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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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かくしゃくとしてますね・・・って?
朝の天気は・・・イマイチ・・・
が・・・やはり行かねばなるまい・・・戦没馬の慰霊祭!

風は相変わらず強く、やっぱり途中で我が特急は徐行運転となり、上野駅到着が遅れた・・・
昼食を食べている暇はない・・・
昼食抜きで急いで靖国神社に向かう。
遅刻ギリギリ・・・

慰霊祭の参列者は30名いるかいないか・・・という感じ・・・
かなり減ったなぁ~
昨年から軍馬、軍犬、軍鳩の合同慰霊祭となったのだが・・・
天候のせいもあるかもしれないが、先々はどうなるか・・・

そのうち天候も回復し、晴れ間が見える・・・
こうなると、やっぱり来て良かったと思う。
これで欠席したら何と言われるか・・・(笑)

慰霊祭後、参加者のうち希望者だけが昇殿参拝をする。
その間、拙者は喫茶へ行き、遅めの昼食・・・(笑)

その後、「直会」が偕行社で行なわれ、当然、拙者も参加・・・
参加者の半数以上は偕行社の関係者のようで・・・
我が騎兵連隊関係者は拙者を含めて5名・・・(涙)

我が騎兵第14連隊からの出席者は“オオクボさん”(93歳)だけ・・・
「オオクボ少尉殿!」と言ったら、「なに?少尉?俺は大尉だ!」と叱られた。(大笑)
「あれ?連隊本部付きの少尉じゃなかったでしたっけ?」
「何を言ってるんだよぉ~俺は大尉だったんだって!」
「ありゃぁ~間違えた!」(大笑)
「でも、嬉しいねぇ~、あんただけは来てくれると思ってたんだ!いやぁ~遠くから本当にありがとう!嬉しいねぇ~」と言われりゃ、強風の中、無理して来て良かったとつくづく思う。
こんなに喜んでもらえるとはねぇ~(笑)

最高齢は95歳の方・・・
拙者も入会していた騎兵第15連隊の戦友会の方。
昨年、戦友会は解散してしまったが、以前、何度かお会いしていてお顔だけは覚えている。
日米開戦時には騎兵から戦車に移り、終戦まで内地にいた方で、本土決戦要員で終戦を迎えたという。
で・・・この方が乗っていたのは一式中戦車・・・指揮官として教育を担当していたという。
昨年お会いした時に「あんたは戦車師団の方だよね?一式中戦車の操縦の仕方がどうしても思い出せなくてねぇ~この歳になったら忘れちゃってねぇ~。あんた、操縦の仕方覚えていないか?」と言われた・・・(大笑)
拙者は戦後生まれである・・・日本陸軍の戦車の運転の仕方なんて知るわけが無い・・・(涙)

もうお二方は、共に騎兵第13連隊の方で、94歳と92歳・・・(笑)
95歳、94歳、93歳、92歳・・・我々騎兵のテーブルだけが超高齢者!(大笑)
騎兵第13連隊と騎兵第14連隊は、同じ騎兵第1旅団の「兄弟連隊」である。
騎兵第1旅団は中国大陸で戦った部隊・・・
自然と話は中国戦線の話となる。
「あの○○小隊長、ハンサムな人だったねぇ~一番最初に戦死しちゃったけど・・・」と“オオクボさん”
「そうだったなぁ~かわいそうだったなぁ~」とみんなが言う・・・
次から次へと中隊長やら小隊長やら、ベテランの軍曹の名前やら、スラスラ出てきては思い出話に花が咲く。
なんでそんなに記憶力がいいのか・・・この超高齢者の皆さんは・・・(笑)
拙者などは、自分の高校時代の同級生の名前すら殆ど覚えていないのに・・・・

“包頭(ポウトウ)”で戦ったという92歳・・・
「包頭には旅団司令部がありましたよね?」と拙者が言ったら、包頭戦で話が盛り上がる。(笑)
「常盤小隊長が城外から反撃に出て・・・」と拙者が言ったら、皆さんはポカ~ン・・・
あ・・・時代を間違えた!
この方々が入隊する前の話だった・・・(汗)
「あんた、俺達の知らない先輩のことを何で知ってるの?」と笑われた。(笑)

「この人、安北(あんぽく)に行ったことがあるんだよ」と“オオクボさん”が拙者を指して言う。
「おお!安北!行ったの!」と皆さん・・・今度は「五原(ごげん)作戦」の話で盛り上がる。
いやはや、こちらも大変である・・・(大笑)
一番盛り上がっているのは我が騎兵連隊のテーブルである。(大笑)

が・・・
可哀相なのは、95歳・・・中国戦線には行っていないから話に加われない・・・
ということで、話を振れるのは拙者だけ・・・
共通点は・・・戦車!(笑)
戦車師団の戦友会の事務局長である拙者が戦車の話を持ち出して、95歳の方を飽きさせないようにする。(笑)
まぁ、これが拙者の役割と思って参加しているんだから苦でもない。(大笑)

偕行社の方は殆どが陸上自衛隊の幹部自衛官OB・・・
その中のある方が拙者にお酌に回ってきた・・・
「大先輩!どうぞ!」
はぁ?・・・
「いや、私は大先輩なんかじゃないですよ」(苦笑)
「何をおっしゃいます、大先輩!どうぞ!」(笑顔)
あ~あ~・・・なんでこうなるのよ・・・(大涙)

まもなく閉会・・・・
すると別の幹部自衛官OBが話しかけてきた・・・
「さすがは、歴戦の勇士は違いますなぁ~かくしゃくとされていますね」と言う。
「そうですねぇ~皆さんお元気で・・・」と答えたら・・・
「いや、先輩のことですよ!さすがは大先輩は違うなぁ~背筋がピンとして・・・姿勢もよく、かくしゃくとされているなぁ~って、さっきから見ていてそう思っていたんですよ」と言うのである!(大笑)
なぬ?・・・拙者のことか?(大汗)
彼ら幹部自衛官OBは定年退職された方だから、拙者より一回り以上は年上の方である・・・
「あのぉ~私は若いんですけど・・・」
「いやぁ~またまたぁ~冗談がお上手ですね!」
はぁ?・・・・(怒)
超高齢者グループと話が合うからって、拙者を90歳と思われては困るんですけど・・・
「背筋がピンとして・・・」って、そりゃ52歳だもん、背筋はピンとしてますよ・・・・
「かくしゃく」???・・・・52歳に対してそりゃないでしょ・・・

あ~あ~・・・なんでこうなっちゃうんだろ・・・(大涙)
みんな酔っ払っちゃって、どうにかなっちゃってるんじゃないの?
おかしいだろ・・・52歳が90歳に見えるなんて・・・
それとも戦友が乗り移ってでもいて、そう見えちゃうのか?(大笑)

「直会」はお開きとなり、それぞれ帰途につく・・・・

“オオクボさん”は例の如くかなり“出来上がって”いる・・・
「後のことは頼むよ!」と言う。
「それ、言っちゃマズイでしょ?」
「あ・・・後のことを頼むって言った人はみんな次の年までに死んじゃったんだよなぁ~」
「だから、マズイでしょ?言っちゃ・・・」
「え?言っちゃった?俺?」
「今、言っちゃいましたよぉ~」(笑)
「あ・・・」
「来年も会いましょう」
「そうだな・・・来年も・・・会えるかどうかわからないけど・・・会おう!」
あらら・・・だから、それを言っちゃオシマイなんだってば・・・(笑)

地下鉄の改札口まで見送って別れる・・・
93歳だからなぁ~・・・・
来年はどうなるか・・・
思いたくはないが・・・
後姿が寂しい・・・・

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日記 | 22:36:05 | Comments(0)