■プロフィール

野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

■最近の記事
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■最近のコメント
■小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■ブログ内検索

■リンク
■RSSフィード
■FC2カウンター

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
『危ない昭和史 上巻』
img213_convert_20180529210157.jpg

『危ない昭和史 上巻』
~事件臨場記者の遺言~
著者:岡田益吉
発行所:光人社
昭和56年4月7日 第1刷
定価:1200円

まえがき

第1章 大正、昭和を殺す

不吉な兆候、金融恐慌
   日本銀行の窓から
   片岡蔵相の手痛い失言
   枢密院、緊急勅令否決
日清、日露戦後の財政処理
   藤井主税局長の至言
   大正財政の苦難
   ドッジ・ラインと松方デフレ
   井上馨のデフレ政策号令
   桂の戦後処理成功す
経済のわからぬ山県元老
   寺内軍閥内閣の失政
   原敬と山県の財政問答
   呆けた松方財政元老
財政を知らなかった高橋是清
   高橋蔵相の放漫財政
   大正8年の全国的投機熱
   原内閣の抜き打ち解散
   原敬の恐るべき大謀略
   大正9年の大恐慌
高橋財政とケインズ理論
   高橋蔵相インフレで押し通す
   ついに高橋財政破綻
   高橋の生産力本位説
   高橋理論と原敬の死
高橋内閣の崩壊とデフレ政策
   高橋内閣の成立
   山本・高橋の対立
   西園寺公、山本達雄を忌避す
   市来蔵相、財政緊縮政策を打ち出す
   意外な横田千之助の緊縮政策
   市来蔵相の緊縮政策挫折
関東大震災と山本内閣
   蔵相井上準之助の活躍
   インドの王様の失敗
   震災手形の割引・損失補償
震災後の復興計画
   火保問題の大紛糾
   各務鎌吉と鈴木茂三郎の対決
   後藤内相の帝都復興大構想
   高橋是清の矛盾と大錯誤
日英同盟の弔鐘
   対外信用の落潮
   山県、原敬の憂慮
   ワシントン会議は同盟破棄が目的
   同盟を破棄したのは米か英か
   四国条約の成立
   時事新報の世界的スクープ
   日英同盟の破棄
大正のまちがい総決算
   ワシントン会議の背後
   日本はなぜワシントン会議に参加したか
   外交上、国防上、対米方針を軽視
   対支二十一ヵ条要求の失敗
   日本の欧州派兵とシベリア出兵
元老・西園寺の独裁
   明治憲法の秘密
   西園寺は政党内閣否認
   西園寺の反動性の本質
   宮中に巣くう権力者
   西園寺の天皇ロボット化
   西園寺の保守性と冷淡さ

第2章 金解禁、昭和を変革す

金解禁の劇的断行
   昭和のまちがい第2号
   官吏減俸案と早慶戦
   演説会で泣いた井上準之助
   金解禁断行期日のスクープ
井上準之助と金解禁断行
   生命がけの浜口と井上
   井上準之助の金解禁準備工作
   池田成彬と金解禁
   金解禁による経済的打撃の波
   準備期間の影響
なぜ早く金解禁をしなかったか
   遅かった金解禁
   金輸出再禁止の戦い
   若槻内閣倒壊と再禁止

第3章 昭和動乱への萌芽

海軍、政党政治を殺す
   無抵抗の賀屋を殴る
   軍国主義への芽ばえ
   日本海軍三つの誤謬
   “沈黙の海軍”の背景
   大艦巨砲主義の時代錯誤
5・5・3比率の後遺症
   苦悶する浜口内閣
   日米比率で激しく抗争
   毅然たる若槻の信念
   6割9分7厘5毛のアヤ
   若槻の請訓と政府の回訓
   軍令部の総反撃をはね返す
   政府回訓の真相
政治混乱の虚を衝くもの
   加藤軍令部長、奇怪な変身
   統帥権干犯問題の抬頭
   鈴木侍従長の不思議な立場
   統帥権問題、火の手上がる
   元老、重臣らの専横
ライオン首相、軍を叱咤す
   末次信正、下剋上の“奮迅”
   煮えきらぬ財部海相
   航空機充実に無関心の首脳
   加藤寛治ついに玉砕す
   恐るべき誤断の痕跡
東郷平八郎元帥の妄動
   伏見宮と東郷元帥の頑迷
   政府と枢密院が激突
   浜口首相のしっぺ返し
   からめ手で聞きだした首相の決意
ロンドン条約をめぐる元老
   枢密院惨敗の背景
   枢府の屈伏と政友会の醜態
   西園寺と平沼の陰湿な暗闘
   尾を引いた統帥権問題の論争
浜口首相、凶弾に倒る
   軍備費で大幅な減税断行
   吉野作造の枢府廃止論
   スチムソンの脱帽演説に湧く
   首相、東京駅で狙撃さる

第4章 5・15事件の暗雲

木堂襲撃と政党の挽歌
   日曜日、白石記者の偶然
   “話せばわかる”に銃口
   犬養首相、軍部を見誤る
   荒木陸相、戒厳令を否定
   政党政治の晩鐘
なぜ海軍は復讐を企図したか
   動乱への起爆は海軍だ
   政党は陸軍に注目していた
   海軍革新将校らの系譜
   藤井斉海軍中尉の軌跡
   三上卓の「昭和維新の歌」
海軍独裁への道を開く
   海軍革新派がリード
   井上日召と海軍の焦り
   西田税の暗殺未遂
   橘孝三郎の愛郷塾参加
誤った5・15事件の断罪
   革新将校の農村疲弊観
   寛大すぎた海軍側の処罰
   猛烈をきわむ大衆の減刑運動
元老、政党政治を圧す
   斎藤内閣誕生の狙い
   近衛、政党政治を推す
   平沼内閣流産の背景
   無知な宮中側近の軍部観
海軍の陰謀、政党の息の根とむ
   西園寺公上京までの腹案
   重臣を打診する“園公の読み”
   斎藤実海軍大将に大命降下
   政党内閣否認の歴史
   荒木陸相はなぜ留任したか
   岡田海相の“事件処分に疑問”
奇怪!宇垣大将の三月事件
   ロンドン条約紛糾の後遺症
   ズサンなる攪乱工作案
   第三者の見た三月事件案
   なぜ未遂に終わったか
   事件の情報、雲上に達す
   池田成彬と三月事件
ナゾの永田メモと宇垣一成
   『宇垣日記』語るに落つ
   宇垣、民衆の暴動化を期待す
   荘重なる大川周明の意見書
   宇垣、政権奪取に失敗す
   小磯自叙伝と永田メモ
   クーデター案、部内から反撃


著者は大正12年に早稲田大学を卒業して、読売新聞、東京日日新聞(現:毎日新聞)の政治部記者だった人。
その後、満洲国情報科長、防衛総司令部調査室に勤務。
戦後は河北新報記者をしていた方である。
記者の目からみた「昭和史」であるが、戦争を含めた昭和のゴタゴタの遠因は大正時代にあるという視点。
確かに、そういわれてみれば・・・というわけで、読み進めて行くにしたがって面白い。
高橋是清蔵相に対する評価などは通説とは真逆と言っていい評価なのには驚いた。
情報通の記者の目からすると、そういう評価なのかと思った。
なるほどねぇ~の連発で、なかなか面白い昭和史だった。


今年の読書:62冊目



スポンサーサイト
読書 | 20:53:44 | Comments(0)
『シンガポール戦記』


マレー進攻開始
   動きだした第25軍
   開戦
   第18師団主力の虎門出港
   シンゴラ上陸
   マレー半島縦断

ジョホール水道渡河
   シンガポール攻略命令
   渡河準備
   深夜の渡河作業
   敵前上陸
   牟田口師団長、猪野参謀の負傷

テンガ、ブキテマ戦
   テンガ飛行場へ
   飛行場占領
   不可解な命令変更
   130高地の不期遭遇戦
   大いなる錯誤

あいつぐ失態
   西方要塞に向かう
   第5師団長の敵情判断
   近衛師団の苦闘
   投降勧告文投下

西方要塞攻略
   白昼の砲撃
   200高地の死闘
   西方要塞にせまる
   シンガポール島南岸に到達
   海岸高地攻略

シンガポール陥落
   「敵降伏せり。前進待て」
   はやる木庭連隊
   第5師団の停滞
   軍命令にふりまわされた近衛師団
   山下軍司令官の苦悩
   英軍降伏

転進
   スマトラ先遣隊
   慰霊祭と敵性華僑の掃滅
   新たな戦場へ

付録資料
   マレー作戦参加部隊一覧
   関係部隊主要人名一覧

あとがき


今年の読書:61冊目



読書 | 02:02:31 | Comments(0)
『台湾 高砂義勇隊 その心は今もなお・・・』


序に代えて   あけぼの会
編者門脇朝秀氏とあけぼの会
編者の言葉

副題によせて
1、ヤマトダマシイ
2、戦後50年

まえがき
①昔の日本と台湾
②清王朝と台湾
③清国が割譲した後の台湾
④霧社事件から大東亜戦争勃発まで
⑤大東亜戦争より日本敗戦迄

第1篇 高砂義勇隊記念碑(台北県烏来郷)
今ごろなぜ烏来に記念碑が・・・・

今頃なぜ烏来に記念碑が
①慰霊碑正面碑文(日本文)
②嘆願書
③記念碑建立趣意書
④記念碑落成式挨拶
⑤林源治酋長の碑(中国文)
⑥武田義治(ターナ・タイモ 林源治)さんの戦歴
⑦本間雅晴中将
⑧高砂挺身報国隊から義勇隊、特別志願兵、徴兵迄
⑨高砂族分布図その他資料
   〇墨矢和彦さんの手記(一)
   〇映画サヨンの鐘
   〇少女サヨン
   〇私の父
   〇山の人たち
   〇墨矢和彦さんの便り(二)

第2編 フィリッピン戦線

①フィリッピンを攻略した日本軍
②高砂挺身報国隊
③田中静壱中将
④高野さんの報告内容
⑤川野栄一(ルデラン・ラマカウ 高栄利)さんの手記
⑥台湾高砂族第一次高砂義勇隊 野口太吉(アルツウツ・ラバ 林徳政)さんの談話

第3篇 ニューギニア戦線

1、フィリッピンよりニューギニアへ
①ニューギニアと高砂兵
②ニューギニアとアメリカ兵
③川野栄一(ラデン・ラマカウ 高栄利)さんの手記(パイワン族)
   〇ニューギニアに上陸
   〇撤退命令
④野口太吉さんの手記
⑤再び川野栄一さんの手記
   〇特別決死隊
   〇台湾帰還
   〇帰郷後
   〇野口太吉さんとのやりとりの中から
⑥大本営の夢のまた夢 モレスビー攻略
   〇陸路モレスビー攻略作戦
⑦東部ニューギニア戰
   〇横山独立工兵第15連隊
   〇歩兵第41連隊(福山)(第5師団)
   〇歩兵第144連隊(高知)(第11師団)
   〇歩兵第237連隊(水戸)(第41師団)
   〇歩兵第239連隊(宇都宮)(第41師団)
   〇歩兵第66連隊(宇都宮)(第51師団)
   〇歩兵第12連隊(水戸)(第51師団)
   〇歩兵第115連隊(高崎)(第51師団)
   〇歩兵第229連隊(岐阜)(第38師団)
   〇歩兵第78連隊(竜山)(第20師団)
   〇歩兵第79連隊(竜山)(第20師団)
2、中野学校と高砂特別義勇隊
①斎藤特別義勇隊
   〇第二義勇隊長小俣洋三氏50年目の感想
   〇斎藤特別義勇隊 小俣隊
②義勇隊関係資料
   復員者名簿
   死没者名簿
   内地送還者
   生死不明者
③中野校友会誌より
3、戦後50年
①宮川忠男さんを訪ねて(台東県成功鎮)
②米川信男(ワリシピープ 高成桂)さん(南投県霧社)を訪ねて
③ニューギニア戦の回想 東京都 鈴木正巳(元第18軍軍医少佐)さん
   軍戦闘指令所の進出
   帰還
   ニューギニアを訪れて
   鈴木正巳さんの戦歴
④ニューギニア遠征行歌(第18軍軍歌)
⑤ニューギニア戦の回顧 渡辺哲夫さん(元海軍陸戦隊軍医)
   〇ニューギニアでの負け軍
   〇高砂兵
   〇台湾への旅
   〇アミ族の人たちと
   〇別離
   〇再会
   〇九段の母
資料
①青津喜久太郎 少将
②大東亜戦争全史其の他より
③蕃刀
④強い印象

第4篇 モロタイ島戦線

1、残されていた戦闘記録
①輝第2遊撃隊の足跡
②石井中将表彰状
③阿南大将感状
2、輝第2遊撃隊名簿
①終戦時 生存者名簿(高砂兵)
②終戦時 戦没者名簿(高砂兵)
③終戦時 日本人戦没者名簿
④終戦時 生死不明者名簿
⑤1992年高砂兵名簿
⑥輝第2遊撃隊出身地別小計 終戦時
3、50年後の証言者たち
①中野 愛三(マデ 蔡建昌)さん(タイヤル族)
②宮田 武男(タケオ 高昌敏)さん 大正10年生(アミ族)
③吉田 稔(パコル 葉文発)さん 大正12年生(アミ族)
④村中 長吉(ソコラム 黄明徳)さん(パイワン族)
⑤秋元 武二(アットルタウキン 林宣木)さん(タイヤル族)
⑥松山 幸吉(タダオ・ノーカン 施文佐)さん(タイヤル族)
⑦田島 俊伸(ラーベ 陳俊伸)さん 大正12年生(アミ族)
⑧坂本 次男(ツグウクラス 蔡文通)さん(アミ族)
⑨宮田 信一(ナゴイ 陳栄輝)さん 大正13年生(アミ族)
4、終戦時の在台湾部隊
①台湾歩兵第1、第2連隊
   〇台湾歩兵第1連隊
   〇台湾歩兵第2連隊
②大戦末期台湾に駐屯した陸軍部隊
   〇第66師団歩兵第249連隊 宜蘭
   〇第50師団歩兵第301連隊 屏東
   〇第50師団歩兵第302連隊 屏東
   〇第50師団歩兵第303連隊 屏東
   〇第66師団歩兵第304連隊 宜蘭
   〇第66師団歩兵第305連隊 宜蘭
③高砂義勇隊について 加登川幸太郎さん(当時の方面軍参謀)談

第5篇 アメリカ大統領と2人の太平洋軍司令官
        何故アメリカは台湾に上陸しなかったのか・・・

1、米軍の蛙飛び作戦
①一点集中攻撃
②ミッドウェイ海戦後、転落の途へ
   〇出過ぎた釘
③モロタイ島
   〇第2遊撃隊
④海軍ニミッツと陸軍マッカーサー両司令官
   〇ペリリュー、モロタイ島へ
⑤台湾かフィリッピンか
   〇蛙飛び作戦(カートホイール作戦)
   〇ビアク島
   〇硫黄島攻略
   〇硫黄島戦
⑥米軍の対日進攻と台湾
2、朝鮮戦争
①1943年の蛙飛び作戦(カートホイール)
②1946年の米大統領とマッカーサーの解任

第6篇 戦後50年、今も山に息吹く東風(こち)

1、高砂族の女性たち
①アミ族の歌と踊り(台東)
②アミ族の義勇隊員とその妻たち
③烏来の武田義治さん一族(タイヤル族 武田夫人 林牡丹女子)
④田島俊伸夫人(パネイさん)
⑤文化財の老女(霧社 タイヤル族)
⑥日本の歌(霧社 タイヤル族)に集まる人々
⑦中野愛三夫人(さち子)さん(タイヤル族 霧社)談
⑧戦没者田中国夫さんの妻
⑨爆弾を抱えて運んだ少女
⑩母子孫三代の女性(パイワン族)
⑪バイクの女性(タイヤル族 霧社)
⑫車中行きずりの女性
   (1)アミ族の姉妹
   (2)タイヤル族の家族
⑬鈴木沢子さん(アミ族 台東県トーラン)
⑭野口太吉(林徳政)さんの家族(パイワン族)
⑮下山番さんの家族
2、ほのかな回想
①信じられないこと2件
   1、信じられない数字
   2、ペリリュー島(パラオ群島)の戦後
②私の宝もの
3、あとがき
①花蓮県瑞穂郷にて
②はげまし
③「ジャワは天国 ビルマは地獄 生きて帰れぬニューギニア」
④取材した人たち
   烏来
   モロタイ島(アミ族が主)
   来義(パイワン族)
   仁愛郷(タイヤル族)
⑤アメリカ便り
⑥「編輯後記」


本書は、偶然にも古書店で見つけた本・・・
編者の門脇朝秀さんは、2年前に私が台湾へ「霧社事件」の跡を見に行くときに現地の方への紹介状を書いて下さった方である。
103歳というご高齢にもかかわらず、日本語と中国語で紹介状を書いてくださった・・・
まさか、その門脇さんの本に出会うとは、これも何かの縁か?
本書が出版されたのは平成6年、今から24年前である。
ということは、門脇さんが現地に取材に行ったのは80歳ぐらいの時のことか?
霧社でお会いした、役所の邱課長の若かりし頃の写真も載っていた。
思わず嬉しくなった。

本書は「台湾 高砂族義勇隊」とは銘打っているが、戦記物ではない。
門脇さんが現地人(高砂族)の人たちとの交流の記録が主となる、いわば資料集のようなものである。
本書の構成には、ちょっと難があるような気がする。
高砂族に興味のない人にとっては、かなり読みづらい本かもしれない。
話も結構、あちらこちらに飛ぶところもあるから尚更なのだが・・・
門脇さんの意とするところは、わかる人にはわかる・・・という本だと思う。


今年の読書:60冊目



読書 | 00:27:16 | Comments(0)
『誰も書かない中国進出企業の非情なる現実』


まえがき

序章 本当は恐ろしい中国ビジネス
 なぜ、日本からの中国投資が突出しているのか
 2012年と2006年との、三つの違い
 中国人労働者の高まる権利意識
 習近平指導部は「紅衛兵内閣」
 大手メディアが決して報じない怖い話
 操作される経営の実態

第1章 全日空―「井戸を掘った人」が受けた仕打ち
 日中経済交流のパイオニア、岡崎嘉平太氏
 中国人社長は、なぜ突然姿を消したのか
 「いまの中国人は、水道水を飲んでいます」
 松下幸之助に対する忘恩の仕打ち

第2章 王子製紙―ストップした工事の行方
 投資額2000億円、巨大プロジェクト突然中止の衝撃
 進出企業が合弁事業を嫌がる理由
 なぜ、工事が止まったのか
 住民デモを操る意外な勢力
 ある日突然、順法が違法に変わる恐ろしさ
 環境問題に関する中国国内の対立
 中国進出企業が一様に抱いた幻想

第3章 森ビル―上海に建てた「世界一」の高層ビル
 日本の資本援助でできた上海の近代化
 「日の丸プロジェクト」と浮かれ立つ日本のメディア
 1年で6センチ以上、地盤沈下する土地
 なぜ、絶対に中止することが許されないのか
 一夜にして巨大な富を手に入れる地元の政治家
 度重なる中国からの無茶な追加要求
 失われた景観、笑うしかない仕打ち

第4章 労働争議に立ち向かう自動車メーカー
 ある中小部品メーカーの倒産
 破綻したマイカー・バブル、迫りくる過剰在庫
 中国に全国レベルの市場は存在しない
 「地方主義」がもたらす大きな落とし穴
 人件費の高騰、人員整理、労働争議の止まらぬ悪循環
 ホンダを襲った広州の大規模ストライキ
 トヨタと胡錦涛、GMと江沢民
 宋慶齢基金会に対するトヨタの巨額献金
 なぜ、トヨタ・バッシングが起こったのか

第5章 伊藤忠―人脈ビジネスの破綻
 中国における伊藤忠の大きな存在感
 伊藤忠が他社を出し抜いた理由
 誰もが断れない政治献金
 鄧小平の息子たちに群がる海外企業
 日本の円借款だけが持つ特異な性格
 伊藤忠・室伏社長と、江沢民との会談
 王震と伊藤忠を結ぶ黒い糸
 元伊藤忠・中国総代表の開き直り発言
 日経新聞に載った岡藤社長発言の大いなる波紋
 「利益は中国現地に寝かせずに、日本に持って帰れ」
 一党独裁国家における人脈ビジネスの末路

第6章 伊藤忠の代理人、丹羽「中国大使」の退場
 なぜ、一企業のトップが中国大使になれたのか
 対中ODAの継続を主張した丹羽大使
 尖閣諸島問題に関しての妄言
 ビジネスのことしか頭にない中国大使
 あまりに軽率なチベット訪問
 なぜ丹羽大使は石もて追われたか

終章 中国をつけ上がらせた歴代中国大使の「大罪」
 なぜ、歴代の中国大使は中国に迎合するのか
 中国大使退職後の天下り先一覧
 在任中に彼らは何をしたのか


どうして日本の企業は中国に進出したがるんだろう?
一党独裁の共産主義国家というのを忘れてしまっているのだろうか?
「孫子の兵法」をそのまま実践してくる国だということを忘れているのだろうか?

20年ぐらい前から「中国に進出すると、最後には“第二の満蒙開拓団”になっちゃいますよ」というのが私の持論。
しかし、悲しいかな誰も「満蒙開拓団」を知らないので業界の懇親会で話しても話が通じなかった・・・(大笑)
最後には身ぐるみ剥がされて全てを投げ捨てて命からがら逃げ帰って来るようですよ・・・という意味なのだが・・・

業界のシンポジウムで中国に進出した同業者の体験談の発表があった。
それを聞いていて、あまりの“綺麗ごと”に内心呆れたが・・・・(苦笑)
質疑応答の時に「正直な話・・・実際に中国に支払うワイロは1年でどのくらいかかるのでしょうか?」との質問が上がった。
会場は、一瞬のどよめきの後、シ~ンと静まり返った・・・
この時の、この発表をした同業者の社長の狼狽した表情は今も忘れられない・・・(苦笑)
一緒に中国に進出して儲けましょう!・・・・は結構だが、余計な経費(ワイロ)がいくらかかるかが分からなくては、怖くて進出できないというのが質問者の本音・・・・(笑)
当然だね・・・・(大笑)

本書を読んでみて、やっぱりねぇ~と思った。

昔、上海で伊藤忠の支店長とお会いしたことがある。
非常にクセのある人だったが、このくらいクセのある、アクの強い人でなければ中国ではやっていけないのだろうなぁ~と思った。

中国とは“そういう国”ということを知ったうえで、進出するなら構わないけど・・・(苦笑)
中国の上をいくようなことが出来るという自信があるのなら構わないけど・・・
普通の中小企業は止めたほうが良いと思う。
元も子も失くすだろうなぁ・・・と思う。


今年の読書:59冊目



読書 | 00:33:22 | Comments(0)
『モサド情報員の告白』


プロローグ スフィンクス工作

第1部 第16期生

    第1章 勧誘

    第2章 学校での日々

    第3章 新入生

    第4章 勧誘工作の手口

    第5章 ハラリとの接触

第2部 内と外

    第6章 ベルギー産テーブル

    第7章 PLOの男を消せ

    第8章 出会いと別れ

第3部 偽装を手段として

    第9章 メイア首相暗殺計画

    第10章 テロリスト・カルロス

    第11章 エクゾセミサイルをめぐる闇取引

    第12章 シリアの軍事情報を盗め

    第13章 アラファトに協力せよ

    第14章 ヤング国連大使解任劇

    第15章 モーゼ作戦

    第16章 港湾保険

    第17章 アメリカ海兵隊本部爆破事件

エピローグ

用語解説
訳者あとがき


著者はイスラエルの情報機関・モサドのオフィサーだった人。
オフィサーとは敵側のエージェント(スパイ)の勧誘、または勧誘したエージェントの管理をする人のことである。
そもそもはモサドの暗殺部隊の要員としてテストを受けるが、暗殺隊員になることを辞退しオフィサーになった。

モサドは世界で最も優秀な情報機関だということで有名だが、組織である以上、どんな組織にも存在するであろう問題点も、やっぱりあるのである。。
本書は邦題で「告白」となっているが、本書の内容には同僚や上司との確執や、組織の問題点を指摘する「告発」「暴露」とも受け取れるような話も多く書かれている。
よく出版できたものだと思ったら、やっぱりイスラエルの関係当局によって出版差し止めの請求を受けている。
が・・・出版社の逆提訴を受けたニューヨーク州の最高裁判所が出版差し止めは憲法違反として逆転判決を下したことで、ニューヨークで出版され、引き続きカナダでも出版され、一挙にアメリカのベストセラーになったという。

「事実は小説より奇なり」・・・・下手な小説を読むより面白い。


今年の読書:58冊目



読書 | 22:19:11 | Comments(0)
『中国ODA 6兆円の闇』


まえがき

1章 なぜ、日本がカネを出しつづけるのか
~おもねり、へつらい、謎ばかりの日中関係~

  なぜ、ODAの実態が正しく伝わらないのか
  江沢民の石碑を建てようとした政治家
  “改革派”外相・田中真紀子はどうだったか
  真紀子外相が援助を決めた団体の正体
  「援助」はまぎれもない政治献金だった
  援助を受ける当事者がベンツで現われた

2章 103億円の惨状
~風俗営業の場と化した「日中友好」のシンボル~

  ODA施設内での風俗営業
  何かにつけて口をつく日本批判
  日本人と知ると態度を急変させたウェイトレス
  湯船のお湯が、トイレから噴き出す
  「援助」が「共同出資」に改竄
  中曽根康弘と胡耀邦との「友好」のシンボル
  日中を結ぶ三つの政治ルートの見えざる暗闘
  一脚9万円の椅子、補修の資金は中国にはなし

3章 そもそも中国ODAとは何か?
~誰が、いつから、何のために~

  贈与、無償援助の実態
  「円借款」は、相手国にとって返済の義務がある
  日本のODA出資額は、今でも世界でトップクラス
  日本のODAは、中国経済の生命線
  円高による「円借款=高利貸し論」の台頭
  中国援助に隠然たる力を有した竹下元首相
  失政の埋め合わせを日本に求める中国の論理
  「もらってやる」という態度は、どこから来るのか?

4章 上海の冷たい雨
~上海環球金融センタービル建設をめぐる醜態~

  工事再開した巨大プロジェクトの裏事情とは
  超高層ビル群の谷間に残る膨大な空き地
  工事再開へ、先行する中国側の報道
  上海前市長、辞任の真相とは
  日本の情報敗戦が始まる

5章 戦略か、利権か、ODAと政治家たち
~日中の政治家たいの黒い思惑~

  中国政府中枢と日本の政治家とのパイプ
  田中角栄の中国における戦略的成果
  福田赳夫がアメリカに「邪魔者」呼ばわりされた理由
  中曽根康弘の「援助」の実態
  無償援助が合法的ワイロに堕する危険
  父の死とともに失脚した三女
  エネルギー支援プロジェクトを牛耳った男・李鵬全人代委員長
  中国の市場経済を支えつづけた竹下登
  聞こえてくるいやな噂

6章 中国は、日本のODAをどう見ているか?
~中国政府発行の本で、ついにわかった中国の本音~

  エリートでも、日本の援助を全然知らない
  中国政府が、実態を国民に教えない理由
  中国が出版した日本のODA解説本を発見
  「得をしているのは日本も同じ」という論理
  あまりにも子どもじみた中国の振る舞い
  そしていよいよ持ち出される「歴史カード」
  円借款は、中国経済にいかに寄与したか?
  質量ともに、日本の中国援助は世界最高
  「日本は協力すべきである」という物言い

7章 戦略なき日本のODAの今後
~外交カードとして有効活用するために~

  新政権による新たなる対日関係の模索
  尾を引く謝罪外交の後遺症
  国際化に巻きこまれた中国経済の今後
  「今後20年でGDP4倍」構想の真意
  日本のODAに頼らざるをえない中国の現実
  日本の援助を告知するのも日本の税金
  もう笑うしかない日本の無策
  いま見直すべきはODA4原則


今年の読書:57冊目



読書 | 22:06:22 | Comments(0)
『謀将 児玉源太郎』


まえがき

第1部
救国の参謀本部次長
山県有朋の対ロシア交渉
伊藤博文の落胆
ロシア皇帝側近の陰謀
窮地に落ちた日本
開戦への工作
憤死と斬死の悲境
13歳の中小姓
親友・乃木希典

第2部
メッケル兵学の奥義
川上操六の勝算
世界初の大検疫
台湾経営の成功
孫文支援の挫折
遼陽と旅順
満州軍総参謀長
クロパトキンの恐怖
「送ルニオヨバズ」
二〇三高地
黒溝台の危機一髪
戦をやめる技量

あとがき

解説  朝枝繁春


今年の読書:56冊目



読書 | 16:36:07 | Comments(0)
『SAS戦闘員』



著者は元SASの軍曹。
著者名は身の安全を考慮して偽名である。
SAS隊員に選ばれてから湾岸戦争のイラク派遣までの著者の半生記である。
が・・・本書の出版に際して、イギリス国防省は出版差し止めの訴えを起こしている。
理由はSASの内部のことを克明に書いているから・・・ということらしいが・・・
結局、暫定的差し止め命令だったため、その後、原稿に修正を行うことで国防省側が妥協し、高等法務院は国防省に許可した暫定的差し止め命令を取り消したので、出版されることになり日の目を見ることが出来たらしい。
が・・・この出版差し止めの騒ぎのおかげで逆に本書は有名になったそうだが・・・・
なんとも怪しい話である。(笑)
イギリス人のやることだからなぁ~
わざと騒ぎを大きくして注目を浴びるように国防省と著者が仕組んだのではあるまいか?
と・・・ついつい、うがった見方をしてしまう。
もしそうなら、ここに書かれていることは“話半分”と考えた方がいいかもしれない。
SASは如何に優秀な組織で、隊員たちは如何に厳しい選抜で選ばれているか・・・なんてことを大げさにアピールしているかも・・・(苦笑)
仮に“話半分”としたとしても、“読み物”としては結構面白い本だった。


今年の読書:55冊目



読書 | 10:08:08 | Comments(0)
『戦争の嘆き』
 img209_convert_20171028152859.jpg


はじめに

01 序章
01-1 わたしの子ども時代は、まだ日露戦争の戦勝気運が色濃く残っていて、私が軍人に憧れるのは自然なことでした。
01-2 相手を倒さなければ自分がやられてしまう、それが戦争です。
01-3 戦争に勝ち負けはありません。たとえ勝っても、負けた人のことを一生引きずって生きて行かねばなりません。
01-4 いまの日本の平和は、ただ何となく転げ込んだのではありません。300万人もの犠牲の上にあります。
01-5 戦争で亡くなった人の数だけ、お母さんの悲しみ、無念さがあります。
01-6 戦場で弱い気持ちになったとき、辛くて死にたいと思ったとき、助けてくれたのは「母親」でした。
01-7 運よく生き残った元兵士として、太平洋の海に散った多くの戦友の代弁者として、どうしても伝えたいこと。
01-8 若い人たちが「平和授業」で、過去の戦争に学ぼうとする姿勢は、この国の未来の大きな希望です。

02 生い立ち

02-1 軍国少年に育つ
        後妻の祖母に愛され
        小学校入学、いたずらは人一倍
        子どもの遊びは「戦争ごっこ」
        関東大震災を体験
02-2 軍人への道へ引き込まれていく
        長野中学入学
        学業はビリの北組
        高校教育は「戦意昂揚」一辺倒
        自分を生かす道は「軍人」

03 海軍航空隊への道

03-1 「一死方向」わずか4ヵ月ですんなり
        17歳の海軍4等水兵誕生
        「一死奉公」の新兵教育
        向こう見ずな性格が幸い
03-2 大空へ、飛行機乗りの夢さめがたく
        飛行機乗りは狭き門
        父の頑固な反対
        とりあえず「航空兵器術練習生」
03-3 憧れの霞ヶ浦航空隊入隊
        親の同意書偽造して受験、合格
        叱責は、期待されているから
        そうそうたる指導者の教え
        「こいつは長生きしそうだ」
        おかげで首席で卒業
        「戦闘機」パイロットに!晴れがましい気分
03 海軍航空隊への道 「フォトグラフ」

04 戦場へ

04-1 「いまわしい悪夢」のはじまり
        南京占領の援護攻撃
        国際問題に発展「パネー号事件」
        「海軍さんも斬るかい」
04-2 国を挙げて「産めよ増やせよ」の時代
        親同士で決めた結婚
        軍より「婚姻許可」が下りて元旦挙式
04-3 ハワイから遠い北方に海軍集結
        世界を怖れさせた「零戦」に一目惚れ
        夢に見た洋上発着艦は命がけ
        心安らぐ妻からの手紙
        「蒼龍」臨戦状態で一路北上
04 戦場へ 「フォトグラフ」

05 太平洋戦争

05-1 世界を巻き込む火蓋となった宣戦布告
        ハワイ・真珠湾奇襲「ニイタカヤマノボレ一二〇八」
        艦隊の上空哨戒を命じられ歯ぎしり
        奇襲成功「トラ・トラ・トラ」
        奇襲成功も、敵航空母艦はいなかった!
05-2 米の力知り尽くした山本五十六元帥
        時代をリードする「航空中心の海軍」提唱
05-3 連戦連勝、戦場は南方に拡大
        ウェーク島を攻略
        セレベス島ケンダリー基地、出撃
        セイロン島コロンボ空中戦
        母の顔した雲が誘導、九死に一生
05-4 慢心ではじまったミッドウェー海戦
        敵を撃滅させるも、3番列機を失う!
        間断なく襲来する敵機に「母艦」3隻炎上!
        還る母艦なく、夜の海を4時間漂流
        最前線は「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」「兵士は兵器」の現実
05-5 最後の空中戦、ガダルカナル島争奪戦
        生き残りの精鋭にガ島争奪命令
        なぜか「自爆」が頭をかすめ、妻と面会
        「内地の山をよく見ておけ」
        左腕被弾!ジャングルに不時着
        奇跡的に生きていた!
        ガ島から脱出「また命拾いしたなぁ」
05-6 戦友が決死で戦う中、不本意ながら戦線離脱
        けがの後遺症続くも、出撃待機
        死期急ぐ「予科練少年兵」を訓練
        千歳航空隊で「秋水」パイロットを養成
        特攻志願「俺はイヤだよ」
        「神風」をまったく否定できず
05-7 日本敗れる
        「敗戦」と共に民間人も冷たく
        「北海道占領」のデマにゲリラ戦準備
        涙、涙で妻子を信州へ帰す
        荒れる帰還兵を和ませた歌
05 太平洋戦争 「フォトグラフ」

06 戦い終わって

06-1 公職追放、夜な夜な戦場の夢
        「国破れて山河あり」故郷は温かく
        どこも雇ってくれない
        常に所在を報告、「戦犯」におびえる
        戦闘シーンの悪夢にうなされる
06-2 とにかく仕事、家内と一緒に何でも
        赤牛と心をかよわせて山仕事
        転職、転職の末、「牛乳販売店」が軌道に
06-3 「戦争で人を殺したことを反省し、人を育てる手伝いをしましょう」
        幼児を預かる共同施設をつくる
        「浅川学園ひかり幼稚園」園長に
06-4 幼児教育を「転職」と決意
        「人殺し」の思い強く、園長に後ろめたさ
        信念を持った生き方に勇気をいただく
        残りの人生を教育の場に捧げよう

07 償い

07-1 戦争の真実を次世代に伝える使命
        おのれの罪を償いたい
        私を揺り動かした「湾岸戦争」
07-2 戦後46年目の奇跡―「それは、僕だよ」
        アメリカから「零戦ファイター」として招待
        撃ち落とした米兵が生きていた!
        アメリカ人も「不戦の思い」は同じ
07-3 戦後56年目の奇跡―英軍の好敵手、存命!
        英国人記者が取材に来訪
        再会を望む記事
        英国から驚くべき情報が届く
        好敵手から「会いたい」と手紙
        笑顔の出迎えに「どうして戦争したのかなぁ」
        優しい目の紳士、とどめを刺さなくてよかった!
        傷みを分かち合えた、かつての敵
07-4 戦死から60年目の奇跡―念願の遺族に会う
        「日米友好ハワイの旅」でガ島体験を発表
        「爪と髪を母に・・・・・」と息絶えた若い命
        「遺族はどこに?」に届いた情報
        60周忌にお伝えできた「最期の情景」
07-5 最後の祈りの旅―68年目の慰霊
        ミッドウェーの海に花束を
07 償い 「フォトグラフ」

あとがきにかえて
  守りぬいて欲しい、いまの平和

発刊にあたり

引用・参考文献


本書は著者のドキュメンタリー映画を見に長野に行った時に映画館で売っていたので、そこで買った本である。
著者とは7年前にミッドウェー海戦の日米合同慰霊祭に参加するためハワイ、ミッドウェー島にご一緒したことがある。
その時の話も本書の最後の方にチラリと載っている。
氏は零戦のパイロットで、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦にも参加した方である。
当時の話を少し聞かせていただいたが、本書を読んで初めて知った話も多い。
もっとお話を伺いたかったなぁ~と今更ながらに思う。
本書を読んで、氏が戦闘機パイロットとして多くの人を殺した(敵機を撃墜した)ことを戦後、ずっと引きずっていたことも初めて知った。
人それぞれだとは思うが、そこまで罪悪感を持つ人もいるのかと、正直言って驚いた。
本書は著者の“心の叫び”そのものという本である。
活字にはできない話もたくさんあったのではないかと思うと、あの時にもっとお話を聞きたかったなぁ~と思う。


今年の読書:54冊目



読書 | 10:25:38 | Comments(0)
『太平洋戦争に死す』


序章

第1章 学徒出陣
        学徒出陣―1943年10月
        海軍飛行予備学生
        第14期飛行予備学生隊分隊士

第2章 土浦海軍航空隊
        1944年2月1日入隊
        飛行予備学生の教育訓練
        3月の教育訓練
        5月25日退隊

第3章 中練教程
        飛行要務教程―土浦・大井航空隊
        操縦教程―出水航空隊
        偵察教程―大井航空隊

第4章 比島決戦
        飛行要務学生の戦い
        マニラ玉砕
        クラーク地区に死す
        比島収骨の慰霊

第5章 沖縄航空決戦
        沖縄決戦の前線基地・鹿屋
        特別攻撃隊・ウルシー泊地特攻
        神雷特別攻撃隊・櫻花隊特攻
        沖縄決戦
        菊水一号作戦
        菊水二号作戦
        菊水三号作戦
        菊水四号作戦
        菊水五号作戦
        菊水六号作戦
        菊水七号作戦
        菊水八号・九号作戦
        菊水十号作戦―沖縄失陥す

第6章 学徒特攻隊員の出撃
        宇佐空・八幡護皇隊
        元山空・七生隊
        百里原空・特攻隊
        矢田部空・昭和隊
        筑波空・筑波隊
        松島空・特攻隊
        名古屋空・草薙隊
        詫間空・琴平水心隊
        北浦空鹿島空・魁隊
        神雷部隊・戦闘306飛行隊
        801空・偵察隊
        沖縄・慶良間島沖の祈り

第7章 深い渕からの叫び
        安達卓也少尉(百里原空・特攻隊)
        市島保男少尉(矢田部空・昭和隊)
        吉田 信少尉(筑波空・筑波隊)
        重信隆丸少尉(詫間空・琴平水心隊)
        江口昌男少尉(元山空・七生隊)
        佐々木八郎少尉(矢田部空・昭和隊)
        林 尹夫少尉(801空・偵察隊)
        林 市造少尉(元山空・七生隊)

終章
        資料1 海軍予備学生心得
        資料2 出陣学徒
        参考文献
        あとがき


今年の読書:52冊目



読書 | 23:41:21 | Comments(0)
『比島投降記』


Ⅰ 比島投降記

投降
米国の成人
若い少佐
米軍の給与
ジャップ
通訳イシ
アパリの病院
ビンタ事件
DDT
兵隊と民主主義
投降勧告
収容所の生活
墓参
水に浮ぶ
SORRY ISHI!
南の海
カシグラン
「英霊何個」

Ⅱ アメリカ兵の印象


ハッピイ
坑夫
ルイジアナ・サム
AB

AS
AR

サージェントG
J・G

著者について 石川周三


今年の読書:51冊目



読書 | 21:26:58 | Comments(0)
『人間魚雷 回天』


人間魚雷「回天」の変遷とメカニズム
   海軍工廠技術陣が総力を挙げて開発
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
      4 機関
   過酸化水素の生産不足により、開発半ばで中止  回天二型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
      4 機関
      5 燃料の安定化
      6 回天三型
   呉海軍工廠技術陣だけが開発に成功  回天四型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
   電池魚雷を改造し開発された小型人間魚雷  回天十型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 電池室と蓄電池
      4 操縦

現存する回天

大東亜戦争 戦局の変化
   日米関係のさらなる悪化
   さらに南方へ進出
   後退の道を進む日本軍
   航空機や特殊兵器で体当たり攻撃
   戦艦「大和」率いる第二艦隊の壊滅

回天誕生
   黒木大尉と仁科中尉、運命の出会い
   特攻に身を投じる青年士官が自ら考案
      驚異的な性能を誇る九三式魚雷を改造
      脱出装置は基地に置いてゆく

回天搭乗員募集
   生還の望みはないと知りながら、新兵器への搭乗を志願した若者たち

回天基地開設
   人間魚雷訓練の拠点として4基地を開設
   大津島(おおづしま)、光(ひかり)、平生(ひらお)、大神(おおが)の各基地で「回天」の猛訓練を開始
      大津島基地
          突貫工事で居住施設を建設
          徳山湾に浮かぶ面積4.73㎢の島
      光基地
          工員養成所に基地を開設
          基地周辺は古くからの港町
      平生基地
          大竹潜水学校柳井分校の建物を利用
          瀬戸内海の多島美に抱かれた阿多田地区
      大神基地
          1年2ヵ月の工期をかけて建設
          基地跡に残る幾つもの岩穴

大津島基地での厳しい搭乗訓練
   試作艇3基で搭乗訓練をスタート
   5つの訓練コースで操縦技術を習得
   月明りを頼りに泊地攻撃訓練
   本番さながらの航行艦襲撃訓練

回天基地での訓練生活
   命をかけた搭乗訓練
   訓練中に開いた回天ハッチ
   沖合いに現れた戦艦「大和」
   「上陸」―故郷の風景に再会

回天隊、初の悲劇[黒木大尉・樋口大尉 殉職]
   「天候が悪いからといって、敵は待ってくれない」
   回天を生んだ黒木大尉、無念の殉職
   仁科中尉、黒木少佐を偲ぶ
   絶命までの壮烈な12時間
   黒木大尉が艇内で書き綴った事故報告ノート
   樋口大尉の遺書

潜水艦への搭載から、目標艦攻撃まで
   回天への乗艇
   敵艦轟沈に向け爆走
   港湾停泊艦攻撃
   航行艦襲撃

突入 その瞬間まで刻む命

回天作戦の全貌
   停泊艦襲撃から航行艦襲撃へと移行
   本土決戦に備えて、基地回天隊を配備

回天特別攻撃隊
   菊水隊
      基地隊総員が見守る中で執り行われた短刀伝達式
      戦友たちの見送りに、軍刀を振りかざし出撃
      黒木少佐の遺骨を抱いて乗艇した仁科中尉
      油送艦「ミシシネワ」を撃沈
      爆雷攻撃により、潜水艦もろとも沈没した伊号第37潜水艦
      「もう一度行かせてください」―悲願の再出撃を聞き入れた海軍少将
   金剛隊
      警戒が厳しく、突入を断念した伊号第56潜水艦
      「我々4人の代わりに、あの8人を助けてください」
      「回天金剛隊の歌」を斉唱しながら、発進
      回天の気筒爆発、自らの身を海底に沈めた久住中尉
      突入前夜、念願の南十字星を探す18歳
      全艇発進、弾薬輸送船「マザマ」に突き刺さった回天
      母の着物で作った座布団を敷き、出撃した予備学生
   千早隊
      硫黄島付近で消息を断った2隻
      母の夢まくらに立ち、今生の別れを告げた搭乗員
      47時間もの連続潜航に耐え、帰還した伊号第44潜水艦
   神武隊
      突如の作戦中止命令が下る
      空の若者たちの特攻を導いた伊号第58潜水艦
      金剛隊のときと同様、発進できず帰還した伊号第36潜水艦
   多々良隊
      潜水艦4隻態勢でえ沖縄戦に参戦
      「絶好の死場所を得るまでは、生死を超克していくのだ。」
      出撃後、連絡を絶った伊号第56・44潜水艦
      荒天と厳重な警戒に遭い、帰還した伊号第58潜水艦
   天武隊
      「人間魚雷の本領を発揮せよ」
      出撃艇の手入れに込めた松田二飛曹の思い
      三好大尉の遺骨を胸に発進した柿崎中尉
      「ど真ん中を狙え!成功を祈る!」
   振武隊
      出撃―青く澄んだ空に翻る鯉のぼり
      帰投命令にも、「あと1日の猶予を・・・・」
      次々と故障に陥る回天、そして過酷な発進
   轟隊
      伊号第36潜水艦の悲劇―出撃前の訓練中に、2人が殉職
      新妻に別れを告げ突入した池淵中尉
      艇の故障に2度も泣いた久家少尉が突入
      消息を断った伊号第165・361潜水艦
      搭乗員を思いやる木原艦長
   多聞隊
      駆逐艦「アンダーヒル」を撃沈した勝山中尉
      爆雷攻撃の中―「回天を出してください!」
      原子爆弾を運んだ「インディアナポリス」を撃沈
      「行くか」「はい、行きます」
      「私は帰れません!」―帰投命令を拒んだ藤田中尉
      台風で流出した回天、失意の帰還
      ソ連参戦で、日本海方面へ
   神州隊
      終戦を知らぬままの出撃
      橋口大尉が打電した帰投命令
   白竜隊
      本土決戦に備えた重点配備基地
      歓呼の声に見送られ、いざ出撃
      「敵潜水艦の攻撃を受けたるものと・・・・」

終戦後も米軍を恐れさせた、見えない脅威「回天」

橋口大尉、松尾少尉の壮烈な最期

出撃を前に、若き命を散らした15人の搭乗員たち
   中島健太郎中尉、宮沢一信少尉
   矢崎美仁二飛曹
   三好守中尉
   阪本宣道二飛曹
   十川一少尉
   入江雷太一飛曹、坂本豊治一飛曹
   楢原武男一飛曹、北村鉄郎一飛曹
   山本孟少尉候補生
   和田稔少尉
   井手籠博一飛曹、夏堀昭一飛曹
   小林好久中尉

回天作戦による戦没搭乗員

遺書・遺稿 回天搭乗員 魂のメッセージ

人間魚雷回天 展示施設


今年の読書:50冊目



読書 | 18:11:24 | Comments(1)
『時の旅 四百年 佐竹氏入部』


発刊によせて  秋田魁新報社 代表取締役社長 佐藤暢男

入部への序章
   常陸54万石から左遷
     国替えの命に驚がく
4つのルート
   「江戸・奥州道」が有力
     騒動恐れ「影武者」説も
     家臣らは終結後、北上
残されし人々(上)
   家臣末裔 ルーツ探し
     苦難の歴史ひもとく
残されし人々(下)
   “祖歴”を求め秋田へ
     東義久への思い強く
安東氏 その後(上)
   「秋田」の姓、連綿と
     宍戸経て三春城主に
安東氏 その後(中)
   「実」を捨て生き残る
     200年余三春藩で治世
安東氏 その後(下)
   歴史しのび住民交流
     「功績、語り伝えたい」
久保田築城①
   心機一転の領内支配
     「最上対策」も根底に
久保田築城②
   明確な都市計画持つ
     義宣、水戸での志貫く
久保田築城③
   川堀り替え 防備強化
     城直下から西へ移す
久保田築城④
   「内町」「外町」を隔てる
     新河川に外堀の機能
久保田築城⑤
   町割と一体化の構想
     中央集権の確立急ぐ
久保田築城⑥
   都市整備計画の核に
     現在に通じる先見性
久保田築城⑦
   堀や土塁の名残 今も
     堅固な造りの平山城
久保田築城⑧
   湊と直結の新道開削
     語り継がれる「靱負」
久保田築城⑨
   城下発展の一翼担う
     本丸跡に「靱負紀功碑」
町割・内町編①
   城を起点に5つの廓
     武士は身分順に居住
町割・内町編②
   農家 数カ所に集める
     楢山に「百姓屋敷」も
町割・内町編③
   慶長年間 原型完成か
     「3段階で工事」説も
町割・内町編④
   義宣自ら“陣頭指揮”
     豊富な木材資源活用
町割・内町編⑤
   広大だった梅津屋敷
     供養碑建立、業績今に
町割・内町編⑥
   東家の玄関 遥拝殿に
     遺構は今、倒壊の危機
町割・内町編⑦
   “転勤”重ね久保田へ
     塩谷氏、藩政の中核に
町割・内町編⑧
   藩政期の姿を現代に
     黒澤家を移築し復元
町割・内町編⑨
   家格が屋敷構え規定
     敷地や門など詳細に
町割・内町編⑩
   城西側に“総合庁舎”
     表方の諸機関を集約
町割・内町編⑪
   縁辺に置かれた足軽
     防衛の“最前線”担う
町割・内町編⑫
   多彩な機能の下屋敷
     舟運活用で川沿いに
町割・外町編①
   土崎湊から有力商人
     大町に、その後茶町に
町割・外町編②
   通町、大町 二階建てに
     威厳持たせた街道筋
町割・外町編③
   家督制採用 商い保護
     町ごとに「営業特権」
町割・外町編④
   参勤交代担う伝馬役
     間口に応じ公役課す
町割・外町編⑤
   馬口労町の商家潤う
     水・陸運に恵まれる
町割・外町編⑥
   妻入りの町屋連なる
     コミセが交流の場
町割・外町編⑦
   膨らんだ借家・長屋人
     経済を下から支える
町割・外町編⑧
   物流網を担った旭川
     住民の生活用水にも
町割・外町編⑨
   “職人の音”響いた町
     いなせで奔放な気風
町割・外町編⑩
   活況呈した“食料町”
     寺町近くに花街繁栄
町割・外町編⑪
   町人層を束ねた庄屋
     髪結いが悪者吟味役
町割・外町編⑫
   市で栄えた交通の要
     老舗が残る通町通り
町割・外町編⑬
   庶民を見守った神社
     今も息づく講や行事
町割・寺町編①
   城下防衛の前線担う
     40寺を強制的に集積
町割・寺町編②
   敵襲に備え階段状に
     陰陽道も鑑み配置か
町割・寺町編③
   謹慎者受け入れ弁護
     地域に根差した寺院
天徳寺物語(上)
   再三火難の憂き目に
     名実とも藩内最高位
天徳寺物語(下)
   威容誇る佐竹家霊屋
     義宣ら3代は地下に
郊外編・八橋(上)
   藩内随一の“繁華街”
     街道沿いに店ずらり
郊外編・八橋(下)
   総鎮守の繁栄 今は昔
     人形作りも後継者難
郊外編・御野場、御所野
   義宣ら鷹狩り楽しむ
     原野開き新田や村に
郊外編・川尻
   活況呈した舟運基地
     財政潤した鋳銭座も
郊外編・寺内
   連綿と古四王を信仰
     色濃い真澄の「足跡」
郊外編・土崎湊(上)
   城下しのぐ繁栄ぶり
     北前船で多大な利益
郊外編・土崎湊(下)
   “湊っ子”を育てた海
     役銀が藩財政を潤す
秋田藩・湯沢編(上)
   要衝に南家善種入城
     町割、水田開発に尽力
秋田藩・湯沢編(下)
   銀山と舟運で急成長
     政治経済の中心地に
秋田藩・大館編(上)
   北の守り担った西家
     町名に“往時の歴史”
秋田藩・大館編(下)
   給士は別経路で入城?
     意外な足取り浮かぶ
秋田藩・角館編(上)
   芦名氏、町の原形築く
     悲話残し3代で断絶
秋田藩・角館編(下)
   北家、京の風情を醸成
     初代義隣は公家出身
秋田藩・能代、檜山編
   豊富な秋田杉を移出
     海運業栄え町割進む
秋田藩・横手編
   「最上対策」考え支城
     須田氏、町づくり推進
秋田藩・六郷編
   今も残る義重の恩恵
     治世に力、繁栄の礎に
亀田藩編
   船税めぐり100年論争
     幸村と縁深い岩城氏
本荘藩編(上)
   “飛び地”象潟治める
     景勝守った僧・覚林
本荘藩編(下)
   240年余、六郷氏が支配
     楯岡氏の“遺産”継ぐ
矢島藩編
   讃岐から生駒氏移封
     教育や馬産振興に力
盛岡藩鹿角編
   資源めぐり藩境争い
     館預りに重鎮充てる
江戸編(上)
   豪壮な上屋敷構える
     家紋入り「鐙瓦」出土
江戸編(下)
   謎多い正洞院の“死”
     義宣、2カ寺建て供養
特別編(上)
   相次いだ藩主の急死
     継承めぐり毒殺説も
        義宣の“素顔”は
        時代読んだ義重
        「秋田騒動」の闇
特別編(中)
   花開いた「秋田蘭画」
     源内、直武を見いだす
        直武の波乱人生
        巨大風船と源内
        藩主・義敦の評価
特別編(下)
   不遇な死遂げた正純
     派閥闘争に敗れ配流
        横手の「上野台」
        「月印五本骨軍扇」
        義峯のフキ自慢
農業編①
   貢租確立急いだ義宣
     3度の「検地」を実施
農業編②
   重税にあえいだ農民
     飼料や人足まで負担
農業編③
   100年で17万石余開田
     一村興した渡部斧松
農業編④
   時代性映す撫斬事件
     傘形連判状で結束も
農業編⑤
   飢饉に苦しんだ農民
     藩境越え流民の群れ
農業編⑥
   歴史に残る北浦一揆
     藩政への不満が爆発
林業編(上)
   藩財政の重要な柱に
     乱伐が進み資源枯渇
林業編(中)
   筏組み米代川を流す
     夫役負担重く訴訟も
林業編(下)
   海岸線に一大砂防林
     定之丞らの苦労実る
鉱業編①
   活況呈した鉱山王国
     全国から労働者流入
鉱業編②
   院内銀山好況に沸く
     活気あふれる町形成
鉱業編③
   海を渡った阿仁の銅
     長崎貿易の主役担う
鉱業編④
   芸能、食文化栄える
     同職組合「友子」も誕生
商業編
   農村地域に商人台頭
     上方との直接取引も
漁業編
   ハタハタ肥料に活用
     八郎潟では氷下漁業
酒造編
   豊富なコメ用い隆盛
     今に生きる伝統の技
街道編(上)
   義宣 領内整備に着手
     「羽州」ルート変更も
街道編(下)
   尾花沢に残る佐竹道
     参勤交代時の本陣も
海運・舟運(上)
   コメや銅積み上方へ
     藩経済支えた北前船
海運・舟運(下)
   物流の“大動脈”雄物川
     穀倉地帯抱えて活況
下野領編
   江戸屋敷支えた飛地
     神社や用水路に名残
暮らし・風俗編(上)
   庶民に広がった娯楽
     芝居見物、旅行に人気
暮らし・風俗編(中)
   町人集い「ねぶり流し」
     竿燈の源、豊作も祈願
暮らし・風俗編(下)
   質素だった「食」と「衣」
     多様な餅、正月を飾る
教育編(上)
   藩校「明徳館」を創設
     組織的に人材を育成
教育編(下)
   寺子屋に庶民が集う
     女子も作法など学ぶ
総集編
   随所に先人の「遺産」
     未来を切り開く糧に

秋田藩および近隣諸藩(領)関連年譜


多岐に渡って、わかりやすく書かれていて読みやすく、内容も面白かった。
こういう構成の本も面白い。


今年の読書:49冊目



読書 | 23:17:29 | Comments(0)
『陸軍航空隊全史』


第1章 あけぼの

1 陸軍航空隊の夜明け
     シベリア出兵
     航空兵科の独立
2 日華事変の勃発まで
     錦州爆撃事件
     上海事変
     少年飛行兵の登場
     陸軍航空隊の仮想敵はソ連
     雪の2・26事件
3 常勝の日華事変
     華中・華南での戦い
     中国機、日本本土を空襲
     重慶爆撃とイ式重爆
     第3飛行集団、設定さる
4 ノモンハンでソ連と交戦
     問題となったタムスク大空襲
     ホロンバイルで大敗北
5 飛行戦隊と開戦準備
     飛行団と飛行集団

第2章 太平洋戦争の勃発

1 南方進攻作戦
     当時の状況
     二つのエリート集団
2 痛快なマレー作戦
     エンドウ泊地で反撃さる
     シンガポール総攻撃
     ああ飯沼飛行士
3 フィリピン攻略も順調
     コレヒドール要塞、大爆撃
4 蘭印作戦
     危なかったカリジャチィ飛行場
5 ビルマ進攻
     マグウエ航空せん滅戰
     加藤隼戦闘隊長の死
     蒋介石、危うし

第3章 好取り組みの時代

1 飛行師団の誕生
     陸軍飛行兵の身の回り
     東京、空襲さる
     その後の兵備計画
     雨の学徒出陣
2 太平洋戦争下の中国戦線
     香港島攻略
     長沙作戦の苦闘
     飛行機事故で大作戦中止
     恐るべきフライング・タイガー
     米第10空軍と第14空軍の創立
     第3飛行師団長、撃墜さる
     大陸打通作戦
     副大統領機を撃墜せよ
     B-29を防げ
3 撃墜王が輩出したビルマ航空戦
     ビルマのイギリス空軍
     ウインゲート空挺旅団
     「ロッテ戦法」の採用
     ビルマの撃墜王
     ラモウ守備隊の玉砕

第4章 押し戻される日本軍

1 ラバウルの第6飛行師団
     渇望される20ミリ機関砲
     陸軍機はなぜ海を飛べないのか?
     レンドバ島重砲への大戦果
2 ニューギニアに二つの飛行師団
     ホラ吹きケニー
     板花中将、ニューギニアへ
     第7飛行師団の応援
3 第4航空軍の苦杯
     ウエワクの悲劇
     フィンシハーフェン防衛
     ホーランディアの危機
     ホーランディア上陸さる

第5章 苦境にたつ日本空軍

1 陸軍機、初の体当たり
     米潜水艦撃沈
2 油田を守る第9飛行師団
     英空母機、来襲す
     英掃海艇に体当たり
3 霧の第1飛行師団
     ソ連軍との戦い
     対潜パトロールの陸軍機
     大本営直属の第1航空軍
     陸軍雷撃隊の誕生
4 北満州の守り
     ソ連軍、突如、侵入す
5 米機動部隊の来襲
     米第38機動部隊
     10月10日以降の大空襲
     陸軍雷撃隊の出動
     第8飛行師団と台湾沖航空戦
     海軍機を護衛して

第6章 ああ、特攻

1 レイテ島を防衛せよ!
     ネグロス島航空要塞
     レイテ航空総攻撃(10月24日)
     10月25日以降
     第30戦闘飛行集団、到着す
     オルモック湾の戦い
2 陸軍特攻の開祖
     その後の特攻隊
     隼特攻隊の登場
     第2飛行師団長、解任さる
     ネグロス要塞、危うし
     哀れ100式重爆呑龍
     敵ミンドロ島に進出
     敵撃墜王を倒す
3 第4航空軍司令官、逃亡す
     航空部隊、台湾へ撤兵
     建武兵団の地上戦
     なぜフィリピンで敗れたか?
     第4航空軍の解隊

第7章 空挺部隊かく戦えり

1 その誕生と装備
     痛快なパレンバン降下
     ビルマでの作戦中止
2 出血のレイテ島
     ああ薫空挺隊
     高千穂空挺隊の降下
     タクロバンとドラッグへ
3 壮烈、沖縄へ斬り込み
     義烈空挺隊、散華す。
     剣作戦、中止となる

第8章 本土防空作戦

1 北九州を守れ
     大阪・神戸の防空
     B-29に初めて体当たり
2 帝都上空の空中戦
     なぜB-29は墜ちなかったのか?
     震天航空隊の誕生
     火災による無差別爆撃
3 ああ、原子爆弾
     重爆隊の反撃
     荒馬、現る
     撃墜王の死(7月)
     ああ、原爆
     最後の空中戦

第9章 沖縄特攻

1 緒戦、敵旗艦に体当たり
     第6航空軍
     航空総攻撃の開始
     第3次航空総攻撃
2 疲れきった第6航空軍
     第4次航空総攻撃
     第5次航空総攻撃
     さくら弾、戦果なし
     沖縄、放棄
3 台湾の第8飛行師団

第10章 本土決戦

1 「剣」や哀れ

あとがき


今年の読書:48冊目



読書 | 23:21:09 | Comments(0)
『日本人とロシア人』


日本と隣国ロシア
     地図上の日本
     シベリアへの進出
     蝦夷地の開発

ロシア人の東方発展
     イヴァン雷帝の時代
     コサックとは?
     シベリア征服のはじまり
     ロシア人の開拓精神
     オホーツク海沿岸へ
     ポヤルコフの探検

アトラソフと伝兵衛
     デジニョフのアジア北東端回航
     カムチャーツカ半島へ
     漂流の日本人
     大坂を出て7年
     ピョートル大帝
     日本語学級の教師として
     日本語学級後日譚

ベーリングの探検
     ネルチンスク条約
     千島の探検
     ピョートルの熱中
     第1回の探検
     発見者フョードロフ
     第2回の探検へ
     遭難と死と
     チリコフの航海

元文の黒船
     シュパンベルグ、日本へ
     東北の東海岸へ
     おく病な艦長
     日本側から見た異国船
     房州沖の黒船
     紙幣と思ったはトランプ

ハンベンゴローの警告
     カムチャーツカ脱出
     オランダ商館長へ
     ロシア人南下の警告
     ラッコを追って
     イルクーツクの日本語学校
     松前藩とロシア
     赤蝦夷のうわさ
     交易を求めるロシア人
     江戸へは内密

幕府の蝦夷地巡視―工藤平助と林子平
     鎖国時代のロシア観
     松前藩のロシア知識
     長崎からおこる北辺論
     『赤蝦夷風説考』
     第1回の蝦夷地巡視
     罰せられた林子平

最上徳内と3人の赤人
     師の代わりに
     3人の赤人
     禅問答
     庭に十字架が
     つづく激論
     ウルップ島から戻って
     別離
     北方問題の先駆者

大黒屋光太夫とロシアの女帝
     漂流8ヵ月
     孤島へ上陸
     苦難のなかの喜劇
     出迎えを待って
     カムチャーツカへ
     レセップスとの出合い
     イルクーツクへ
     庄蔵の入信
     救いの人
     首都ペテルブルグへ
     新蔵の来訪
     女帝の招き
     女帝の手にくちづけ
     気に入られた光太夫
     光太夫を詠んだ歌謡曲
     都内の見学
     帰国のゆるし
     女帝のおくりもの
     首都へのわかれ
     生別離苦のかなしみ
     キリール夫人さようなら
     ヤルクーツクへ
     シベリアの炎暑の旅
     キリールとのわかれ

最初の遣日使節
     エカテリーナ2世の遣日勅書
     アダム・ラクスマン中尉
     根室に到着
     根室で越年
     熊蔵と小市の死
     箱館へ
     松平定信のはら
     松前へ
     幕吏との会見
     光太夫らの引っ越し
     ラクスマンの贈答品
     使節の帰国
     漂民ご覧の光景
     お飼殺しの一生
     光太夫の死

近藤重蔵らの活躍
     急迫する北辺情勢
     ロシアの事情
     最初の世界周航計画
     仙台漂流民が同乗
     上陸はしたが・・・・
     幕府の応接
     遠山の金さんとの会見
     レザーノフの失望
     仙台漂流民の運命
     レザーノフの死
     世界周航が終わる
     レザーノフの内命

ゴロヴニンの日本幽囚
     ロシア将校らの海賊行為
     ゴロヴニンの逮捕
     松前での軟禁
     脱走の失敗
     捕らえられた高田屋嘉兵衛
     「長官」とうやまわれて
     間宮林蔵との会見
     クナシリへ
     リコルド、箱館へ
     ゴロヴニンの帰国
     高田家の没落

最初のロシア語通訳
     上原熊次郎と村上貞助
     足立左内と馬場佐十郎
     ゴロヴニン『日本幽囚記』

文化年間の漂流民
     安芸の久蔵
     『漂流聞書』と種痘苗
     尾張の小栗重吉
     漂流民のロシア語
     その後の日本語学校

プチャーチンの長崎談判
     まず日本語の研究
     リンデンベルグ、下田へ
     漂流民の受けとりを拒絶
     プチャーチン、長崎へ
     見えかくれする大砲
     待たされた3ヵ月
     会談の開始
     激論の国境問題
     談判終わって

下田条約の締結
     クリミア戦争の勃発
     プチャーチン、大坂へ
     談判の開始
     談判つづく
     川路聖謨と写真
     修好条約の調印
     両全権の感想

戸田村のロシア人
     幕府、造船を許可
     造船の開始
     困難をのりこえて
     村民との交流
     船の竣工と帰国

密航者橘耕斎
     なぞの生いたち
     日本脱出
     ペテルブルグへ
     日露事典の刊行と協力
     “蔭の接待者”
     姿をあらわした橘耕斎
     おどく森有礼
     帰国と晩年

日露通商条約の締結
     幕府、蝦夷を直轄
     日露通商条約の締結
     ムラヴィヨーフ、江戸へ

ロシア・士官水夫殺傷事件
     オールコックの見た殺傷事件
     ロシア士官の記録
     犯人は水戸浪士

対馬事件
     竹内使節団
     ペテルブルグへ
     実らなかった交渉
     帰化をすすめられた諭吉
     交渉再開へ
     暫定協定に調印
     日本最初の樺太周航者岡本監輔

最初の遣露留学生
     人選
     出帆
     首都における生活
     新学期はきたが・・・・
     山内の帰国
     留学生の帰国

箱館にきたロシア文化
     レーマンとマクシモーヴィッチ
     牧野富太郎とマ博士
     ロシア行きの挫折
     ゴシケーヴィッチ領事
     洋医診察と洋式建築
     長崎花街のロシア語

榎本武揚と樺太・千島交換条約
     維新はじめの外交
     樺太問題と黒田清隆
     榎本と黒田
     ペテルブルグへ
     西徳二郎
     もつれる交渉
     条約の調印
     舞踏会に招かれて
     露土戦争の報告
     帰国の決定
     シベリアを横断して
     その晩年

大主教とニコライ堂
     ニコライ堂を建てる
     鎖国禁教下の日本へ
     ニコライ、東京へ
     半世紀におよぶ日本伝道

大津事件と日本の司法
     真夜中の非常ラッパ
     ロシア皇太子の来日
     皇太子切らる
     犯人、津田三蔵
     天皇のマッチ・サービス
     山をなす見舞品
     皇太子の帰国
     死刑をのぞむ政府首脳
     児島惟兼
     公判と司法権の独立
     激怒する西郷内相
     後日談

福島中佐のシベリア単騎横断
     二つの冒険
     シベリア横断へ
     盛大な歓迎式

二葉亭四迷とロシア文学
     生いたち
     外国語学校入学
     ロシア語の授業
     文学に魅せられて
     外語の廃校と退学
     『浮雲』
     青春彷徨
     外国語学校教授として
     職を投げうつ
     ハルビンにて
     北京から帰国
     朝日新聞社入社
     日波協会
     第二のチャンス
     いよいよ出発
     白夜の露都
     重なる不運
     死の航路

ロシア人捕虜と松山収容所
     日露戦争勃発
     ロシア戦傷兵、松山へ
     捕虜第一号
     捕虜慰問
     捕虜の観光
     労役と学校
     海軍少尉レインガルト
     “オハナサン”
     外出禁止
     恋文がばれて
     実らなかった恋
     捕虜の帰国

広瀬武夫とロシアの恋
     “軍神”という虚像
     「ロシア語をやりたい」
     ロシア留学へ
     ペテルブルグへ
     スペランスカヤ嬢
     ロシアの家にうつる
     ロシア語の勉強
     駐在武官になる
     コヴァレフスキー少将一家
     アリアズナ嬢の訪問
     わきたつ血
     父の死
     ソリに乗る約束
     破られた「相思の情」
     さらばペテルブルグ!

あとがきにかえて (中村新太郎)

後記 (中村新珠)

主要参考文献

写真出所一覧

【地図】
千島・樺太周辺
ベーリング海・アレウト列島周辺
日本とロシア


今年の読書:47冊目



読書 | 22:42:24 | Comments(0)
次のページ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。