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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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旗本たちの昇進競争
旗本たちの昇進競争 鬼平と出世―シリーズ江戸学 (角川ソフィア文庫)旗本たちの昇進競争 鬼平と出世―シリーズ江戸学 (角川ソフィア文庫)
(2007/05)
山本 博文

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この本・・・・
水戸藩士の“シミズくん”が貸してくれた本である。
「旗本たち」と銘打っているが、基本的には火付盗賊改の「鬼平」こと長谷川平蔵についての話が中心。
それから、松平定信の名前もちょくちょく上がってくる。
本書は『よしの冊子』という史料をもとに書かれている。
これは、松平定信の側近である水野為長という人が、幕政や世上についての見聞や、幕府役人の評判などについて書き留めて松平定信に提出した隠密情報を集めて冊子にしたものだという。
内容が噂話を集めたものなので、「~の由(よし)」という書き方が多いため『よしの~』と書名が付けられたのだという。
この『よしの冊子』を引用しながら書かれているのだが、当時の様子がよくわかり面白い。
いやぁ~なかなかいい記録を後世に残したものだ。(笑)
わかりやすく書いてくれる著者の腕前にもよるのだろうが・・・・
やっぱり『よしの冊子』が現存していたからこそ・・・・とも言えよう。

プロローグ
『よしの冊子』が明かす寛政期の旗本たち


第1部 「鬼平」長谷川平蔵と好敵手たち
敵が多かった平蔵
海千山千の策士だった鬼平
田沼意次を唸らせた鬼平の機転
鬼平の陰にいた“名奉行”
バランス感覚に優れた初鹿野(はじかの)河内守
鬼平に“圧勝”した松平左金吾
道理を弁(わきま)え賞賛された左金吾
左金吾、鬼平を発奮させる
有能な人材が競った寛政期
武士も人事に一喜一憂
史料に残る鬼平の名裁き
紛糾した北町奉行の後任人事
庶民も同情した鬼平の不遇
鬼平が尽力した人足寄場の設立
鬼平が下した寛大な判決
虎の威を借り嫌われた左金吾
寛政の改革にユーモアで耐える
寛政の改革が失敗した理由
意外に好評だった“風営法”
江戸版「売春クラブ摘発騒動」
苦労人「鬼平」のせつない思い

中休み 「好色将軍」家斉と“乳母問題”
大変人だった11代将軍家斉
家斉は何歳のときに側室を置いたか
不人気職だった将軍家の乳母
歴史を動かした家斉の好色

第2部 森山孝盛と武士の出世森山孝盛と「お菓子騒動」
森山孝盛の母は「教育ママ」
学問に身を助けられた森山孝盛
「自分が出世したほうがよい」という本音
田沼意次に近づく秘策
江戸に帰って猟官運動
そして借金が残った
8両を投じた「大接待」の末に
出世のお礼で大散財
政治腐敗の陰で苦しんだ庶民
部下の心を打った孝盛の人徳
上司に意見書を送り大成功
江戸の女性の心を動かした松平定信
幕政改革の意見書に込めた野望
時には仇(あだ)となる上司の信頼
“敵”は悪い噂と部下の不祥事
森山孝盛の「冷たい」答申
松平定信のよき助言者として活躍
「武士の学力テスト」失敗記
今も昔も「口は災いのもと
娘を将軍の子の乳母に
定信失脚で江戸城中は大混乱
友人の奸計(かんけい)で先手頭へ左遷
火付盗賊改の職務に励む
奇策を用いず王道を歩むべし

エピローグ
平蔵とその好敵手たちの「その後」


旗本とは今でいえば中間管理職だそうで・・・・
これがなんとかエリートコースに乗って町奉行か、勘定奉行になろうとしのぎを削るわけで・・・
う~ん・・・今も昔も変わらないかな?
現在の「官僚」というのもこういうものなのだろうなぁ~
現代版・官僚たちの昇進競争・・・・なんていうのが読みたい気分である。
事務次官を目指して・・・・云々・・・・なんていうのを誰か書いてくれないものか?(笑)



今年の読書:47冊目



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読書 | 15:44:31 | Comments(0)