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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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特務機関
特務機関特務機関
(1990/06)
内蒙古アパカ会岡村 秀太郎

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特務機関とは、戦時中の日本の諜報機関で、スパイ戦、秘密工作等を行なってきた組織である。
そのため、あまりこういう特務機関に関して記述されたものをお目にかかることはないと思う。
本書は内蒙古(内モンゴル)で活動していた「アパカ特務機関」について書かれたものだが、基本的には関係者たちが、資料や経験談を持ち寄って構成されている。
それだけに、戦史作家が書いたような一貫した話しとは趣がちょっと違う。
所収されている経験談は読みやすく貴重なものである。
内蒙古には以前2度ほど訪れているので、あの景色が目に浮かぶ。
あんな場所で、よくぞ情報戦を戦っていたものだと感心する。
その苦労は並大抵のものじゃなかっただろうなぁ~
現地語に通じ、現地の異文化に溶け込むような、ある意味の“国際人”だと思うのだが、その多くが人知れず“戦死”している。
戦争は悲惨だが・・・
戦争があったからこそ、彼等青年たちの能力を最大に発揮できる場が与えられたとも言えるかも・・・
そう考えると、複雑な気持ちになる。
本書は内蒙古の過酷な地域で活動した特務機関員への鎮魂の書だと思う。

序章
関東軍の内蒙古工作
関東軍情報部
歴史の概要
最高秘密施設、ハルピン保護院

雲烟万里の地、アパカ
アパカ特務機関の歴史
アパカの日常生活
背広姿の機関長
食生活
健兵対策
アパカの花嫁さん
アパカ機関の後方補給
主補給線
予備路線
動物輜重作戦
牛車輸送、匪賊にやられる
ブリヤード遊撃隊と警備隊出動
アパカ、貝子廟を思う
酷寒の砂漠行
アパカ貝子廟生活素描

特務機関の活動
緊迫の国境線
秘密戦
情報
情報審査会議
諜報
黒い影
謀略
宣伝
防諜
密偵の投入と逆利用
敵側密偵の逮捕と取調べ
ソ連側の密偵養成
特殊諜報
無線傍受
電波戦
当時の我が無線通信機
当時の暗号電文の仕組
暗号解読戦

その日に備う
清野作戦計画
情報教育
ソ連地図による図上演習
諜者無線機(ムイアム)による通信教育演習
航空写真解読演習
潜入は不可
関東軍情報本部の講習
諜報員の教育
訓練と準備の毎日
広野のさまよい演習
部落潜伏訓練
機関員の乗馬訓練
狼煙信号の用意
駅伝の配置
拠点の構築(ヒトミ工作)
飛行機用掩体の構築
後方接壌地帯の調査
改編と人事異動
特別警備大隊への編入
人事異動

風雲急を告げる
竹原機関長の年頭教書
侵攻企図の情報を収集せよ!
関東軍総司令官命令
ソ連・外蒙軍の動き偵諜に全力
情報網の強化を急ぐ
満蒙開拓青少年義勇軍
国境線視察行
第二戦線拠点工作
ダイラマ分機調査隊出動

撤退作戦
8月9日
林西への途
機関本部、林西にあり
烏丹から赤峰へ
古山から錦県へ
アパカ特務機関の終焉
厳しい取調べ

語られざる実話
ギロチン台
盗聴
猛毒ストリキニーネ
二重スパイ
処刑
日本人を捨てよ
この首いくら
偽装交信
ソ連製兵器の試射



今年の読書:33冊目



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読書 | 10:08:07 | Comments(0)