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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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大捜索?
“ハシモトさん”は無事にオプショナルツアーに間に合って、出かけて行った。
拙者は、マッサージを呼んで、のんびり過ごすことにする。

夕方、外から電話が入る。
見知らぬ女性からだが、流ちょうな日本語を話す。
彼女が言うには、我々が米海軍基地内で行方不明になり、米海軍や日本領事館、ホノルル警察が我々の捜索をしているという。
やっぱりね・・・・
こういう騒動に発展するだろうなぁ~とは想像していたが・・・・(笑)
で・・彼女は、今回の“事件”の報告書を海軍に提出しなければならないので・・・ということで電話をかけてきたという。

で・・・いきさつについて日本語で話をしたのだが・・・
彼女が「あなたがたはV.I.P(ビップ)なんですよ!そのあたながたが行方不明になったので大騒ぎなんです!」と言われた途端に・・・カチ~ン!!
なぬ?我々がV.I.Pだって?!
冗談じゃない!
「あの・・・ベリー・インポータント・パースンの意味分かってますか?我々が“ビップ”のわけがないでしょ?」
「いいえ、あなた方は“ビップ”なんですよ。だから司令官も皆さん心配されて大騒ぎなんです」
ムカムカ!!(笑)
しかし、ここから先は彼女は日本語がよく分からないと言って英語で話し始めた。
向こうは簡単な日本語ならできるが、難しい話は英語じゃないと無理。
拙者は簡単な英語は出来るが、難しい話は日本語じゃないと無理。(笑)
難儀なことである!(笑)

しかたがない、相手に合わせて英語で話すしかない・・・・
「我々は招待状ももらっていませんけど・・・」
「招待状がないのは当然です。それが“ビップ”です」
「招待客名簿にも載っていませんでしたけど・・・」
「若い兵隊が担当していたんでしょ?その人のミステイクです。ちゃんと名簿には載っていたんですよ」
「なんで“ビップ“が一番後ろの席に座らされたんですか?」
「あれもミステイクです」

アリゾナ記念館へ向かう一番最初のボートに乗らなかったことに関しては・・・・
「あなたがたは“ビップ”ですから乗る事は出来たんですよ!みなさん、あなたがたのことを知っていたんですから!」
「ほぉ~司令官も?」
「そう、司令官もあなた方の事を知っていたんです。だから司令官が心配しているんです。」
「でも、紹介されませんでしたけど・・・」
「自分から話しかけないと駄目ですよ。みなさん、そうしているんですよ」
「“ビップ”なのに紹介してもらえないの?そんな“ビップ”ってあり得ないんじゃないの?だいたい、IDカードもないんですからね。自分の身分を示すものが何もないじゃないですか?」
「IDカード?そういうものがないのが“ビップ”なんですよ」

この野郎!頭に来た!(怒)
“ビップ”って言えば日本人は喜ぶと思っているのか?
すくなくとも拙者はそういう日本人ではない!
火に油を注ぐとは、このことぞ!
完璧に拙者はキレたぞ!

「ミスター・ディマジオの対応がおかしいじゃないですか?コソコソして・・・ちゃんとエスコートしない。それは“ビップ”に対する態度ですか?」
「あのですね!ディマジオは、あなたたちのガイドじゃないんですよ!」
「ガイドじゃない?そんなことは知ってますよ!“ビップ”ならエスコートするのが当然でしょって言っているんです!」
「あの人はシャイなので・・・・」
「はぁ?恥ずかしがり屋だからエスコートせず我々を放り出したって言うんですか!」

話せば話すほど腹が立つ!

「あのね、私は10月にフィリピンの式典に日本代表として一人で参加したんですよ!その時は間違いなく“ビップ”扱いでした。ちゃんと市役所の職員がエスコートしたしね!そういうのが“ビップ”というのです。なんですか?ハワイでは“ビップ”の意味が違うんですか?」
この話をしたら、途端に相手が動揺しだした。
「フィリピンに日本を代表して・・・行ったんですか?」
「そうです。私はフィリピンでは“ビップ”なんですけど!」(笑)
相手が大げさに言うなら、こっちも少し大げさに言ってやれ!(笑)

拙者は最初から謝ろうという気はない。
こういうことになるだろうことは、想定済みである。(笑)
どうせだから、もっと問題を大きくしてやれ!(笑)
「大変迷惑をおかけしたので、今から海軍基地に行って司令官に謝ります」
「いえ、それは必要ありません」
「なんで?司令官は我々の事を知っているんですよね?大変心配をしているんですよね?謝りに行くのは当然でしょ?」
「いや・・・その必要はないです・・・」
「あっ、ホノルル警察にも行きましょう!警察にも迷惑をかけたんですから・・・」
「いや、その必要もないです」
「なんで?日本人としてそういうわけにはいきません。私は日本人です!迷惑をかけたんですから今すぐ謝りに行きます!」
「報告書を出せば済むことですから・・・ただ、あなたがたが無事にホテルに戻っているならそれで構いません」
「へぇ~私は嫌だな。アイムソーリーって言いに行かないと・・・」(笑)
もう、相手もタジタジであるのが電話から手に取るようにわかる。
もっとイジメてやろうか?(笑)

結局、先方が報告書を出すので、それだけでお咎めなしとなる。
その「報告書」なるものが本当かどうかはわからないが・・・
「じゃ、これ以上問題はないね?」ということで、電話を切る。
何だかんだで1時間半も英語で“議論”してしまった!
相手は拙者をナメてかかっていたのだろう。
まさか、軍司令官に会いに行って直接謝るなんて言われるとは思ってもいなかっただろう。
実際に行ったらもっと問題はこじれただろう。
だって、どう考えても彼女の言っていることは嘘なんだから・・・
わざと大げさに騒いでいるだけである。
司令官が我々の事を知っているわけがない!(笑)
普段は気の小さな拙者であるが・・・・(笑)
頭に血が上ると・・・・なにをしでかすかわからん男なのである!(笑)

隣で電話のやり取りを聞いていた“ハシモトさん”がこう言った・・・・
「さすがすごいですねぇ~一歩も引きませんね~でも、言っていることは私が聞いていてもまともなことですから・・・まさしくあなたの言うとおりですよ。間違っていませんよ」
ん?あれ?
“ハシモトさん”は英語が全然できないって言っていたはずなんだけど・・・・
なんで拙者の英語が理解できたの?(笑)

アメリカ人相手に一歩も引かないと誉められたことを喜ぶべきか・・・・
英語がわからない人でも理解できる英語を使っていた語学力のなさを悲しむべきか・・・
複雑である。(笑)

夜遅く、ホテルのマネージャーから電話が来る。
マネージャーも心配していたそうだ。
「いやぁ~ご迷惑をおかけして申し訳ございません!アイムソーリー!アイムソーリー!」
拙者は誰にでも謝らないというわけではない。
こういう時は、すぐ謝っちゃう!(笑)
「いや、無事でしたら問題はないです。では、おやすみなさい」・・・・
はぁ?それだけ・・・?
拍子抜けである。
だいたい、最近のホテルはカードキーだから困る。
便利ではあるが、こういう時は不便である。
昔のようにフロントでキーを受け取る形であれば、部屋に戻っているのか外出しているのか一目瞭然である。
わざわざ夜遅く、確認の電話という手間をかけさせてしまい恐縮である。
申し訳ない・・・・

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旅行 | 22:01:43 | Comments(0)
バスに乗る!
さて、バス停まで来たけど・・・・
バスってどうやって乗ればいいんだろ?(笑)
バス停には日本のように親切な路線経路や時刻表があるわけじゃない。
そういう意味では、日本は几帳面な国である。(笑)
何番のバスに乗ればいいんだ?
自分のホテルが建っている通り名を知らないから「~通りを通りますか?」という質問が出来ない。(笑)
料金は、バス停で同じようにバスを待っている人に教えてもらう。

何番だか番号を忘れたが、バスが来た・・・・
このバスで大丈夫だと“ハシモトさん”が言うのだが・・・・どうも怪しい・・・
本人が運転手に確認したら大丈夫だと言っているというので乗ってはみたが・・・不安は拭えない。(笑)
英語が出来ないという“ハシモトさん”が運転手に英語で聞いたというのだから・・・(失礼!大笑い)

DSC03836_convert_20100204134946.jpg(バスの中)

バス料金は、どこまで行っても一律である。
日本のように距離によって料金が変わると頭が混乱するし、小銭が心配でハラハラするが・・・
一律なので乗る時に支払う・・・が・・・
2人で4ドル何セントかなのだが、5ドルしか持っていなかったので5ドル出したら、運転手に「おつりは無い」と軽く言われた。(笑)
まぁ~大した額じゃない・・・・よかろう・・・(笑)

車内で写真を撮っていたら、同じバス停から乗った外国人(アメリカ人?)のアベックから「写真を撮ってあげる」と言われて、“ハシモトさん”とのツーショットを撮ってもらう。
いやぁ~こういう旅先で会う人との和気あいあいというのは楽しい。(笑)

DSC03839_convert_20100204135743.jpg(注意書き)

車内に日本語で注意書きが貼られている。
ガイドブックにも書いてあったのだが・・・
どうも日本人観光客は「優先席」に座って、年寄りや障害者に席を譲らないのでひんしゅくを買っているらしい。
というわけで・・・日本語で注意書きが書かれているのだ。
なんとも恥ずかしい話ではないか!
だいたい、ハワイにチャラチャラと遊びに来るような奴にまともな奴はいないのだが・・・・(笑)
まあ、優先席についつい座ってしまう気持ちがわからないでもない。
どこで降りればいいかわからないので不安で仕方がない。
となると・・・出来るだけ運転手に近い席に座りたくなるのは人情だ。
だが、バスの前の方の席は、優先席なのである。
で・・・ついつい優先席に座ってしまうのであろう。

「このバスで間違いないです」という“ハシモトさん”と少々意見が対立したが、とにかく向かっている方向は間違いないらしい。
が・・・どこかの大きなショッピングセンターのところでバスが止まったらみんな降りていく・・・・
車内に残ったのは我々2人・・・・
ん?あれ?(笑)
当然、ホテルの近くまで行くのだろうと思い、そのまま座っていたら・・・
運転手が何か言っている。
が・・・よくわからない・・・・
3回ほど言われてようやくわかった!
「終点です!」
ギョェ~!!!
2人で大笑いである。
いやはや、なかなかバスを降りない“間抜けな中年日本人観光客”に運転手も困惑したであろう。
申し訳ない!

乗り換えをする時は、乗り換え用のチケットを運転手からもらう。
これを次のバスに乗る時渡せば、改めて料金を支払う必要はない。
その昔、甥っ子を連れて長崎を旅した時に路面電車で同じようなことをしたことを思い出す。
あれと同じだな・・・・過去の経験は役立つものである。
ということで、運転手からこのチケットをもらい、ついでに何番のバスに乗り換えればいいか、今度は拙者が聞く。(笑)
バス停には時刻表がないので、いつバスが来るのかがわからない。
午後からの“ハシモトさん”が参加するオプショナルツアーに間に合うかが心配。
タクシーでホテルまで行ってしまおうかと思うのだが、“ハシモトさん”は了解してくれない。
お金がかかるから・・・ということらしい。
拙者は多少お金がかかっても、時間の方を優先となるのだが・・・・
こういうところが価値観の違いで対立する所である。

さて・・・ここからの問題は、どこで降りればいいのか・・・である。
拙者は基本的にホテルの周辺をウロウロ歩くのが好きである。
これは、万が一に備えて、ホテルの周辺の地理を把握しておくためである。
タクシーで帰るにしても、おおよそホテル周辺の様子を知っていれば、とんでもない場所へ連れて行かれることもない。
危ないと思ったら、そこで降りてしまえば、あとは歩いてホテルに帰れる。
だから、周辺の景色は自分で歩き回って頭に入れておくのである。
今回も、やっておいたので、どのあたりで降りればいいか、だいたい見当がついた。
無事、ホテルに到着!

昼食だが・・・・
“ハシモトさん”は昨晩持ち帰って来たステーキ肉があるので、それでいいという。
で・・拙者はホテル内のスターバックスのようなコーヒーショップに行きサンドウィッチの昼食を一人でとる。
ここには1日に1~2回、一人でコーヒーを飲みに来るので店員達とは顔なじみ。(笑)
気さくな連中なので楽しい・・・・

旅行 | 21:30:50 | Comments(0)
最悪の式典!
今日は日本では12月8日。
ここハワイは12月7日である。

今日は、早朝から真珠湾の開戦記念式典に参加する予定。
一昨日会ったディマジオさんが連れて行ってくれる予定・・・・
午前6時、待ち合わせ時間に来ない・・・・
30分近く遅刻してようやく迎えに来た。
話によると、車が故障したので、代わりの車を調達するのに手間取ったという。

午前7時半から式典が始まるということらしいので、急げ!急げ!である。(笑)
通勤ラッシュの中、式典会場の海軍基地へ・・・・
基地内の駐車場に続々と車が入っていく。
軍の担当者が、ゴルフ場のカートみたいな電動車で待機している。
たぶん、ご高齢の参列者の為の“送迎車”なのだろう。
あまりに美人なので・・・(笑)
写真を撮らせていただいた。(大笑)

DSC03791_convert_20100131214138.jpg

会場となっている「倉庫」のような建物へ徒歩で向かう。
と・・・入り口で下士官に声をかけられた。
「案内を担当する○○○です!お名前をお教えください!」とのこと。
え~と・・・何という名で申し込んであるのだろう?
ディマジオさんを呼んで対応してもらったら・・・
あれ!
この下士官が言うには、招待者リストに我々の名前は載っていないというのだ!
うそ・・・
大勢の人がいる会場の中で席もなく、“ハシモトさん”とポツ~ン・・・・

DSC03793_convert_20100131215116.jpg(式典会場)

しばらく待たされて、ディマジオ氏に案内されたのは、会場の一番後ろの席。
ここは、どうも軍関係者とその家族が座る席らしい。
その一番後ろなんだから・・・・
間違っても我々は“日本代表”ではないな。(笑)
今回の話は予科練の戦友会の“ヨシダさん”からの話である。
我々2人も、その戦友会の会員である。
で・・・その会を“代表して”の参加というわけでもなさそうである。
とにかく一番後ろの席に座らせられたのだから、“来賓”ではなさそうだ。
う~ん・・・スピーチの用意をしてきたが、これは必要ないみたいだな・・・・(笑)
ご協力いただいた“フルサワさん”には申し訳なし。
で・・・ディマジオ氏は我々に「ここに座れ」と命じた後、どこかへ行ってしまい、とうとう戻って来ない。

式典が始まり、海軍の軍艦が会場に近づいてきた。
礼砲か何か撃つのかと思ったら、なにもなくス~ッと通り過ぎて行った。

DSC03800_convert_20100131223944.jpg

来賓のお偉方のスピーチ・・・・
海軍司令官やら、ハワイ州知事なのかワイキキの市長なのか誰だか知らないけど・・・そういう偉い人のスピーチ。
“日本代表”のスピーチもあった。
ん?「日本代表」っていたんだぁ~
で・・・この“日本代表”が、「なんとかかんとか」という宗教団体の連合会の代表。
宗教団体?
宗教団体の代表が“日本代表”なのか?
何だそれ~
唖然・・・である。
スピーチの内容は陳腐で何の感動もないもの。(失礼ですが・・・)
「日本の宗教家を代表して」ここに立てたことが嬉しいという内容だ。
なんともお粗末な・・・・
これなら“フルサワさん”に手伝ってもらって作った拙者のスピーチ原稿の方が数段上である。(笑)
真珠湾攻撃で戦死した武田友治のことも紹介してるんだもん!(笑)
日本人だって戦死したんだからね。真珠湾で・・・・
そのことも知ってもらいたいものである。
この代表が日本語で挨拶した後、通訳の女性が英語で通訳した。
なんと・・・
少なくとも、多少下手でも英語でスピーチをすべきじゃないのかね~?
どうせ原稿を読みながらのスピーチなんだから・・・・
正直言って拙者は“シラケ”てしまった。

その後、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル(?)のプロデューサーか何かが、太平洋戦争についてプレゼンテーションをした。
が・・・この話が、行ったり来たりでなかなか話の流れがわからない。
日本軍の事を、とやかくいう部分もあったのだが、それならお前らが落とした原爆の事も話せと突っ込みたくなる。
で・・・話が長い!
さすがに飽きてくる。
拙者には英語を長時間聞くほどの集中力はないのである。(笑)
ふと、10月のスリガオでの式典での“ジンジャーさん”のプレゼンテーションを思い出す。
歳をとると話が長くなるのか、それとも米国人はそもそもそういう人種なのか・・・
とにかく、もういい加減にしろと言いたくなるくらい話が長かった。

DSC03819_convert_20100131230422.jpg

そのあと、真珠湾攻撃の生還者の紹介等などや花輪を供える儀式なんかがあって・・・
ようやく終了・・・と思ったその時・・・
どこからかディマジオ氏が現われ、我々に席を立てと急かしたのである。
ん?
まだ完全に式典は終わっていないので、誰も立ち上がらないのに・・・何で、我々だけが?
目立つんだよなぁ~こういう行動って・・・・

で・・・「先に行ってあのボートに乗れ」と命じられた。
彼はなぜか人影に隠れて「行け!行け!」と手で我々を追い払うのである。
おかしい・・・何で一緒に行かないんだ?
何で案内しないんだ?

DSC03826_convert_20100131231036.jpg

乗船口まで行ってみたが、どうもおかしい・・・
担当者が名簿と付き合わせているのである。
ん?
これ・・・マズイんじゃないか?
だいたい、我々は招待客名簿には載っていない。
式次第ももらえなかった・・・
座席は一番後ろの空いている席に座らされている。(空席があったところへねじ込まれたような感じ)
他の一般参列者ですら、胸にそれを示すIDカードを付けているというのに我々2人は何も付けていない。
つまり、我々が何者かを示すものは何もない。
最大の問題は、ディマジオ氏が同行せず身を隠すという不審な行動をしたことである。
この時、拙者はこう思ったのである。
彼は我々を試しているのではあるまいか?
何とかかんとか拙者が交渉してうまく我々が乗船できたら、あとから我々を探すふりして乗り込もうという算段なのではあるまいか?

まもなく、担当下士官が「一般参列者は右側に列を作ってください!」と叫んだ。
そして、海軍司令官や日本からの“代表”という宗教団体の面々が乗船し始めた。

DSC03824_convert_20100131232536.jpg(日本の宗教関係者たち)

「やめよう!帰ろう!」
拙者は短気なのである。
そうじゃなくとも、ムカムカして腹の虫が収まらぬ。
どうして来賓たちが乗るボートに名簿にも載っていない我々が乗れる?
それにあの、わけのわからん日本の“宗教家”と一緒に行動なんてしたくもない!
で・・・会場内をディマジオ氏を探すが見つからない。
1000人以上もいるアメリカ人の中から探すのは困難である。
彼が、我々“目立つ”日本人を見つけるのは簡単だろうが・・・
しかも、この多くの米国人たちからはジロジロ見られるし・・・・(まぁ、日本人だから目立つんだろうが・・・)

ええい!面倒だ!帰っちまえ!

実は、午後から“ハシモトさん”はオプショナルツアーの申し込みをしているのである。
なんとしてもお昼までにはホテルに戻らねばならぬのだ。
しかし、我々は式次第をもらっていないから、この式典が何時まで続くのか知らない。
どうも、これからボートに乗って「アリゾナ記念館」へ行くようだが・・・
これだけの人数をピストン輸送で運ぶとなったら、とてもじゃないがお昼までにホテルに戻る事は困難だろう。
ディマジオ氏の話では11時ごろに終わると言っていたが、どう考えても危ない。
しかも、その肝心なディマジオ氏が見当たらないんだからどうしようもない。

「こうなったら、勝手に我々だけで帰りましょう!」と“ハシモトさん”を誘って帰ることにした。
が・・・問題はここから・・・
どうやって帰ればいいのか知らないのである。(笑)
ちょうど、電動車で送迎をしていたあの彼女がいたので尋ねたら「あそこにいる士官にお尋ねください」と言う。
ギョェ~
数人の兵たちを統率して話をしている、あの偉そうな人に英語で話しかけねばならんのか?(笑)
「エクスキューズミ~!」
冷や汗タラタラの英会話・・・・(笑)
「車で帰るんですか?」
「いや、徒歩で基地から出たいんですけど・・・ゲートまでの道順を教えてください」
もう、必死のヒヤリングである。(笑)
我々は車に乗って来たので、どこをどう通ったのかよく覚えていないのである。
よ~く相手の話を聞かねば、広大な基地の中で迷子になってしまう。(笑)
しかも、“不審者”に間違われたらおおごとである。(笑)

基地内の各所で警備に当たっている兵士に会うたび、声をかけ、確認しながら基地内を移動して、何とかかんとか無事に基地の外に出た。
で・・・これからどうやって帰る?(笑)
近くで道路工事をしている人にも訪ねながらバス停に向かう。

旅行 | 21:21:54 | Comments(0)