投稿日:2013-01-29 Tue
今日は訪問看護師が来る日・・・で・・・いつものように、まず最初に血圧と体温を測る。
結果は、血圧の「上」が100程度とのこと・・・
すると、突然、親父が「そんなわけがない」と言い出した。(笑)
朝、自分で測定したら、血圧は「上」が140あったと言うのである。
最近、拙者は親父に自分で血圧を測らせるようにしている。
ボケ防止である。(笑)
我が家にある・・・多分、何かの賞品でもらった血圧計があったので、以前から、親父には自分で血圧を測らせ、健康管理をさせるようにしていたのである。
で・・・退院後、少しは頭の働きが(大笑)元に戻っただろと思い、再開させたのだが・・・
ん?
140?
ちょっと高いんじゃないか?
「起きて、すぐに測ったのか?」
「いや、ちょっと台所まで行って、戻ってから測った」と親父・・・
「そのくらいの運動で血圧が上がるようじゃ問題だな」
「・・・・」
看護師さんも不思議だと言う。
「他に何かしませんでしたか?」
「いや・・ちょっとだけ・・・」
「何をしたんですか?」
「え~・・・階段・・・をね・・・・ちょっと・・・」
「階段?階段って・・・上ったの?」
「ちょっと・・・」
「ちょっと・・・って、どのくらい?」
「いやぁ~ちょっと5回ぐらい上ったり下りたり・・・」
「なんだって!?」と拙者・・・
「息子さん、知ってたんですか?」と看護師・・・
そんなこと知るわけがない!
いつの間に・・・
「階段の上り下りをしてから血圧を測ったのか?」
「う~ん・・・ちょっとだけだよ。ちょっとだけ、やってみたんだ」
「だから血圧が上がったんだろ?」
「・・・・」
「バレタな・・・」(笑)
「・・・・」
「なんと無謀なことをしてくれるんだ?滑って落ちて骨折でもしたらどうするんだ?」
看護師さんからも「そういうことは息子さんがいる前でやってください」と叱られた。(大笑)
ついでに・・・拙者も・・・(涙)
「息子さんは、2階にいるんですよね?お父さんが階段を上り下りする音が聞こえなかったんですか?」と言われてしまった。
「聞こえませんでしたけど・・・」
「そんな・・・お父さんはスリッパを履いたままで階段を上り下りしたんですか?」
「はい・・・」と親父・・・
「それならスリッパの音が聞こえても良さそうですけど・・・聞こえなかったんですか?」と責められた。
聞こえなかったものは聞こえなかったんだから仕方がないでしょ?
「ああ!足音を忍ばせてやっただろ?」と拙者が言ったら・・・
「へへへ・・・」と親父が笑う・・・
なんという親父だ・・・
「いやぁ~だって、娘がやれって言うから・・・」と親父・・・
毎日、我が妹は電話をかけてきて親父の様子を尋ねる。
昨晩も電話をかけてきたが・・・
この時に余計なことを言ったらしい。(大笑)
「寝てばかりいると歩けなくなるんだからね!ちゃんと階段の上り下りをして足腰を鍛えないとダメでしょ!」って言ってしまったらしい。
それで、起床早々、拙者に気付かれないようにコッソリと階段の上り下りをやったらしい。(唖然)
あ~あ~妹め・・・余計なことを言いやがって・・・(涙)
看護師は、親父の心臓のほうが心配だと言う。
おい、おい、無謀なことはやるなよ!・・・親父!
「階段の上り下りは1段だけにしろよ。5往復もするなよ」
「1段だけじゃなぁ~・・・運動にならねぇと思うんだよなぁ~」
「いいんだよ、それくらいで。足腰鍛えて心臓が止まったら意味ねぇだろ!」
「まぁ・・そうだけど・・・つい、カァ~ッとなっちゃってなぁ~」
「それがいけないんだって・・・」
「俺の性格だからなぁ~」
「その性格・・・直せ!」(笑)
血圧測定で、親父の無謀がバレタ・・・(大笑)
少し元気になるのも良し悪しだな・・・
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