投稿日:2010-07-20 Tue
![]() | 九七重爆隊空戦記―サリーの防御はゼロだった (光人社NF文庫) (1997/04) 久保 義明 商品詳細を見る |
本書は飛行第14戦隊所属の九七式重爆撃機の戦記。
当初、ビルマ方面で戦っていたが、その後ニューギニア方面に転戦している。
ラバウルのココポ飛行場を駐屯地として活躍していたらしい。
昨年、ラバウルを訪問したが、ココポ飛行場跡には行っていない。
もしかしたら、現在の新ラバウル空港の場所がそうなのだろうか?
失敗したなぁ。
もう少しよく現地を見てくれば良かったと本書を読みながら後悔する。
第1章 重爆隊はゆく
運命の初弾
われら爆弾運送屋
岡村機不時着!
第2章 帰らざる日々
時代の申し子
パイロットへの道
郷土訪問飛行
爆撃機ひとすじ
せまりくる影
第3章 ビルマの空の果て
敵機おそるべし
野戦補充隊の悲劇
新前編隊長の幸運
また一人、友が逝く
新鋭機を駆って
頼もしきかな隼
予期せぬ命令
夜空をこがす炎
第4章 南溟の夕映え
生涯いちどの痛恨
激戦の渦のなかへ
夢にも想わない転進
弾丸よりも怖い敵
P39との一騎討ち
攻撃に輸送に誘導に
第5章 悲しき未帰還機
戦隊長先頭のもとに
曳光弾の嵐のなかで
金森伍長かえらず
第6章 死闘はつづく
生と死を分けるもの
病魔や空襲に耐えて
わが最愛のペア死す
僚友かく戦えり
第7章 最後の飛翔
去るもの、残るもの
鍛錬も戦さなり
敵の補給基地を叩け
空にある者の悲願
決死の緊急輸送飛行
刀折れ矢つきて
今年の読書:32冊目
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