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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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ダバオ(1)
ホテルは一見、どことなくスペイン風の建物である。
中庭にはプールがあり、フィリピン人の子供達がキャーキャー騒ぎながら遊んでいた。
プールの脇を通り、その奥のレストランの中を通りぬけて狭い階段を上ると客室がある。
階段かぁ~・・・・
杖をついて歩く“フジイさん”には、ちょっと申し訳ないな・・・・

チェックインして部屋に入ると・・・・なんと殺風景な・・・・

DSC_0272_convert_20090621170333.jpg

話によれば、ダバオは観光地のため、ホテル代が高いのだそうだ。
同レベルのマニラのホテルで比較すると、マニラよりダバオのほうが高いのだそうだ。
というわけで、かなり苦労して安いホテルを探してくれたらしい。
が・・・外観はいいのだが・・・部屋の設備は全くと言っていいほど充実していない。
「安宿」か「合宿所」のような感じ・・・・
まぁ、仕方があるまい。
“フジイさん”とは別々の部屋。
ここに2泊することになる。
それにしても、ダバオって観光地?
どうみても観光地のような感じには見えないのだが・・・・
我々が、そういうところを歩いていないからわからないだけなのか?
リゾート地っていう感じにはどうみても思えないのだが・・・

で・・・今日の夕食は、ホテルのレストランで中華を食べる。

DSC02775_convert_20090621183901.jpg

時刻は6時40分・・・・
だいたい予定通りの行動である。
食後にコーヒーを飲みながら雑談。
一応、明日は1日中、山の方を走り回ることになる。
もし、体調がすぐれない時は、ホテルに戻ってそのまま休憩することにした。
無理をしても仕方がない。
無理は禁物であることを“フジイさん”に念を押す。
今日は、“フジイさん”のいつもの生活パターンとほぼ同じ時刻に就寝してもらう。

で・・・拙者は・・・
ダバオは禁煙都市(?)らしい。
当然、ホテルの部屋は全て禁煙ルーム・・・タバコが吸えない!(笑)
ヘビースモーカーとしては、これは苦しい。
プールサイドに灰皿があるので、寝るまでの間、ちょくちょくプールサイドまで行ってタバコを吸う。

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旅行 | 16:57:59 | Comments(0)
まさか、死んじゃった?
さて、次に向かったのは・・・・・
何やらよくわからない施設・・・・・(笑)
これまたレジャーランドみたいな感じのところである。
日本軍の洞窟をそのままレジャーランド化しているらしい。
で・・・名前もそのまま「ジャパニーズ・トンネル」
「ファミリーリゾート&レストラン」と書いてある。
ファミリーリゾートなのか?
話によると、大きな日本軍のトンネルがあり、その中に人形とか色々な物が展示されているという。
で・・・そのトンネルの脇にレストランがある。
いわゆる商業施設だ。
現地の子供にとっては「お化け屋敷」のようなもので、結構怖くて面白いんだとか・・・
「どうします?」
“フジイさん”は一言・・・・「見なくていい・・・・」
敷地内でUターンして次に向かう。

DSC_0253_convert_20090619194504.jpg(車の中からパチリ!)

どんな内容なのか気にならないでもないが・・・・
仕方がない・・・・いつか一人で来た時にでも見てみるかぁ~

南へ30分ほど走る。
向かった先は「ダリアオ」という場所。
ここには終戦時、捕虜収容所があり、降伏した日本兵達が収容された場所である。
当然、“フジイさん”もここに収容されたはずなので、お連れすることにしたが・・・・
さて・・・どのあたりが収容所跡だったのかわからない。
ドライバーもガイドの“ステラさん”もわからないという。
とにかく近くの町で適当に尋ね歩く。

DSC_0254_convert_20090619202354.jpg(近所の人に聞き取り調査中!)

偶然会った地元のおじさんが案内してくれると言ってバイクで先導してくれた。
このあたりが収容所跡です・・・というところに到着。
ウトウトとしていた“フジイさん”に「着きましたよ!」と声をかけたら・・・・
「う~ん・・・眠くて仕方がない・・・ちょっと横にならせてくれ・・・・」と言ってバタンと横になり寝てしまった。
あらら・・・・
折角、思い出の地に来たのになぁ~
仕方がない・・・近くを散策してみるか・・・
こういう場合は自動車ではなく徒歩で歩き回った方が何か見つけることができる可能性が高い。
“フジイさん”を“ステラさん”に任せて、一人で周辺を歩く。

DSC_0263_convert_20090619211626.jpg(収容所跡)
DSC_0258_convert_20090619211846.jpg(収容所跡)

今回の旅行にも一眼レフを持ってきた・・・・(重いけど・・・)
首からぶら下げてウロウロ、キョロキョロしながら、あちこちをパチパチと撮影する。
と・・・地元の、ちょっとゴツイ・・・ちょっと恐そうな・・・お兄ちゃんたちから声をかけられた!(笑)
ゲゲッ!マズイ!
彼らが何を言っているのかわからない。
多分、ビサヤ語かなにかなんだろう・・・・
まぁ、彼らからしたら見知らぬ男がやたらと写真を撮りまくって歩いているんだから「不審者」と思ってもおかしくはない。
片言英語で、ここが収容所跡なのか、何か当時のものが残っていないかを尋ねたが・・・
この周辺が収容所跡だったらしいという話は聞いたことはあるが、正確にどこがそうだったのかはわからないと言う。
まぁ~仕方がないか・・・・
当時は広大な土地を鉄条網で囲ってテントを建てていたらしいから・・・
戦後60年以上も経てば、その痕跡は何も残っていないのが普通かもしれない。
事後承諾となったが、写真撮影の許可を得て・・・車に戻る。

で・・・“フジイさん”・・・・
ぐっすり眠っている・・・・無理に起こしたのではかわいそうだ。
「じゃぁ、ホテルに向かいますかぁ~」ということで、ダバオの中心へ向うことにした。

帰り道は交通渋滞・・・・
時刻は5時を過ぎた・・・・退勤時間とぶつかったか?
ドライバーの話では、道路はこれ1本しかなく、迂回する道はないと言う。
あらら・・・
周囲は開けているんだから片側2車線か3車線の広い道路を造りゃいいのにねぇ~

ふと、“フジイさん”の様子を見たら・・・・あれ!
ピクリとも動かない・・・・
収容所跡を出発した時の姿勢のまま・・・・ピクリとも動いていない!
うそ!
まさか・・・死んじゃった?
ゾォ~ッ・・・・思わず背筋が冷たくなる。
普段、大らかな“ステラさん”ですら「大丈夫でしょうか?」と不安げな顔で拙者を見る。
おい、おい、冗談じゃねぇぞ・・・・まさか・・・そんな・・・・
脳梗塞再発か?
でも、いびきをかいているわけじゃないから脳に問題があるわけではないだろう。
かすかに、お腹が動いているから呼吸はしているようだ・・・・
ということは・・・心臓は動いているよな?
起こすべきかどうか・・・迷うところである。
寝返りも打たず・・・ピクリともしない場合は、一度声をかけて起こすべきだろうか?
こういう場合の対処の仕方がわからない。
とにかく外の景色を見ているどころじゃない!
横になっている“フジイさん”の姿をずっと見続けて、万が一変化があったら・・・と監視する。
とにかくこのまま、そっとしておいたほうがよかろう。
下手に起こしても良くないだろう。
血圧が急に上がるとか、驚いて心臓に負担がかかるとか・・・なにかあったら大変だ。

1時間半後・・・・ようやくホテルに到着する。
と・・・ガバッと“フジイさん”が起きあがった!
こっちの心臓が止まる思いである!(笑)
「いやぁ~寝ちゃったよ~・・・・あ・・・ホテルに着いたの?」
意外にもケロッとしている。
あ~良かったぁ~
「ピクリともしないので、死んだかと思いましたよ~」と言ったら、“フジイさん”は大笑い。
「いやぁ~すまん、すまん、どうしても眠くて我慢できなかったんだ」

本人はかなり緊張していたのかも。
疲れがドッと出てしまったのだろう。
いや~笑いごとで済んで良かったが・・・
こっちの寿命が10年は縮まった・・・・(笑)

DSC_0270_convert_20090619215326.jpg(今日の宿泊先のホテル)

旅行 | 11:04:51 | Comments(0)
日本軍機?
時刻は1時を過ぎた・・・・
まずは、どこかで昼食を・・・・
ということで、郊外のレストランへ行ってバイキングの昼食をとる。

DSC_0232_convert_20090619164635.jpg(レストラン)
DSC_0233_convert_20090619165037.jpg(店内)

ミンダナオ島に関しては、事前に資料を集めてみたが・・・・
なかなか、これといったいい資料が見つからなかった。
幸い、曙光会の“カメイさん”が簡単な地図などを提供してくれたので助かった。
それでも、おおよそ・・・しか、わからない。
なので・・・自分がどこにいるかわからない。(笑)

DSC02773_convert_20090619175703.jpg

肉や野菜とご飯をゴチャゴチャに混ぜて食べるのが好き!(笑)

食後、ドライバーと打ち合わせ。
“フジイさん”は、どこへ行きたいという事もない。
当時、自分がどこにいたのかわからないという。
とにかく景色が見られれば、それでいいという。
さて・・・そうなると・・・どうするか・・・・
とにかく、日本の慰霊碑がある場所を訪ねて歩こうか・・・・

さて、郊外を走っている途中、ドライバーが「日本軍機がある場所があるんですけど、行ってみますか?」と言ってきた。
なに!日本軍機が!あるのか!
そりゃぁ~行かねばなるまい!!(笑)
で・・・向かったのは、小高い丘・・・・
「ジャックス・リッジ」と名付けられた、どうみても観光施設である。
あれ・・・なにか嫌な予感・・・・
話によると、離陸に失敗した日本軍機が山の斜面に突き刺さったままになっているという。

DSC_0236_convert_20090619171924.jpg

さて・・・どこに日本軍機があるのかな?
ドライバーが指さす先は・・・・プールの上の斜面・・・・
はぁ?どこ?
近づいて見て・・・・唖然~

DSC_0235_convert_20090619172402.jpg

確かに突き刺さっているようにみえるけど・・・・
確かに日の丸がかかれているけど・・・・
どう見ても、あれはセスナ機じゃないか!
ドライバーは「え?日本のマークが書いてあるから日本軍の飛行機でしょ?」と言う。
あ・の・な・・・・・この野郎!(笑)

さて・・・愕然としたが・・・・周囲を見たら横穴が掘られていた。
ん?こりゃ、日本軍の陣地跡だ。
あれ・・・もしかしたら、ここは日本軍名の「ダバオ丘」という場所だろうか?
だとすると・・・昭和20年5月8日ごろに海軍陸戦隊の渋谷中隊が全滅した場所ということになる。

このレジャー施設の中にレストランがいくつかあるのだが・・・・
またまた唖然~

DSC02774_convert_20090619173523.jpg

レストランの入り口に日本兵の人形が立っている!(笑)
何を考えてるのやら・・・・・
カーネル・サンダース似の人形が立っているっていうなら、まだしも・・・・
よりによって、日本兵とは・・・・
それにしても、よく壊されないよなぁ~
ダバオには反日感情がないのか?
不思議である。

展望台からダバオ市内方面を見る・・・・・

DSC_0244_convert_20090619174825.jpg

あれ~・・・・マニラに次ぐフィリピン第2の大都市っていうような話を聞いた覚えがあるのだが・・・・
あれ~・・・ビルが乱立している大都市かと思ったら・・・・ビルらしきものはほとんど見当たらない。
本当にあそこがダバオの中心部なのか?
ドライバーに尋ねたら・・・・「ダバオ!」と言う。
ふ~ん・・・・意外だなぁ~(笑)

どうもわからんぞ・・・ダバオって・・・・(笑)

旅行 | 10:43:40 | Comments(0)
いざ、ミンダナオ島へ!
今日は、今回の旅行のメイン・・・・ミンダナオ島へ行く日である。
朝食はホテルのバイキング・・・・
で・・・あれ?
“フジイさん”がバナナを食べている・・・・・
おかしい・・・デザートのコーナーにはバナナなんて置いてなかったはずだが・・・・
「あの・・・そのバナナ・・・どこにあったんですか?」
「ん?あそこ!」
指さすところを見たら・・・・ありゃ!
レストランを飾り付けているフルーツの盛り合わせのところからバナナをもぎ取って来ていた!(笑)
「あの・・・それ・・・飾りなんですけど・・・(笑)」
二人で大笑い!
ご高齢者は何をしでかすかわからない。(笑)

“ステラさん”が迎えに来て、一緒に空港へ向かう。
この旅には全行程“ステラさん”に同行願う。
現地まで我々だけで飛んで、ミンダナオ島のガイドに案内をしてもらうほうが安上がりなのだが・・・
彼女は拙者が信頼を置いているガイド・・・・
万が一、“フジイさん”に何かあったときには信頼関係のあるガイドじゃないと任せられない。
そこで、彼女の飛行機代もホテル代もこちらで負担しても一緒に来てもらうことにした。
昨日、マニラに到着してすぐに国内線でミンダナオ島へ行くこともできたのだが・・・
日本から4時間、国内線に乗り換えて2時間近く狭い機内に閉じこもっていたのでは疲れるだろうからということで、マニラに1泊した。
少しは現地に慣れたのかもしれない・・・・“フジイさん”は今日はニコニコ顔である。

DSC02756_convert_20090617110354.jpg(マニラ空港国内線)

セキュリティチェックが、また面倒である。
腕時計、財布、鍵、携帯電話・・・
ショルダーバックに全部入れさせ、靴を脱がせて、上着も脱がせ、帽子も脱がせて・・・・
「はい!これで大丈夫!」・・・・と、先に行かせる。
先に行ってから迷子になられたのでは困る。
拙者も急いで通過して、荷物を受け取り追いかける。(笑)
ご高齢者の特徴なのだろうか・・・・几帳面なのである。
鍵や財布、携帯電話・・・などなどをまたポケットにしまい込む。
「どうせ、またチェックがありますから、使わないものはそのままカバンの中に入れておいたほうがいですよ」と言うのだが・・・・几帳面にもまた最初の場所に戻す。(笑)
まぁ、仕方がないか・・・・そのほうが何となく安心なのだろう。

「ダバオまではどんな飛行機に乗るんだ?」と尋ねられたが、拙者も初めて乗るのでわからない。
「まさかプロペラ機ではないと思いますけど・・・(笑)」

DSC02759_convert_20090617112749.jpg

「おお!まともなジェット機だ!」と“フジイさん”(笑)
ミンダナオのダバオって結構大きな町だと聞いていたが、マニラからの便は少ないのだという。
一番多いのはセブ島へ行く便なんだとか・・・・
便数が少ないだけに機内は満席である。
で・・・・自分の座席に座って気が付いた!
しまった!やっちまった!
チェックインは“ステラさん”にお願いしてやってもらったのだが・・・・
なんと!我々の座席は飛行機の真ん中の列・・・・つまり・・・外が見えない!
ミンダナオ島を空から見せてやろうと思っていたのに・・・・・あ~失敗した!言うのを忘れていた!
帰りの便は、席がバラバラになってもいいから“フジイさん”を窓側に座らせるよう“ステラさん”に頼む。
しかたがない・・・空からの景色は帰りに楽しんでもらうしかない。

DSC02763_convert_20090617113837.jpg(ダバオ空港)

無事にミンダナオ島のダバオ空港に到着!
早速、“フジイさん”にはトイレに行ってもらう。(笑)
小さい空港の小さなトイレは・・・・大混雑。
しかし、とにかくこのタイミングでトイレに行っておいてもらわねば・・・
その間、拙者はターンテーブルのところで荷物が出てくるのを待つ。
と・・・やたらと職員が声をかけてくる。
荷物を取ってやろうか?・・・・ということらしい。
チップ目当てなんだろう。
断っても、次々と別の奴がやって来て声をかけてくるから困ったものだ。(笑)

ようやく荷物を受け取って空港の外へ・・・・
マニラよりこころなしか暑いような気がする。
ここダバオでの移動に運転手付きのワゴン車を用意してもらっている。
が・・・・来ない!(笑)
駐車場に陣取ったまま、ピックアップに来ない!(笑)
仕方がないので、駐車場まで歩いて行く。

“フジイさん”はここダバオに駐屯していた海軍の少年兵。
64年ぶりにダバオの地を踏んだ。
が・・・本人は・・・・キョト~ン!(笑)
仕方がないよな・・・ずいぶん変わっちゃっているだろうから・・・・

旅行 | 10:28:13 | Comments(0)