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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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山口・福岡の旅(7)
今日は、ガダルカナル島で戦死された福岡歩兵第124連隊のご遺族および関係者と会う日である。
そもそも、今回の旅は、これが本来の目的だったのである。(笑)
福岡で会って打ち合わせが出来ないかとのお誘いを受けて、福岡に行く事にしたのだが・・・
羽田と福岡を往復するだけでは、もったいない・・・ということで、山口を旅することにした。
お誘いくださった“キタジマさん”は、急用で会えなくなったというので、危うく福岡へ行く理由がなくなりそうになったが・・・
幸いにも、他の関係者が集まってくれるというので助かった。(笑)
みなさん、2年前に一緒にガダルカナル島へ慰霊巡拝に行った“仲間”である。
昨年の9月に福岡で行われた慰霊祭以来、久しぶりの再会である。

拙者のチェックアウト時間に合わせて、県内各地からホテルに集まってくださった。
が・・・このホテル・・・
結構洒落ているのだが、ロビーには喫茶スペースがない。(涙)
というわけで、昨晩、食事に出かけた直ぐ近くのホテルのコーヒーラウンジで打ち合わせをすることにした。
これは昨晩のうちに下見済み・・・・(笑)

今回集まってくださったのは3名・・・
今年の11月に、またガダルカナル島への慰霊巡拝を計画している。
発起人は僧侶の“フジさん”・・・予科練出身の方・・・
そして、遺族の“ハタナカさん”と“アベさん”・・・・
“フジさん”が先日、巡拝慰霊の案内を関係者に送付したのだが、その後どうなっているのか・・・
大手旅行社に丸投げでは、値段は高いわ、遠回りするわ、余計な観光地に立ち寄るわ、添乗員はド素人だわ・・・前回がそうだったので・・・拙者のほうで別案を用意しておいた。
今回はその打ち合わせである。

午後3時過ぎの新幹線で東京へ戻らないと、我が家に今晩中に帰宅できない。
というわけで、午前10時集合・・・打ち合わせ時間は約5時間しかない。
この5時間で方向性を決めなければ・・・・

そもそもは“フジさん”の計画では、前回同様である可能性が高いというのが皆さんの共通の認識である。
“キタジマさん”からは、もう少し日数を減らして値段も安ければ・・・と相談があった。
そこで、以前、拙者がニューギニアへ行った時に使った旅行社に相談をかけて、案を8つも出してもらった。
皆さんとはメールでやり取りしたが・・・・
どうもシックリ行かない・・・
飛行機の関係で最短でも6日間、しかも前後2日はオーストラリアのゴールドコーストに泊まらねばならない。
期間は短いが、これでは2日間がもったいない。
やはりどうしても8日間は必要となる。
ニューギニア航空が毎週土曜に成田とポートモレスビーを往復している。
これを利用したほうが、最短コースで、しかも料金が若干安い。
“キタジマさん”には申し訳ないが、この8日間の案で話を進めようと配布資料も作って持ってきた。

さて、問題は、“フジさん”である。
発起人としてヤル気満々なので、失礼のないように、かつ、傷つけないように気を使って、こちらの案に賛同してもらう方向にしなくてはならない。
で・・・現時点での参加希望者数を“フジさん”にお尋ねしたら・・・
「あの人は、多分行くと思います。あの人も間違いなく行くと思います」という話ばかり・・・
「本人には確認を取ったのですか?」
「いやぁ~確認はしていないけど、大丈夫でしょう!」
「この間の案内の返信葉書ではどうなっていますか?」
「それは届いていませんが・・・大丈夫でしょう」
そんな馬鹿な・・・である。
“多分大丈夫”なんていう自分勝手な思い込みでツアーを企画したら絶対失敗する・・・と拙者は思う。
気持ちばかりが先走りしているだけで、実は空回り・・・のようである。
“お年寄り”は思い込みが激しい・・・というか、予科練出身者は・・・(大笑)

この思考で、日本は負けたのである。
「米軍が反攻して来るのは、もう少し先のことでしょう」などと、何の裏付けもないのに、自分に都合のいい予測を立てたばっかりに、1年も早く反攻され、惨敗したのである。
その最初がガダルカナルではないのか?
我が日本軍の防衛準備が整わないうちは、米軍は反撃してこない・・・などという自己中心的な愚かな思考の結果である。
自分の都合に合わせて相手側の出方を決めるんだから、これは予測でも何でもない。
今、流行の「想定外」でもない。
想定しないことのほうが問題である。(笑)
どうして、戦時中のその反省が日本人は全く出来ていないのだろうか?

多分参加するでしょう・・・を除くと、結局「参加します」と返信葉書で回答してきた人は誰もいないことが判明した。
結局、かろうじて行く気があるのは我々4名だけである・・・・(笑)
ただ、細かい内容を詰めないと、漠然と行きますか?と尋ねられても答えようがない。
そこで、拙者の案・・・・
ガダルカナル島と、ついでにラバウルの戦跡を訪問して帰って来るツアー・・・
これの日程表を提示して“叩き台”とする。
と・・・意外にもあっさりと案が可決された。(笑)
“フジさん”と揉めるかなとおもったのだが、「あなたのほうが詳しいから、あなたに全部任せします」と、あっさりとおっしゃる。
あらら・・・(笑)

あとは・・・ガダルカナル島で何をするか・・・である。
どこへ行きたいのか、何をしたいのか、まずは我々4人の希望を取り込んで、基本計画を作り、「この内容で行きますが一緒に行きたい人いますか?」と他の人に案内をしたほうがいいのではないだろうか?
で・・・参加したい人から何か希望があれば、それを取り込んで修正するというほうが、参加者それぞれの目的も達成できて、それぞれが満足してくれるツアーが出来るのではなかろうか?

“アベさん”は、折角行くのだから遺骨収集もしたいという。
しかし、これは考え物である。
いきなり行って、それは出来ないだろう。
現地の村と事前の打ち合わせも必要だし、遺骨を勝手に持ち帰るわけには行かないから、当然、日本大使館に預かってもらわねばならないだろう。
そうなると大使館との事前打ち合わせも必要となる。
お気持ちは分からないでもないが、気持ちばかり先走って事を起こしては、逆に他の方々に多大な迷惑をかけることになるのではあるまいか?

「例えばですね~。戦時中、“アベさん”の家に撃墜されたB29が墜落したとします。で・・・ある日、突然バスに乗ったアメリカ人がやって来て、このあたりに米国のパイロットの遺体が埋まっているだろうと、勝手に庭を掘り始めたらどう思います?」
「・・・・」
「ついでに十字架立ててロウソク並べてお祈りをして・・・そのままバスに乗って立ち去ったら・・・どう思います?お前らオレの庭先で何しやがるんだと怒るんじゃないんですか?」
みなさん、大笑い・・・
「たしかに、そう言われると、そうだよなぁ~」
「でしょ?我々はそれを現地でやろうとしてるんですよ。マズイでしょ?」
「確かに・・・」
「まずは、村との交流。顔を知ってもらい、名前を知ってもらい、人柄を知ってもらい、協力してもらえるように準備立てをしてからでしょ?」
「確かに・・・」
「だから、今回は、いきなりの遺骨収集なんてもってのほかだと思いますよ」
これで一件落着である。
単なる思い付きでやったのでは、現地に迷惑をかける。
基本的には政府の遺骨収集団に任せればいいことである。
それがお粗末だと言うなら、我々が現地と親密な関係を築き上げた上でやるべきである。

その他、どこに行き何をしたいかは明確に持っていないようなので、これは宿題として後日、各自、拙者に提出してくれるように頼む。

ホテルのコーヒーラウンジでコーヒーを飲みながら打ち合わせ終了。
駅のターミナルビル内のレストランで皆で昼食を食べ解散。
食事代はご馳走になってしまった!感謝、感謝である。

予定通りの新幹線に乗り・・・・約5時間の旅である・・・・(笑)
夕食は電車の中で・・・駅弁!

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旅行 | 10:43:19 | Comments(0)