FC2ブログ
 
■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
60歳・・・還暦である。
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)
今さら、もう無理!(大笑)

■最近の記事

■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

ルソン島敗残実記
ルソン島敗残実記。ルソン島敗残実記。
(1993/07)
矢野 正美

商品詳細を見る


愛媛県を旅行した時に『戦車第二師団の会』の会員である著者を訪問した時に、著者の“ヤノさん”から頂いた本。
今では絶版となっているという。
しかし、この本・・・面白い。
日記の形で書かれているのだが、当時の事がよくわかる。
拙者も実際に現地を訪れているので、風景が目に浮かぶ。
“ヤノさん”はかなり現地のフィリピン女性にもてたそうで・・・・
そんな話が前半を占めるが、思わず笑ってしまうような話も・・・・
後半になってくると戦争の悲惨さが出てくる。
状況が一転する様が手に取るようにわかる。
ある意味では「隠語」で記されている部分もあるが、知識のある人なら、それが何を意味しているのか直ぐにわかる。
かなり悲惨な話である。
とてもじゃないが、ここには書けない。
筆者と面談中に「あなたのおじいさんには申し訳ないが・・・」を連発していた“ヤノさん”
一兵士の価値観と行動は、職業軍人で部隊指揮官であった拙者の祖父とは違うだろうから・・・という気遣い。
しかし、祖父も一兵士から連隊長に上り詰めた苦労人。
この本に書かれている話を聞いても理解してくれるのではないかと思う。
部隊から取り残されて、密林を飢えと戦いながら、さ迷い歩いて部隊を追う。
もう駄目だ・・・自殺しよう・・・と自殺日を決めたが、自殺予定の日の直前に終戦を知る。
この運の強さには脱帽である。
本を渡された時に「一気には読まないでくれ」と“ヤノさん”に言われた。
「あんたなら現地の事も知っているだろうから、一字一字じっくりと読んでくれ」と言われた。
読んでいて、その意味がわかったような気がする。
「俺が死んだらサラクサク峠の慰霊碑の下に骨の一部を埋葬してもらいたいんだ」と言う。
う~ん・・・わかります・・・その気持ち・・・・

スポンサーサイト



読書 | 23:05:27 | Trackback(0) | Comments(0)