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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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マスコミ報道の犯罪
マスコミ報道の犯罪 (講談社文庫)マスコミ報道の犯罪 (講談社文庫)
(1996/03)
浅野 健一

商品詳細を見る


プロローグ 「客観報道」という名の情報操作

1 「自白」を取材できるのか
2 オウム報道の問題点
   外国ではボツになる一面トップ
   警察官とメディアの「信頼」関係
   警察は組織的に対応している
   ジャーナリストの責任の取り方
   供述報道は信用できない

第1章 国際報道の現場で考える

1 発表ジャーナリズムの弊害
2 外国にも出張する「記者クラブ」
3 戦争反省発言の背景を隠す

第2章 外電に学ぶ報道姿勢

1 ニュースソースの明示
   がんばれパンダ!
   よみがえった「第十」
2 事実と推論・評論との峻別
   囚人暴動で死者千人か ビルマ情勢で英BBC報道
   ダライ・ラマに帰国を要請
3 直接話法の活用を
4 ライバル社の特ダネでも引用する
   クレジットを付けよう

第3章 改革の芽を育てる

1 朝日新聞千葉支局の小改革
2 テレビにみる改革姿勢
3 今すぐでもできる11の改革
   ①報道する側は実名に
   ②ニュースソースの明示
   ③直接話法の活用を
   ④推測はやめよう
   ⑤他社の特ダネを伝えよう
   ⑥他社の報道はフェアに引用を
   ⑦断定を避けよう
   ⑧ミエミエの当局発表はボツに
   ⑨ニュースで取材の相手に金は不要
   ⑩少数者の代表を採用せよ
   ⑪ニュース自体の公開を
4 なお残る問題

第4章 実名・匿名基準の客観性

1 大企業だけが「無罪を推定」される?
2 配慮の欠ける未成年者報道
3 なぜ盗聴警察官は匿名だったか
4 新聞記者こそ顕名に

第5章 “ニュース性”という名のセンセーショナリズム

1 「女ゆえ」の報道用語
   西船橋・「転落死事件」の報道をめぐって
   “首なし美人死体”の怪
   報道という名のイメージ操作
   外人記者の嘲笑
2 住所・年齢・肩書きのニュース性を問い直す
   全身マヒでも「無職」?
   地元出身者のニュースバリュー
   肩書きは格好のエサ
     預金通帳盗み豪遊 筑波大生を逮捕
3 人権侵害は3FETだけか?

第6章 マスメディア自身の客体化

1 ある誤報事件をめぐって
2 愛媛・取材拒否事件を考える
3 何が報道への暴力か?
4 権力とメディアと

第7章 再び天皇報道を問う

1 暴かれた「客観性」
2 急増する皇室敬語
3 声をあげる記者たち
4 ジャカルタから見たカイサル

第8章 客観報道から遠ざかる日本のメディア

1 「歪曲報道」を考える
   盗用事件から学ぶ
   外国メディア批判の資格
   殺された日本人
   不満が強い文民警察
   「まぁ仕方がない」に甘い追及
2 「皇室報道」を考える
   皇太子配偶者報道
   人権・プライバシーは皇族だけに認められるのか
3 「メディアの暴力」を考える
   「侵略」はアジアの常識中の常識
   メディアの戦争責任
   安保理入り世論を捏造するメディア
   スウェーデンの報道倫理制度が危機に?
   学者も誤解した
   現地を再訪、連載の嘘を確認
   テレビ朝日が連載の虚報を証明

エピローグ 真の「客観報道」とは何か?

あとがき

文庫版へのあとがき



本書は1993年に出版された『客観報道 隠されるニュースソース』のプロローグを全面的に差し替え、各章に最近の事例を加筆して文庫版として出版された本である。
本書では「あまりにもマスコミの報道が杜撰すぎる」という点を指摘をしているが、ごもっともの話が多い。
例えば、警察当局からの「発表」をそのまま報道する姿勢・・・
果たして、その「発表」の裏付けを取っているのか?
拘置されている被疑者からは直接取材は出来ないが、だからといって警察側の「発表」を鵜呑みにして良いのか?
その取材の姿勢と報道の可否の判断・・・・確かに再考すべきである。
また、被疑者の匿名性の問題もある。
果たして裁判で有罪が確定もしていない人物を「犯人」として、細かく実名で報道していいかどうか・・・
通り魔殺人のような現行犯ならまだしも、事件後の捜査で「犯人」として検挙された場合はどうだろう?
実名を公表することで、裁判の判決前に、マスコミによって「制裁」を受けることになるのではないか・・・
それでいいのだろうか?・・・・と言う。
困ったことに、マスコミの報道が商売に走りすぎているきらいがある。
売らんかな・・・である。
このため、どうしてもセンセーショナルな事件に「仕立て上げる」ことになる。
一例として、犯罪被害者について言及している・・・
首がない死体に対し・・・「美人」という修飾語をつけて報道する姿勢・・・・
首がないのに美人かどうかわかるはずはないと思うのだが・・・(笑)
被害者は「美人」なのだそうだ・・・報道によれば・・・
職業を書く必要もなかろうに「OL]と書き、更にはそれに「美人」と付ける・・・(大笑)
等々、細々した指摘があるが・・・
なるほど、そういわれればそうだよなぁ~という点も多い。

が・・・
一つだけ容認できかねる部分がある。
天皇陛下に対する「敬語」について言及している部分である。
著者は、どうやら左翼らしい。
社会主義者なのか共産主義者なのか知らないが・・・・(笑)
そのせいだと思うが、どうして天皇に対し敬語を使うのかと噛み付く・・・
これはいかがなものかと思う。
ちょっと筆が走りすぎたのではないか?
例えていえば、国旗に敬意を表して頭を下げる人に向かって、なんで布切れなんかに頭を下げるのだと言っているのと同じような感じである。
これは、いただけませんな!
「皇室敬語報道はやめよう」というのは、いかがなものか・・・・
天皇だからというわけではなく、「日本の象徴、日本国民の象徴」である「天皇」に敬意を表し敬語を使うのは当然だと思うのだが・・・

左に傾いている人のいうことは全てダメで、右に傾いている人の言うことは全て正しいとは言えない。
だから思想的にどうのこうのとは一概に決め付けてはならないと私は思っている。
で・・・本書の大部分は納得できる「ごもっとも」な話・・・
天皇に対する点だけが・・・「汚点」のような気がする本であった。
ちょっと残念・・・・


今年の読書:89冊目



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読書 | 22:03:23 | Comments(0)
ついに親父がボケた!(笑)
今日は上京して親父の見舞いに行く日・・・・
このところ何故か土日はホテルの予約が取れない。
いつものネットで調べても満室・・・
空いているのはカプセルホテルだけ・・・
というわけで、いつもなら土日、泊りがけで見舞いに行くのだが、今回は日帰りの見舞いということにする。(笑)

昨日見舞いに行った妹からのメールでは、拙者の顔を見ないと寂しくて仕方ないと親父が言っているという。
おい、おい・・・(笑)

午後1時過ぎ、病院に到着・・・
病室を見舞ったら・・・
「なんで俺はここにいるのかねぇ~?」と親父・・・
「なんで・・・って、なんでコルセットなんかしてるんだ?」
「・・・・」
「ほら、何か理由があって、ここにいるんだろ?」(笑)
「う~ん・・・それがわからねぇんだよ・・・なんでここにいるんだ?」
「さぁ~何ででしょう?」(笑)
「それが分からねぇから、電話をしようと思っていたんだけどな、ちょうど来てくれたから電話しなくてよかったよ」
「電話?」
「おお、朝から、ズ~ッと考えていたんだが、どうしても分からねぇんだよな。どうして俺がここにいるのか・・・」
「午前中、ずっと考えていたのか?あ~あ~来ちゃったな!ついに来ちゃったな!ボケちゃったかぁ~」(大笑)
「あ~・・・あっ!そういうわけか!うん、そうか、そういうわけだったんだな・・・わかった!」
「ん?分かった?」(笑)
「おお、そういうわけだ・・・分かったぞ、大丈夫だ、思い出した!」(笑)

さて・・・本当に分かったんだろうか?(大笑)
拙者に「ボケた」と言われて、思い出したふりをしているのではあるまいか?(大笑)
いやぁ~参ったなぁ~
ボケ始めちゃったぞ・・・
まぁ、半月も入院していたら、そうなってもおかしくはないか・・・

まもなく親父がウトウトし始めた・・・・
「あれ?寝るのか?」
「おお、お前の顔を見たら安心して眠くなった・・・寝る・・・」
「はぁ?・・・・」(笑)

午前中、散々悩み続けて神経を使いすぎて疲れたのかな?(笑)
心臓も弱っているからなぁ~
親父はグーグー寝始めてしまった・・・・
あらら・・・拙者は何しに来たのやら・・・(笑)
仕方がない・・・はい、いつもの読書!(笑)

まもなく、ハッ!と親父が目覚めて何か言い出した・・・
「あれ!あれ・・・さっき走っていたよな?」
「走ってた?」
「おお、走ってただろう?」とテレビを指差す・・・
「ああ、マラソンね・・・もう終わっちゃったよ」
「終わった?何でだ?」
「だって、お父さん、寝ていたんだもん!寝てる間に番組は終わっちゃったよ」(笑)
「う~ん!やっちまったぁ~!チクショウ!これで2回目だ!」

はぁ?何が2回目なのか・・・よくわからん・・・(大笑)

まもなくゴルフの番組が始まるのでチャンネルを替えてやる。
ウトウトしていた親父が、また目を覚ました・・・
「ゴルフ・・・始まったぞ。見るだろ?」
親父は日曜日はゴルフの番組を見るのが習慣なのである。
が・・・・
「ゴルフ?始まった?あ~!あ~!俺が出ようと思ったのに、始まっちまったのか?ダメだ!出ようと思ったのに・・・」
「出る?出るって・・・プロのトーナメントにか?」
「ああ・・・出るはずだったのになぁ~、始まっちまったのかよ!このやろう・・・まったくもう・・・」

はぁ?(唖然)
ダメだ、こりゃ・・・
こりゃ本当にボケちゃったかも・・・

夕方になり、拙者は帰る事にした・・・
「じゃぁ、帰るからね」
「おお、明日も来るのか?」
「いや、明日は来ないよ。明後日来るから」
「今日は・・・何曜日だ?」
「日曜日・・」
「日曜日?日曜日?ふ~ん・・・日曜日か・・・」
「日曜日の次は何曜日だ?」(笑)
「え~と・・・月曜日だ・・・な・・・」
「そう、その次は?」
「火曜日か・・・」
「そう、火曜日に来るから・・・」
「火曜日ね・・・火曜日、火曜日・・・で・・・今日は・・・日曜日・・・か・・・」

おい、おい、大丈夫かね?(大笑)

こりゃ、退院してからが大変なような気がするなぁ~(汗)

ナースセンターの前で声をかけられ、先月の入院費の請求書を渡される。
で・・・金額を見たら・・・
約4万円!
4万円・・・・なんで?
2週間も入院していて4万円?(笑)
明細を見てみたら・・・
診察料、投薬、注射、検査、リハビリ、入院料、食事代・・・等々で・・・約40万円である!
あっ・・・そうか・・・
後期高齢者だから、約1割の負担なのか・・・
それにしても、差額の30数万円は国が負担するの?(笑)
いやぁ~・・・これじゃ、国の財政が破綻しちゃうんじゃないか?(笑)
自己負担は少ないに越したことはないが・・・・
国家の財政を考えるとねぇ~
たった4万円と言っては失礼だが・・・
経済的に支払うことが出来る人は、もう少し自己負担率を上げてもいいんじゃないかなぁ~
4万円ねぇ~
なんか、申し訳ないような気がするんだよねぇ~

今日は日曜で会計窓口はしまっているというので、明後日見舞いに来た時に払うことにする。

日記 | 22:01:26 | Comments(0)
龍馬を超えた男 小松帯刀
龍馬を超えた男小松帯刀龍馬を超えた男小松帯刀
(2008/03/20)
原口 泉

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はじめに~知られざる幕末の英傑、小松帯刀

激動の時代を駆け抜けた、薩摩藩の敏腕家老
知る人ぞ知る「龍馬を超えた男」

第1章 同年生まれ、龍馬と帯刀の運命的出会い

帯刀なくして、龍馬・西郷・大久保の活躍はなかった
「花の天保6年組」が動かした幕末維新史
帯刀と龍馬、5つの歴史的接点
似た者同士、人として気脈を通じ合った二人
帯刀を一番認めていたのは龍馬だった
唯一の本格的伝記『幻の宰相 小松帯刀伝』の注目点
小松帯刀再評価への動き
やっと尋ねる人が増えてきた帯刀の墓
小松ありせば、西南戦争の悲劇も防げた
死後も「維新の完成」に重大な貢献

第2章 島津にまさる旧家で培われた小松帯刀の資質

身分、国籍を超えて慕われる人格を作った意外な育ち
帯刀が小松家に養子入りした歴史の因縁
「馬鹿」と言われた帯刀を認めた恩師
早くから発揮された人を見る眼力
琵琶歌に感涙して覚悟を新たにする感性
供を連れずに庶民と交わる「独行の人」
斉彬に見込まれて小松家の後継ぎに
7つ年上の妻・お近との縁組
領地吉利で早くも見せた名君の資質

第3章 激動の時代が待ちわびた家老・小松帯刀の誕生

42歳でやっと藩主になった島津斉彬
お国入りした島津斉彬の人材登用法
帯刀の目を開かせた斉彬の集成館事業
将軍継嗣問題のさなか、斉彬が急死
安政の大獄、桜田門外の変で揺れる帯刀周辺
給費を固辞し、自費で長崎赴任した帯刀
沸騰する藩論と久光・帯刀・西郷の役割
久光上洛と寺田屋事件の重大な意味
「天保6年生まれ、27歳」たちの文久2年
公武合体の勅使、帰路に起きた生麦事件

第4章 帯刀・龍馬の出会いで進んだ薩長同盟

「薩摩の小松か、小松の薩摩か」」
他藩の窮状を救った家老・小松帯刀、最初の英断
帯刀と薩英戦争の波紋
幕府・朝廷の壁を超え、公武合体派を糾合
薩摩の発言力を増大させた池田屋事件と禁門の変
帯刀、「朝幕の間に立ちて最も重きに任じたる」
幕府側に警戒された帯刀の京都活動
帯刀に会う直前の龍馬は何をしていたのか
薩摩藩邸、小松邸で深まった帯刀・龍馬の仲
龍馬、薩摩の小松別邸で帯刀に心酔
長州に兵器・軍艦を斡旋し、関係を深める
京都・小松邸で薩長同盟成る
寺田屋で襲われた龍馬とお龍を、鹿児島の別荘にかくまう
帯刀がプレゼントした日本初、龍馬夫妻の新婚旅行
「神も仏もある」と、帯刀を許した龍馬の手紙
京都で側室になった名妓・お琴の役割

第5章 帯刀が慶喜の大政奉還に与えた影響

朝幕双方から頼られる城代家老、小松帯刀
外国に対抗しつつも果実は得る両面作戦
幕府に対抗してパリ万博に出展
四藩連合の失敗、薩土盟約と模索する雄藩
薩長同盟と薩土盟約は根本的に違っていた
一橋家との因縁と、慶喜の「黒豚騒動」
表に出なかった「倒幕の密勅」の役割
帯刀の説得で大政奉還を決断した慶喜
大政奉還は、帯刀の多方位外交の成果

第6章 病身をおして果たした、最後の仕事

大政奉還成るも、真の願いは果たされず
帯刀の「引退」と龍馬の暗殺の意味するもの
王政復古から戊辰戦争へ
病身をおして最後のご奉公
大政奉還以降、帯刀の名が出ない訳

おわりに~小松帯刀の生き方は現代人に何を訴えるか

明治維新は、薩長と徳川の勢力争いか
維新は、個人の力ではなく組織の力で成就した
帯刀が、龍馬・西郷らを超えていた点
帯刀の「無私」は後世の名をも葬った

年表

参考文献



歴史の中には、もっと知名度が上がっていてもおかしくない人物というのがいるのは確かである。
この小松帯刀も、その一人である・・・・と著者は言う。
維新といえば、西郷隆盛や坂本龍馬が取上げられ、知名度が抜群であるが・・・
そればかりではない・・・という思いで書かれたのが本書・・・・
確かに、この小松帯刀という人物がいなければ、果たして坂本龍馬も、あれだけの活躍が出来たかどうか・・・
そういう意味では、「キーパースン」であると言える。
結構、わかりやすい本だった。
哀しいかなご本人は「無私」に徹した人だったらしい・・・
そのせいで知名度が低い・・・
自分を売り込んで有名になろうという輩はどの時代にもいるが、その点、「無私」に徹した潔さには共感。
惜しいのは、もうちょっと長生きをしてもらいたかった点・・・
さぁ、これからというところでこの世を去ってしまったのは本当に残念である。
こういう人も結構多い・・・・
歴史の中に埋もれてしまい、誰にも知られることがないが、実際はかなりすばらしいことを言ったりやったりしていた人って、実際には結構いたんじゃないかと思うのである。
そういう人物を掘り起こした本は、結構面白いのである。
多少の「手前味噌」があったとしても・・・(笑)
本書もその中の一つであるが・・・なかなか良い本でした。


今年の読書:88冊目



読書 | 00:06:52 | Comments(0)