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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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パプアニューギニアの旅(4)
5時半を過ぎたころだろうか、ポートモレスビー空港に到着!
よっしゃ!急げ!
マニラ行きの飛行機に乗らねば!
と・・・・
国内線の出口に旅行社のスタッフが迎えに出ていてくれた。
「国際線のターミナルに行くんですよね?」
「いえ・・・そのぉ~予定が変更になりまして・・・・」
「あれ?マニラに向かうんじゃないんですか?」
「今日はここに1泊してもらうことになりました・・・・」
「はぁ?」
この理由がなんともバカバカしい話・・・・・
以前、日本人を乗せたところ、こいつらが散々迷惑をかけたのだそうだ。
なので・・・今回は日本人を乗せたくないと航空会社か機長か、誰が言っているのかわからないけど、そういうことなのだそうだ。
国内線からの乗り継ぎ客が日本人なら、出発を遅らせてまで待つ気はないということらしい。
で・・・マニラ行きは飛んでいった!(笑)

またまた予定が狂った・・・・・
ポートモレスビーはパプアニューギニアの首都だが、治安が非常に悪いという。
ラバウル駐在員の方からもポートモレスビーより宿泊するならマニラの方が数段いいと言われていたのだが・・・・
残念ながらポートモレスビーに宿泊が決まる。
で・・・旅行社のスタッフがパプアニューギニア航空と打ち合わせ・・・・
ホテルの手配と翌日のフライトの手配をしてくれた。

DSC_0284_convert_20090419152223.jpg

航空会社から指定されたホテルは市内で一番いい高級なホテルだそうで、旅行社のスタッフが驚いていた。
「ラッキーですよ!」
「はぁ・・・飛行機に乗れず日本に帰れなかったのに?(笑)」
ホテル代、今晩と明日の食事代、明日の成田行きの航空券はすべて航空会社が負担するという。
つまり・・・タダ!(笑)

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部屋はツインだが“エナリ先生”とは別々の部屋。
つまり・・・個室をあてがわれたわけで・・・しかも予想以上に豪華な部屋である!
いやぁ~ラッキー!(笑)
食事は航空会社から上限の金額が指定されたので、たいしたものは食べられないだろうと思っていたのだが・・・
メニューを見たら、指定された金額以上の食べ物は・・・・ない!
つまり、メニューに書かれてあるコースは何を選んでもいいということ・・・・これまたラッキー!である。
飲み物は10キナ以内ならOKとのこと。
ウェイトレスに尋ねたら、全ての飲み物は5キナなのだそうだ。
ということは・・・・2杯飲める!(笑)
いやぁ~至れり尽くせりではないか。
充分!充分!ありがたし!

指定された金額以内ならば何でも食べていいなら・・・・と・・・ジャンジャン食べる。(笑)

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DSC02165_convert_20090419154648.jpg(ステーキ!)
DSC02167_convert_20090419155301.jpg(コーヒーはインスタント)

さすがに今日は飛行機を待ち続けクタクタ・・・・
シャワーを浴びて・・・・爆睡!(笑)

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旅行 | 23:02:28 | Comments(0)
ラバウル(11)
さて・・・
いつ到着するのかわからない飛行機を待つというのは退屈でしかたがない。
ついついタバコを吸いたくなるが、空港内は禁煙。
仕方がないので空港の外に出てタバコを吸うが、これが頻繁なので、さすがに職員から呆れられた。
「またタバコを吸いに行くのか?」
「そう!(笑)」
もう何度も出たり入ったりしているので、拙者に対するセキュリティチェックはついになくなってしまった。
どうぞご自由に出入りしてください・・・・である。(笑)

ふと・・・思いついた・・・
携帯電話を使ってポートモレスビーの旅行社の支店にかけてみようか・・・・
携帯電話で海外から日本へ電話をしたことは1度だけあるが、外国内で使用したことはない。
試しにかけてみたら・・・・つながった!
応対に出てくれたのは日本人駐在員。
電波の状況が悪いのか、途切れ途切れではあるがなんとか話は出来た。
「7時の飛行機が来なくて、今、12時発の飛行機を待っているんですが・・・成田行きに間に合いますかね?」
「こちらでも7時の便が出なかったことは把握していますが、12時に飛ぶんですか?」
「そのような話なんですが・・・」
「こちでは3時ごろという情報が入っていますけど・・・」
「3時?」
「いや、もし本当に12時頃に飛ぶのなら、成田行きの飛行機を待たせますから・・・」
「いやぁ~そりゃ助かります!」
「とにかくまた電話をください」
「了解!」

これで現地の旅行社との連絡は確保した。
いやぁ~連絡が取れてよかった。
心強い。
今回は旅行社を通してツアーを企画したが、もしこれが、格安航空券を個人で取って、旅行社を通さない旅行の場合は、こういうトラブルに巻き込まれた時にはどうすればいいのだろうか?
想像しただけでも気が滅入る・・・・
いやぁ~少しくらい高くてもフォローをしてくれる人がいるというのはありがたいことである。

が・・・・希望は空しく裏切られた・・・・
12時を過ぎても飛行機が来ない!(笑)
“先生”は大騒ぎ・・・・である。(笑)
「今、飛行機が来れば・・・すぐに乗れば・・・なんとか間に合うだろ?」
「でも、荷物を載せて、燃料も補給しますからねぇ~最低でも30分はかかるんじゃないんですか?」
「えっ!30分もかかるのか!じゃぁ、間に合わないじゃないか!」
「いや、30分というのは私の予測ですから本当はどのくらいかかるかわかりませんけど・・・」
「参ったなぁ~間に合わないじゃないか!」
「だ・か・ら・・・・私に言われても…・」
「参ったなぁ~・・・成田行きの便は我々を待っていてくれるんだろうね?」
「いやぁ~そりゃ無理でしょ。1時間も出発を遅らせるなんて考えられませんよ。10分ぐらいならわかるけど・・・無理ですね!」
「いやぁ~参ったなぁ~」
「もう、腹をくくりましょうよ~・・・こういうハプニングも面白いじゃないですか!」
「・・・・・・」

人間というものは不思議なもので・・・・
相手がうろたえると、拙者は俄然、気持が大きくなるのである。(笑)
これが一人だったら、こうはいくまい。
多分・・・ベソをかいていると思う。(笑)
“先生”が大いにオロオロしてくれたおかげで、拙者の精神は安定・・・・(笑)
大いに助けてもらった。(笑)

空港には日本人は我々のほかにもう一人、現地駐在員で日本に一時帰国する予定の方がいた。
ここで会ったのも何かの縁・・・・
というわけで、一緒にコーラを飲みながらおしゃべりをして時間を潰す。
拙者以外の話し相手ができて“先生”も少し落ち着いてくれた。
この駐在員さんにも感謝である。

いずれにせよ、成田行きには間に合わないことが確定した。
さて・・・どうするか・・・
ポートモレスビーへ電話して事後対策の打ち合わせをする。
3時頃の飛行機でポートモレスビーに来れるのならマニラ行きの便に乗り換えて、今晩はマニラに宿泊してもらい、翌日成田に帰ってくれとパプアニューギニア航空が言っているという。
なに?マニラ?マニラなら何度も行っているので気持ちも楽である!
帰国が1日遅れるが・・・・まぁ・・・仕方がないだろう。

で・・・・
2時に出発という情報も流れたが・・・・飛行機が来ず・・・・
ついに3時となる。
ようやくやってきたと思ったら・・・別の場所へ行く飛行機だった!
いやぁ~“先生”の怒ること怒ること・・・・(笑)
「なんとかならんのか!あの飛行機でポートモレスビーに行くわけにはいかないのか?」
「そんな・・・無茶苦茶な~」(笑)
「そこをなんとかならんのか!」
「あのですね・・・陥落寸前のサイゴンから脱出するっていうわけじゃないんですから・・・戦時中ならまだしも・・・命がかかっているわけじゃないんですから・・・待ちましょうよ!」
「・・・・・・」

それにしても遅い・・・・マズイ・・・・
何がマズイのかというと・・・・火山灰・・・・
風向きが変わり「花吹山」の火山灰が空港の方へ流れてきたのである。
このままでは、降灰のため飛行機が着陸出来ず帰ってしまうという情報を得る。
マズイ・・・・
降灰がひどくなる前に来てくれなければ・・・・
とにかくポートモレスビーにさへ行ければ、そこからは各地に便が出ているので、あとは何とでもなる。
しかし、このままラバウルに残されたのでは便がほとんどないので、いつ帰国できるかわからない。
時間との勝負である!(笑)

3時半・・・・ようやく飛行機がやってきた!
さぁ!乗り込め!

DSC02139_convert_20090414224148.jpg
(先生と現地駐在員さんの後姿。向こうに見えるのは花吹山の噴煙である)

滑走路脇のフェンスには見送りの人だかり・・・・
と・・・ひときわ大きな声で叫んでいる奴がいる!
サミエルだ!(笑)
サミエル君・・・・我々の飛行機が離陸するまでずっと空港の外で待っていてくれたのである!
いやぁ~感激である!
「お~い!」と拙者も手を振って答えるが・・・・
“先生”は飛行機に乗るのに必死で、それどころじゃないらしい。手を振る余裕もないらしい。(笑)
いくら急いで乗り込んでも、燃料を補給せねば飛行機は・・・・飛ばない!(笑)
で・・・
やってきました!燃料補給車・・・・
ありゃ・・・
耕うん機に引っ張られてる小さなタンク・・・・(笑)
それっぽっちで燃料は足りるのかい?

DSC02141_convert_20090414224857.jpg

午後4時過ぎ、ようやく離陸!
さぁ~行けぇ~ポートモレスビーへ!(笑)

DSC02143_convert_20090414225439.jpg(上空から見たラバウル空港)

旅行 | 20:44:48 | Comments(0)
ラバウル(10)
さぁ・・・今日は帰国の日である。
まだ夜も明けぬ真っ暗な中、ホテルをチェックアウトして空港へ向う。
サミエル君は約束通り、今朝はちゃんと出勤していた。(笑)
午前5時過ぎ空港に到着。

さて・・・朝食は??
日程表によると今日の朝食は「弁当」となっている。
「お~い!サミエ~ル!朝食はどうなっているんだ?」
「朝食?・・・・ありませんけど・・・・」
「スケジュール表では弁当ってなっているけど、弁当なんかないだろうから、サンドイッチかなんかじゃないか?」
「え?サンドイッチが食べたいんですか?」
「そうじゃないって!朝食にサンドイッチか何かを用意してないのかって聞いてるの!」
サミエル君・・・一度空港から消えたが再び現れて・・・
「サンドイッチ・・・・今、作ってます!」
「どこで?」
「ホテルで作っています!」
「はぁ?今?ホテルで?・・・・で・・・・誰が空港まで持ってくるの?」
「さぁ~わかりません」
あのね・・・・(唖然!)

午前7時5分発、パプアニューギニア航空でポートモレスビーに向かうのだが・・・・
あれ?
待てど暮らせど・・・・滑走路は静かである・・・・
とうとう出発予定の7時を過ぎてしまった。
まぁ、多少の遅れは普通だろう・・・・と思っていたら・・・8時になっても飛行機が来ない!
あれれ???
そのうち、空港内で放送があったが、何を言っているのかさっぱりわからないので無視。(笑)
すると、近くの警備員が「カウンターのところで何か説明があるらしいからカウンターの所へ行け」と声をかけてくれた。
早速、チェックインカウンターへ行くと乗客が集まっていた。
で・・・職員の説明・・・
しかし、これが全くと言っていいほど聞き取れない!
この肝心な時に・・・彼の話す英語が全く理解できないのだ!
参ったぁ~
英語が苦手というのは、こういう時に不便である!
どうも飛行機は来ないらしいことは雰囲気でわかったが・・・・
で・・・どうすりゃいいのよ?(笑)
11時とか、12時とか・・・何か時間を言っていたのはわかったが・・・
で・・・11時・・・って何?
11時に戻ってこい・・・なのか、11時に飛ぶ・・・ということなのか・・・
それがイマイチわからない。(笑)
とにかく、11時頃に空港にいればいいんだろうと解釈した。

で・・・サミエル君・・・
「じゃぁ、ホテルに一度戻りましょう」と、いともあっさりと言う。
「ん?やっぱり飛行機は来ないのか?」
「はい、来ません!」
「で・・・いつ来るの?」
「たぶん・・・お昼ごろかな~・・・だからホテルに帰りましょう!」

あらら・・・
折角午前4時前に起床して空港に来たのに・・・・
また戻るのかぁ~(笑)
どうも噂によると、ラバウルへ来る飛行機の乗客がいなかったので運航するのをやめたんだとか・・・
そんな・・・馬鹿な・・・(笑)
こっちに来る乗客がいなくても、こっちから乗る乗客はいるんだぞ!
そんな理由で運航をやめるなんて・・・本当だろうか?(笑)

ホテルに到着したところ、バイキングの朝食を食べてもいいというので、タダで御馳走になる。
で・・・11時頃までレストランで暇つぶし。
まもなくサミエル君がサンドイッチを持ってやってきた。
「サンドイッチ!出来ました!」
「あのな・・・・」
「これ・・・お昼に食べて下さい」
「おお!そうかい?悪いねぇ~ありがとう!」

11時・・・再び空港・・・・
我々はこれからポートモレスビーへ行き、国際線に乗り換えて午後2時15分発の成田行きに乗らねばならない。
この成田行きは1週間に1便しかないので、これに乗れないと・・・・マズイ!(笑)
が・・・しかし・・・どうも様子が怪しいのである。(笑)
“エナリ先生”はどうにもこうにも落ち着かない。
「ねぇ、12時にここを飛べば何とか間に合うんだろ?」
「はい、飛行時間は1時間20分ですから・・・現地到着が1時半ごろで・・・国際線の出国手続きがありますから・・・ギリギリっていうところでしょうね」
「まいったなぁ~なんとか12時に飛んでくれないかね~」
「さぁ~まだ飛行機が到着していないんでなんとも言えませんけど・・・」
「間に合わなかったらどうなるの?え?なんとか12時には飛んでもらわないと困るんだけど!」
「あの・・・そういうことを私に言われても・・・・」(笑)

まもなくお昼である・・・・
“先生”は“檻の中の熊”状態。
ウロウロ、ウロウロ・・・・で・・・空港職員に噛みついているが・・・・
空港職員もどうしようもない。
だって・・・飛行機がやって来ないんだもん!(笑)
出発時間が読めるわけがない。

まぁ、落ち着きましょうよ~
そろそろお昼ですし・・・・“腹が減っては戦は出来ぬ”ですから・・・・
サミエル君から渡されたサンドイッチでも食べましょう!
お昼用にサンドイッチをもらっていて助かった~(笑)

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旅行 | 17:00:45 | Comments(0)