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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
56歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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タダで「おせち」?(喜)
今日は、毎年恒例の“ケムちゃん”との忘年会・・・
いつものように食事をして、クラブに飲みに行く日である。(喜)
で・・・これまた、いつものように、何故かは知らないが、支払いは“ケムちゃん”・・・(笑)
いつも、何故なのかは知らないが・・・ご馳走してくれるのである。
感謝、感謝の「忘年会」である。

食事中、ふと“ケムちゃん”から「“おせち”ってどうしてるんだ?」と尋ねられた・・・
例年は早めにスーパーマーケットの“おせち料理”を予約するのだが・・・
今年は何故か気が乗らない・・・(苦笑)
どうしようかなぁ~・・・毎年同じというのもなぁ~・・・などと、グズグズしているうちに年末になってしまった!(大汗)
今さら、どうしようもないから、「栗きんとん」とか「かまぼこ」とかを単品で買ってきて、適当に皿に載せようかと思っていたのだ。(笑)

「“おせち”を用意していないなら、ちょっと協力してくれないかなぁ~?」と“ケムちゃん”
話によると、我々が会議等で利用しているホテルで「おせち料理」を販売しているのだが、なんと、この年末になってドタキャンを喰らったらしい・・・
その数・・・50セット!(唖然)
いくらなんでも、50セットのドタキャンって、信じられないが・・・(唖然)
売れなければ廃棄処分になるから、もったいないという。
で・・・ホテルの宴会担当の“トミタくん”から泣き付かれたらしい・・・(笑)

“トミタくん”とは旧知の仲である。
実は高校の同窓生である。(笑)
さっそくその場で電話して1セット注文する。
「おい、トミタ!その“おせち”はいくらなんだ?」
「え~と・・・定価だと・・・×万××××円になりますが・・・」(汗)
「なぬ!×万円?!」(大汗)
とんでもなく高価な“おせち料理”である!(驚)
「いや、定価では申し訳ございませんから・・・どうでしょう?・・・半額ということで・・・」(汗)
半額でも、拙者がいつもスーパーで頼むものより、ちと高いぞ・・・(大汗)
「よっしゃ!わかった!1セット買うよ!支払いは届けてくれた時でいいよな?」

と・・・“ケムちゃん”が横から携帯電話を奪って・・・・
「支払いは僕だから!シゲちゃんからはカネを取るなよ!」と言う。(唖然)
なに・・・それ・・・(唖然)

「僕が協力を頼んだんだから、僕がカネを払う」と“ケムちゃん”・・・・
しかしねぇ~・・・・この忘年会も彼の「おごり」なんだよねぇ~
加えて「おせち料理」も?(汗)
そりゃマズイでしょ!
夕食の後半は、「僕が払う」「いや、俺が払う」で揉める・・・・(大笑)

「いいから、素直に受け取ってよ。僕からのプレゼント!ね?お父さんへのプレゼントということで・・・」
え?・・・でも、“ケムちゃん”は俺の親父に会った事ないでしょ?(大笑)

「ね?たまにはこういうことがあってもいいでしょ?お父さんにおいしいものを食べさせてあげてよ。僕からのプレゼント!」
いやぁ~そう言われちゃうとねぇ~(汗)
拙者もよく「たまにはこういうことがあってもいいじゃない?」というセリフを吐くからなぁ~(笑)
似た者同士?類は友を呼ぶ?(大笑)
では・・・お言葉に甘えまして・・・(照)
いやぁ~なんということだろう!タダで「おせち料理」を食べさせていただけるとは!(大喜)

「お父さんへの僕からのプレゼントということで・・・ね?」
「すみませんねぇ~・・・では、ありがたく頂きますが・・・できれば・・・」
「なに?」
「え~・・・1セットではなく、どうせなら、2セット・・・」(笑)
「アホ!」(大笑)

“ケムちゃん”に感謝、感謝・・・で、今年も暮を迎える・・・

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日記 | 14:41:58 | Comments(0)
『戦後秘史インテリジェンス』
戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫)戦後秘史インテリジェンス (だいわ文庫)
(2009/04/08)
不明

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はじめに

序説 日本の情報史で注目すべきキーパーソン~佐藤優
 明石機関と陸軍中野学校
 末次一郎の対ソ特務工作
 戦後日本に大きな影響を与えた有末機関
 総理密使として活躍した若泉敬
 レフチェンコ証言の未公開部分

第1章 戦後情報秘史

1 「影の軍隊」伝説の真相ー自衛隊元幹部たちの証言(黒井文太郎)
     証言①松本重夫・元調査隊第一科長
     証言②塚本勝一・元陸幕第二部長
     証言③寄村武敏・元陸上自衛隊中央調査隊長
     証言④清水濶・元調査学校長
     証言⑤坪山晃三・元陸幕第二部別班員
     赤旗『影の軍隊』報道の真相
2 「F機関」指揮官=藤原岩市の戦後(冨澤 暉)
     F機関長の戦後
     GHQ戦史部で働く
     陸自の情報部門育成に尽力
     三島由紀夫との関係
     反スカルノ運動に関与
     アジアの民族運動を支援
     名を残した“メイジャー・フジワラ”
3 日米関係の深層で活躍した政界ブレーン・天川勇教授(天川由記子)
     戦時中は米内光政のブレーン
     吉田茂→池田勇人→福田赳夫
     外務省より先に情報が入っていた
     石原慎太郎も弟子だった
     理想主義かつリアリスト

第2章 KGBの謀略

1 KGBの日本人エージェントは誰だったのか?(黒井文太郎)
     持ち出された機密情報
     社会党と自民党への工作
     日本人エージェント
     レフチェンコ証言
     警察も確認したスパイ情報
     ファイルされてもスパイとは限らない
2 取り込まれた自衛隊幹部ー「宮永スパイ事件」の深層(野口裕之)
     公団住宅で一人暮らしだった元陸将補
     ミイラとりがミイラになった
     欠落していたヒューミントの専門訓練

第3章 アメリカ&イギリスの対日工作

1 CIA機密解除文書に見る戦後アメリカの対日工作(黒井文太郎)
     有末機関と河辺機関
     知られざる「竹松工作」
     中共スパイとも通じていた有末機関
     児玉誉士夫は信用されていなかった
     服部卓四郎のクーデター計画
     G-2の情報工作を酷評したCIA
     自らCIA協力者に志願した賀屋興宣
     アメリカを利用した日本人
     反共工作に動いた「河辺機関」
     CIAの最重要協力者だった岸信介
2 英防諜部がマークした日本の諜報活動(橋本 力)
     イギリスがマークした日本の諜報活動
     日本軍インテリジェンスに低い評価
     ソ連に対しては一級であった日本の防諜機関
     イギリスやヨーロッパ大陸での活動
     問題があった情報保全
     戦後の日本の諜報活動
3 CIAは日本で何をやっているのか(春名幹男)
     在日CIA要員は一時60人ほどに激減
     軍人に偽装した在日CIA要員
     大使と支局長の微妙な関係
     CIA東京支局のしくみ
     日本語のできない東京支局員たち
     アメリカ留学中の若手キャリア官僚をリクルート
     標的は北朝鮮の核情報

第4章 北朝鮮スパイの暗躍

1 「百人町事件」謎の工作員の数奇な人生(今村 等)
     公安警察にマークされた男
     「事件」の兆候
     押収された工作員マニュアル
     背後の工作機関とは
     朝鮮総連エリートからの転落
     詐欺罪で起訴された工作員
     元赤軍派議長に接近
     もうすぐ革命が成功する!
2 私は北朝鮮のスパイだった”-日本人工作員の告白(高世 仁  石田久人)
     所属は「対外情報調査部」
     対韓国潜入用の備品を調達
     工作資金を提供
     マカオで要請された「日本人女性拉致」
     拉致実行者は日本にいる!
     大物スパイ逃走の顛末
3 朝鮮総連非公然組織「学習組」の虚構と実像(李 策)
     解散させられた非公然組織「学習組」
     私も学習組のメンバーだった
     今さら意味のない「学習組」復活
4 工作船事件で浮上した北朝鮮「覚醒剤」暴力団ルート(黒井文太郎)
     繰り返される北朝鮮からの覚醒剤密輸
     自沈工作船に残された携帯電話の通話先
     盗難車密輸で別件逮捕された“主犯”
     暴力団コネクション

第5章 中国の諜報工作

1 中国「対日スパイ工作」事件簿(黒井文太郎)
     謎の上海売春クラブ
     ハニートラップの仕掛け
     なぜ一曹は部外秘資料を持ち出したのか
     発覚した中国の対日工作
     法をすり抜ける巧妙な情報収集
2 対日工作の拠点「中国大使館」研究(黒井文太郎)
     駐日大使は外交部副部長級
     政界実力者を一本釣り
     日本にもいる国家安全部
3 従軍慰安婦問題をめぐる中国「心理戦」の深層(江崎道朗)
     改革開放で在米中国人組織が誕生
     中国共産党と手を組んだニュー・レフト
     『ザ・レイプ・オブ南京』の影響力
     自分たちは前面に出ない中国
     緻密に計算された「言葉の使い方」

第6章 狙われる日本

1 大阪万博で始まった公安調査庁“ソ連班”対「KGB」(黒井文太郎)
     大阪万博に来ていたレフチェンコ
     CIAがソ連領事と密会
     「協力者」の種類
     「KGBの請負」との秘密接触
     モスクワに来ませんか?
2 地図から消された極秘の警察庁通信所(青木勝弘)
     守山無線通信所を訪ねた
     名古屋市「守山区」から移転か
     陸自小平駐屯地にも警察傍受施設がある!

初出一覧

経歴紹介



今年の読書:79冊目



読書 | 01:26:44 | Comments(0)
サプライス!(大笑)
今日は妹が親父を“驚かせる”ために東京からやってくる。

親父は、あ~でもねぇ、こ~でもねぇと「出来ない理由」を並べ立て、東京に出かけようとしない。
気分転換と運動を兼ねて出かければいいものを・・・・
昔から“陰に籠もる”性格だから、仕方がないか・・・
何が楽しくて生きているのやら・・・(苦笑)
ウジウジ、ウジウジと愚痴をこぼしながら毎日を過しているのである。

というわけで・・・
妹が、友人の“エミちゃん”と二人で東京からやってくることになった。
そのことは親父にはナイショである。
「サプライス」だから・・・
しかし、これが難しいのである。
拙者は普段の行動パターンを変えずに、受け入れ態勢を整えなくてはならない。
突然、掃除などを始めたら、親父に何事かと勘付かれてしまう。(大笑)

妹たちは電車で来るという・・・
駅まで迎えに出てやりたいが、それでは親父に勘付かれてしまう・・・(大笑)
仕方がないので、タクシーで来てもらうことにした。

「ピンポ~ン!」・・・玄関のチャイムが鳴った・・・
いつもなら、拙者が玄関に向かうが・・・
今回は、敢えて玄関には行かず、部屋に籠もる・・・(苦笑)
親父がバタバタと玄関に出たようで・・・(歩けねぇと言っていた割りには歩いてるじゃねぇか!)
「オオ!」と親父の驚いた声・・・(大笑)

妹は和服姿でやって来た・・・(笑)
親父に見せたかったそうである。
「サプラ~ィズ!」(大笑)
「一瞬、誰だか分からなかったぞ!」と親父・・・
ん?・・・・今になって気が付いたが・・・
親父は心臓が悪かったんだよな?(苦笑)
不整脈の人に「サプライズ」はマズかったんじゃないか?(大笑)
まぁ、娘の着物姿を見た瞬間に息を引き取るというのもいいか・・・・(大笑)

大学のピアノ科出身の妹がピアノを弾き、声楽科出身の“エミちゃん”が歌を唄う・・・
この親父への「サプライズ」は、彼らの“出前ミニコンサート”なのである。(大笑)
彼女達のライブコンサートを親父が聴きに行かないので、向うから押しかけてきたのである!(大笑)
「さぁ!お父さん!一緒に歌を唄いましょう!」と言われては親父も逃げられない・・・(大笑)
なにせ、観客は我々2人しかいないのだ・・・
協調性のない親父が珍しく素直に従って歌を唄ったのには驚いた!
ボケちゃった?(大笑)

あっという間にミニコンサートは終了!
で・・・妹たちは、急いで東京に「とんぼ返り」である・・・(唖然)
相変わらず、妹はバタバタと忙しい・・・(苦笑)

「はぁ?もう帰るのか?」と親父・・・
「サプライスだから・・・」
「ふ~ん・・・なんだ?そのサプライズって?」
「・・・・・」(大汗)

まぁ、何がなんだか判らなくてもいいや・・・(大笑)
とにかく、いい“冥土の土産”になっただろう?(大笑)

日記 | 14:39:48 | Comments(0)
『秘録・東條英機暗殺計画』
秘録・東条英機暗殺計画―元・大本営参謀が明かす (河出文庫)秘録・東条英機暗殺計画―元・大本営参謀が明かす (河出文庫)
(1991/08)
津野田 忠重

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プロローグ~三笠宮との再会

第Ⅰ章 忘れ得ぬ苦い経験

1 忌わしき獄窓の日々
     腕時計をせぬ男となっていた知重
     奇しくも「203」日目に釈放
2 生い立ち
     乃木将軍から名前を授かる
     乙軍参謀に抜擢された父是重
     吉田茂と見合いした母
     父の死を契機に幼年学校を志す
3 東条が見せた温顔
     父の教え子だった東条航空総監

第Ⅱ章 「憂国」の群像

1 「乱暴参謀」と「黒豹参謀長」
     第36師団付参謀として華北戦線へ
     満州事変の立役者の一人、今田大佐
     軍のあり方について開眼
2 東亜連盟協会
     石原莞爾の“危険思想”
     両雄並び立たず
3 浅原事件
     八幡争議の指導者浅原健三
     協和会服姿で突然帰国した石原
     「日本革命5ヵ年計画案」発覚す
4 牛島辰熊との出会い
     陣中見舞いに訪れた猛者
     三上卓との奇妙な因縁
     「国家改造」への血腥いうねり

第Ⅲ章 破滅への道

1 南京赴任
     かいま見た辻参謀の虚像と実像
     対ソ戦にらむ動員令発令
     東条内閣誕生
     一存で大本営に異議申し立て
     赫々たる大勝利の裏で
     同憂の士、上海に集う
2 侵された「絶対国防圏」
     湘桂作戦42日間の死闘
     枢軸国、相つぎ敗退す
     新竹海軍航空基地初空襲
     「カイロ宣言」笑止の至りなり?!
3 参謀本部へ転任命令
     一人四役の絶対権力者
     異例の大抜擢

第Ⅳ章 決断の時

1 計画立案
     牛島に意中の秘密を洩らす
     「大本営発表」の内実
     意表をつかれたサイパン攻略
     「大東亜戦争現局に対する観察」
2 暗躍 その①-牛島との謀議
     人固より一死あり・・・・・
     皇族への働きかけ策
     皇道派と統制派
     誰を盟友と頼むべきか
3 暗躍 その②-二将軍説得工作
     石原莞爾、快諾す
     小畑中将、条件付きで同意
4 暗躍 その③-三笠宮説得工作
     宮の新婚気分に苦言を呈す
     一瞬、顔色を変えられた殿下
     甦った石原の「懸念」
5 要撃要領
     日曜の午後の密会
     秘密兵器「茶瓶」
     決行日は7月25日!

第Ⅴ章 東条内閣瓦解

1 もう一つの暗殺計画
     高松宮の密かな決意
     塚本清彦少佐の諫言
2 中野正剛の死
     東条を怒らせた「戦時宰相論」
     一斉検挙
     釈放認めた検事に召集令状
     真相秘めたままの自決
3 内閣総辞職
     「南方諸島の守りは万全」と強弁
     サイパン失陥を機に批判噴出
     大命、再び下らず

第Ⅵ章 計画漏洩

1 裏切られた期待
     東条退陣の報に接す
     またも軍人内閣が誕生
     憲兵の監視網にかかった牛島
2 歪められた真相
     密室のミステリー
     8月29日深夜、三笠宮邸
     8月30日午前10時、東久邇宮邸
3 憲兵隊出動す
     那須兵務局長の“意趣晴らし”
     不可解な宮の心境
     起訴・不起訴の明暗
4 知重逮捕のあとさき
     久米五郎少佐の話①
     久米五郎少佐の話②
     渋谷駅頭で検束される

第Ⅶ章 流転

1 同僚たちの友情
     6ヵ月ぶりで自由の身に
     首都への空襲激化
     沖縄決戦
     兵籍名簿に細工した酒井少佐
     思いがけぬ土産
2 中国への脱出行
     変装、見破られず
     苦難の旅を支えた浦敬一の詩
     苦力に身をやつして逃避行
     上海フランス人租界での“入院”生活
3 帰国後のエピソード
     笑顔のワンマン宰相
     三笠宮との和解

エピローグ~「東条暗殺黙認せず」

初版本あとがき

追記

解説(平山隆三)



戦時中、内閣総理大臣である東條英機を暗殺しようとした計画があった。
そういう計画があったことを私が知ったのは、中学生か高校生の時のような気がする。
詳細は覚えていないが、どうやら三笠宮殿下が関わっていたらしい話が載っていたことだけは覚えている。
祖父に、そのことを話したが、三笠宮殿下が見習士官当時、上官だった祖父からは何のコメントもなかった・・・

本書の著者は、この「暗殺計画」の当事者の兄である。
弟の津野田知重少佐は、この計画が憲兵隊に漏れたため逮捕され、不名誉な「免官」となった。
その「暗殺計画」について、当事者の兄が弟から聞き出してその内幕、経緯を“暴露”したのが本書である。
本書によれば、この計画漏洩の責任は三笠宮殿下にあるという。
この暗殺計画を知った殿下の“心の動揺”のせいであるという。
戦後も長い間、この兄弟は三笠宮を“恨んでいた”ようである。
本書では、「手前味噌」の部分も見受けられるが、身内が書いたのだから多少は已むを得まいが・・・・
東條英機を“排除”しなければ・・・と思ったにせよ、「暗殺計画」などというものに皇族を巻き込むというのはいかがなものかという気はする。

私の祖父は2・26事件の決起に誘われたが断っている。
その理由を祖父は教えてくれなかったが、中隊長である祖父が決起に参加すると、当時、祖父の中隊にいた三笠宮殿下に迷惑をかけることになるから断ったのではないかと私は思っている。
普通は、皇族に累を及ぼさないようにすると思うんだがなぁ~
いくら「憂国の情」が強かったにせよ、何をやってもいいとはいえないと思うが・・・・

私は、祖父が他界後、三笠宮殿下にお会いする機会は何度もあったのだが・・・
さすがに「暗殺計画」に関わっていたのですかとは聞けなかった。
答えてもらえないことは明白だし、余計なことを言わないというのは常識・・・
その「余計なこと」までに踏み込んでいるだけに、三笠宮殿下を尊敬する私としては、ちょっと不快感を覚える部分がいくつかあった。
弟の「名誉回復」を狙った兄の「作品」であるならば、これもまた已むを得ないか・・・

多少の「身びいき」を差し引いて読めば、そこそこ面白い話ではある。
細かいことに関しては真実かどうかはわからない・・・
その人の立場によっては、敵にも味方にもなるだろうし・・・
果たして「暗殺」しなくてはならないほど、東條英機という人は「悪人」だったかどうか・・・
これも、その人の「立ち位置」によって意見が分かれるところではあるまいか?
「歴史」の「真実」の難しいところである。



今年の読書:78冊目



読書 | 22:01:19 | Comments(0)
『英文法を撫でる』
英文法を撫でる (PHP新書)英文法を撫でる (PHP新書)
(1996/11)
渡部 昇一

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まえがき

第1章 英文法が語る世界史

1 英文法を正しく解釈する
     グッド・モーニングの思い出
     ドイツ語と「比較」してわかること
     「単なる陳述」と「祈願」は違う
     文法の基本は「歴史」と「比較」
     征服されなかったドイツ語圏
     「ノルマン人の征服」で断たれた英語の歴史
     なぜ英文学史はチョーサーから始まったか
     古英語と中英語は異国語?
     グリムに始まる比較言語学の系譜
     古英語と中英語の断絶をつなぐもの
2 英語史の流れを理解する
     恩師から出された「宿題」
     単数名詞にーSがつく意味
     ドイツ留学時代に得た「あっ体験」
     シェイクスピアも使った副詞的機能ーS
     マーク・トウェインの名前の語源
     「時の副詞」と「場所の副詞」
     霞のチョーサー、濃霧のベオウルフ
     ドイツ人が『ベオウルフ』を読んだ場合
     定冠詞theの由来
     ビアホールでの愉快な体験

第2章 文法学の魅力的なる世界

1 「文法(グラマー)」が持つ不思議な魔力
     漢詩をめぐる二つの解釈
     「厳密な記述」を目ざす構造言語学
     文法的には正しい「誤訳」
     なぜ入試に長文問題が多いか
     「正しさ」と「間違い」を決める視点
     新しく台頭した「言語学」の概念
     イギリスに「言語学」が定着するまで
     「フィロロジー」とは何か
     「文法」には「魔法」という意味があった
     本を正確に読む力をつける
2 誤読が生んだ大いなる悲劇
     ある明治の青年が残した遺書
     誤解された「哲学者」、ホレイシオ
     語調のニュアンスを訳す
     感情移入を示す「属格」の役割

第3章 英語の基本ー「読み書き」能力

1 「日本式」文法教育の真価
     戦前の英語の教科書
     二人の恩師との出会い
     韓国の知識人が見た日本の文法教育
     日本人独特の「解剖癖」
     外国語を「自国語流」に読む
     漢文を読破した戦前の人たち
     返り点、送り仮名の功績
     皆無に近いコリア語の文学史
     漢学者による徹底した文法的分析
     日本に出回る多種多様の文法書
     「会話」より重視された「読む力」
     英語教師としての夏目漱石
     日本の近代化と英文法教育
     現代日本語への影響
2 “渡部流”語学学習法
     ベン・ジョンソンの『英文法』を研究する
     八品詞はどうやってできたか
     数々の「幸運」で開けた道
     “ドイツ語修業”の始まり
     驚異的な語学力アップの「真相」
     英文法が生んだ「天才神話」
     「穴場」だった英文法史研究
     いいテーマを見つける能力
     言語分析としての品詞分類
     受験生にも有効な伝統文法
     構造言語学の功績と限界
     初級の語学学習に向く新言語学

第4章 伝統文法の成り立ちと今日性

1 イギリス英文法はいかにして作られたか
     ルネサンス期の新文法学
     イギリスの英文法史を繙く
     フランスの「アカデミー・フランセーズ」
     英語文化が育たなかったイギリス宮廷
     「理性」による英文法規準
     英文法の救世主、ラウス
     「二重否定」が否定される
     マレーの『英文法』の登場
     英文法の普及と定着
2 「書く英語」を支える伝統文法
     学校文法が生んだ「余波」
     ピンカーの学校文法批判
     欠けていた「英文法史の知識」
     英文法教育の意義
     伝統文法の有効性
     英米の大学で通用する「書き言葉」
     文法ノイローゼからの脱却



私は英語が苦手、特に「英文法」はチンプンカンプン・・・・(笑)
その「英文法」を“撫でる”って言うんだから・・・
面白い書名である。(笑)

「英文法」についての本なのだが、なぜかドイツ語も出てくる。
ドイツ語なんて私は見たことも聞いたこともない。
だいたアルファベット(?)すら知らないのである。
唖然としたが・・・
こういう形でドイツ語に接するというのも面白かった。
へぇ~・・・である。

本書は「英文法入門」というような本ではないと著者・・・
確かに「入門書」ではない。
読み物として面白い・・・
これが「撫でる」という意味か・・・(笑)



今年の読書:77冊目



読書 | 23:17:36 | Comments(0)
『戦争倫理学』
戦争倫理学 (ちくま新書)戦争倫理学 (ちくま新書)
(2003/01)
加藤 尚武

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第1章 戦争に関する正気とは何か
  『ガリヴァ旅行記』の思考実験
  大量殺人を可能にした機関銃

第2章 戦争の二種類のルール
~戦争目的規制(jus ad bellum)と戦闘経過規制(jus in bello)~
  小林よしのりの戦争観
  小林『戦争論』の奇妙な曖昧さ
  誤解から生じた「戦争=祝祭」論

第3章 連続テロに対する報復戦争は正当か
~私の第一の反戦メイル~
  反戦メイルに対する反応
  戦争をめぐる三つの立場
  「正義の戦争」という考え方
  両大戦を支配した無差別主義
  米の報復戦争は正当化できない

第4章 国家という猫には誰も鈴をつけられない
~トーマス・モアの処刑とグローティウスの戦争論~
  新しいものが旧いものを裁いた日
  国家が主権をもったとき、戦争状態が始まる
  国家と教会の地位の逆転
  歯止めなき「地上の力」

第5章 アメリカの良心は「ヒロシマ」に「ノー」と言った
~ロールズの原爆投下批判~
  「極限的危機」とは何か
  原爆はなぜ投下されたのか

第6章 ゲルニカを忘れないで
~私の第二の反戦メイル~
  空爆に対する意味づけの変化
  「正義の戦争」、7つの条件
  「非戦闘員の殺傷」を当然視する現代の戦争
  アンスコムの警告
  「正義の戦争」を基礎づける「二重効果」
  「正義の戦争」と国家主権の臨界点

第7章 鉛の兵隊さんはどうして美しい制服を着ているのか
~傭兵軍から国民軍への転換~
  演技のごとき18世紀の戦闘
  18世紀の軍事革命
  ナショナリズムの学校としての軍隊
  ロックとスピノザの国家観

第8章 カントの「永久平和論」
  『永遠平和のために』の構成
  「民主主義国は平和的である」という誤解
  国家に人格的統合を認めたカント
  軍備撤廃という目標の核心とは

第9章 人は共和国のために命を捧げる
~ヘーゲルの考えた国家と戦争の関係~
  終生変わらなかったヘーゲルの戦争観
  「平和」が社会を腐敗させる?
  ヘーゲル的戦争観にどう答えるか

第10章 戦争をした日本は有罪か
~「東京裁判史観」と東京裁判の問題点~
  パイのエピソードから得られる教訓
  パルによる「無罪」判決の主要論点
  戦争裁判の法理論的な背景
  安全装置を無視した戦争裁判
  「共同謀議」論が抱える難問
  病気にかかっている国際社会

第11章 不戦条約のパラドックス
~すべての戦争は違法である~
  戦争それ自体を禁じた条約
  不戦条約で違法とならないケース
  不戦条約が抱える矛盾
  武力行使なき武力抑止は可能か?

第12章 「集団的自衛権」は自己矛盾か
  「武力による威嚇又は武力の行使」
  テロ犯人の引き渡しと国連憲章
  国家の自衛権と国連憲章

第13章 ガンマンの正義
~相手の先制攻撃を見てから撃つ~
  「急迫性」をどう解釈するか
  緊急性ーカロライン号事件の場合
  留学生射殺に「相当性」はあったか?

第14章 日本国憲法9条の問題点
~読んで分からない憲法は変えるべきだ~
  大きく変った政府の9条解釈
  新しい次元を迎えた9条問題
  憲法学者・宮澤俊義の解釈
  マッカーサーの部下らの解釈
  憲法9条の何が問題か

第15章 平和は消極的な状態か
  西部邁の反平和主義
  福田恆存の現実主義
  戦争は「永遠に」なくならないか?
  「平和」に対置されるナショナリズム
  「戦争の不在=非平和」という状態
  平和に生きること自体に意味がある

エピローグ 私の第3の反戦メイル

あとがき

本書に再録した原稿・読者に対する推薦図書

付録
同時多発テロに対する報復戦争の国際的な正当性は成り立たない(英訳)
ゲルニカを忘れないで(英訳)



戦争に“倫理”などというものがあるのだろうか?
「戦争」と「倫理」は、相反するもののような気がしていたのだが・・・
「戦争倫理」とは、つまりは「戦争のルール」のことだそうだ。
とはいえ・・・「戦争の仕方」ということではないようである。
いわば、「行動規範」「行動基準」と考えたほうがいいような気がする。
つまり・・・
「戦争は悪か?」との問いに「悪である」という答えが一般的である。
で・・・「だから戦争は絶対やってはいけない」・・・となる。
「絶対」は「絶対」である。
それでは「たとえ正当防衛の場合でも、“絶対”戦わないんですよね?」となる。
「正当防衛の場合は話は別です。戦います」となるのか、それとも「正当防衛も認めません。何をされようとも絶対戦いません」となるか・・・
それが「戦争についての“倫理基準”」ということになる。

世界中の「世論」が、戦争に向かったときに、踏みとどまることが出来るか?
「世論」のほうが“狂気”であって、自分こそが“正気”であると言うための自分自身の位置・・・
それを“測定”できる“羅針盤”が「戦争倫理学」であると著者はいう。

例のアメリカで発生した「9・11」の連続テロ・・・
これに対して米国は“報復”をしたが、この「正義の戦い」は果たして正しいか?
私が以前から疑問に思っていた件についても書かれていたのは嬉しかった。
「テロ」は犯罪である。
犯罪である以上、犯人を捕らえて裁判にかけるべきではあるまいか?
軍隊を派遣して、空爆やら砲撃やら・・・テロリストを皆殺しにしようというような行動は正当化できるだろうか?
「テロリスト」を相手に“戦争”を仕掛けることは正しいことなのだろうか?

広島と長崎に原爆を落とした理由は、米国軍人の命を守るためだと言われている。
ならば、自国の軍隊の損害を最小限に止める為ならば、他国の一般人を“虐殺”することは許されるのだろうか?

湾岸戦争は「石油確保」のための戦争だったことは今では明白になっている。(確か・・・米国政府の誰かが暴露していた)
西側欧米諸国の「石油利権」のためなら、一般人が犠牲となる戦争を仕掛けても許されるか?

日本国憲法第9条・・・・
なにがあっても武力による威嚇も行使もしない・・・
良いか悪いかではなく、正しいか間違っているかでもなく、それを貫き通すだけの「倫理基準」を日本人が持っているかどうかが問題である。
「戦争反対」は大いに結構だが・・・
状況によっては・・・そのときの「世論」によっては、どうにでも変るようでは“規準”にはなり得まい。
他国からの侵略を受けて自分の家族がどうなろうとも、自分の土地財産がどうなろうとも・・・絶対戦わないというのなら、それはそれで「倫理基準」であるから別に構わないけど・・・
「そんなことはあり得ない」が“規準”では「あり得ないことが起こった」場合、どう規準がブレるか・・・
甚だ不安である。(苦笑)

「戦争倫理学」・・・・なかなか興味深い内容だった。



今年の読書:76冊目



読書 | 00:57:01 | Comments(0)
『アメリカ軍に学ぶ通じる英語』
アメリカ軍に学ぶ通じる英語―簡単明瞭!確実に伝わる (カッパ・ブックス)アメリカ軍に学ぶ通じる英語―簡単明瞭!確実に伝わる (カッパ・ブックス)
(2000/12)
三根生 久大

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はじめに

なぜアメリカ軍に英語を学ぶのか?

Part 1 アメリカ人はこう話している
          なぜ英語が聞きとれない?
          大きな声で自信を持って
          日本式発音でえは通じない
          アメリカ人のお世辞を信用するな
          聞きとれないと命にかかわる
          レシートは「レスィート」と発音
          英文科の教授の通じない英語
          自衛隊の英語教育事情
          聞きとれれば会話は成立する
          英語上達には「慣れる技術」が必要

Part 2 決め手は「カタカナ発音」
          アメリカ兵は何を話している?
          ドーリットル中将に会う
          日本人は“ショーリィさん”
          いちばん通じる<パングリッシュ>
          学校英語とはまったくの別物
          ペンタゴンは“ペンラガン”
          カタカナを使えばOK!
          基本単語<アメリカ人特有の発音>

Part 3 これだけで十分!アメリカ発音<10の法則>
          法則1 Tは「ラ行」になる
          法則2 Oはほとんど「ア」と発音
          法則3 Iは「エ」か「ア」と発音
          法則4 Aは「エァ」または「エ」「エイ」になる
          法則5 THは「タ行」「ダ行」に近い
          法則6 Rは直前に「ゥ」をつけ、巻き舌で発音
          法則7 単語の最後にくるl、ll、leは「ウ」に
          法則8 Vは「ヴァ」「ヴィ」「ヴ」などと発音し、「バ行」で発音してはダメ
          法則9 TR、DRは「トゥラ」、「ドゥラ」と発音
          法則10 PL、CL、BLは1語として発音
          日常英語なめらか発音のコツ

Part 4 今日からネイティブ!米軍の日常表現<101>
          That's great.は「ダッツグレイト」
          Don't ask me.は「ドンナースクミー」
          Take it a easy.は「テイケリィーズィー」
          と発音すればネイティブに近づける他・・・・・

Part 5 軍事英語ボキャブラリー
          戦略・戦術の基本用語
          作戦実行の指示
          まだある軍事基本用語
          命令・号令
          陸軍の用語
          海軍の用語
          空軍の用語
            ミサイルの呼び方
          階級の呼び方 Ranks
            アメリカ陸軍の階級と階級章
            アメリカ陸・海・空・海兵隊の階級
            自衛隊の階級呼称
          軍服の呼び方
          アメリカ陸軍の兵科
          アメリカ陸軍の勲章
          アメリカの歴史
            現代アメリカを読むキーワード
          日本の歴史
          これを英語でどう説明する
          真珠湾攻撃を英語で!
          平和のための用語集
          アメリカ軍・略語辞書
          日米軍事関係の用語集
            日米ガイドライン
            アメリカ連邦政府の組織

Part 6 日常生活でも使える軍事英語
          「日の丸」は「肉団子」と呼ぶ
          物・服装などの表現
          施設などの言い方
          人間・階級の表現
          作戦用語・艦船の言い方
          知識としての俗語
          ケガ・応急処置の表現
            人体の部分の名称
          体調・病気の表現

Part 7 兵士の一日に学ぶ 朝から晩までの<日常表現>
          兵士の一日
          起床
          訓練
          昼食
          コーヒーブレイク
          午後の訓練

Part 8 オフタイムの会話 外食、買物、旅行<日常表現>
          飲みに行く
          食事に出かける
          買物をする
          週末生活・旅行
            アメリカの祝祭日
            国名・州名・都市名の言い方

Part 9 軍事用語はビジネス用語
          軍事組織が会社組織になった
          戦略用語の基礎知識
          戦術用語はビジネス現場で使われる
          ビジネス現場での基本表現
          意見を述べる
          会議での表現
          連絡・提出・報告
          オフィスで使われる言葉
          指示・命令
          成果・業績
            リクルートは軍隊用語

あとがき



「アメリカ軍に学ぶ・・・」とは、なかなか面白い視点である。
軍隊では、命令が聞き取れなければ即、死に結びつくことになる。
「伏せろ!」と言われても、その英語が聞き取れず、意味がわからなければ、ボ~ッと立ったまま・・・
当然、戦死することになるだろう。(笑)
戦場でのこととなれば、ダラダラと長い英文で説明をするなんていうことは・・・ない。(笑)
短い言葉で・・・となる。
短く、端的に、わかりやすく・・・である。
そういう意味では、軍隊から英語を学ぶというのも面白いかも。

私の場合・・・
米軍の退役軍人の知人が何人かいるので、やっぱり軍隊の専門用語は英語で知っていたほうが便利である。
本来は、徹底的に頭の中に叩き込んでおかねばならないのだが・・・
生来の頭の悪さのせいか・・・(大笑)
なかなか頭に入らないのである。(涙)
しかし、軍隊の階級や、専門用語、略語について勉強するには、大いに役立つ本である。
必要に応じて、何度も読んでいるうちに、そのうち自然と覚えるだろうとタカをくくっている。(大笑)

カタカナ発音は役に立たないというのが通説だが・・・
本書では逆にカタカナで発音が表記されている。
例えば・・・
「What is that?」(これはなんですか?)だが・・・
カタカナ表記と言っても「フワット、イズ、ザット」とは表記されていない。
「ゥワリズ、ダーッ」と表記されている。
つまり、聞こえたままを、それに近いカタカナで表記しているのである。
確かに「That」などは「ザット」ではなく、一連の会話の中では「ダ~」もしくは「ダッ」としか聞こえない。
こういう表記のカタカナを、そのまま声に出して読むと、アメリカ人が話している英語に近い(あくまでも近い・・・である)発音になる。
多少、違和感を持つ場合もないわけではないが・・・(笑)
でも、面白い・・・

英語の勉強のため・・・というのもさることながら、読み物としてサ~ッと読んでみるのも面白いと思う。
軍隊(軍事)に興味のある人は、読んで損はしないと思う。


今年の読書:75冊目



読書 | 22:18:25 | Comments(0)
「僕は・・・」って何だ?(怒)
今日は“カジさん”と久しぶりの食事会!(喜)
というわけで・・・上京!
で・・・いつものトンカツ屋さんへ・・・

で・・・食事を終えて・・・タバコを一服・・・
このお店は、昼食時は店内全面禁煙だが、夜はタバコを吸ってもいいのである。
お店の御主人にも確認をしてタバコを吸い始めたら・・・
同じカウンターの拙者の隣りに座っていた若者が・・・
いきなり・・・
「僕はタバコは駄目なんですよね!他の席に移っていいですか!」(怒)
と大声で御主人に言い出した!(唖然)
「あれ・・・そりゃ、悪かったねぇ~」と拙者は言ったのだが・・・
隣りに座っていながら、こちらを見ず・・・
「僕はタバコはダメなんです!他の席空いてないですか!」(怒)
おい、おい・・・
直ぐ隣りにいるんだから、俺に直接言えよ・・・(怒)
お前なんかに向かって口をきくのは汚らわし・・・と言わんばかりの態度・・・
カチ~ン!!
店の外に引きずり出してボコボコにしてやろうか・・・(怒)

「てめぇ、なんだその態度!!」(怒)と怒鳴りつけたが、表情一つ変えず・・・拙者を無視!!
ますます、外に引きずり出して・・・(大笑)
という気になったが・・・
う~ん・・・“カジさん”が一緒である・・・(泣)
“カジさん”の前では・・・ちょっとマズイ・・・
我慢、我慢・・・・
我ながらよく我慢したものだと感心・・・(大笑)

ずいぶん前であるが、新聞で呆れた記事を読んだことがある。
電車の中で若い連中がドアの前に車座になって座り込み乗降客の邪魔になるような行為をしたそうである。
で・・・乗客の一人が注意したが、聞かないので、蹴っ飛ばしたそうだ。(笑)
ところが、この蹴っ飛ばした人物が「傷害罪」ということで警察に逮捕され、乗降客の邪魔をした若い連中には何のお咎めもなかったとのこと・・・
唖然である・・・
ドアの前に座り込んでいたら蹴飛ばされるのはあたりまえだろう。
邪魔なんだから・・・
蹴ったら「傷害罪」で逮捕とはねぇ~
警官もアホである。
拙者が警官だったら「やられて当然ですね」の一言である。
非常識な人間が保護されるようでは、この世もオシマイである・・・(大汗)

この店は、タバコを吸ってもいい店なのである。
どうしても嫌なら、「全面禁煙」かどうか確認して店に入るべきだろう。

その「僕は・・」「僕は・・・」が気に入らぬ。(怒)
何様のつもりをしているのか・・・拙者より若い“ガキ”のくせしやがって・・・(笑)
そちらが「僕は・・・」と自分の都合だけを言うなら、こちらも「僕はタバコが吸いたいんです!」と言うぞ~(大笑)
タバコを吸っていい場所でタバコを吸って何が悪いんだ?
これで、高崎で出会った“クソババア”に続いて2人目である!(怒)

最近は老若男女を問わず、コミュニケーションのできない人が多いように感じる・・・
頭をチョット動かすだけで出来る「会釈」すらできない奴が多い。
この“馬鹿ガキ”も同様である。
隣に座っている拙者に「ちょっとすみませんが、タバコを遠慮してもらえないでしょうか?」と言えばいいだけのことである。
ソッポを向いて、イヤミタラタラと叫ぶとはねぇ~(唖然)
「どうもすみませんねぇ~」
「いや、いや、こちらこそ・・・」と話が展開していくのがコミュニケーションである。

いつか、このブログに喫煙の件でご親切にも書き込みをしてくれた“馬鹿”がいたが・・・
同類であろう・・・コミュニケーションの取れない人種である。
というより、最初から文章の読解力がないのだから問題外か・・・(大笑)

もっと昔には、「あんたのブログなんか二度と見ない!」とわざわざ知らせてくれた“馬鹿”もいた・・・(大笑)
見たくなけりゃ、黙って見なければいいだけのことなのだが・・・強制じゃないんだから・・・(大笑)
自分の感情を一方的に知らせることがコミュニケーションだと思っているのだろうか?(苦笑)
ちなみに、このブログはコミュニケーションではない。
拙者の友人へのネタの提供である。(笑)
で・・・会った時に、拙者が書いたネタでおしゃべりをするためのものなのである。
それを、ついでに不特定多数の方々に公開しているだけのことなのである。(笑)
だから勘違いはお断りである。(大笑)
不愉快な記述があったら、二度と訪問しないで欲しい・・・
間違ってもコメントなど寄せて欲しくはない。(大笑)

いずれにせよ、“カジさん”が一緒にいてくれて助かった。
普段から短気な性格なのに、このところ益々短気になっていたのである。
一人だったら・・・多分、殴る蹴る・・・ということになって、拙者は傷害罪か殺人未遂罪で逮捕されていただろう。(大汗)

拙者の喧嘩の信条は・・・喧嘩するなら相手を身体障害者にするまで徹底的にやる・・・である。
これは学生時代からの信条である。(笑)
余生は拙者と同じように身体障害者として生きていただきましょう・・・ということである。
当然、拙者より障害者としての等級は高くなりますが・・・
これが、逆にいうと“抑止力”となってきた。
相手を身体障害者にしてやらなければ気が済まぬというような怒りがなければ喧嘩はしない・・・
だから、拙者は今まで喧嘩をしたことがないのである。(大笑)

学生時代、占いが趣味というオジサンに喫茶店で会って手相を見てもらったことがある。
趣味だからということでタダである。
で・・・このオジサンが最後に言ったのは、「今まで言ったことは全て忘れてくれていいが、これだけは絶対忘れないで欲しい」・・・・
「あんたは頭に血が上るほど怒ってはダメだぞ。そのときには、トンデモナイことを仕出かすから、絶対、怒っちゃダメだよ」と、しくこく何度も言われたことがある。
それでは、まるで「超人ハルク」みたいじゃないか?(大笑)
何を言っているのか、このオジサンは・・・と、その時は思ったが・・・
不思議なことに、カァ~ッと頭に血が上ったときに、必ずこのオジサンの言葉が頭に浮かんで・・・(苦笑)
大事に至らずに済んできた・・・
あれから30年以上も経つが、その間、あのオジサンの言葉に助けられてきた。
これもまた“抑止力”であろう・・・・

ところが最近は、ちょっとのことで“頭に来る”のである。(大笑)
もう50歳も過ぎて歳を取ったのだから、落ち着いていいはずなのだが・・・
まったく逆なのである。(汗)
特に、東京に行くと、必ずと言っていいほど、1日に一人や二人、ぶん殴りたくなる“馬鹿”に出遭うのである。(大笑)
“馬鹿”を相手にしたら自分が馬鹿を見ることになるのはわかってはいるのだが・・・
なんとも許せなくなってしまうのである。
歳を取ったら益々短気になってしまっているような・・・(苦笑)
これは、食生活のせいなのか?
栄養のバランスが悪いのかねぇ~(大笑)

最近の悩みの種は・・・拙者のこの「短気」である。(大汗)
なんとか無事に年を越せたとしても、来年はどうなることやら・・・(大汗)
マズイ・・・非常にマズイ・・・(大笑)

日記 | 15:11:01 | Comments(0)
バカ丸出し・・・(涙)
近所のドラッグストアーでお買物・・・・

レジに並んで・・・・

「はい、お願いします!」
「当店のポイントーカードをお持ちですか?」
「あ!・・・あります・・・はい、どうぞ・・・」
「スタンプカードもお持ちですか?」
「そうそう、スタンプカードも・・・はい、どうぞ!」

で・・・彼女がスタンプカードにスタンプを押すのをジッと見ていた・・・

「・・・・」
スタンプを押し終えた店員がすまして立っている・・・
「ん?」
「・・・・・」
何してるんだろう・・・この子・・・・
「ん?」
「・・・・・」

「あれ?」
「はぁ・・・」

何かおかしい・・・・
レジスターの金額の数字をを見つめながら、ふと思った・・・・

「あれ?・・・あ!・・お金払ってない!」(大笑)
「はい・・・・この沈黙、微妙でしたよね?」(大笑)と店員の女の子・・・
「いやぁ~ゴメン!お金を払ったつもりでいた!ボケたぁ~ボケちゃったぁ~!」(大笑)
二人で大笑い!

いやぁ~参ったなぁ~・・・本当にボケちゃったぞ・・・(大汗)

日記 | 14:30:50 | Comments(0)
しかたなく投票に行く(苦笑)
今日は衆議院議員選挙の投票日!
あ~気が乗らない・・・(笑)
票を入れたい候補者がいないのである。

我が選挙区では自民・民主・共産の3候補が立候補している。
あのお粗末な民主党に入れる気はない・・・
共産党は論外である。
じゃぁ、自民党かというと、党は別として候補者がお粗末である。(苦笑)
あまりにもお粗末なので、昨年、彼の後援会を脱会した。(笑)
この3名から選ぶのか?
選べないんですけど・・・
他に選択肢はないのかね?
選ばないという選択肢・・・
だから、投票率が低くなるんじゃなかろうか?

現在のこの政党政治を大きく変えるべきではなかろうか?
この「政党政治」というものは、我々有権者の「代弁者」にはなり得ないシステムではなかろうか?
このシステムの下では、候補者は当選して議会に行っても、自分の言いたいことは言えないだろう。
先輩議員から「若い議員は生意気言うな!引っ込んでいろ!」と一喝されて終わりである・・・
我々の意見が反映されることはない・・・
党の“駒”というだけのこと・・・
いわゆる“パシリ”である。
となると、お粗末な人物でも誰でも構わないということになる。
党の方針に従って国会で投票することができれば、どんなバカでも構わないということになる。
いや、下手に自分の意見などを持っている「代議士」より、何も考えない、言いなりになるバカのほうがいいということになる。

選ばなくちゃならないの?
この3人の中から?(汗)

議員定数を減らそうなんて議員に決めさせようとするのは、泥棒に金庫番をやらせるようなものである。(大笑)
議員定数なんて無理して減らさなくてもいい・・・
有権者数の30%以上の得票がなければ、当選としない・・・とか、そういうことにすればいい。
今回は、うちの選挙区からは代議士は出せません・・・・でもいいんじゃなかろうか?
そのほうが、自然と議員数は減るんじゃないか?(大笑)

だいたい、当選させたくなくて小選挙区で落選させたのに、「比例」で当選されては堪ったものじゃない。(汗)
これじゃ有権者の声は反映されていないのではないか?
こうなったらバカバカしいから投票なんかに行くわけがない・・・
勝手にやってくれ・・・ということになる。

今まで真面目に投票に行っていたが・・・
どうしよう・・・
散々迷うが、結局、投票に行くことにした。
やっぱりサボるわけにはいかない・・・・(大笑)

結局、小選挙区は、選ぶ人がいないので「選ばない」という選択をさせていただく。(大笑)

比例区のほうは、弱小政党に一票を投じることにした。
これでは、自分の言っていることと矛盾が発生するが・・・(大笑)
まぁ、多少の妥協はやむを得まい・・・(苦笑)
弱小政党は(失礼な言い方で恐縮ですが・・・)誰でもいいから一人でも議会に行ったほうがいいでしょ?

そして、最高裁判所裁判官の国民審査・・・
新聞に折り込まれていた「広報」をしっかりと読んで・・・審査に臨む・・・(笑)
限られた情報だけでの判断となるが・・・
まぁ、とんでもない・・・という人はいないようだ・・・
どちらかというと、地方裁判所の裁判官のほうに「トンデモナイ君」がいそうな気がするが・・・(大笑)
こちらを審査できないのは残念である。(苦笑)

日記 | 11:58:54 | Comments(0)
『猿飛佐助からハイデガーへ』
猿飛佐助からハイデガーへ (グーテンベルクの森)猿飛佐助からハイデガーへ (グーテンベルクの森)
(2003/09/27)
木田 元

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はじめに

1 『神州天馬侠』
     満州育ち
     小学校時代
     『神州天馬侠』
     忍術修行
     中学校時代

2 「俳文俳句集」
     海軍兵学校
     戦後の放浪
     叔母のこと
     家族の帰国
     農林専門学校入学
     天明期の俳人たち

3 「四人共産団」
     農業立国
     滑稽小説耽読
     太宰治の滑稽小説
     四人共産団
     笑いの理論

4 『無常といふ事』
     詩歌遍歴
     白秋・朔太郎・達治・光晴
     小林秀雄・中原中也

5 『悪霊』
     読書三昧
     さまざまなドストエフスキー論
     『死に至る病』
     絶望の形態学
     時間体験

6 『存在と時間』
     受験勉強
     父のこと
     『存在と時間』を読む
     大学院時代
     斉藤信治先生

7 『行動と構造』
     現象学の展開
     翻訳
     私の書いた本
     ハイデガーが分かる
     人柄と思想

8 『アブサロム・アブサロム』
     高山建築学校
     佐伯彰一先生
     読書会
     アメリカ文学耽読
     『暗黒事件』
     『榎本武揚』

9 『警視庁草子』
     ミステリ耽溺
     風太郎の明治小説
     補助線としての哲学
     定年退職

おわりに

書誌データ 一覧

人名・書名索引



この書名・・・「猿飛佐助から・・・」には参った。(大笑)
とても哲学者が書く本の題名とは思えない・・・(大笑)

著者が言うには・・・
偉大な作家や思想家の書いた1冊の本を読み通すことによって、深く感じることを学び、深く考えることを学ぶ・・・という。
ネットなどでの“情報収集”と、「読書」というのは全く違うものなのだという。
ということで・・・哲学者である著者の読書体験のお話が本書である。
こんな本を読んだという話だけではなく、著者の半生記でもあるのではなかかろうか・・・という本である。

私は「哲学」というのが苦手・・・
なんだかよくわからない難しい漢字やカタカナ文字が連発し・・・
長々とした理屈っぽい言い回しがやたらと多く・・・
威厳を持たせるためなのか、簡単なことでも、わざと難しく言っているような気がして、気にくわんのです。(大笑)

というわけで・・・「哲学」には見向きもしなかったのですが・・・
最近、たまたま、わかりやすく書いてくださる哲学者の方々の本に出会う機会があり、そのお一人が、この木田さん・・・
しかし、わかりやすく書いてくれているからといって、“理解”できているわけではない。(大笑)
相変わらず、チンプンカンプンだし・・・ほとんど内容も記憶に残らないのであるが・・・(大汗)
少なくとも、読んでいる時にイライラ、ムカムカしない。
これが、いい・・・(大笑)

書いてある内容は、相変わらず、さっぱり理解できないが・・・私は著者のファンとなった。(苦笑)
が・・・残念ながら、著者の木田さんは今年の8月に他界されている。
残念である・・・

世代の違いのせいか(著者は私の父親と同い年である)、著者の読んだ本を私は読んだことがない・・・(汗)
だから、書名を聞いても何のことやら、さっぱりわからない。(苦笑)
だいたい、私は「小説」など滅多に読まないのであるから、仕方がない・・・・(苦笑)
著者は小説を“耽読”したり“耽溺”したりしたというが・・・
私は、そういう経験をしたことがない・・・(汗)
やっぱり、頭のいい人は違うんだなぁ~と感心した。(苦笑)
著者の思惑とは違うところで感心したのでは、著者に失礼か?(笑)



今年の読書:74冊目



読書 | 22:08:00 | Comments(0)
『東南アジア現代史』
東南アジア現代史 (1972年) (亜紀・現代史叢書〈6〉)東南アジア現代史 (1972年) (亜紀・現代史叢書〈6〉)
(1972)
今川 瑛一

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はじめに

Ⅰ 世界恐慌と東南アジア経済

1 東南アジア現代史と1929年の世界恐慌
2 大恐慌当時の東南アジア経済構造
        東南アジア経済の二つの構成要素
        東南アジア産品の輸出方向
        1920年代の好況と東南アジア型経済構造の定着
3 世界恐慌の波及と東南アジア経済の破綻
        東南アジア諸国輸出の激減と深刻化する経済危機
        インドネシアへの影響
        フィリピン
        英領マレー
        仏領インドシナ
        タイ
        ビルマ
4 華僑・印僑問題の表面化
        華僑・印僑と東南アジア
        華僑・印僑問題の表面化
        大恐慌で表面化した東南アジア経済の矛盾

Ⅱ 大恐慌までの東南アジア政治情勢

1 20世紀初頭の反植民地闘争
        植民地化に対する東南アジアの反抗
        フィリピン革命の画期的意義
        1910年代の民族主義闘争
        フィリピン自治運動の進展
        インドネシアのサレカット・イスラム
        インドシナのファン・ポイ・チャウ
2 1920年代の政治的急進主義
        政治的急進主義の基盤
        フィリピンにおけるアメリカの反動化と急進主義運動の台頭
        フィリピン労農運動の発生と発展
        労農運動の政治参加
        サレカット・イスラム内急進派の台頭
        インドネシア労働組合運動の発展
        インドネシアにおける共産主義
        インドネシア共産党の結成とサレカット・イスラムの分裂
        過激路線をつっ走るインドネシア共産党
        インドネシア共産党の武装蜂起と崩壊
        フィリピンで進む共産主義運動
        インドシナ民族運動の転機
        ホーチミンの登場
        南洋共産党の結成
        ビルマ自治運動の進展
        シャム変革への新しい力
        1927年の政治的急進主義の転換機と中国革命

Ⅲ 世界恐慌下の政治的激動

1 国民党と共産党
        スカルノとインドネシア国民党
        オランダの国民党弾圧
        ベトナム国民党の結成と過激路線
        イェン・バイ蜂起
        フィリピン共産党結成
        インドシナ共産党結成
        南洋共産党からマラヤ共産党へ
        革命化する東南アジア
2 あいつぐ蜂起と弾圧の嵐
        農村に広がる不穏な動き
        ベトナム農民の反乱
        ガロン軍とビルマ農民
        フィリピン農民の戦い
        農民蜂起の意義
        共産党弾圧
        フィリピン共産党の解体
        マラヤ共産党への大打撃
3 「上」からの政治変革をめぐる争い
        シャム、1932年立憲革命
        プリーディの経済革命計画と王党派の反革命クーデター
        ピブンのクーデターと王党軍の反乱
        フィリピン、独立を獲得
        サクダール党蜂起
        バオ・ダイ帝とゴ・ジン・ジェム
        サイゴンのトロツキストとメコンデルタのカオ・ダイ教
        ビルマ、インドから分離さる
        マラヤの場合
        弾圧下のインドネシア民族運動
        農民反乱不在のインドネシア
4 「上」からの経済改革への試み
        東南アジア「自立経済」への道
        インドネシアの改革
        マレーの自立経済政策
        フィリピン工業化政策の展開
        インドシナとビルマの場合
        シャム革命政府の工業化計画
        シャム政府の農民華僑対策
        東南アジア経済改革への障害

Ⅳ 大戦前夜の東南アジア

1 極東および西欧の危機と東南アジア
        日本軍の満州支配
        満州事変から日中戦争へ
        日独提携と日本軍の「南進」戦略
2 軍事力強化を急ぐ植民地権力
        フィリピン国防軍の発足
        弱体なインドネシアのオランダ軍
        シンガポールの防衛
        インドシナの国防
        ビルマの軍備
3 反ファッショ統一戦線戦略と東南アジアの反政府勢力
        フィリピン共産党の統一戦線
        インドシナの共産主義者達
        マラヤ共産党の反日統一戦線
        オランダ協力型インドネシア民族運動
        タキン党の台頭と38年反インド人暴動
4 燃え上がるタイ・ナショナリズム
        タイ軍国主義
        反華僑政策の展開
        英仏と対立するタイ愛国主義

Ⅴ 第二次大戦中の東南アジア

1 ナチの西欧侵攻と真珠湾攻撃の間
        戦争でも平和でもない9ヵ月間
        仏印の共産党弾圧
        マラヤ共産党の反英闘争
        ビルマ・タキン党非合法化さる
        ナチス、オランダとフランスを征服
        日本軍、北部仏印に進駐
        ベトナム人の反乱
        タイ・仏印戦争
        「ベトミン」結成
        日本、インドネシア資源独占を図る
        開戦準備に着手する日本
        独ソ戦から真珠湾攻撃へ
        米英の防衛体制増強
2 東南アジアの日本軍~大東亜共栄圏の夢と現実~
        侵攻する日本軍
        連合軍勢力、反撃を開始
        抗日グループの登場
        日本軍、抗日勢力を弾圧
        「親日勢力」を結集する日本軍
        崩壊する東南アジアの経済
        敗退する日本軍国主義
        日本軍の敗北

Ⅵ アジアにおける「戦後動乱」の幕開き

1 進駐軍支配の展開をめぐる攻防
        フィリピンにおける旧体制の復活
        ビルマ、マレーへの英国の復帰
        インドシナでの抵抗
        ジャワの独立戦争
2 1946年の新たなる戦乱
        第一次インドシナ戦争はじまる
        インドネシアにおける交渉
        フィリピン、1946年の転機
        ビルマにおける内戦の対英政治解決
        タイ民族主義の後退
3 戦後世界、1947年の転機と東南アジア
        米ソ対決の開始と東南アジア
        米、仏、オランダの反動攻撃
        タイ、ビルマ、マレーでの新たなる動乱
4 米ソ対決と1948年の全アジア的内戦
        1948年の米ソ対決
        モスクワ派共産党反乱
        マディウン蜂起とスカルノ政権の消滅
        48年のフィリピン、インドシナ、タイ
5 1949年の東南アジア~矛盾のなかの「新興独立国」体制~

結び
~「米中対決時代」の東南アジアにおける「戦後動乱型」政治体制の継続~



東南アジアについて、特にフィリピンについて、少し知りたいと思い本書を手に入れた。
古書店で見つけた本なので、ちょっと古い・・・(笑)
だから・・・“現代史”とは書いてあるが“現代”ではないということになるかも・・・(大笑)

なかなか、1回読んだくらいでは理解できない内容だが・・・(涙)
しかし、結構、勉強になる内容である。

東南アジアの各国は、それぞれ、国内で、それなりに“修羅場”を経験しているような気がする・・・
独立闘争などは、そのいい例であろう。
対して、我が日本は・・・?
せいぜい「明治維新」くらいなものか?(汗)
日本の“平和ボケ”は、必ずしも大戦以降から始まったとは言えないかも・・・
国内問題についてだけでいうならば・・・であるが・・・
これを幸せと言っていいのか、独立闘争などの“修羅場”を経験していないことを不幸と思うべきか・・・

本書の興味深いところは「世界恐慌」から書き出しているところ・・・
ここから始まりますかぁ~・・・と、面白い。
やたらと各国の「共産主義」「共産党」について詳しいのは、どうしてなんだろう?(笑)
著者の得意分野?
著者の趣味?(笑)
それとも、それだけ、東南アジアでは「共産主義」の影響を大きく受けていたということか?
「共産主義」が付け入る“隙”があったということか?
こういう点も私には面白く感じる・・・

数年前、みすぼらしい格好をした山岳民族のフィリピン人と現地の山奥で出会ったことがある。
格好はみすぼらしいが、彼が話す英語の発音の良さに驚いた。
彼の“学”の高さを示しているといえよう。
ということは・・・英語の下手な私は“学”が低いということになるのだが・・・(涙)
彼から「日本には共産ゲリラはいますか?」との質問を受けた。
「日本にはゲリラというのはいないよ」
「日本には共産党はありますか?」
「うん、共産党はあるよ」
「え?共産党があるのに共産ゲリラはいないんですか?どうしてですか?」
「どうしてって、言われてもねぇ~」(大汗)
共産党には“武装組織”である「共産ゲリラ」は付き物だというのである。(汗)
ゲリラ組織を持たない共産党があるなんて信じられないと言うのだから、私のほうが逆に信じられないといいたくなる。(大笑)
「どうしてですか?」
「う~ん・・・日本の共産党は根性がないから・・・」(大笑)
「なるほど・・・」(大笑)
彼は、このいいかげんな私の回答に納得した・・・(大笑)
彼らフィリピン人の“闘い”の歴史は長い・・・
現地人と、こういう話をするという経験をしていたので、ことさら、この本を面白く感じた。

私の一番興味のある、戦時中の東南アジアについては、あまり詳しい記述がないので、ちょっと残念だった。
戦時中のことゆえ、これといった資料が各国には残っていなかったせいなのかもしれない。

本書は、どちらかというと「論文」っぽい書き方なので、これは教科書か?・・・という印象を受けるが・・・
久し振りに「大学でのお勉強」をしたような気分が味わえた。(笑)


今年の読書:73冊目



読書 | 00:14:28 | Comments(0)
『激闘 海軍航空隊』
激闘海軍航空隊―「零戦」の柴田武雄と「紫電改」の源田実 (光人社NF文庫)激闘海軍航空隊―「零戦」の柴田武雄と「紫電改」の源田実 (光人社NF文庫)
(2007/11)
碇 義朗

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プロローグ

第1章 父と子の絆
 胎教
 たけおあんにゃ
 千万人といえども

第2章 同期の好敵手
 海軍兵学校生徒
 遠洋航海
 初弾命中!
 大空へ

第3章 戦いの序幕
 「加賀」と「赤城」の青春
 柴田と源田、角逐の萌芽
 人と人の巡り合い
 戦闘機無用論との戦い

第4章 勝者と敗者
 秘法「竜巻落とし」
 「戦闘機無用論」消滅!
 海軍大学校

第5章 誤った幻想
 要求性能をめぐる対決
 危機一髪
 育ちゆく十二試艦戦
 暗雲、世界にただよう

第6章 零戦隊発進
 嵐の前の静けさ
 痛快、緒戦の快進撃
 柴田武雄司令誕生

第7章 諦念と無念
 柴田の本領、采配の冴え
 落日のトラック基地
 新戦闘機隊司令、二羽の鷹

エピローグ

参考文献

あとがき

文庫版あとがき



本書の主人公は柴田武雄という人・・・
あまり著名ではない、いや、ほとんどその名を聞いたことがないくらいの無名の海軍軍人・・・
が・・・零戦の特性をうまく生かした戦法で零戦隊を率いて劣勢な戦場で戦い続けた司令官である。
この人物を主軸に、源田実が本書に現われる。
真珠湾攻撃で殊勲を上げた有名人・・・
海軍航空隊といえば、この人の名前が必ずと言っていいほど出てくる人物である。
大戦末期では「紫電改」という戦闘機の部隊を率いて本土防空戦で活躍した。
柴田、源田ともに個性の強い人物・・・
私の個人的な好き嫌いになるが、源田実という人は、どうも“変節”が多い人物のような気がして、あまり好きにはなれない。
有名すぎるから・・・という妬みもあるかも・・・(笑)

柴田と源田は海軍兵学校の同期生・・・
その同期生である源田を柴田武雄は戦後、痛烈に批判している。
最新鋭の「紫電改」を使い、優秀なパイロットを各地の部隊から引っこ抜き、派手に立ち回る源田実司令とは対照的に、時代遅れと称される零戦を駆使して劣勢の中、地味に戦い続ける柴田武雄司令では、考え方も戦い方も違うのだから、意見が対立するのも無理はないと思う。
源田は戦後は航空自衛隊の最高位に登りつめ、武田の戦後は一市民として生きた・・・
生き方も全く違う・・・・

この二人の対比を中心に据えた「海軍航空隊」の話・・・
こういう切り口も面白い。


今年の読書:72冊目



読書 | 14:49:09 | Comments(0)

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