FC2ブログ
 
■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

■最近の記事
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

わが上司 後藤田正晴
わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト (文春文庫)わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト (文春文庫)
(2002/06)
佐々 淳行

商品詳細を見る


まえがき
 『ホーンブロワー物語』に感銘を受けて
プロローグ
 後藤田正晴さんの心うつ退任挨拶
 心うつ退任挨拶
 後藤田正晴の「危機管理外史」を書こう
 頼むから静かに死なせてくれよ

第1章 警察戦国時代と後藤田正晴

「平時の能吏」と「乱世の雄」の交代人事
警察戦国時代の後藤田長官
  「特別権力関係」とは何か
  上司後藤田正晴の始まり
  最初の命令「ケネディ事件調査」
「警備局付警務局監察官」の奇妙な任務
  成田滑走路上のミミズの大群
  「君、ちょっといってな」
  東大安田講堂事件とあさま山荘事件
ペシミストの決断
  エンテベ大作戦
  「敗者の条件」を知る
  カラシニコフ銃と“ナンテロ”銃
リンゼイ市長、大いに笑う
  越権通訳で叱られる
  逆転した東京とニューヨークの安全度
  後藤田さんのシッペ返し
金大中氏誘拐事件とドンの「度忘れ」
  度忘れ

第2章 「守護神」なき悪戦苦闘

後藤田正晴の挫折と復活
  帰ってきた後藤田さん
運命の「ひめゆりの塔」事件
  中村勘三郎氏の励まし
防衛庁出向を命じられる
  各省の“植民地”防衛庁
  大韓航空機撃墜事件
全駐労との断交に四苦八苦
リムパック国会迷答弁
宮永元陸将補スパイ事件
防衛施設庁長官で退官
  またも変則人事
  誤れるシビリアン・コントロール
防衛庁“大奥”丸秘物語
  マンスフィールド大使のモーニング・コーヒー

第3章 内閣安全保障室の誕生

初代安保室長に登用される
  難産だった内閣五室の誕生
圧巻だった「後藤田五訓」
  後藤田五訓の教え
  五訓の反響
機能不全の危機管理中枢
雲雀(ひばり)の巣に鷹の雛が
波瀾万丈のわが役人人生
  肩書き乱高下の役人人生
  三輪良雄警備課長に見出される
  大分県警を大粛清せよとの命令

第4章 官邸の日々

カミソリ後藤田の意外な素顔
  「羊型」か「ライオン型」か
  「何ちゅう物言いする奴っちゃ」
  「シーレーンって何じゃ?海に高速道路でもあるんか?」
  「佐々の奴はやりすぎ、しゃべりすぎ、困った奴だ」
風俗営業法改正?なんだ、そりゃ?
塩野七生さんとの出会い
立派な先輩たちの物語
  島田叡沖縄知事はえらかった
  挫折はひとを成長させる
SATの生みの親
  金時イモ・タイム
  今日も元気だ、タバコがうまい
  素顔の官房長官
“ドン”と五室長の丁々発止
  徹底した“能力主義”
  官房長官室点描
  アメリカにそういうてやれ
  “連れション”で決まった後藤田官房長官人事

第5章 総理官邸の「危機管理」

最初の試練・大島三原山大噴火
  三宅島大噴火の教訓
  首相、官房長官の「すぐ、やれ」
  進路変更を指示しないと大変なことに・・・・
  国会で「やり過ぎ」と名指しの批判
若王子事件「無能の仮面」をかぶるドン
  不用意だったトップのコメント
  ワシはきいておらん
金日成暗殺の大誤報に揺れる
防衛費GNP1%枠突破hの「手旗信号」
  「総理に“黙っておれ”というてこい」
  「ちょっと安倍、伊東、竹下にきいてこい」
  白バッジの元役人の“裏工作”
  疲労には勝てない“カミソリ後藤田”
  「気配りの竹下」さんにほめられる?
  後藤田さんの政治哲学
  岳父の死と1%騒動
  予算委員会のパントマイム
ペルシャ湾掃海艇派遣問題
  アマコスト大使VS.後藤田氏
  “諷諫(フウカン)”の極意を知る
  今度は“直言諫争”
  お神輿かつぎは家憲に反する・・・・
  後藤田流「危機管理、会議運営」の奥義
東芝ココム違反事件秘話
  国を売った“海軍一家”ウォーカー父子
  東芝機械は何をしたのか?
  後藤田正晴の登場!
  米国防総省の対日抗議と官房長官の措置
  後藤田官房長官、即応す
  通産大臣、激怒す
昭和天皇御不例
  最大のタブーに口火を切る!
  「君の話はききたくない。出ていってくれ」

第6章 ポスト後藤田の「危機管理」

内閣五室長の「造反有理」
竹下総理への号令?
商魂が士魂を辱めた「リクルート事件」
  日本版マルコーニ事件
  総理の座を固辞
宇野内閣誕生、そして「天安門事件」
室長たちの“連袂”辞職
  勲章や肩書きはあの世に持ってゆけない
  天下の素浪人になる
  栄光の「大浪人」の道
  私を支えた直言諫争居士たち

エピローグ
まだ終わらない「特別権力関係」とゴッド・フォンの指令



後藤田正晴という名を聞くたびに思い出す・・・・
私が青年会議所のナンバー2である筆頭副理事長に就任したときに、総会の壇上で私は「後藤田正晴のような人になる」と公言した。
後藤田さんは「カミソリ後藤田」とあだ名されるような人で、名参謀、名補佐役・・・
当時の私はそのくらいのことしか知らなかったが、その後藤田さんのような人物として理事長を補佐するという意味で言ったのである。
が・・・スピーチ後、みんなから言われたのは「後藤田正晴って誰?」だった。
これにはガッカリした・・・・
で・・・1年間“カミソリ後藤田”として筆頭副理事長職を務めたが、みんなから嫌われた。(笑)
著者の後藤田さんの人物評は「寸鉄、人を刺す辛辣な毒舌家で、大変なテレ性、能力主義者、理性が感情を殺す冷徹なリアリスト、皮肉な逆表現を連発する偽悪家。本質的には感動的な映画をみては涙を流す人情味豊かな“仁将”なのだが、日頃からそれを押し隠している“素直じゃない”人物なのである」とある。
まさしく、拙者は後藤田さんに似てるじゃないか?(大笑)
だから、最初に断っておいたのに・・・散々煙たがれた。(笑)
「後藤田正晴」という名を聞くたびに、いつも、あの頃のことを思い出す・・・・

著者の佐々淳行さんは、初代内閣安全保障室長・・・・
後藤田さんが中曾根総理の「懐刀」なら、佐々さんは後藤田さんの「懐刀」・・・・
国益よりも省益、自己保身に走る役人の中での活躍談は面白い。
いくつかの事件の裏話と、その対応の話も面白かった。
あ~こういう人生・・・苦労も多かっただろうが、やりがいもあっただろうなぁ~と思う。
佐々さんがうらやましい・・・(笑)
以前、佐々さんが主宰した「危機管理セミナー」に1年間通って勉強させてもらい、直接謦咳にも触れた、あの時の興奮を思い出す。
「危機管理」には興味もあり、多少の知識や経験もあるが・・・
国家的規模となると大任である。
しかし、そういうことに携わりたかったなぁ~と佐々さんをうらやましく思いながら読んだ。
一つの生き方として大いに勉強になる本ではなかろうか?



今年の読書:12冊目



スポンサーサイト



読書 | 00:20:08 | Comments(2)