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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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石舞台古墳
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特別史跡 石舞台古墳
明日香村大字島庄
昭和27年3月27日指定

石舞台古墳は早くから石室を覆っていた盛土が失われ、巨大な天井石が露出していたことから石舞台の名前で親しまれている。
昭和8(1933)年から実施された調査では墳丘は一辺約55メートルの方墳又は上円下方墳で、周囲には周濠と外堤が巡らされており、墳丘と外堤の斜面には貼石が施されていることが明らかとなった。
埋葬施設については南に開口する両袖式の横穴式石室で玄室長は約7.8メートル、幅約3.4メートル、羨道長は約11.5メートル、幅約2.2メートルあり、玄室から羨道にかけて排水溝が設けられている。
石室内からは凝灰岩片が出土していることから家形石棺が安置されていたものと推定される。

平成19年3月
明日香村

(説明板より)

石舞台古墳


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史跡 | 15:21:00 | Comments(0)
ドライブ!
さて・・・インタビューも終わったことだし・・・・(笑)
拙者は特にこれといった用事はない。
“ハナオカさん”にお会いできただけで十分である。

「この後は何か予定でも入っているの?」と“ハナオカさん”
「いいえ・・・別に何もないですけど・・・」
「明日は?」
「明日も予定は入れていません」
「じゃぁ、今日はゆっくりできるね?今日はうちに泊まってください」
「いやぁ~すみません!(笑)」

我が人生の中で今までに他人の家に泊まったということは一度もない。
どうもそういうのは苦手なのだ・・・・
緊張するし、落ち着かないし・・・・
だいたい、他人の家に上がることも苦手なのだから、泊まるなんてもってのほかである。(笑)
しかし、以前から「是非泊まってくれ」と言われていたので、今回は素直にお言葉に甘えて泊めて頂くことにした。

「じゃぁ~泊まっていってくれるなら、たっぷり時間はあるから・・・どこか案内しましょう!」と“ハナオカさん”
早速、“ハナオカさん”の運転でドライブ・・・・となる。
86歳のおじいさんに運転させて、自分は助手席というのはちょっと落ち着かないが・・・・(笑)

まず、最初に案内してもらったのが「石舞台」という遺跡・・・・
はぁ・・・どこかで聞いたことがあるような・・・・(笑)
拙者は古代史は苦手なのだ。

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この道路の右側に公園があって・・・・その中に「石舞台」というのがある。
この公園のすぐ近くの駐車場は狭くて既に満車!
が・・・“ハナオカさん”はジッと待つ・・・・・その辛抱強さには敬服・・・・(笑)
そのうち駐車場の警備員がやって来て「あの・・・しばらくは空車にはなりそうもありませんから・・・私が見てますから歩道に止めて行って来てもいいですよ」と助け船を出してくれた。
さすがに拙者は我慢の限界に達していたところである・・・・ありがたい!(笑)


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何ということのない「公園」に石が鎮座しているだけのもの・・・
で・・・しっかり入場料を取るんだから・・・・大したものだ。
石を見るため、わざわざお金を払って入場する人が次々とやってくる。(笑)
うちの町にも何かこういう石がないかな・・・・
何か適当な「いわれ」を作って金を取って見学させれば・・・・少しは我が市の財政も潤うか?(笑)
「あ・・・これ、写真か何かで見たことがあります!」
写真では大きな石が置いてあるだけのように見えたが、実際には内部に入ることができる。
へぇ~知らなかった・・・・
やっぱり現地へ行って実際に見てみなくちゃ分からんものだ。(笑)

次に「高松塚古墳」に向かう・・・・・
で・・・行ってみたら・・・何ということのない田舎であった・・・・(笑)
で・・・古墳は・・・
何やら工事中・・・・・

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「高松塚古墳」といえば、昔、昔、記念切手を買いに郵便局に行ったことがあったような・・・・
有名な壁画がある古墳であるが・・・・
文化庁だっけ?壁画にカビを発生させちゃったのは・・・・(笑)
せっかく来たのだが・・・・古墳を見学できず・・・・
で・・・何をしたかと言うと・・・・
周囲の山を戦場に見立てて、砲兵はどういう風に砲撃をしたのか・・・
あの丘の向こうに敵陣があったとしたら・・・・どういうふうに諸元を設定したのか・・・・
などと、おしゃべりをして過ごす。
古墳の前で古代とは関係ない太平洋戦争の話である。(笑)

で・・・拙者がスーツを着ていたせいで間違われたのか・・・・
観光客から古墳について質問された。(笑)
拙者は・・・・ここの職員じゃないんですけど・・・・(笑)

次に向かったのは「橿原神宮」・・・・
どこかで聞いたことがあるような・・・・・(笑)
到着した時は夕方5時を過ぎていた。
夕方には閉まっちゃうのでは・・・・と思ったが、幸いにもまだ開いていた。

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橿原神宮の周りは緑が多くて素晴らしい・・・・・と思ったら・・・・
これは全て人工の森なのだそうだ。
“ハナオカさん”はこの神宮が造営される時に、青年団か何かの奉仕でここに木を植える作業をしたという。
へぇ~・・・・ということは・・・木を植えてから68年も経っているのか?
68年前の思い出話を伺いながら境内を歩く・・・・・
で・・・休憩所に灰皿があったので・・・一服!(笑)
すると・・・「いやぁ~!申し訳ない!タバコを吸うんでしたね?さっきは灰皿を出さず申し訳なかった!」と突然言い出した。
「いえ・・・我慢できますから大丈夫なんですが・・・つい、灰皿を見ちゃうとタバコを吸いたくなりまして・・・・」(笑)
いやぁ~失敗したぁ~変に気を使わせる結果となってしまった~

時刻はまもなく6時・・・・
閉門を告げる神主さんが休憩所に来たので、“ハナオカさん”の68年前の「自慢話」をご披露して帰る。(笑)
で・・・駐車場を出てまもなく・・・・我が視界に「瑞鶴」の文字が・・・・・
あっ!空母「瑞鶴」の慰霊碑だ!
あ~写真を撮りたいなぁ~と思ったが、すでに日が沈み始まり周囲は薄暗くなり始めていた。
う~ん・・・・いつか、別の機会に一人で来るしかないかぁ~

ご自宅に戻り・・・・夕食・・・・
「お~い!灰皿を持ってきて!」と“ハナオカさん”
いやぁ~参ったぁ~
ご家族は誰もタバコを吸わないというのに・・・・・
あ~申し訳ない!

“ハナオカさん”はいろいろと気を使って下さる。
拙者が連隊長の孫だからだろうか?
部隊は別だが、同じ第10師団の部隊である。
以前、知り合って間もない頃、「連隊長のお孫さんと是非記念写真を撮りたい」と言われ、一緒に写真に収まったことがある。
その時から「家に遊びに来てくれ」と言われていたのだが・・・
「連隊長の孫」というより「連隊長」そのものとダブっているのかもしれない。
それだけにこちらとしては緊張の連続である。
祖父の顔に泥を塗るわけにはゆかぬ。
「とんでもねぇ孫だ」と言われたのでは、祖父に申し訳が立たぬ。
が・・・たぶん・・・あの世の祖父は呆れているだろうな~
偉そうにタバコを吸っている拙者を見て・・・・(笑)

日記 | 11:29:09 | Comments(0)
ブルータスお前もか・・・・
今日は、“ハナオカさん”のお宅を訪問。
“エナリ先生”とも無事に合流し、一緒に出発。
到着した駅にはすでに“ハナオカさん”が自ら運転する車でお迎えに来て下さっていた。
1年ぶりの再会である。
挨拶もそこそこに真っ直ぐご自宅へ向い、早速“エナリ先生”のインタビュー開始。

“エナリさん”と一緒にパプアニューギニアを旅していた時のこと。
以前、NHKのプロデューサーと大喧嘩したことがある。
それは番組制作の相談を受けた時のこと。
前線における、ある“微妙な問題”について、このプロデューサーが執拗にこだわるのである。
内容が内容だけに、慎重に扱うようアドバイスしたのだが・・・・
いざ、番組が出来上がり放映されたのを見て愕然とした。
この馬鹿・・・やりやがった!
あれほど注意をしておいたのに、軽々しく番組で取り上げたのである!
で・・・この若い女性プロデューサーに文句をつけたら開き直られた。
放送してしまえばこっちのもの・・・・である。
番組に出演した生還者は放送を見た後、失意の中、まもなく他界したのである。
彼女を散々責めたら、企画会議でこの企画が取り上げてもらえるよう、あえてショッキングな仕立て方をしたことを認めた。
なんという卑劣な行為か!
その結果、一人の人間を失意のどん底に突き落として死なせてしまったのである。
本人はそういう証言はしていないにもかかわらず、番組では「あたかも・・・」という仕立て方をされたのである。
“エナリ”さんもこのプロデュサーをご存じで、「彼女はいい人だ」を連発していた。
で・・・事の次第を話して「俺は絶対許せん!」と言ったら、「そういうことがあったのですか」というので、わかってくれたと思ったのだが・・・・

インタビューが進むにつれて・・・・
“エナリさん”から、この“微妙な問題”についての質問がストレートに発せられた。
唖然・・・・である。
暗に注意しておいたつもりだったのだが・・・・
忘れてしまったのか、それとも故意に拙者の注意を無視したのか・・・・
まさしく「ブルータスお前もか・・・」である。

決して隠せというわけではないが、取り上げ方を間違えると大きな誤解が生じる問題である。
慎重に扱ってもらわねばならぬ内容なのに・・・・・
興味本位で飛びついてしまった・・・・・
あ~あ~やっちゃったな~
会話は全てテープレコーダーに録音してのインタビュー
質問に答える方も緊張する。
そこにこの質問・・・・最悪である。
いずれこの「証言」は本にされて公になるのであるから、興味本位でスキャンダラスに書かれたら最悪だ。
“エナリさん”と“ハナオカさん”は初対面なんだから、この件は質問しないほうが良かったのに・・・・・
やっちゃった・・・・
“ハナオカさん”は自分が実際に体験していないし、見てもいないので・・・と、さらりとこの質問をかわしたが・・・・
これでインタビュアーの信用はがた落ちであろう。
「面白おかしく興味本位で書くんじゃないか?」と疑われたに違いない。

どうも“エナリさん”は最初から答えを用意して質問しているように感じられた。
戦闘中の話を尋ねる時もそうである。
敵の砲弾が飛んでくる中、“ハナオカさん”達は命令により洞窟陣地から大砲を引っ張り出して砲撃準備に入った・・・その時の話を伺った時のこと・・・・・
「その時はどういうお気持ちでした?」
「はぁ、ただ命令に従って淡々と準備しましたけど・・・」
「いや、そうじゃなくて・・・敵の弾が飛んでくる中でのことですから・・・・怖いとか・・・・」
「いや、恐怖感なんてないですよ。とにかく早く砲撃準備に入らないと・・・ということで頭が一杯でした」
「そうですか?そうじゃないでしょ?恐怖で発狂した兵隊が出たとか・・・そういうこと・・・なかったですか?」
「いや、そんなことはなかったですね。とにかく早く準備して砲撃しないとね・・・」
「そうですか?恐怖でギャーと大声を上げた兵がいたとか・・・・いなかったですか?」
延々とこういう調子の質問が続く・・・・
“エナリさん”としては戦場の悲惨さを取り上げたいのだろう。
とにかく「悲惨」でなければ困るらしい。
命令に従って淡々と作業をしたという話では面白くないのであろう。
参ったなぁ~
本人がそう言っているんだからそれでいいんじゃないかと思うのだが・・・
それも事実なんだから・・・・それでいいだろうに・・・・

“ハナオカさん”は2番砲手。
2番砲手というのは観測班から届いた敵の位置の報告に基づいて照準を定めるのが仕事である。
山の向こうとかで敵の姿が見えない場所を狙うのだから、2番砲手の責任は重大である。
方位、距離を割り出して・・・・それに自分の経験と勘で、ちょいとダイヤルを多めに回したり・・・・
しかも素早く照準を合わせなければならない。
「砲撃開始!」の命令が下ったのにもかかわらず、まだ準備できていませんなどとはもってのほか。
慌てていいかげんな照準を決めたら弾はどこへ飛ぶやら・・・・
面目丸つぶれとなる。
“ハナオカさん”はかなり優秀な2番砲手だったという。
自分でそう言うんだから間違いない。(笑)
優秀な2番砲手だったから前線では厚遇され、殴られたこともなければ、斬り込み隊に参加させられることもなく温存されたという。
そういう人だからこそ、使命感の方が恐怖感に勝っていたのではないか?
敵の砲弾が飛んできてドカ~ン、ドカ~ンと落ちてきても、それにたじろいでいる暇はない。
それより早く照準を合わせて、こちらも砲撃せねば・・・・必死だったに違いない。
他の兵達も同じ思いだっただろうから・・・発狂する暇もなかったのではなかろうか?
それもまた事実であろう。
ちなみに、1番砲手は引き金を引く役、3番砲手は砲に弾を込める役、4番以降は砲弾を運んで来る役である。
「命令があればどんな状況下でも最善を尽くす・・・・そう教育されてましたから・・・」
責任感と使命感で自然と体が動いていたのだろう。
それはそれで、正直な気持ちだと拙者は思うのである。

しかし、“エナリ”さんは、どうしても「戦争は悲惨だった」という結論に持って行きたいらしい。
既に自分で用意している答えに合致する証言が聞きたいらしい。
これには参った・・・・・

2時間弱のインタビューを終え、“エナリさん”は他にインタビューする予定が入っているので・・・・ということで帰って行った。

で・・・・“エナリさん”が帰った後・・・・
「いや、実はね・・・さっきはあえて話さなかったんだけど・・・こういう話があるんだ・・・」と“ハナオカさん”が話し始めた。
やっぱりねぇ~(笑)
誤解を受けたり変な解釈をされたら困るということから、貴重な体験談は出さなかったのである。
拙者なら大丈夫・・・・ということで話して下さった。
話の内容はともかく、「信用できる」と評価していただいたことが嬉しかった。

拙者のもとには「貴重な体験談を聞きたいので是非生還者をどなたか紹介してほしい」という問い合わせがいくつも寄せられている。
NHKとの一件で、これらのうちマスコミ関係は一切お断りすることにしたのだが・・・
10日間ちかく一緒に旅行して気心が知れたと思っていた“エナリ先生”ですら、この調子だから・・・・
これでは軽々しく紹介したのでは生還者に迷惑をかけるなぁ・・・・・
これからは相当慎重にならねば・・・反省である・・・・

日記 | 09:05:10 | Comments(0)