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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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【新訳】 荘子
[新訳]荘子[新訳]荘子
(2013/02/07)
不明

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序章 本当の生き方を得るために

文明の進歩とはなんだったのか
生命(いのち)より大切なものはありますか?
真面目に一生懸命やった結果が・・・
儒教と道教との違い
「まごころ」で生きよ

内篇

大きな魚が大鵬(おおとり)になった
自分の物差しで世の中を測るな
至人(しじん)・神人(しんじん)・聖人
自分に見合った生き方
「朝三暮四(ちょうさんぼし)」、どちらにしても同じこと
夢も現実であり現実も夢である
名人・包丁(ほうちょう)の極意
運命から解放された心境
蟷螂(とうろう)の斧(おの)
無用の用~役に立たないものはない
人間の本当の魅力
明鏡止水(めいきょうしすい)
運命を受け入れて生きる
中身がよkれば外見など忘れてしまう
天道と人道
人生をありのままに受ける
命令には従わなければいけないのか
無我の境地
忘れられる存在になる
いいことをしているつもりが悪いことに

外篇

自然のままに生きる
仁義を掲げた聖人の罪
無為自然を行なう
寿(いのちなが)ければ辱(はじ)多し
便利さは心を失う
不肖(ふしょう)の子
なにをいわれようと聞き流せ
書物や言葉では本質は伝わらない
親孝行を意識しているうちはまだ甘い
顰(ひそみ)に倣(なら)う
名は公器なり
井の中の蛙(かわず)

雑篇

蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い

終章 目指すは良寛の生き方

老荘的生き方とは
良寛という人
「知足安分」の生き方
大賢は愚かなる如し
無為自然、無為無欲

あとがき



本書は著者(編訳者)から贈呈された本・・・・(喜!)
この「荘子」・・・
正直言って何なのかは知らないでいた。
“シミズくん”との会話の中で「老荘思想」などという言葉が出る事があったが、だから何だ・・・と、やっぱりよくわかっていなかった。
「荘子」を知るには、ちょうど良い機会である・・・ということで読んでみた。

まず、内容が非常にわかりやすく書かれている。
いや、ある意味、物足りなさを感じるくらいにシンプルな書き方である。
それだけに、読み易い・・・

以前、別の著者のものであるが、『論語』を読んでみたが・・・・
さっぱり面白くなく・・・(笑)
何が言いたいのかもわからず・・・(笑)
時間の無駄だったと後悔したが・・・
この「荘子」というのは面白い・・・というか、自分にピッタリ当てはまるところがあって楽しいのである。

私はどちらかというと、「運命論者」的なところがある。
「これも運命だろうから・・・」と思うことが多いし、そう思うことで大して思い悩むこともなく生きてきた。(笑)
「悩んだことはないのか?」と人から尋ねられても、生意気にも「こういうのは悩みのうちには入らないから悩まない」と言ってきた。(大笑)
悩んでいる暇があるなら他のことを考えて、他の方向へ進むべきである・・・と思って生きてきた。

だから「荘子」の「あるがままに・・・」の思想にも同感する。
読んでいて“楽しい”のである。

「時に安んじて順に処れば、哀楽も入るに能わざるなり」
“時の巡りに身を委ね、与えられた運命だと悟っていれば、悲しみや喜びの感情など入りこともないだろう」

とか・・・

「奈何ともすべからざるを知り、これに安んじて命に若うは、ただ有徳者のみこれを能くす」
“人生には、人間の力ではどうしようもないことがあることを自覚し、それを自分の運命と甘んじて受け入れることのできる人は、徳のある人である”

とか・・・

そう・・・だから、私は「徳のある人」なんだと満悦する・・・(大笑)

「徳に長ずる所あれば、形忘るる所あり。人は其の忘る所を忘れずして、其の忘れざる所を忘る、これを誠に忘るという」
“わが身に徳が備わっていれば、外見や形式などは気にしなくてよい。ところが人は、気にしなくてもよい外見や形式にばかりとらわれて、大事な中身の徳など忘れてしまう。忘れてはならないことを忘れる、これを本当の忘れるというのだ」

自分の外見ばかりに気を遣い、バカ面下げて電車の中でマンガを読み、携帯でゲームに興じて、高齢者に席を譲ることもしない連中・・・
こいつらは、明らかに「痴呆症」だろうな・・・(大笑)
この前半部分は、私が子供の頃から思っていたことと同じ・・・
外見より中身が大事なのだ・・・

「運命のままに・・・」「あるがままに・・・」「流れに身を任せ・・・」というのは、ある意味、危険な思想でもある。(笑)
受け取り方を間違えると「何をしても運命で決まっているからムダだ」と思いかねないのではないか?
つまり・・・努力しない、頑張らない、怠け者の思想になってしまうのではないか?(笑)
そう考えると、『荘子』は、あまり若い人間は読んではいけないような気がするなぁ~(大笑)
私の場合は、『荘子』を知らずに、そういう生き方をしてきたが・・・
(生来の怠け者ということか?)(笑)
苦しみながら生きてきた人間が“ある時期”に読むべき書だろうと思うのである。
「自然に生きる」「あるがままに生きる」・・・・
私と同様に、身体に障害がある人で、家などに引き籠もっている人は、この本を読むべきだと思う。
(私は知らずに実践していたが・・・)
どうにもならないことでウジウジしている人は読むべきである。
そして・・・大事なことは、自分なりに解釈・取り込んで、実践すべきである!
こういう学問は実践しなければ意味が無い・・・と私は思ってる。

『荘子』・・・面白かった・・・
出会いをくださった著者(編訳者)に感謝である。



今年の読書:25冊目



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読書 | 01:02:54 | Comments(2)