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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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タイタニックは沈められた
タイタニックは沈められたタイタニックは沈められた
(1996/07)
ロビン ガーディナーダン ヴァンダー・ヴァット

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「タイタニックは沈められた」って・・・・すごいタイトルである。
タイタニック号が氷山に衝突して“沈んだ”というのは誰もが知っている衆知の事実・・・・
が・・・ここでは“沈められた”と言っているのである。
ちょっと穏やかな話ではない。
本書の驚くべきところは、その緻密な調査である。
調べれば調べるほど謎が出てきて疑惑が膨らんでくるのである。
決して「真相はこれだ!」式の書き方ではないが・・・・
読めば読むほど・・・・なるほどねぇ~である。
タイタニック号の姉妹船であるオリンピック号の関係・・・・・
タイタニック号は本当にタイタニック号だったのか?
氷山に関する警報を事前に他の船から受けていたにもかかわらず減速せずに突っ込んで行ったのはなぜか?
出港前にかなりの乗客が乗船をキャンセルしたのはなぜか?
乗船客だけではなく、船員の中には途中の港で勝手に船を降り逃げ出した者もいる。

いくらなんでも何らかの策略で船を沈めるにしても多くの乗客を死に至らしめるほどのことをするだろうか?

本書の凄いところは、事故後の査問会での証言が事細かに記載されているところ。
遭難時に多くの人が謎の船の存在を見ているが・・・・なぜかこの船が特定できていないのである。
救助に駆け付けた船、その近海にいた船の多くは特定しているのに・・・・
これは一体どういうことだろうか?

このタイタニック号沈没の謎については多くの謀略説が存在するが・・・・
本書では「故意による過失」と断言している。
この「故意による過失」とは何か・・・・・
本書を読むと何となくだが、それらしき姿が見えてくる。
単純な海難事故という「事故」では済まされないものがある。
「故意」なのである・・・・
「故意」なのだが・・・・「過失」なのである。
「過失」なのだが、単なるミスではない・・・・・「故意」なのである。
ややっこしい話なのだが・・・・・(笑)

序 暴かれた隠蔽工作

第1部 事実の前に
     第1章 「オリンピック」クラス
     第2章 大参事のルーツ
     第3章 乗船終了

第2部 事実のあいだに
     第4章 氷上の因果
     第5章 生者と死者
     第6章 謎と船

第3部 事実の後で
     第7章 ニューヨークとハリファックス
     第8章 アメリカ政府による上院査問会
     第9章 イギリスの査問会

エピローグ 重大な疑惑



今年の読書:40冊目



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読書 | 18:14:46 | Comments(0)