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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『蔵書の苦しみ』
蔵書の苦しみ (光文社新書)蔵書の苦しみ (光文社新書)
(2013/07/17)
岡崎 武志

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第1話 蔵書が家を破壊する
あるはずの本を買うはめに
理想の蔵書空間のはずが・・・・
“底抜け男”事件
蔵書で床を抜いた著名人
紙袋ひとつ分の本の重さに耐えかねて
1週間でアパートを追い出されなかったら

【教訓 その1】
本は想像以上に重い。二階に置き過ぎると床をぶち抜くことがあるのでご用心。

第2話 蔵書は健全で賢明でなければならない
捨てるか、売るか
引越しこそ処分の最大の好機
2千冊減らしてもビクともしない
欲しい本は全部持っていって
売った翌日、また買った

【教訓 その2】
自分のその時点での鮮度を失った本は、一度手放すべし。

第3話 蔵書買い取りのウラ側
本は対流し、再生するが・・・・
痛みの代償は40万円
“良質”の文庫が減っている
2箱で1万円、10箱で5千円?
「古本屋は商売下手」
買い取りにはドラマがある

【教訓 その3】
古本屋さんに出張買い取りをお願いする時は、どんな本が、どれだけの量あるかを、はっきり告げるべし。

第4話 本棚が書斎を堕落させる
「猫の額」蔵書
蔵書量は住環境の広さに比例する
明窓浄机
「方丈記」に見る理想の書斎
理想的な書斎は刑務所?
書斎の堕落は本棚から
机のまわりに積んだ本こそ活きる
不動産にとっての悪条件が、蔵書にとっては好条件
真っ当な人生を投げてしまった人

【教訓 その4】
本棚は書斎を堕落させる。必要な本がすぐ手の届くところにあるのが理想。

第5話 本棚のない蔵書生活
亡き主の風格を感じさせる本棚
「ジョゼ」が本棚を必要としない理由
「万年床のみが生活の場」
「蔵書の喜び」時代
段ボール箱ブロック方式
2年かけて蔵書を“ダイエット”
本棚はやっぱり便利だった?

【教訓 その5】
段ボール箱に溜めておくと、本は死滅する。背表紙は可視化させておくべし。

第6話 谷沢永一の蔵書
はじまりは1冊の本の再読から
ネットで本を注文しない理由
小学生にして古書店に出入り
谷沢永一「伝説」の書斎
昔の廊下は蔵書空間
スチールの本棚は地震に弱い
「蔵書のイノチは分類である」
古本屋さんは何を思って縛る
二流を読み漁った効用

【教訓 その6】
本棚は地震に弱い。地震が起きたら、蔵書は凶器と化すことを心得ておくべし。

第7話 蔵書が燃えた人々
坂崎重盛の隠れ書斎
「燃えたらすっきりする」
永井荷風の場合
植草甚一・北川冬彦の場合
福原麟太郎の場合
中島河太郎の場合
串田孫一の場合
堀田善衞の場合

【教訓 その7】
蔵書はよく燃える。火災にはよくよく注意すべし。

第8話 蔵書のために家を建てました
本棚は“壁食い虫”
ヒギンズ教授の書斎みたい
「本に殺されるぅ!」と母が・・・・
SFミステリ少年だった
建築家探しとその決め手
「積載荷重」という問題
フローリングの床は重さに弱い
「こんな家を建ててはいけない」
本に合わせすぎたたための失敗

【教訓 その8】
本は家に負担をかける。新築の際は、蔵書の重さを概算しておくこと。

第9話 トランクルームは役にたつか?
ふつうの本好きなサラリーマンだった
「読む」から「買う」への転身
たちまちトランクルームが満杯に
年間20万円が本の保管に消えていく・・・・

【教訓 その9】
トランクルームを借りたからといって安心するべからず。やがていっぱいになることを心得ておくべし。

第10話 理想は5百冊
四畳半ひと間が懐しい
「愛妻物語」では本箱2つ
「正しい読書家」とは?
一から蔵書をつくることを夢見る
一冊も蔵書がなかった稲垣足穂
読書好きの独身中年女性を描いた映画
美奈子の蔵書は5千冊?
「黄色い本」バージョンの『チボー家の人々』

【教訓 その10】
三度、四度と読み返せる本を一冊でも多く持っている人が真の読書家。

第11話 男は集める生き物
ゴールがあるからこそ人は集める
良識ある読書家の領域をはみ出す時
男はなぜえモノを集めたがるか?
真のコレクターシップ
快楽を追求するためには

【教訓 その11】
実生活とコレクターシップを両立させるためには規則正しい生活をすべし。家族の理解も得られる。

第12話 「自炊」は蔵書問題を解決するか?
「昭和」というチョンマゲ
「自炊」って、なに?
困るのは飛行機の離着陸の時だけ?
「電子図書と呼んでいる限り、電子書籍は普及しませんよ」
「自炊」推進派の詩人
本の重みで家が傾く
奥さんの目から見て立派な本だけを並べる
「iPadはぼくのランドセル」

【教訓 その12】
紙の本を愛する人は電子書籍に向かない。よって蔵書の苦しみは解決しない。

第13話 図書館があれば蔵書はいらない?
図書館はありがたい
図書館で充実しているのは図書館本
情報採集の場
閉架にシブい本あり

【教訓 その13】
地味な純文学作家の作品は、売ってしまっても図書館で再び出会える可能性が高い。閉架扱いを要チェック。

第14話 蔵書処分の最終手段
本の捜索に業を煮やした結果・・・・
1万冊の蔵書を一挙放出
安い値付けで短期間に売りさばく
驚異の消化率95%
「胸にぽっかり穴が開いたような気がした」
古い自宅を民家ギャラリーに
「岡崎武志一人古本市」
処分する要諦は「えいやっ!」
段ボール箱の確保
5百円以下の本をどれだけ増やせるか」
5~7%は減ったかもしれない
古本好きにとっての目玉を大量投入
助っ人は蔵書のプロたち
有能なスタッフ確保が必需
自宅古本市のすすめ
終わったら、打ち上げだ
古本屋の売上げが落ちた?
高校の同級生との再会

【教訓 その14】
蔵書を一気に処分するには、自宅での「一人古本市」がお勧め。うまく売るためのポイントは値段のつけ方にあり。

あとがき


「蔵書の楽しみ」かと思ったら、本書の題名は「苦しみ」である。(大笑)
いったい、これはどういうわけか・・・・
面白い題名を付けたものだと思い読んでみた。
私は「読書家」だと思いこんでいたが、本書によれば、それは間違いのようである。
3~4度、読み返す本を持っているかどうかが「読書家」かどうかの目安らしい。(汗)
そうなると・・・
私は全く当てはまらない。
同じ本を二度読むなんてことは、滅多なことでは行わないのである。
過去に読んだことのあることをすっかり忘れて、間違って再び読んでしまった・・・という場合のみである。(大笑)
同じ本を二度も三度も読む時間があったら、新しい本を読みたいというタイプである。
そうなると・・・「読書家」ではないということになる。
そうか・・・私は「読書家」ではなく「蔵書家」なのか・・・と思ったが・・・
「蔵書」という割には、私の蔵書の数は1千冊程度ではあるまいか?(正確に数えたことはないけれど・・・)
本書を読んで呆れた・・・
1千冊程度の蔵書では「蔵書家」なんて恥かしくて言えたものではない。(大笑)
自分のこの中途半端さ・・・
こっちのほうが「苦しみ」である。(笑)
何万冊という図書館並みの蔵書があって初めて「蔵書家」と呼べるようである。
となれば・・・・自宅に何万冊では、そりゃ「苦しむ」だろうなぁ~(大笑)
わずか1千冊程度の“蔵書”で頭を痛めている私ですら、思わず「そのとおり!」と言いたくなる話・・・・
「苦しい」と言いながら結構「楽しい」という、この自虐的な矛盾・・・
本を整理して少しは身軽になったのに、また新たに本を購入してしまうという愚かな行為・・・
う~ん・・・同感!同感!(大笑)
さほどの「蔵書家」でなくとも、楽しく読めた本だった。(笑)


今年の読書:48冊目



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読書 | 18:08:02 | Comments(0)