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■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

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請求書の効果
先日、戦友会の会費の請求を会員にお送りしたら・・・
続々と訃報の連絡が来た。
さすがに封筒の表書きに「請求書」の印が押されていたら開封しないわけにはいかなかったのだろう。
効果的面である。
「昨年亡くなっているのだが、会費は納入する必要があるのか?」との問い合わせが多い。
すごい方になると、「2年も前に亡くなっているのですが・・・」という人もいる。
ということは・・今まで送っていた会報や名簿、各種通知はどうなっていたんだと言いたくなる。
もうお亡くなりになられているのなら、今更過去に遡って会費を頂くわけにもいくまい。
会費の支払いはしなくてもいいことを伝える。
ついでに、会員の継承をお願いするのだが・・・
殆どの方々からお断りを受ける。

生還したご本人は熱心に慰霊など会の運営に貢献されてきたのだが・・・
そのご家族となると・・・
「関係ありません」ということになるらしい。

拙者にはその感覚が理解できないのだが・・・
拙者の祖父は連隊長である。
連隊長は部隊の要、戦死や自決したのでは部隊は消滅、部下は散り散りになってしまう。
通常は後任の連隊長候補者がいて交代できるが、殆どの将校は戦死か負傷。
第一線の激戦地では代わりがいないのである。
だから死ねない。
部下もそれがわかっているから連隊長を死なせないようにする。
祖父は戦場で敵の砲爆撃により何度も壕の中で生き埋めになっているが、真っ先に救出されている。
これが一兵士だったら助けてはもらえなかったかもしれない。
そして、多くの部下が戦死している。
祖父が生還できたのは祖父自身の運の強さにもよるだろうが、多くの部下のおかげであることは否めないのではないか?
そう考えると、祖父が生きて帰ってこれたのは戦死した多くの部下たちのおかげであると考えてもいいのではないか?
祖父を生きて帰してくれたことに感謝をして戦死した方々を慰霊するのは生還者の子孫としてあたりまえのことではないだろうか?
拙者はそう思うから戦友会のお手伝いをさせてもらっている。

しかし、残念ながら、会員を継承されない方々はこういう考えはお持ちではない。
拙者が説教するべきことではないので「あ~そうですかぁ~」で済ませているが・・・
何とも複雑な心境である。
生還者が年々亡くなっていき、その後は戦没者遺族がやればいいということか・・・
戦没者遺族、特に遺児は父親を殺された上、会の運営を任され、慰霊祭を企画し、更に慰霊碑の維持管理までやらされることになる。
父親がいない母子家庭で苦労して育った挙句に、更に苦労するのか?
果たしてこれで良いのだろうか?

これは生還者の自分の子や孫への教育にも問題があろうが・・・
「親父は親父の人生で、自分は別ですから関係ありません」でいいのだろうか?
それで恒久平和、「戦争は二度と繰り返しません」・・・・は実現できるのだろうか?
常に戦死した方々の事を忘れないようにしなくては実現できないのではなかろうか?
「関係ありません」で良いわけがないと思うのだが・・・

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日記 | 12:27:36 | Trackback(0) | Comments(2)