日本国民のほうが現実に目覚めてきている
「村山談話」を是とする『朝日』『毎日』『読売』
防大校長とは思えぬ五百旗頭真氏の“非武士道的”言動
“軍人は暴走するもの”と思い込みによる名誉毀損発言

第4章 日本の名誉回復を阻む歴史観に拘泥する“論客”は誰か

「統帥権干犯」の教訓を誤って理解している石破茂氏
いかなる基準で来栖発言と田母神論文を「峻別」できるのか
敗戦国は戦後の歴史認識の枠内で生存を図るべきなのか
二十年前から今につながっている呪縛の連鎖
なぜ初めから「陰謀史観」「修正主義」と断定するのか
張作霖爆殺事件の真相は「史実」として確定していない

第5章 日本を主体性なきハンディキャップ国家へと導くのは誰か

「歴史解釈権」=「主体性」まで抛棄することなかれ
貴方は何様?田母神氏を見下ろす櫻田淳氏の視座
「村山談話」は良好な国際関係構築に効用がある?
岡本行夫氏に問う!中国は本当に「穏やか」になっったか
銭其琛元副首相が明かした「1992年の天皇訪中」の狙い
摩擦回避のために譲歩を重ねるのは「外交」の名に値しない

第6章 敗北に抱きしめられた「敗戦利得者」は誰か

「歴史事実の相関関係」を無視した北岡伸一氏の日本罪悪論
「拉致問題の解決」よりも「謝罪」「経済協力」が先?
日本の朝鮮半島統治は「コロナイゼイション」ではない
東京裁判史観を裁いた側から語るジョン・ダワー氏
ピュリッツアー賞受賞作『敗北を抱きしめて』のトンデモ度
“悪しき日本像”にそぐわない事実は捨象するダワー氏
台湾の「日本時代」はベル・エポックだった
「裁判」受諾と「判決」受諾は、まったく別物
何度でも言う!「第三国人」は蔑称ではない

第7章 「昭和史=侵略の歴史」という“定説”にしがみつくのは誰か

「魔法の森」なる司馬史観への一方的な“評価”
共産主義という怪物との接点に触れずして「昭和」を語れるか
内なる「昭和」に閉じ籠っての“犯人探し”に終始
司馬遼太郎さんは泉下で困惑している?
半藤利一氏と保阪正康氏の「ネオ東京裁判史観」
定説を覆す史料が出てきても、どこ吹く風の“歴史探偵”
超重大な事実が抜けてしまっていた『その時歴史が動いた』
次々と明らかになったホワイト元財務次官の暗躍
ヴェノナ文書を「価値がない」と切って捨てる秦郁彦氏
歴史の新たな事実や関係性が“発掘”される過程

第8章 他国との摩擦回避に血道を上げる不作為の“人士”は誰か

中国側の歴史認識を広報する政治宣伝作品『南京!南京!』
「福祉価値」と「威信価値」を対置する櫻田論文の不毛
後生の日本人は父祖が「敗北した戦争」を弁護する義務がある
本当のことを口にして嫌われたくない“人士”が多すぎる
北朝鮮のミサイル発射実験に対する日本社会の悪しき曖昧さ
現実を変えていこうという気概に欠ける石破茂氏
“自らの運命は自ら決する”という胆力のある政治家を
ハトが平和をもたらすとはかぎらない

第9章 国際社会の現実が見えていない「現実主義者」は誰か

「人命は地球より重い」という“迷言”が残した禍根
石破氏のほうこそ「国益を踏まえ、立場を自覚すべきだった」
日本側の譲歩が、日本の国益に何かプラスになったか
救いようのないほど中国人に甘い幻想を抱いている日本人
村田晃嗣氏が説く「非核の道義的力」の奇怪千万
「唯一の被爆国」として言うべきことは「過ちは繰り返させません」
核保有を決断したインドをアメリカは承認した
アメリカのリアリスト学派は日本の核保有を支持

第10章 歴史の事実を捻じ曲げて祖国を貶めるのは誰か

日本国憲法に対する村田晃嗣氏の驚くべき見解
「日本『反日』協会」とでも揶揄すべきNHKの偏向報道
「差別された」台湾人が日本語を使い続けているのは、なぜ?
NHKの偏向を擁護する人たちが叫ぶ「不当な圧力」とは何か
「輝ける虹」ではなく「影」を日本国民に見せたいNHK
なぜ自らの国をそんなに悪く描こうとするのか

第11章 「金持ち憎し」を煽って社会の活力を奪うのは誰か

最初から最後まで「何だかなぁ。派遣村」
「憲法を守ろう」と大書きされた街宣車とともにデモ行進
「貧乏を理由にお金はもらえない」という気概
富裕層を増やすほうが社会全体の底上げにつながる
個人の人生を国家に服従せしめる税制は共産主義

第12章 個人主義を唱道して共同体を破壊するのは誰か

男女ともに独身であることが当たり前の社会が到来!?
負担の公平の上に“おひとりさま”の自由が保障されたら
家庭に束縛されない自由な生活は“夏のキリギリス”と紙一重
少子化問題の議論で田嶋陽子氏が掘った墓穴
老後の面倒だけでなく、「希望」まで国に与えてもらう気か
日本の根本的な病巣を炙り出した「田母神問題」
日本国を守るとはいかなることかという本質を忘れた自民党

鼎談を終えて
日本への「愛」が欠如している人たち  (渡部昇一)
英霊との約束を守らずして、日本人の資格なし  (金 美齢)
自国に対する「名誉の侵害」は許さない  (八木秀次)


今年の読書:16冊目



読書 | 11:06:27 | Comments(0)
「お年寄りランチ」のススメ・・・
世に「お子様ランチ」というものがある・・・
これのルーツは三越日本橋店が「御子様洋食」というのを昭和5年に始めたのが、それだという。
これが、なかなかの人気で名物になったとの事・・・
で・・・翌年、上野松坂屋が「お子様ランチ」という名称の子ども向けメニューを出し、これが全国に広がって、今の「お子さまランチ」となったという。

その昔・・・
子供の頃食べた、昔懐かしい「お子様ランチ」を食べてみたいなと思って注文したら「大人はダメです」と断られた・・・(大笑)
「昔を懐かしんでみたいんだけど・・・」と言っても断られた・・・(大笑)
「“お子様”並のアタマしかないんだけど・・・」と言ったら呆れられた・・・(大笑)

大人は「お子様ランチ」は食べてはいけないのだそうだ・・・
法律で決まっているわけでもないのに、“禁止”なのか?(汗)

我が親父と外食をするときは、いつも苦労した・・・
高齢のせいか、もしくは胃癌で胃の3分の2を切除したため胃袋が小さくなったせいなのか、食が細くなってしまったのである。
胃が3分の1となると、食べる量も3分の1となるのか?
親父は、料理の半分以上を残してしまうのである。

残り物は私が食べればいいのだが・・・3分の2では、少々少なすぎる・・・
かといって、1人前+3分の2では、ほぼ2人前になるので、食べすぎという事になってしまう・・・(大笑)
「お子様ランチ」程度がちょうどいいのだが・・・・「お子様ランチ」は大人は食べてはいけないと言うし・・・
う~ん・・・困ったものである。

そこで提案・・・・
食の細い高齢者用に「お年寄りランチ」というのを、どこかで始めてもらえないだろうか?(笑)
名称は「ジジババ・ランチ」でも「爺婆(ジジババ)定食」でもいいんだけど・・・・(大笑)
いっそのこと「冥土の土産ランチ」でもいいんだけど・・・・(大笑)
食欲旺盛な年寄りばかりではあるまい?・・・・食の細い年寄りだって多いのではなかろうか?

「高齢化」と云っている割には、具体的に高齢者に優しいことがなされていないのではなかろうか?
外食産業は真剣に「お年寄りランチ」の開発を検討してもらいたい!(笑)
一人暮らしで、食の細い高齢者なんかには、うってつけではなかろうか?
どうしても栄養が偏るか、栄養不足になりやすいだろうから・・・
栄養のバランスのいい、量の少ない「お年寄りランチ」!
これを提供するようになれば、家の中に閉じこもりがちな高齢者も外に出てレストランに出かけるかも・・・
そうなれば、高齢者の健康のためにもいいわけだから・・・一石二鳥だと思うんだけどなぁ~

誰か勇気のある店が出てこないものか・・・・(苦笑)
業界挙げて・・・とはいかないものか?
業界団体というのは、こういう時のためにあるのではないか?

エッセイ | 00:55:53 | Comments(0)
寿司を温めた?
ようやく春めいて、暖かくなってきたかなと思ったら、一転して今日は寒い!
1月頃に戻ってしまったか?・・・と思うほどである。

普段から、買い物は拙者が行い、買ってきた惣菜などをテーブルに並べておいて、親父は食べたいものを食べたい量だけ自分で小皿に取って電子レンジで温めて食べる。
飲み物も同様で、自分で用意してもらうことにしている。
あれもこれもと拙者が用意して「上げ膳据え膳」ではボケるに違いない。
痴呆症の進行を遅らせるためにも、自分の頭で考えて自分の体を動かしてもらわねばならない。

で・・・いつものように・・・・親父の分は自分でやってもらったのだが・・・

ふと、異様な風景が目に入った・・・
握り寿司から湯気が立っているのである!(唖然)
まさか・・・もしや・・・
「あれ?まさか・・・親父よ、寿司を電子レンジで温めたんじゃないだろうな?」
「ん?温めたよ」
「寿司だぞ・・・それ・・・」
「・・・・・」
「寿司は温めねぇだろう~」
「いや・・・冷たいからさ・・・」

う~ん・・・・(大汗)
気持ちはわからないこともないが・・・
今日は寒いし・・・
冷たいものを食べたんじゃ、高齢者には体によくないだろうけど・・・
いくらなんでも・・・湯気が立つほど温めるかねぇ~(大汗)

まぁ、食欲がなくて何も食べないよりはいいかぁ~(苦笑)

日記 | 10:33:09 | Comments(0)
任官を辞退するって?
今春、防衛大学校を今春卒業する日本人学生は419人いるそうだが・・・・
そのうちの47人が自衛官への任官を辞退する意向を示しているという。

防衛大学校というのは幹部自衛官を育成する学校のはずだが・・・・
任官を辞退する彼らは、何を考えて防衛大に入ったのやら・・・・

この任官辞退・・・・
昨年は25人だったそうで、今年は2倍近い人数となる。
彼ら学生は、特別職の公務員で、入学金と4年間の授業料が免除される上に手当てが支給されている。
が・・・任官を辞退しても、それらの「経費」の返還義務はないそうである。(唖然)
まさしく、これは「詐欺行為」ではなかろうか?(大笑)

入学した後、自分は自衛官には向いていないと思ったら、さっさと中退すればいいのである。
いかにも卒業後は自衛官になるようなふりをして、手当をもらい、タダで勉強をして、「大卒」の資格を得て、いざ卒業となったら「民間企業に行きます」なんていうのは、詐欺ではなかろうか?
こういう連中が民間企業に流れるのだから、詐欺まがいのことをする企業が増えるのも無理はないかも・・・(苦笑)

一説には、安保関連法が施行されるので、集団的自衛権の行使などの自衛隊の任務が大幅に広がったため、それにビビッて任官辞退者が増えたのではないかという見方もあるようである。
ならば、任官辞退者を説得して、辞退を撤回させるようなことはしないほうがいい。
その程度の人間が「幹部自衛官」として部隊を指揮するのは危険極まりない。
幹部自衛官(指揮官)は部下の命を預かっているのであるから・・・・

税金の無駄遣いと「詐欺行為者」を生む防衛大学校の位置づけは、改めて考えたほうが良いのではなかろうか?
一般の高校からストレートに防大に入学するというのは、いかがなものだろうか?
一般自衛官からの叩き上げ、各部隊から選抜された者しか入学できないようにすべきではなかろうか?
そうすれば、少なくとも、今よりは税金の無駄遣いは減らせると思うのだが・・・

旧軍の場合、陸軍士官学校の上に陸軍大学があった。
今の自衛隊は、防衛大学校の上に陸上自衛隊の場合は、陸上自衛隊幹部学校というのがある。
私にとっては、どうもしっくりいかない・・・
初級幹部自衛官を育てるのが、防大で、それ以上の幹部を育てるのが幹部学校という位置づけである。
なんか・・・ピンとこないのである。
逆にすべきじゃなかろうか?
一般自衛官の中から小隊長クラスの初級幹部自衛官を幹部学校が育て、幹部学校出身者の中から防衛大学校へ行くようにしたほうがスッキリするような気がするんですけどねぇ~
そうすりゃ、任官辞退なんて言う言葉はなくなるんじゃないの?
最初から「任官」しているんだし・・・・(笑)

日記 | 00:49:09 | Comments(0)
『「人間らしさ」の構造』


まえがき

1 「生きがい論」との出合い
     高島陽氏の意見
     高島陽氏の体験と現代世界の体験
     現代は日本も実存的だ
     それはアメリカでも起こっている
     社会主義国家の場合

2 適応と不適応
     適応とは外に内を合わせること
     適応させられることへの反撥―新社会学
     適応させられることへの反撥―逃避
     適応させられることへの反撥―第三勢力の心理学

3 性悪説からの脱出
     性善説と性悪説
     性悪説にもとづく社会―西欧
     フロイトも性悪説を強化した
     行動心理学も性悪説である
     B・F・スキナーの場合
     ヒトラーの出発点

4 性善説の再建
     どんぐりと受精卵の比喩
     成長の本質
     内なる声
     心のうずき―ある女性の例
     内なる声は潜在的能力の声だ

5 機能快
     機能することは快である
     ヘレン・ケラー女史と狼少女の場合
     機能快と女性問題
     女性の生きがい
     精神的機能快
     自分に喜びを与えるもの

6 成長の条件
     生物的な成長条件
     心理的な成長条件
     安全と精神的成長
     精神的成長をはばむもの

7 成長を促すものと抑止するもの
     アイデンティティ危機の時代
     自己への不安
     女性は実存的立場を取りにくい
     家庭外で生きる女性
     愛情と成長
     母親としての生きがい
     職業人としての生きがい
     成人の成長と生きがい

8 苦痛と成長
     生きがいはしばしば違和感をもってはじまる―私の場合
     生きがいを感じうる日々
     違和感―夏目漱石の場合
     谷崎潤一郎と永井荷風の場合
     成長の苦痛に耐えること
     勇気ある人生

9 「生きがい」ある人の姿
     (1)「現実の認識がすぐれている」
     (2)「自分をせめず、人をせめず、自然をせめず」
     (3)「自発性が増す」
     (4)「ますます問題中心的になる」
     (5)「人から離れ、プライバシーを持つ欲求が大きくなる」
     (6)「自立性が増加して、文化に組みこまれることに抵抗する」
     (7)「鑑賞力の新鮮さが増し、感情的反応が豊かになる」
     (8)「小恍惚の体験の回数が増す」
     (9)「自分をますます人類の一員と考えるようになる」
     (10)「対人間関係が変わってくる」
     (11)「性格の構造がよりデモクラティックになる」
     (12)「想像力が大いに増す」
     (13)「価値観が多少変わってくる」

10 生きがいとしての小恍惚
     大恍惚(トランス)
     生命の本質の発見
     代用品としての大恍惚
     小恍惚こそ万人の道

11 小恍惚を得る道
     (1)心はまず受身の状態になっている
     (2)「物のあわれ」を知ること
     (3)“かるみ”ということ

12 新しい職業観の建設
     恍惚を怖れる人のために
     人間は仕事を通じて自己を実現したがる
     人間の多様性への信頼
     職業の二つの分類

13 「人間らしさ」の構造
     自己実現における師の意味
     内なるうずきと無限成長
     何のための無限成長か
     被造者の感謝欲求と創造性
     被造者の創造性―とくに女性の場合

おわりに


今年の読書:15冊目



読書 | 23:06:38 | Comments(0)
『大本営参謀は戦後何と戦ったのか』


プロローグ

第1章 戦後の「軍閥」と「地下政府」
日本の武装解除と治安維持に「軍閥」は必要不可欠だ。
そう考えたGHQは民主化に彼らの力を使うことにした。

     CIA文書に残っている戦後の「軍閥」
     「地下政府」と「宇垣機関」
     「地下政府」と「日本義勇軍」
     なぜ軍閥の一部は戦後も温存されたのか
     武装解除と治安維持にあたった「軍閥」
     「逆コース」と「軍閥」

第2章 国防軍を夢見た男―河辺虎四郎ファイル
GHQの下請けでインテリジェンス活動をした河辺機関。
しかし彼らの最大の目的は再軍備の主導権を握ることだった。

     ウィロビーとの出会い
     河辺機関設立
     河辺・KATO機関
     G-2とKATO機関
     TAKEMATSU工作
     「軍閥」はCIAをだましたか
     将に将たらんとしたマッカーサー
     「宇垣機関」と再軍備
     河辺機関と再軍備
     河辺機関の最期

第3章 マッカーサーの「義勇軍」を率いた男―有末精三ファイル
戦後、義のために中国共産党との戦いに挑んだ日本義勇軍。
その裏で糸を引いていたのはマッカーサーだった。

     有末とウィロビー
     第一復員省から河辺機関へ
     壮大なスケールの有末工作
     「日本義勇軍」はマッカーサーが計画した
     岡村から有末に引き継がれた経緯
     「日本義勇軍」と密輸事件
     海烈号事件は氷山の一角にすぎなかった
     ウィロビーの帰国と共に終わった有末の天下

第4章 吉田茂暗殺計画の首謀者にされた男―服部卓四郎ファイル
吉田茂を暗殺せよ―極秘計画はなぜ漏れたのか。
その背後には再軍備にまつわる暗闘があった。

     服部卓四郎クーデター計画の報告書
     コワルスキーが噛み付いた「森問題」
     服部は前から「国防軍」を準備していた
     服部卓四郎はそれまでなにをしていたのか
     服部の国防計画
     服部機関はなにをしていたか
     吉田が服部を嫌った多くの理由
     吉田は警察予備隊を望んでいた
     吉田はなぜ服部を簡単につぶせなかったのか
     再軍備をめぐrウィロビーとホイットニーの確執
     ダレスの要求の根拠は服部国防案だった
     吉田、服部に復讐する
     吉田暗殺・クーデター計画
     われら立つべき時がきた
     クーデター情報の真の狙い
     服部は歴史の表舞台を去っていった

第5章 変節しなかったトリプル・エージェント―辰巳栄一ファイル
中国国民党、GHQ、吉田茂の三者から信頼を得た辰巳。
彼は「裏切者」だったのか。それとも愛国者だったのか。

     辰巳はなぜコードネームを持ったのか
     辰巳はなぜ優先的に帰国できたのか
     吉田の軍事顧問のまま河辺機関の幹部に
     KATO機関でMATSU工作を担当
     辰巳は服部と仲が悪くなかった
     服部案と辰巳案はそれほど違いがなかった
     辰巳、吉田を裏切る
     辰巳と官房調査室
     新インテリジェンス機関構想と緒方の登場
     アレン・ダレスの来日
     ソ連の浸透を受けていた官房調査室
     内閣調査室とCIAの冷や汗

第6章 第三次世界大戦アメリカ必敗論を説いた男―辻政信ファイル
元カリスマ軍人、ベストセラー作家にして国会議員。
アメリカが手を焼き続けた男の失踪の裏に何があったのか。

     辻の失踪報道
     『潜行三千里』で語られなかった真実
     「日本義勇軍」と辻のインドシナ工作
     辻、OSIにリクルートされる
     一躍ベストセラー作家に
     第三次世界大戦アメリカ必敗論
     アメリカ側の反応
     なぜGHQは辻を黙らせられなかったのか
     辻の再軍備工作
     辻、政界に打って出る
     ソ連視察ののち「転向」
     辻とCIA
     辻の左翼攻撃
     辻のインテリジェンス収集の旅
     野田衛の「潜行三千里を追って」
     CIAファイルからでてきた怪文書
     怪文書は真実を語っているか
     朝枝は知っていた

あとがき

年表

参考・引用文献


今年の読書:14冊目



読書 | 15:46:40 | Comments(0)
君はタコか?
水戸藩士の“シミズくん”からお誘いの電話・・・
我が田舎町から、ちょっと離れた県庁所在地に買物に行くので付き合って欲しいと言う。
どうも靴屋さんにオーダーしておいた“高級な”靴を受け取りに行くのだそうだ・・・
ん?
靴屋さん?
そういえば・・・以前にも一緒に靴の受取りに付き合った記憶がある。
この記憶力の悪い拙者が覚えているのだから、それほど昔の話ではない・・・
また靴を買ったのか?(唖然)

毎年、靴を買っているような気がしますが・・・
いや、その靴が1足、2,980円というのなら1年も持たないかもしれないが・・・
ケタが違う高級靴なのである・・・
前の靴がダメになったから新しいものを買うわけではないのだそうだ・・・(汗)

だいたい、人間というのは足は2本しかないのである。(笑)
だから、靴は1足あれば充分だと思うんですけど・・・
拙者のように、雨後の水溜りを歩くと靴下が濡れるようになってから、ようやく靴が擦り切れて穴が開いていることに気が付いて、慌てて新しいのを買う・・・・というのでいいのではあるまいか?(大笑)

いったい、君の足は何本あるのかね?(大笑)
8本?
君はタコか?(大笑)

ならば靴は4足は必要かもしれないけど・・・
いや・・・8本のうち、手が2本ということであれば足は6本だから靴は3足となるが・・・

わからん・・・・(大笑)

もしかしたら、彼は拙者の目の前では2足歩行をしているが・・・・
拙者の見ていないところでは4足歩行しているのかもしれない・・・・(大笑)

しかし、彼のような人がいないと、靴屋さんは商売が成り立たなくなるだろうから・・・
彼は社会的には大いに貢献しているという事になるか?
そう考えると、彼は大した人物という事になるか・・・
これからは、ちょっと尊敬の目で見てやらねばなるまい・・・・(笑)

日記 | 08:52:01 | Comments(0)
『悪魔の思想』


第1章 こんな国家に誰がした
(今も続く、スターリンの呪縛)

(1) 「悪魔の思想」の誕生
     言論界を牛耳りつづけた売国奴たち
     「悪魔の思想」は、なぜ生まれたのか
     私が共産党で学んだこと
     反日的日本人の正体とはなにか
     日本の左翼だけが、“国賊”となった不思議
(2) 前近代という蔑称
     徹底した日本近代全面否定論
     近代日本人、合理性の証明
     大塚久雄が「近代日本は近代以前」と信じた理由
(3) 反日的日本人の聖典―「32年テーゼ」
     “神のお告げ”となった運動方針書
     なぜ、「32年テーゼ」が聖典となったのか
     「32年テーゼ」が規定した近代日本史とは
     お守り札となった「前近代」と「半封建」
     批判を否定と思いこんだ進歩的文化人たち
(4) ソ連の呪いがかけられた国・日本
     日本以外の国に、ソ連はテーゼを連発しなかった不思議
     日本への恐怖が生んだ「32年テーゼ」
     的中したスターリンの思惑
     すべてのロシア人が日本を怨み憎んでいた
     人種差別という生理的反応を見逃すな

(戦後の学界、言論界の大ボス・大内兵衛への告発状)
第2章 「日本は第二次大戦の主犯」と言う歴史の偽造家

     桑原武夫に訂正された卑屈なお世辞
     エルミタージュ美術館に富が集められた理由
     極端な歴史の偽造―第二次大戦、日本元凶論
     ポツダム宣言を正確に読みとった石橋湛山
     朝鮮戦争、アメリカ犯人説
     日本の近代を「ドロボウ根性」と呼ぶ倒錯

(日本罪悪論の海外宣伝マン・鶴見俊輔への告発状)
第3章 「ソ連はすべて善、日本はすべて悪」の扇動者(デマゴーグ)

     “ソ連はすべて正しい”という説教
     「シベリア抑留の死者5万数千人は本人の責任」という極悪非道
     無条件降伏という真赤な嘘の扇動者
     日本の経済発展を呪う支離滅裂

(戦後民主主義の理論的指導者・丸山眞男への告発状)
第4章 国民を冷酷に二分する差別意識の権化

     “好(え)え格好をしたがる論客”の常套論法
     判っているくせに、わざと判らぬふりをした“勇断”
     身に安全なものは罵り、危険なものには擦り寄る卑屈
     丸山眞男にだけ見える摩訶不思議な情景
     「未来のインテリ」と「疑似インテリ」という差別意識
     なぜ、これほど日本人を憎んだのか
     情容赦なき峻厳な“お裁き”
     国民を弾劾しながら東大教授を辞めない破廉恥
     なにが「ピン」で、なにが「キリ」なのか

(反日的日本人の第1号・横田喜三郎への告発状)
第5章 栄達のため、法の精神を蹂躙した男

     なぜ、東京裁判が私刑(リンチ)なのか
     自己の栄達のため、法の精神を蹂躙した男
     人間はどれだけ破廉恥になりえるかの標本
     刑法の基本・罪刑法定主義を否定する無法者
     日本法理論史に残る古今未曽有の迷句
     これほど徹底した悪人が他にあるか
     倒錯の理論による「東京裁判」の正当化
     十把(じっぱ)ひとからげに謝罪せよとの雄叫び
     血に飢えて暗黒裁判を奨励する吸血鬼
     反日的日本人の戦後第1号
     皇室弾劾の論拠―「てっていした民主主義」
     日本人への論難と、攻撃と、糾明と、弾劾の愛想尽かし
     「天皇制廃止論」のつもりが「皇室擁護論」のお粗末
     自己批判なき晩年の“転向”
     “横田喜三郎記念室”に展示すべきもの

(進歩的文化人の差配人・安江良介への告発状)
第6章 金日成に無条件降伏の似非(えせ)出版人

     金日成の暴言に感動する第4代岩波書店社長
     北朝鮮に対する「誠実」とはなにか
     『かくて昭和史は甦る』が指摘した歴史的事実
     “土下座外交の勧め”
     安江が北朝鮮を賛美する理由
     北朝鮮を明るく、韓国を暗く書くことが“進歩的”

(「進歩的インテリ」を自称する道化・久野収への告発状)
第7章 恫喝が得意な権力意識の化身

     自らを「進歩的文化人の先頭」と称する自尊心の化物
     久野収における権勢の築き方
     軍備をすれば民主主義でなくなるのか
     久野収流、北方領土問題解決法とは
     「戦時中の日本だけが共産党を疎外した」という大ウソ
     「天皇制」に対する強固な怨念
     スパイ行為を肯定する売国奴

(進歩的文化人の麻酔担当医・加藤周一への告発状)
第8章 祖国をソ連に売り渡す“A級戦犯”

     売国奴の極み―「日本はソ連の従属国になるべきだ」
     不遜な説教―「日本よ、フィンランドのようにあれかし」
     ソ連がフィンランドを恐れた理由
     歴史的教訓―「国家の抗戦なくして独立なし」
     「友好条約」という名の「鋼鉄の蜘蛛の糸」
     言論の上で、いかなる詐欺行為も辞さない人物
     無傷で逃走できるための用意周到な狡猾さ

(日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好の告発状)
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント)

     筋金入りの「反日的日本人」
     「日本は中国とすでに戦争をはじめた」という嘘八百
     「中国の核兵器だけが核戦争を防ぐ」という倒錯
     中国の核実験に感動する異邦人(エトランゼ)
     シナ人の現実主義すら判らない竹内好の戯言(たわごと)
     シナ文化の受容を「隷属」と呼ぶ侮言(ぶげん)

(マスコミを左傾化させた放言家・向坂逸郎への告発状)
第10章 最も無責任な左翼・教条主義者

     今も害毒を撒き散らす“証拠なき一方的な虚偽中傷(デマゴギー)”
     高橋是清に見る軍需工業と国家経済の関係
     ドン・キホーテの論法
     ひとつおぼえの教条的マルクス主義者
     なぜ、スターリンは革命を「輸出」したのか
     「いまに、中国から解放軍がくる」という証言の意味するもの
     朝日新聞に見る反日的報道の一例
     社会主義は幸福であるという妄念

(現代の魔女狩り裁判人・坂本義和への告発状)
第11章 日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家(きべんか)

     噴飯(ふんぱん)ものの自衛隊廃止論を唱える国際政治学者
     「史実」に目を向けない―坂本のソ連弁護論
     中世・魔女狩り裁判の論説を展開
     「国際政治学」とは、前近代的な審判無用の学問なのか
     亜流が亜流を産む悪循環
     なぜ、日本の経済発展を憎むのか
     購買を「支配」と呼ぶ妄想
     日本を「新興経済国」と決めつける怨念
     朝鮮戦争は「解放戦争」なのか
     「核は国家的敵意を越えた攻撃」という非常識

(ユスリ、タカリの共犯者・大江健三郎への告発状)
第12章 国家間の原理を弁(わきま)えない謝罪補償論者

     良識の府・参議院が示した見識
     大江が犯したふたつの間違い
     詐術(トリック)だらけの大江・謝罪補償論

(進歩的文化人の原型・大塚久雄への告発状)
第13章 近代日本を全否定した国賊

     勿体(もったい)をつけるだけの「大塚史学」
     近代日本の達成を零(ゼロ)と決めつける冷酷な裁定
     二重にこめられた巧みな詐術(トリック)
     昔から敬遠されてきた「公事(くじ)狂い」
     戦後進歩的文化人の最初の原型
     艶(つや)やかな表皮につつまれた毒饅頭(まんじゅう)
     左翼に独占された戦後出版界
     進歩的文化人に共通する語法とは
     大塚久雄が創始した「零(ゼロ)史観」の害毒



本書で取り上げられている12人の「進歩的文化人」の言っていることを知ると、呆れてものが言えなくなるという酷さである。
思想的に左翼だから・・・というだけの話ではない。
国賊、売国奴、反日的日本人・・・・言い方はいろいろあろうが、私から見たら「人格破綻者」としか思えない。

著者は、これら12人の「進歩的文化人」を顔写真・経歴入りで紹介し、「告発状」という形で、バッサリと切り捨てている。
「誹謗中傷」「名誉棄損」にはならないのかと心配してしまうが・・・・
取り上げられたご本人の著書の文章をそのまま引用・掲載し、その嘘、詭弁、矛盾、うさん臭さ・・・等々を指摘しているので、ご本人も文句は言えないのかもしれない。

紹介されている12人のうち、私がそのお名前を知っている人物は、2~3人しかいない。
他の方々は、初めて聞くお名前だが、こういう人もいたのかと呆れる。
よくこんな論法が世間に通じたものだと、読んでいて思うのだが、彼らを支持する人もいるんだろうねぇ~日本には・・・
どこの国の手先になって物を言っているのかと呆れるのだが・・・

彼ら「進歩的文化人」というのは、結構、高学歴で、東京大学や京都大学などを出ていたりする。
国立大学は一体、何を教えているのかと疑いたくなるほどである。
しかも、その教授になったりしているんだから、ますます驚く。
よくこういう人物を雇ったものだ・・・(大汗)
高学歴なのに、どうしてこういう言動をするのだろうか?
学校の勉強、テストの成績と頭の出来は別物なのだろうか?
よく平気で嘘がつけるものだと思う。
彼らの言っていることを読むと、「バカ丸出し」なんだけど・・・・
学歴や肩書で、「庶民」は無批判に従ってしまうのだろうか?
それでは、戦前・戦中と変わらないな・・・

散々天皇制を批判しておきながら、勲章をいただけるとなったら嬉々として皇居に向かい天皇陛下から勲章をいただくような人物もいる。
この節操のなさには呆れた・・・・
こういう輩を「進歩的文化人」」というのか?
勲章をやる方もやる方だと思うが・・・

大江健三郎氏などは・・・最初から論外・・・・
私の一番嫌いな「文化人」であるので、読んでいて気分が悪くなった。
が・・・常識的に「国賊」と言ったら名前が挙がって当然の人物だよなぁ~
見たくもなければ知りたくもないが・・・
こうなると、理屈を超えて「生理的な嫌悪感」ということになるか?(苦笑)

本書で取り上げられた人物のうち何人もの方が、今では鬼籍に入られている。
不謹慎かもしれないが、ホッとする・・・
が・・・これほどの「国賊」が、何のバチも当たらず世を去ったというのは、ちょっと残念・・・・

しかし、これで「終わった」わけでもあるまい。
彼らの「継承者」がいるはずである。
「おかしい」ものを「おかしい」と言うことは、右翼だろうが左翼だろうが、言っても構わないとは思うけど…
自国を貶め、他国に媚び、嘘や詭弁を使うというのは、いただけないと思う。
第二、第三の「国賊文化人」「反日的文化人」は誰なのだろう?
続編を期待したいところである・・・・


今年の読書:13冊目



読書 | 11:55:51 | Comments(0)
『霧社事件』


序章 “突発”と報じられた大惨事―霧社事件―

呉鳳(ごほう)の説話
霧社での事件伝わる
霧社事件とは

Ⅰ 「理蕃」事業の歩みをたどる

1 台湾出兵
     侵攻の経過
     出兵の背景
     目的を達した台湾出兵
2 日清戦争と台湾の領有
     台湾侵攻
     台湾領有論の系譜
     日清戦争当時の台湾領有論
     台湾割譲要求と清の対応
     台湾制圧
     回避された“もうひとつの”現地民との衝突
     「蕃地」にはいった日本兵の証言
3 「蕃地」調査と「蕃人」認識
     「蕃地」調査
     種族とその分布
     種族と地域的分布
     種族の人口とその構成
     社会の組織と制度
     生活と風習
4 「理蕃」政策の展開
     「生蕃」と「理蕃」
     「討伐」に策をめぐらす
     「討伐」の推移
     「撫育」の展開
5 「以毒制毒」のサラマオ騒擾事件
     「理蕃」当局をてこずらせた「サラマオ蕃」
     『理蕃誌稿』に見る事件の経過
     対応を新たにした総督府
     「理蕃」政策とサラマオ騒擾事件
     「馘首」を条件に「味方蕃」を編成
     一巡査の手記から見たサラマオ騒擾事件

Ⅱ 霧社事件の原因と経過

1 圧政に不満たかまる
     江川警察課長の着任
     吉村巡査殴打事件
     不満の根となる霧社分室の請負工事
     生殺与奪の権をにぎる警察官
     「蕃族」封じこめ
2 蜂起を計画した人びと
     最高指導者モーナルダオ
     懐柔されなかったモーナルダオ
     エピソードに見るモーナルダオ
     みずから命を絶ったモーナルダオ
     仕掛人となった二人の壮丁
3 戦闘実に50日
     寝耳に水の大凶報
     ただちに決まった「討伐」計画
     「討伐」の最初は飛行偵察
     大量に奪われた武器弾薬
     警察隊を先頭に「討伐」開始
     タロワン稜線で奮戦した「反抗蕃」
     「以毒制毒」策を再用
     軍警の対立を招いた機関銃捜索
     「味方蕃」からも戦死者
4 戦禍に散った非戦闘員
     集団自殺
     馘首にたいして懸賞金

Ⅲ 霧社事件その後

1 陰謀が招きよせた第二霧社事件
     計画的か偶発か
     総督府の主張
     悪い奴ほどよくねむる
2 父祖の地を棄てた川中島移住
     「理蕃警察」の計画
     平穏だった移住
     「理蕃警察」の報復
3 真相をかくした台湾総督府
     ごまかす総督府、疑う天皇
     総督府主張を否定した政府極秘文書
     原住民を甘く見た「理蕃警察」
     規律の弛緩で事件を防げず

Ⅳ 事件をめぐる人びと

1 謎の義兄弟、花岡一郎・花岡二郎
     霧社蜂起の最高指導者はだれ?
     花岡一郎の苦衷
     忠死説の根拠
     遺書は偽物か
     花岡一郎・花岡二郎の謎
2 九死に一生を得た小島源治夫妻
     一触即発の空気のなかで
     小島源治の告白
     妻と子
     小島源治を訪ねて
3 “恩讐の彼方”の人、高永清夫妻
     「天の配剤」
     霧社事件の現場はいま・・・・
     贖罪の気持ちをこめて
     ピホワリス少年
     救われたピホワリス少年
     第二霧社事件に関与
     高砂族再興のリーダーとして
4 事件の一因と見られる女性問題
     日本人男性と高砂族女性
     高砂族男女間の問題
     タイヤル族の貞操観・習俗

Ⅴ 霧社事件と現代

1 霧社への旅
     現地再訪
     外人入山許可証を入手
     梨山を訪ねる
     隔世の感
     発祥村へ
     トラックの荷台に
     斜面にひろがるナシ園
     「今上陛下はお元気ですか」
     今日の川中島を訪ねて
2 霧社会に集まる人びと
     霧社会とは
     霧社事件五十年忌
3 書かれた霧社事件
     事件を主題とする著書・論文
     二つの立場

あとがき


「霧社事件」とは、昭和5年に台湾の中部にある霧社という場所で起こった事件で・・・・
ちょうど日本人小学校の運動会が開催されていた場所に原住民たちが雪崩れ込み、片っ端から首を刎ねて殺害をしたという事件である。
が・・・その原因がよくわからない。
諸説あるようなのだが・・・

以前から、この事件には興味があった。
戦時中、私の祖父は、この霧社の近くに一時期、駐屯していたことがあった。
もう20年以上も前になると思うが、祖父の足跡を訪ねて、この場所に行ったことがある。
その時に、この「霧社事件」のことを知ったのである。
それ以来、この事件のことが頭から離れず、ずっと気になっていた。

本書は1980年に発行された本で、ちょっと古いが・・・・(笑)
良く調べている・・・
私が大学生の時に発行された本である。
もっと早く出会っていたらなぁ~と思う。

本書は4人の執筆者が分担して執筆しているが、そのうちの2人は、我が茨城県と関係がある方なのには驚いた。
1980年時点での肩書であるが、お一人は茨城大学の助教授で、もうお一人は県内の小学校の教諭である。
なんという縁だろうかという気がしないでもない・・・(笑)

この事件は、原住民の武装蜂起の原因がよくわからないという事件である。
やられた側の日本側の記録だけでは真相はわからないだろう。
やった側の言い分を聞かねばならないが、この後に起こった「第二次霧社事件」で、武装ほう起した側は、親日の原住民によって虐殺され、結局、証言をする人がいなくなったという。
ということで、想像するしかないわけだが・・・・
そういう中で、よく調べたものだなと思う。
また、現地への調査旅行についても記載されているので、後追い、現地へ行きたい人への参考にもなる好著であると思う。
結局は、事件の真相はこうですと断言できるものはないが・・・
まさしく、真っ白な“霧”中、うっすらとその姿が見えたような・・・・という感じである。

久しぶりに、また霧社に行ってみたいな・・・と思う。


今年の読書:12冊目



読書 | 00:46:50 | Comments(0)
『誰が国賊か』


まえがき―勇気と知恵と (谷沢永一)

まえがき―「国ヲ賊(そこな)フ」者とは (渡部昇一)

第1章 「国賊」としての大蔵省
~今こそ、「エリートの罪」を裁くとき~

(1)平成不況を作った「総量規制」の罠
  反日的官僚に告ぐ
  「官僚信仰」こそ、現代日本最大の病弊
  誰が「バブル」を作ったのか
  なぜ、日本では「大恐慌」が起きないのか
  「欲望の肯定」こそ自由経済の根幹
  土田正顕(つちだまさあき)―平成不況を作った張本人
  「総量規制」で何が起こったのか
  日本の富を吹き飛ばした大蔵官僚の犯罪
  土地神話の崩壊がもたらしたもの
  住専設立を画策した大蔵省
  不良債権―その語られざる実態
  「言論の自由」を知らぬエリート
  「王様は裸だった」
  大本営と大蔵省の共通点
  官僚個人を裁くことこそ、最大の行政改革
(2)いかにして官僚は無能となったか
  背任を強制した日本政府
  もはや農協・信組に存在意義なし
  内閣をも無視する官僚の独善
  なぜ農協は水膨れしたのか
  「末野8すえの)興産事件」に潜む不思議
  「取立て」こそ銀行の本務
  実感的「ナニワ金融道」
  大蔵・日銀の犯罪的癒着
(3)日本型官僚制の研究
  なぜ「エリートの罪」は不問になるのか
  日露戦争から始まった官僚制の腐蝕
  軍法会議で死刑のはずが栄転する不可思議
  「無責任の構造」は、こうして生まれた
  「出世コース」が出来た瞬間、組織は腐る
  「ノーベル賞候補」をクビにした外務省
  ノンキャリアあってこその日本
  「秀才迷信」を払拭せよ
  日本官僚制の功罪を問う
  リフレッシュ機能に乏しい日本型組織
  「商道徳」を知らない大蔵官僚
  ニセ金貨事件を招いた榊原英資(えいすけ)の罪
  政治は「結果論」の世界である

第2章 官僚に潜む「悪魔の思想」
~なぜ、彼らは国民を不幸にして平然としていられるのか~

(1)私有財産は不可侵なり
  憲法違反の「総量規制」
  価格を操作する官僚の傲慢
  戦前、日本は社会主義国家だった
  「分かったふり」こそ最大の罪
  薬害エイズ事件―国民の生命への攻撃
(2)「嫉妬心」が自由経済を殺す
  私有財産擁護を宣言したローマ法王
  「富は不義なり」
  『国富論』は“抵抗の書”だった
  20世紀最大の発明・GNP
  「ヤクザ道(みち)」と「堅気道(かたぎみち)」
(3)なぜ、資本主義は最高のシステムなのか
  官僚統制に免罪符を与えた今西進化論
  自由経済は「進化論の世界」である
  なぜ、ヒトラーとスターリンは独裁者となりえたか
  国家公務員試験・改革私案

第3章 かくて「無責任社会」は作られた
~なぜ、戦後の日本人は”恥知らずな存在”になったのか~

(1)「武」なき国家の悲劇
  「責任者、出てこいッ」
  「日本的庇(かば)い合い」は、なぜ起きる
  「勇者」を尊敬しない国は亡びる
  明治維新を成功させた「ある事実」
  「武」なき社会に名誉なし
  日本のマスコミは「卑怯者」である
  国会議員が責任を追及しないわけ
  なぜ、村山富市(とみいち)首相は死者に鈍感だったのか
  今になって知る乃木将軍の偉大さ
  政治家批判は、本来、天に唾(つば)する行為
  自浄能力なき国・日本
  なぜ、教師は堕落したのか
  無責任体質を助長する公的介護保険
  長子相続を破壊したアメリカの罪
(3)「平等」栄えて、「自由」滅ぶ
  「機会の平等」と「結果の平等」
  悪平等は「死の世界」を産む
  「親の情」を否定する相続税の思想
  累進課税は、なぜ無意味なのか
  一律課税が「日本人の品格」を育てる
  大学院作りに狂奔する文部省
  許認可行政は絶対に腐敗する
  男女平等は「絵に描いた餅」
  「夫婦別姓」こそ前近代の象徴
  なぜ、キャリア・ウーマンは一代かぎりなのか

第4章 「土地高騰」は、はたして悪か
~経済成長の原動力は、つねにバブルである~

(1)「持ち家信仰」を作ったのは誰か
  バブルは日本の運命だった
  バブル経済で大きくなった大英帝国
  嫉妬する人間は、「無意識の共産主義者」になる
  ヒューマニズムを持ち出すマスコミの愚
  土地税制撤廃で、日本の地価は健全になる
  「持ち家信仰」は戦後の産物
  不法占拠者を保護した戦後の政府
  戦時立法が日本の土地をおかしくした
(2)「司馬(しば)史観」唯一の盲点とは
  「土地国有化」という夢想
  国家権力はかぎりなく肥大化する
  立退き反対運動に見る「左翼の矛盾」
  なぜ、西郷隆盛は明治政府を嫌ったのか
  現場に近すぎると時代の本質が見えなくなる
  「悪人」が新時代のモラルを作る
  明治の原点・岩倉使節団
  泥の中から蓮(はす)が咲く
  最後の錬金術師ニュートン
  海賊がイギリスの繁栄を作った
  近代社会を解く鍵―『蜂の寓話』

第5章 さらば学歴、さらば権威
~いかにすれば、日本は再生するのか~

(1)日本人を縛る「マインド・コントロール」の正体
  なぜ、マスコミは官僚に甘いのか
  「三権分立」という幻想
  サラリーマンよ、結束せよ
  青島都知事を大いに評価すべし
  台湾独立で中国は瓦解する
  「ベルリンの壁」を凌ぐ世界史上の大事件
  日本の友邦、現わる
  「恨みますまい、チャイナのことは」
  北朝鮮問題に深入りするな
  法律万能主義の危険
  議会の暴走をどうやって防ぐか
  官僚流・作文術とは
  この世に万古不易(ばんこふえき)の法なし
  なぜ、日本の新聞はつまらないのか
  検事調書を鵜呑みにする危険
  検察が大蔵省を摘発する日
(2)官僚制を叩き潰す方策とは
  官僚は怖くない
  日本の戦後教育は、なんとナチスが作った
  今こそ塾を公認すべし
  天下りを阻止すれば、日本全体が変わる
  希望の光が、ここにある

あとがきにかえて―“実感”からの発想
往復葉書から始まった交友
知られざる共通点
若いころからの「人間通」
『日本史から見た日本人』の舞台裏
実感に基づいて考える
なぜ、専門家は頼りにならないのか


今年の読書:11冊目



読書 | 02:30:08 | Comments(0)
『三島由紀夫「以後」』


第1章 林房雄との出会い
     新橋の焼け跡にて
     悪名高い船長
     早大紛争が原風景
     学生運動論をめぐって
     森田必勝と三島の出会い

第2章 村松剛の醒めた炎
     正気の狂気
     過激派と対峙する
     右へ急傾斜したのはいつごろか
     ワグナーとショパン
     あれが遺言

第3章 黛敏郎の憂国
     若き芸術家
     昭和27年、パリで
     西洋との決別
     日本回帰の情念
     青嵐会に心を動かす

第4章 保田與重郎の涙
     「日本浪漫派」の流れの中で
     保田ファンだった三島
     保田與重郎への国際的再評価が始まる
     桜井にうずくまる
     三島の霊が復刊へと走らす

第5章 青嵐会誕生す
     賀屋興宣回想録を手伝う
     青嵐会のうぶ声
     「太陽族」と「孤独の人」
     藤島泰輔の憂国
     国民の幅広い支持があった
     渡辺美智雄のマキャベリズム

第6章 『奔馬』と神風連の乱
     三島の神風連取材行
     熊本にて
     抵抗の精神を糸ぐるまのように
     夏目、徳富、横井のゆかりの地で
     宇気比の震源

第7章 小野田元少尉と鈴木青年
     林房雄をめぐる奇縁はつづく
     林房雄と鈴木紀夫
     杉森久英のニヒリズム
     林房雄の死
     小林秀雄の遍歴
     二人の友情―鈴木紀夫と小野田少尉

第8章 「転向」と『絹と明察』
     たれかミシマを超えたか?
     父権の喪失
     清水幾太郎
     吉本隆明は「転向」したのか?
     変節と誠実と
     高坂正堯の非転向

第9章 遠藤周作と三島の宗教観
     「輪廻転生」への帰依
     直前、憂国忌発起人に
     戦国キリシタン大名の心理を追う
     転向、改宗、裏切り
     『深い河』の輪廻
     そして聖地ベナレスへ

第10章 学生運動への関与
     「何人が本気で死ねるのか」
     転機となった「佐世保」
     武闘談に身を乗り出す
     民族派団体もつぎつぎと
     和製キッシンジャー
     今村均大将のこと

第11章 川端康成、開高健など
     回想のひとびと
     岡潔の憂国
     福田恆存のニヒリズム
     開高健との遇会
     97歳、そぞろ愉し
     天井桟敷の革命児

第12章 日本が「日本でなくなる」とき
     司馬遼太郎批判序説
     ひどかったNHK大河ドラマ
     講釈師になった晩年の司馬
     西尾幹二の活躍
     美しい日本語は台湾に在り
     左翼がコトバの戦争に勝った

第13章 森田必勝のこと
     「最後の1年は熱烈に待った」
     三島由紀夫とヘミングウェイ
     北方領土奪回に生命を賭けた
     思いを知るは野分のみかは
     四半世紀後の新発見

第14章 憂国忌と三島研究会
     追悼集会が原型に
     見事に散った桜花
     三島研究会の誕生
     一周忌がやってきた
     ジーパン憂国忌
     平野啓一郎の世代も

第15章 外国から見た三島由紀夫
     ジャパノロジストたち
     フランス人の衝撃
     アンドレ・マルローとアインシュタイン
     オリヴィエ・ジェルマントーマの登場
     三島作品には個性豊かな日本人が
     カルタゴに似てきた

あとがき


本書を読み始めてしばらくしたら、不思議な感覚に襲われた・・・・
三島由紀夫が自決した時、私はまだ小学生だった・・・・
たぶん5年生だったと思う・・・・
あの時の衝撃が甦り、あの時の雰囲気に包まれたのである。
あの頃の匂いと言うか・・・・
タイムスリップした感覚である。

三島由紀夫について知りたくて高校生の時に、三島由紀夫の小説を読んだ・・・
『憂国』を読んでいた時の、あの風の生暖かさと言うか、あの雰囲気が押し寄せてきた・・・・
大学時代には、神田の古書店を回って、三島由紀夫が自決した当時に発行された追悼集や評伝やらを買い漁った。
あの頃の雰囲気にも再び出会った・・・・
三島由紀夫の「憂国忌」には行ったことはないが、没後10年目に開催された『三島由紀夫展』を見に行ったことがあるが、あの入り口を入る時の興奮にも再び出会った・・・・

本書読み進んでいくうち、次々と、これらの雰囲気が現れては消え、消えては現れるのである。
初めて経験する不思議な感覚である。

著者は、三島由紀夫にも森田必勝にも近い人物だったようで、その体験が詳しく書かれているのだが・・・・
不思議なことに、その場に自分も一緒にいたような感覚に襲われるのである。
登場人物の名を目にした途端、よく知っている人たちに、久しぶりに再会したような懐かしい気持ちに襲われた。
当時、私は小学生だったのだから、あり得ないのだが・・・

著者とは、以前、何度か海外旅行でご一緒したことがある。
が・・・三島由紀夫についての話は一度も出てこなかったと記憶している。
本書を読んで、驚いた・・・・
「三島由紀夫研究会」を創設した人なのか・・・・
「憂国忌」の発起人にも名前を連ねていたのか・・・・
まさか、そういう人と出会っていたとは、本書を読んで初めて知ったのである。
全然知らなかった・・・・
この偶然はなんだろう?

当時、小学生だったのだから、その時代を「青春時代」とは呼ばないと思うが・・・・
三島由紀夫と森田必勝が自決した時、そしてそれ「以後」の時代・・・・
まさしく私には「青春時代」の懐かしさがこみ上げて来たという感覚なのである。
不思議な感覚だ・・・
「感動で身が震える」というのは、こういう感覚だろうか?

今度、著者にお会いする機会があったら、本書について、色々とお話をしたいなと思う。


今年の読書:10冊目



読書 | 00:31:05 | Comments(0)