FC2ブログ
 
■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

■最近の記事

■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界
宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界 (講談社プラスアルファ文庫)宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界 (講談社プラスアルファ文庫)
(2002/01)
神渡 良平

商品詳細を見る


第1章 蘇る人生の師父
 山に響く素読の声
 飯盛山の研修所
 人生の転機となった安岡の著書
 戦地で読みふけった本
 われ天地に恥じぬ人物とならん

第2章 政治を先賢に学ぶ
 保守本流となった吉田人脈
 牧野伸顕を感動させた天子論
 共産主義は覇道政治のきわみ
 国の運命を決めた安保条約改定
 信をもって義をなした岸信介
 「寛容と忍耐」経済の池田勇人
 池田派「宏池会」の命名
 自民党の精神的支え、素心会
 ケネディの心を捉えた話題
 佐藤の安岡評
 佐藤政治は啐啄同機
 毛沢東にあしらわれた田中角栄
 王道政治と覇道政治の間
 心耳を澄ます思い
 福田政権擁立のカギ
 あの保利茂が涙した!
 年始めの干支の講座
 政治の姿勢を先賢に学ぶ
 政界一の読書家、大平正芳
 青雲の志、中曾根康弘

第3章 白面痩身の青年思想家
 四条畷と楠木正行
 歴史豊かな孔舎衙小学校
 心霊透視家が見た正篤の運命
 田舎の硯学
 暴れん坊の藤次郎
 黒胴に菊水の流れ
 上級生に学習指導
 安岡家への養子縁組
 無欲の手本、俳人寒川鼠骨
 年若き雲水の行脚
 老婆の賽銭
 東京湾を襲った津波
 安岡の寄稿
 『王陽明研究』が投げかけた波紋
 東洋思想研究所の設立
 北一輝との出会い
 北一輝の『日本改造法案大綱』
 梁山泊となった大学寮
 八代将軍にはじまる海軍人脈
 海軍大学校で「士学論講」講義
 酒の師匠は足利尊氏?
 聴衆を堪能させた講演会
 安田共済事件で分裂した行地社

第4章 ああ、五族協和の理想
 満州の名相王永江
 張作霖と王永江
 金鵄学院の創立
 朝鮮独立運動の志士崔麟
 家庭での安岡
 月明かりのもとでの法笛
 日本農士学校の設立
 正座して古教を学ぶ
 人間は「無限の有限化」である
 先哲に学ぶ
 国維会の活動と軍部の横暴
 血盟団事件と金鵄学院
 自分こそ正義、青年将校の独善
 安岡と吉川英治
 三味線断絃の教え
 われ未だ木鶏たりえず
 欧米植民地主義の弊害を痛感
 大陸政策と『為政三部書』
 明哲保身か、東洋的諦念か
 踏みにじられた大義
 中国人も評価した聖賢の書
 中野正剛と朝日新聞発禁事件
 慢心を去れ、山鹿流政治論
 中野正剛の逮捕と自刃
 お百度まいりに咎ありや
 理想を追求した海南島の施政
 祖国燃ゆ
 空襲下でつづけられた朝の講義

第5章 終戦の詔勅刪修と公職追放
 休戦ニ際スル告辞
 二転三転した終戦の詔書
 詔書の後日譚
 昭和天皇の反応
 敗戦―運命の日
 幻の戦犯指名
 戦犯容疑者と公職追放
 金鵄学院解散命令
 金鵄神社の標柱
 「少年の町」建設計画
 日本農士学校を追われる
 その後の日本農士学校
 風前のともしび、天皇制
 公職追放の解除

第6章 一燈隅を照らし、万燈国を照らす
 全国師友協会の設立
 世の木鐸となった照心講座
 祖国再建は郷学の復興から
 師友協会と出版活動
 関西師友協会の発足
 人生訓を凝縮した「六然訓」
 近畿日本鉄道の社員研修
 柔軟な体は真向法で
 三菱化成の読書会
 住友銀行の研修会
 人間、いかにあるべきか
 古典が教える教訓
 デモクラシーについての卓見
 松下電器の論語研究会
 三日読まざればすなわち暗し
 勉強時間を捻出する工夫
 物事に大成する基本
 三島由紀夫の死
 普遍性は特殊性のもとに顕れる
 蒋介石との会談
 知音の交わり
 流れた師友会館建設構想
 無名有力
 喜寿祝賀会
 婦美夫人の死
 李退渓学会
 浦項綜合製鉄所
 思い出の秋風嶺
 半寿の会
 安岡の揮毫と野球選手のサイン
 蔵王山頂の詩碑
 伊藤肇の本に見せた安岡の涙

第7章 巨儒、落つ
 安岡、倒れる
 高野山での療養
 大阪・住友病院への入院
 上善、水のごとし
 暁鐘を撞く
 全国師友協会の解散
 うつせみの露の命と思へこそ



安岡正篤・・・名前だけは聞いたことがある。
歴代総理大臣の「指南番」ということも聞いた事がある。
で・・・私は、この人は「右翼の親玉」だと思っていた。(笑)
だから、特に興味も持たなかったのだが・・・・
本書の“指導者”“哲人”という文字に惹かれた。
で・・・読んでみたら、私の今までのイメージとは全く違う人であることを知ったのである。
あらら・・・である。
とんでもない勘違いをしていた。(汗)
この人は・・・若い時からの思想家なんだろうなぁ~
20代、30代で、自分より20歳以上も年上のそうそうたる人から「先生」と呼ばれて教えを請われているとは・・・・
あれ?「右翼の親玉」ではない・・・・
東洋思想家・・・なんだろうなぁ~
中国の先哲の話などが出てくる。
私は、どうもこういう東洋思想は苦手である。
中国人の名前が出てきただけで拒否反応・・・・
ところが、不思議なことに、本書を読んでいるうちに、ちょっと齧ってみようかな・・・と思ってしまったのである。
「論語」「老荘思想」「陽明学」・・・・・
ちょっと読んでみようかなぁ~という気がしてきた。
この私に、そういうことを思わせるんだから、この安岡という人は凄い。

歴代の総理大臣にアドバイスをしているが、これは日本の進むべき道を誤らせないためである。
政界、財界等々のお歴々から請われて講話もしている。
が・・・・その後はどうだろう?
安岡正篤亡き後・・・・
今のこの日本の現状を考えると首を傾げざるを得ない。
「教えを受けた」人達は何をしているのか?
「教えを請う」たのは「対処療法的」なアドバイスだけで、その根本の思想・物の考え方は学ばなかったのか?
「偉大な先生」と接することだけで満足してしまったのか?
安岡正篤の謦咳に接していながら・・・・このザマは何たることだろう?
これは「師」が悪いのではなく、「弟子」が悪いに違いない。
そう思わざるを得ない・・・・
今から勉強・・・では遅いかもしれないが・・・
安岡正篤の考え、教えを学んでみようかな~
東洋思想の先哲のことも学んでみようかなぁ~
なぜか、スッキリというかシャキッとした気分になったのである。
本書との出会い・・・・感謝である。
偶然とはいえ、いい本に出会った。


今年の読書:9冊目



スポンサーサイト



読書 | 17:16:24 | Comments(2)