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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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最前線爆雷製造部隊
最前線爆雷製造部隊―フィリピン作戦技術将校の手記最前線爆雷製造部隊―フィリピン作戦技術将校の手記
(1977/04)
村田 三郎平

商品詳細を見る


本書は、最前線で鉄砲を撃ち合ったという戦記ではなく、その裏方として活躍した技術将校の手記である。
技術将校というのは凄いものだと感心したのだが、山奥に工作機械を持ち込んで兵器を自作していたというのだから驚いた。
縁の下の力持ちとは、まさしくこのような人達を指す言葉だろう。
本書の特徴の一つは、戦記だけではなく、後編として戦後の活動記録も残していることである。
我が戦車第二師団の会の会員名簿に著者の名がないので、私が入会する前に退会もしくは亡くなられているのかもしれないが、いい記録を残して下さったと感謝したい。


前編 従軍誌

1 勤兵団兵器部の発足 1944(昭和19)年7月1日~9月15日
フィリピン着
落雷あり
兵器部基本方針決定
村崎中尉、米比軍を語る
無線修理班来る
宿舎移転
第105師団編成完結
図上戦術
隷下部隊巡視~ルセナ泊
バタンガス泊~老兵達との訣別
インファンタ泊
スペイン反攻の情熱の拠点
溢れる活気~ナガ泊
むごいスパイ容疑者の扱い~レガスピー泊
軍兵器部出頭
浅原軍曹壮行会
対戦車教育
マニラ行
兵器主任者会議
南サンフェルナンド
マニラホテルに重見少将を訪う
近江中尉先発す
マニラ空襲を受く
南海旅館との別れ

2 兵器の現地製造 9月16日~11月29日
敵意を示す現地人~ナガ移駐
寺西中尉一行到着
ラウエル大統領戒厳令布告
工場活動開始
マンブラオ鉱山泊
ダイナマイト積込み
鉱山直営工場調査
市内駐留部隊調査
新任軍司令官山下奉文大将着
レガスピー、貨物船爆沈
装甲軌道車完成
独立記念式典の挙行
軍政監支部出頭
県曹長一行、リガオに戦死す
県曹長一行の慰霊祭、捷一号作戦の発動
イサログ山踏査
敵タクロバン上陸、数江少尉負傷
自活兵器の供覧試射
特攻隊レイテ突入
レガスピー緊張す
個人装備を図る
戦車師団への転任命令
ナガ駅を去る
機関車の被爆~パサイ着

3 精鋭・戦車第二師団 12月1日~12月31日
戦車第二師団整備隊着
各部隊の駐屯地
カバナッアン泊
米軍、ミンドロ島に上陸
戦10原田部隊長との面談
砲兵連隊の車輛検査
整備隊本部
少年戦車兵到着
レイテの悲報相次ぐ
カロカン部品庫
トヨダ工場の杉原小隊
井出大尉来る
杉原小隊マニラ撤収
王克敏(?)邸に招かる
ミンドロ島奪回ならず~昭和19年の終焉

4 陣地死守の命令 1945(昭和20)年1月1日~2月11日
ルソン島に元旦を迎える
部隊長、作戦命令下達
山下大将、サンミゲルを通過
敵機の大編隊
艦砲射撃始る
重見支隊の展開
デング熱に冒さる
敵リンガエンに上陸
出動
ガパン北端に待機
重見支隊交戦状態に入る
ガパン発ルパオへ
ルパオに展開を終る
高木戦車隊の玉砕
兵用地誌調査第3日
デグデグに後藤中尉を訪う
野坂隊、ルパオ着
ムニオスの爆烟
水迫参謀来る、重見支隊の玉砕
敵ゴンザレスに来る
配属部隊到着
田中隊到着
デグデグより弾薬輸送
内田参謀来る
米田支隊の編成
井手隊正面に敵兵の出没
砲弾の落下始る
ついに戦死者を出す
ルパオの壕中にありて歌える(本井邦行)
交戦第1日~田中大尉戦死
交戦第2日~孤立するルパオ陣地
熾烈な攻防
脱出行
師団司令部へ出頭
米田少佐らの悲報を聞く
戦車、自動貨車の焼失~ラモ着

5 密林内の兵器自活工場 2月12日~5月下旬
兵站監部に青島参謀長を訪う
ドバックスの師団司令部
ルパオ脱出者集結了
火具等の大量発見
師団長巡視
イナバン移駐
工場開設への意欲
撃兵団にサラクサク陣地配備の命下る
竹村隊、サラクサクへ向け出発
兵器生産態勢整う
戦死者の確認
戦車の教訓
包囲網からの脱出
竹村隊の行動
工場
手榴弾の製造を始める
白倉准尉戦没
戦車砲の改装、榊原上等兵戦没
軍直となる~サラクサク混戦
野坂大尉を前線へ送る
工場撤去~転進準備
転進

6 転進また転進~敗走の日々 6月上旬~8月16日
ファームスクールへ
サントドミンゴ山麓よりピアキドへ
ピアキド部落に集結
敗走街道に情報収集
砲撃つづく
放浪つづく
ホヨ部落の集結
参謀長直筆の停戦命令下達さる
停戦を知る

7 停戦
師団合同慰霊祭
投降準備地点ホヨ乙地に移動
吹雪村着
投降

続編 戦後誌

1 後遺症~被害者意識
2 部隊会~戦友ヤ~イ!
3 比島観音の建立
4 フィリピン戦跡訪問
5 遺骨収集~現地住民の声、遺族の声
6 現地へ公民館の寄贈~平和への道
7 日比親善のあしあと~若い世代へ
むすび
寄稿
二人三脚の友 (河合重雄)
ダバオ農学校建設に余生を托す (榎島庄五郎)
『最前線爆雷製造部隊』によせて (鹿江武平)
平和への礎 (固武辰丙)
回想 (近江誠司)
日本の皆さんへ (エドワード・カトー)
フィリピン戦没者遺骨収集 (柏井秋久)

附録
ルソン島参戦部隊一覧表
ルソン島生還者報告集(60)
昭和20年8月15日における陸海軍戦闘序列一覧表



今年の読書:36冊目



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読書 | 17:43:39 | Comments(0)