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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『太平洋戦争に死す』


序章

第1章 学徒出陣
        学徒出陣―1943年10月
        海軍飛行予備学生
        第14期飛行予備学生隊分隊士

第2章 土浦海軍航空隊
        1944年2月1日入隊
        飛行予備学生の教育訓練
        3月の教育訓練
        5月25日退隊

第3章 中練教程
        飛行要務教程―土浦・大井航空隊
        操縦教程―出水航空隊
        偵察教程―大井航空隊

第4章 比島決戦
        飛行要務学生の戦い
        マニラ玉砕
        クラーク地区に死す
        比島収骨の慰霊

第5章 沖縄航空決戦
        沖縄決戦の前線基地・鹿屋
        特別攻撃隊・ウルシー泊地特攻
        神雷特別攻撃隊・櫻花隊特攻
        沖縄決戦
        菊水一号作戦
        菊水二号作戦
        菊水三号作戦
        菊水四号作戦
        菊水五号作戦
        菊水六号作戦
        菊水七号作戦
        菊水八号・九号作戦
        菊水十号作戦―沖縄失陥す

第6章 学徒特攻隊員の出撃
        宇佐空・八幡護皇隊
        元山空・七生隊
        百里原空・特攻隊
        矢田部空・昭和隊
        筑波空・筑波隊
        松島空・特攻隊
        名古屋空・草薙隊
        詫間空・琴平水心隊
        北浦空鹿島空・魁隊
        神雷部隊・戦闘306飛行隊
        801空・偵察隊
        沖縄・慶良間島沖の祈り

第7章 深い渕からの叫び
        安達卓也少尉(百里原空・特攻隊)
        市島保男少尉(矢田部空・昭和隊)
        吉田 信少尉(筑波空・筑波隊)
        重信隆丸少尉(詫間空・琴平水心隊)
        江口昌男少尉(元山空・七生隊)
        佐々木八郎少尉(矢田部空・昭和隊)
        林 尹夫少尉(801空・偵察隊)
        林 市造少尉(元山空・七生隊)

終章
        資料1 海軍予備学生心得
        資料2 出陣学徒
        参考文献
        あとがき


今年の読書:52冊目



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読書 | 23:41:21 | Comments(0)
『比島投降記』


Ⅰ 比島投降記

投降
米国の成人
若い少佐
米軍の給与
ジャップ
通訳イシ
アパリの病院
ビンタ事件
DDT
兵隊と民主主義
投降勧告
収容所の生活
墓参
水に浮ぶ
SORRY ISHI!
南の海
カシグラン
「英霊何個」

Ⅱ アメリカ兵の印象


ハッピイ
坑夫
ルイジアナ・サム
AB

AS
AR

サージェントG
J・G

著者について 石川周三


今年の読書:51冊目



読書 | 21:26:58 | Comments(0)
『人間魚雷 回天』


人間魚雷「回天」の変遷とメカニズム
   海軍工廠技術陣が総力を挙げて開発
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
      4 機関
   過酸化水素の生産不足により、開発半ばで中止  回天二型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
      4 機関
      5 燃料の安定化
      6 回天三型
   呉海軍工廠技術陣だけが開発に成功  回天四型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 操縦
   電池魚雷を改造し開発された小型人間魚雷  回天十型
      1 船体構造
      2 頭部
      3 電池室と蓄電池
      4 操縦

現存する回天

大東亜戦争 戦局の変化
   日米関係のさらなる悪化
   さらに南方へ進出
   後退の道を進む日本軍
   航空機や特殊兵器で体当たり攻撃
   戦艦「大和」率いる第二艦隊の壊滅

回天誕生
   黒木大尉と仁科中尉、運命の出会い
   特攻に身を投じる青年士官が自ら考案
      驚異的な性能を誇る九三式魚雷を改造
      脱出装置は基地に置いてゆく

回天搭乗員募集
   生還の望みはないと知りながら、新兵器への搭乗を志願した若者たち

回天基地開設
   人間魚雷訓練の拠点として4基地を開設
   大津島(おおづしま)、光(ひかり)、平生(ひらお)、大神(おおが)の各基地で「回天」の猛訓練を開始
      大津島基地
          突貫工事で居住施設を建設
          徳山湾に浮かぶ面積4.73㎢の島
      光基地
          工員養成所に基地を開設
          基地周辺は古くからの港町
      平生基地
          大竹潜水学校柳井分校の建物を利用
          瀬戸内海の多島美に抱かれた阿多田地区
      大神基地
          1年2ヵ月の工期をかけて建設
          基地跡に残る幾つもの岩穴

大津島基地での厳しい搭乗訓練
   試作艇3基で搭乗訓練をスタート
   5つの訓練コースで操縦技術を習得
   月明りを頼りに泊地攻撃訓練
   本番さながらの航行艦襲撃訓練

回天基地での訓練生活
   命をかけた搭乗訓練
   訓練中に開いた回天ハッチ
   沖合いに現れた戦艦「大和」
   「上陸」―故郷の風景に再会

回天隊、初の悲劇[黒木大尉・樋口大尉 殉職]
   「天候が悪いからといって、敵は待ってくれない」
   回天を生んだ黒木大尉、無念の殉職
   仁科中尉、黒木少佐を偲ぶ
   絶命までの壮烈な12時間
   黒木大尉が艇内で書き綴った事故報告ノート
   樋口大尉の遺書

潜水艦への搭載から、目標艦攻撃まで
   回天への乗艇
   敵艦轟沈に向け爆走
   港湾停泊艦攻撃
   航行艦襲撃

突入 その瞬間まで刻む命

回天作戦の全貌
   停泊艦襲撃から航行艦襲撃へと移行
   本土決戦に備えて、基地回天隊を配備

回天特別攻撃隊
   菊水隊
      基地隊総員が見守る中で執り行われた短刀伝達式
      戦友たちの見送りに、軍刀を振りかざし出撃
      黒木少佐の遺骨を抱いて乗艇した仁科中尉
      油送艦「ミシシネワ」を撃沈
      爆雷攻撃により、潜水艦もろとも沈没した伊号第37潜水艦
      「もう一度行かせてください」―悲願の再出撃を聞き入れた海軍少将
   金剛隊
      警戒が厳しく、突入を断念した伊号第56潜水艦
      「我々4人の代わりに、あの8人を助けてください」
      「回天金剛隊の歌」を斉唱しながら、発進
      回天の気筒爆発、自らの身を海底に沈めた久住中尉
      突入前夜、念願の南十字星を探す18歳
      全艇発進、弾薬輸送船「マザマ」に突き刺さった回天
      母の着物で作った座布団を敷き、出撃した予備学生
   千早隊
      硫黄島付近で消息を断った2隻
      母の夢まくらに立ち、今生の別れを告げた搭乗員
      47時間もの連続潜航に耐え、帰還した伊号第44潜水艦
   神武隊
      突如の作戦中止命令が下る
      空の若者たちの特攻を導いた伊号第58潜水艦
      金剛隊のときと同様、発進できず帰還した伊号第36潜水艦
   多々良隊
      潜水艦4隻態勢でえ沖縄戦に参戦
      「絶好の死場所を得るまでは、生死を超克していくのだ。」
      出撃後、連絡を絶った伊号第56・44潜水艦
      荒天と厳重な警戒に遭い、帰還した伊号第58潜水艦
   天武隊
      「人間魚雷の本領を発揮せよ」
      出撃艇の手入れに込めた松田二飛曹の思い
      三好大尉の遺骨を胸に発進した柿崎中尉
      「ど真ん中を狙え!成功を祈る!」
   振武隊
      出撃―青く澄んだ空に翻る鯉のぼり
      帰投命令にも、「あと1日の猶予を・・・・」
      次々と故障に陥る回天、そして過酷な発進
   轟隊
      伊号第36潜水艦の悲劇―出撃前の訓練中に、2人が殉職
      新妻に別れを告げ突入した池淵中尉
      艇の故障に2度も泣いた久家少尉が突入
      消息を断った伊号第165・361潜水艦
      搭乗員を思いやる木原艦長
   多聞隊
      駆逐艦「アンダーヒル」を撃沈した勝山中尉
      爆雷攻撃の中―「回天を出してください!」
      原子爆弾を運んだ「インディアナポリス」を撃沈
      「行くか」「はい、行きます」
      「私は帰れません!」―帰投命令を拒んだ藤田中尉
      台風で流出した回天、失意の帰還
      ソ連参戦で、日本海方面へ
   神州隊
      終戦を知らぬままの出撃
      橋口大尉が打電した帰投命令
   白竜隊
      本土決戦に備えた重点配備基地
      歓呼の声に見送られ、いざ出撃
      「敵潜水艦の攻撃を受けたるものと・・・・」

終戦後も米軍を恐れさせた、見えない脅威「回天」

橋口大尉、松尾少尉の壮烈な最期

出撃を前に、若き命を散らした15人の搭乗員たち
   中島健太郎中尉、宮沢一信少尉
   矢崎美仁二飛曹
   三好守中尉
   阪本宣道二飛曹
   十川一少尉
   入江雷太一飛曹、坂本豊治一飛曹
   楢原武男一飛曹、北村鉄郎一飛曹
   山本孟少尉候補生
   和田稔少尉
   井手籠博一飛曹、夏堀昭一飛曹
   小林好久中尉

回天作戦による戦没搭乗員

遺書・遺稿 回天搭乗員 魂のメッセージ

人間魚雷回天 展示施設


今年の読書:50冊目



読書 | 18:11:24 | Comments(1)
『時の旅 四百年 佐竹氏入部』


発刊によせて  秋田魁新報社 代表取締役社長 佐藤暢男

入部への序章
   常陸54万石から左遷
     国替えの命に驚がく
4つのルート
   「江戸・奥州道」が有力
     騒動恐れ「影武者」説も
     家臣らは終結後、北上
残されし人々(上)
   家臣末裔 ルーツ探し
     苦難の歴史ひもとく
残されし人々(下)
   “祖歴”を求め秋田へ
     東義久への思い強く
安東氏 その後(上)
   「秋田」の姓、連綿と
     宍戸経て三春城主に
安東氏 その後(中)
   「実」を捨て生き残る
     200年余三春藩で治世
安東氏 その後(下)
   歴史しのび住民交流
     「功績、語り伝えたい」
久保田築城①
   心機一転の領内支配
     「最上対策」も根底に
久保田築城②
   明確な都市計画持つ
     義宣、水戸での志貫く
久保田築城③
   川堀り替え 防備強化
     城直下から西へ移す
久保田築城④
   「内町」「外町」を隔てる
     新河川に外堀の機能
久保田築城⑤
   町割と一体化の構想
     中央集権の確立急ぐ
久保田築城⑥
   都市整備計画の核に
     現在に通じる先見性
久保田築城⑦
   堀や土塁の名残 今も
     堅固な造りの平山城
久保田築城⑧
   湊と直結の新道開削
     語り継がれる「靱負」
久保田築城⑨
   城下発展の一翼担う
     本丸跡に「靱負紀功碑」
町割・内町編①
   城を起点に5つの廓
     武士は身分順に居住
町割・内町編②
   農家 数カ所に集める
     楢山に「百姓屋敷」も
町割・内町編③
   慶長年間 原型完成か
     「3段階で工事」説も
町割・内町編④
   義宣自ら“陣頭指揮”
     豊富な木材資源活用
町割・内町編⑤
   広大だった梅津屋敷
     供養碑建立、業績今に
町割・内町編⑥
   東家の玄関 遥拝殿に
     遺構は今、倒壊の危機
町割・内町編⑦
   “転勤”重ね久保田へ
     塩谷氏、藩政の中核に
町割・内町編⑧
   藩政期の姿を現代に
     黒澤家を移築し復元
町割・内町編⑨
   家格が屋敷構え規定
     敷地や門など詳細に
町割・内町編⑩
   城西側に“総合庁舎”
     表方の諸機関を集約
町割・内町編⑪
   縁辺に置かれた足軽
     防衛の“最前線”担う
町割・内町編⑫
   多彩な機能の下屋敷
     舟運活用で川沿いに
町割・外町編①
   土崎湊から有力商人
     大町に、その後茶町に
町割・外町編②
   通町、大町 二階建てに
     威厳持たせた街道筋
町割・外町編③
   家督制採用 商い保護
     町ごとに「営業特権」
町割・外町編④
   参勤交代担う伝馬役
     間口に応じ公役課す
町割・外町編⑤
   馬口労町の商家潤う
     水・陸運に恵まれる
町割・外町編⑥
   妻入りの町屋連なる
     コミセが交流の場
町割・外町編⑦
   膨らんだ借家・長屋人
     経済を下から支える
町割・外町編⑧
   物流網を担った旭川
     住民の生活用水にも
町割・外町編⑨
   “職人の音”響いた町
     いなせで奔放な気風
町割・外町編⑩
   活況呈した“食料町”
     寺町近くに花街繁栄
町割・外町編⑪
   町人層を束ねた庄屋
     髪結いが悪者吟味役
町割・外町編⑫
   市で栄えた交通の要
     老舗が残る通町通り
町割・外町編⑬
   庶民を見守った神社
     今も息づく講や行事
町割・寺町編①
   城下防衛の前線担う
     40寺を強制的に集積
町割・寺町編②
   敵襲に備え階段状に
     陰陽道も鑑み配置か
町割・寺町編③
   謹慎者受け入れ弁護
     地域に根差した寺院
天徳寺物語(上)
   再三火難の憂き目に
     名実とも藩内最高位
天徳寺物語(下)
   威容誇る佐竹家霊屋
     義宣ら3代は地下に
郊外編・八橋(上)
   藩内随一の“繁華街”
     街道沿いに店ずらり
郊外編・八橋(下)
   総鎮守の繁栄 今は昔
     人形作りも後継者難
郊外編・御野場、御所野
   義宣ら鷹狩り楽しむ
     原野開き新田や村に
郊外編・川尻
   活況呈した舟運基地
     財政潤した鋳銭座も
郊外編・寺内
   連綿と古四王を信仰
     色濃い真澄の「足跡」
郊外編・土崎湊(上)
   城下しのぐ繁栄ぶり
     北前船で多大な利益
郊外編・土崎湊(下)
   “湊っ子”を育てた海
     役銀が藩財政を潤す
秋田藩・湯沢編(上)
   要衝に南家善種入城
     町割、水田開発に尽力
秋田藩・湯沢編(下)
   銀山と舟運で急成長
     政治経済の中心地に
秋田藩・大館編(上)
   北の守り担った西家
     町名に“往時の歴史”
秋田藩・大館編(下)
   給士は別経路で入城?
     意外な足取り浮かぶ
秋田藩・角館編(上)
   芦名氏、町の原形築く
     悲話残し3代で断絶
秋田藩・角館編(下)
   北家、京の風情を醸成
     初代義隣は公家出身
秋田藩・能代、檜山編
   豊富な秋田杉を移出
     海運業栄え町割進む
秋田藩・横手編
   「最上対策」考え支城
     須田氏、町づくり推進
秋田藩・六郷編
   今も残る義重の恩恵
     治世に力、繁栄の礎に
亀田藩編
   船税めぐり100年論争
     幸村と縁深い岩城氏
本荘藩編(上)
   “飛び地”象潟治める
     景勝守った僧・覚林
本荘藩編(下)
   240年余、六郷氏が支配
     楯岡氏の“遺産”継ぐ
矢島藩編
   讃岐から生駒氏移封
     教育や馬産振興に力
盛岡藩鹿角編
   資源めぐり藩境争い
     館預りに重鎮充てる
江戸編(上)
   豪壮な上屋敷構える
     家紋入り「鐙瓦」出土
江戸編(下)
   謎多い正洞院の“死”
     義宣、2カ寺建て供養
特別編(上)
   相次いだ藩主の急死
     継承めぐり毒殺説も
        義宣の“素顔”は
        時代読んだ義重
        「秋田騒動」の闇
特別編(中)
   花開いた「秋田蘭画」
     源内、直武を見いだす
        直武の波乱人生
        巨大風船と源内
        藩主・義敦の評価
特別編(下)
   不遇な死遂げた正純
     派閥闘争に敗れ配流
        横手の「上野台」
        「月印五本骨軍扇」
        義峯のフキ自慢
農業編①
   貢租確立急いだ義宣
     3度の「検地」を実施
農業編②
   重税にあえいだ農民
     飼料や人足まで負担
農業編③
   100年で17万石余開田
     一村興した渡部斧松
農業編④
   時代性映す撫斬事件
     傘形連判状で結束も
農業編⑤
   飢饉に苦しんだ農民
     藩境越え流民の群れ
農業編⑥
   歴史に残る北浦一揆
     藩政への不満が爆発
林業編(上)
   藩財政の重要な柱に
     乱伐が進み資源枯渇
林業編(中)
   筏組み米代川を流す
     夫役負担重く訴訟も
林業編(下)
   海岸線に一大砂防林
     定之丞らの苦労実る
鉱業編①
   活況呈した鉱山王国
     全国から労働者流入
鉱業編②
   院内銀山好況に沸く
     活気あふれる町形成
鉱業編③
   海を渡った阿仁の銅
     長崎貿易の主役担う
鉱業編④
   芸能、食文化栄える
     同職組合「友子」も誕生
商業編
   農村地域に商人台頭
     上方との直接取引も
漁業編
   ハタハタ肥料に活用
     八郎潟では氷下漁業
酒造編
   豊富なコメ用い隆盛
     今に生きる伝統の技
街道編(上)
   義宣 領内整備に着手
     「羽州」ルート変更も
街道編(下)
   尾花沢に残る佐竹道
     参勤交代時の本陣も
海運・舟運(上)
   コメや銅積み上方へ
     藩経済支えた北前船
海運・舟運(下)
   物流の“大動脈”雄物川
     穀倉地帯抱えて活況
下野領編
   江戸屋敷支えた飛地
     神社や用水路に名残
暮らし・風俗編(上)
   庶民に広がった娯楽
     芝居見物、旅行に人気
暮らし・風俗編(中)
   町人集い「ねぶり流し」
     竿燈の源、豊作も祈願
暮らし・風俗編(下)
   質素だった「食」と「衣」
     多様な餅、正月を飾る
教育編(上)
   藩校「明徳館」を創設
     組織的に人材を育成
教育編(下)
   寺子屋に庶民が集う
     女子も作法など学ぶ
総集編
   随所に先人の「遺産」
     未来を切り開く糧に

秋田藩および近隣諸藩(領)関連年譜


多岐に渡って、わかりやすく書かれていて読みやすく、内容も面白かった。
こういう構成の本も面白い。


今年の読書:49冊目



読書 | 23:17:29 | Comments(0)
『陸軍航空隊全史』


第1章 あけぼの

1 陸軍航空隊の夜明け
     シベリア出兵
     航空兵科の独立
2 日華事変の勃発まで
     錦州爆撃事件
     上海事変
     少年飛行兵の登場
     陸軍航空隊の仮想敵はソ連
     雪の2・26事件
3 常勝の日華事変
     華中・華南での戦い
     中国機、日本本土を空襲
     重慶爆撃とイ式重爆
     第3飛行集団、設定さる
4 ノモンハンでソ連と交戦
     問題となったタムスク大空襲
     ホロンバイルで大敗北
5 飛行戦隊と開戦準備
     飛行団と飛行集団

第2章 太平洋戦争の勃発

1 南方進攻作戦
     当時の状況
     二つのエリート集団
2 痛快なマレー作戦
     エンドウ泊地で反撃さる
     シンガポール総攻撃
     ああ飯沼飛行士
3 フィリピン攻略も順調
     コレヒドール要塞、大爆撃
4 蘭印作戦
     危なかったカリジャチィ飛行場
5 ビルマ進攻
     マグウエ航空せん滅戰
     加藤隼戦闘隊長の死
     蒋介石、危うし

第3章 好取り組みの時代

1 飛行師団の誕生
     陸軍飛行兵の身の回り
     東京、空襲さる
     その後の兵備計画
     雨の学徒出陣
2 太平洋戦争下の中国戦線
     香港島攻略
     長沙作戦の苦闘
     飛行機事故で大作戦中止
     恐るべきフライング・タイガー
     米第10空軍と第14空軍の創立
     第3飛行師団長、撃墜さる
     大陸打通作戦
     副大統領機を撃墜せよ
     B-29を防げ
3 撃墜王が輩出したビルマ航空戦
     ビルマのイギリス空軍
     ウインゲート空挺旅団
     「ロッテ戦法」の採用
     ビルマの撃墜王
     ラモウ守備隊の玉砕

第4章 押し戻される日本軍

1 ラバウルの第6飛行師団
     渇望される20ミリ機関砲
     陸軍機はなぜ海を飛べないのか?
     レンドバ島重砲への大戦果
2 ニューギニアに二つの飛行師団
     ホラ吹きケニー
     板花中将、ニューギニアへ
     第7飛行師団の応援
3 第4航空軍の苦杯
     ウエワクの悲劇
     フィンシハーフェン防衛
     ホーランディアの危機
     ホーランディア上陸さる

第5章 苦境にたつ日本空軍

1 陸軍機、初の体当たり
     米潜水艦撃沈
2 油田を守る第9飛行師団
     英空母機、来襲す
     英掃海艇に体当たり
3 霧の第1飛行師団
     ソ連軍との戦い
     対潜パトロールの陸軍機
     大本営直属の第1航空軍
     陸軍雷撃隊の誕生
4 北満州の守り
     ソ連軍、突如、侵入す
5 米機動部隊の来襲
     米第38機動部隊
     10月10日以降の大空襲
     陸軍雷撃隊の出動
     第8飛行師団と台湾沖航空戦
     海軍機を護衛して

第6章 ああ、特攻

1 レイテ島を防衛せよ!
     ネグロス島航空要塞
     レイテ航空総攻撃(10月24日)
     10月25日以降
     第30戦闘飛行集団、到着す
     オルモック湾の戦い
2 陸軍特攻の開祖
     その後の特攻隊
     隼特攻隊の登場
     第2飛行師団長、解任さる
     ネグロス要塞、危うし
     哀れ100式重爆呑龍
     敵ミンドロ島に進出
     敵撃墜王を倒す
3 第4航空軍司令官、逃亡す
     航空部隊、台湾へ撤兵
     建武兵団の地上戦
     なぜフィリピンで敗れたか?
     第4航空軍の解隊

第7章 空挺部隊かく戦えり

1 その誕生と装備
     痛快なパレンバン降下
     ビルマでの作戦中止
2 出血のレイテ島
     ああ薫空挺隊
     高千穂空挺隊の降下
     タクロバンとドラッグへ
3 壮烈、沖縄へ斬り込み
     義烈空挺隊、散華す。
     剣作戦、中止となる

第8章 本土防空作戦

1 北九州を守れ
     大阪・神戸の防空
     B-29に初めて体当たり
2 帝都上空の空中戦
     なぜB-29は墜ちなかったのか?
     震天航空隊の誕生
     火災による無差別爆撃
3 ああ、原子爆弾
     重爆隊の反撃
     荒馬、現る
     撃墜王の死(7月)
     ああ、原爆
     最後の空中戦

第9章 沖縄特攻

1 緒戦、敵旗艦に体当たり
     第6航空軍
     航空総攻撃の開始
     第3次航空総攻撃
2 疲れきった第6航空軍
     第4次航空総攻撃
     第5次航空総攻撃
     さくら弾、戦果なし
     沖縄、放棄
3 台湾の第8飛行師団

第10章 本土決戦

1 「剣」や哀れ

あとがき


今年の読書:48冊目



読書 | 23:21:09 | Comments(0)
『日本人とロシア人』


日本と隣国ロシア
     地図上の日本
     シベリアへの進出
     蝦夷地の開発

ロシア人の東方発展
     イヴァン雷帝の時代
     コサックとは?
     シベリア征服のはじまり
     ロシア人の開拓精神
     オホーツク海沿岸へ
     ポヤルコフの探検

アトラソフと伝兵衛
     デジニョフのアジア北東端回航
     カムチャーツカ半島へ
     漂流の日本人
     大坂を出て7年
     ピョートル大帝
     日本語学級の教師として
     日本語学級後日譚

ベーリングの探検
     ネルチンスク条約
     千島の探検
     ピョートルの熱中
     第1回の探検
     発見者フョードロフ
     第2回の探検へ
     遭難と死と
     チリコフの航海

元文の黒船
     シュパンベルグ、日本へ
     東北の東海岸へ
     おく病な艦長
     日本側から見た異国船
     房州沖の黒船
     紙幣と思ったはトランプ

ハンベンゴローの警告
     カムチャーツカ脱出
     オランダ商館長へ
     ロシア人南下の警告
     ラッコを追って
     イルクーツクの日本語学校
     松前藩とロシア
     赤蝦夷のうわさ
     交易を求めるロシア人
     江戸へは内密

幕府の蝦夷地巡視―工藤平助と林子平
     鎖国時代のロシア観
     松前藩のロシア知識
     長崎からおこる北辺論
     『赤蝦夷風説考』
     第1回の蝦夷地巡視
     罰せられた林子平

最上徳内と3人の赤人
     師の代わりに
     3人の赤人
     禅問答
     庭に十字架が
     つづく激論
     ウルップ島から戻って
     別離
     北方問題の先駆者

大黒屋光太夫とロシアの女帝
     漂流8ヵ月
     孤島へ上陸
     苦難のなかの喜劇
     出迎えを待って
     カムチャーツカへ
     レセップスとの出合い
     イルクーツクへ
     庄蔵の入信
     救いの人
     首都ペテルブルグへ
     新蔵の来訪
     女帝の招き
     女帝の手にくちづけ
     気に入られた光太夫
     光太夫を詠んだ歌謡曲
     都内の見学
     帰国のゆるし
     女帝のおくりもの
     首都へのわかれ
     生別離苦のかなしみ
     キリール夫人さようなら
     ヤルクーツクへ
     シベリアの炎暑の旅
     キリールとのわかれ

最初の遣日使節
     エカテリーナ2世の遣日勅書
     アダム・ラクスマン中尉
     根室に到着
     根室で越年
     熊蔵と小市の死
     箱館へ
     松平定信のはら
     松前へ
     幕吏との会見
     光太夫らの引っ越し
     ラクスマンの贈答品
     使節の帰国
     漂民ご覧の光景
     お飼殺しの一生
     光太夫の死

近藤重蔵らの活躍
     急迫する北辺情勢
     ロシアの事情
     最初の世界周航計画
     仙台漂流民が同乗
     上陸はしたが・・・・
     幕府の応接
     遠山の金さんとの会見
     レザーノフの失望
     仙台漂流民の運命
     レザーノフの死
     世界周航が終わる
     レザーノフの内命

ゴロヴニンの日本幽囚
     ロシア将校らの海賊行為
     ゴロヴニンの逮捕
     松前での軟禁
     脱走の失敗
     捕らえられた高田屋嘉兵衛
     「長官」とうやまわれて
     間宮林蔵との会見
     クナシリへ
     リコルド、箱館へ
     ゴロヴニンの帰国
     高田家の没落

最初のロシア語通訳
     上原熊次郎と村上貞助
     足立左内と馬場佐十郎
     ゴロヴニン『日本幽囚記』

文化年間の漂流民
     安芸の久蔵
     『漂流聞書』と種痘苗
     尾張の小栗重吉
     漂流民のロシア語
     その後の日本語学校

プチャーチンの長崎談判
     まず日本語の研究
     リンデンベルグ、下田へ
     漂流民の受けとりを拒絶
     プチャーチン、長崎へ
     見えかくれする大砲
     待たされた3ヵ月
     会談の開始
     激論の国境問題
     談判終わって

下田条約の締結
     クリミア戦争の勃発
     プチャーチン、大坂へ
     談判の開始
     談判つづく
     川路聖謨と写真
     修好条約の調印
     両全権の感想

戸田村のロシア人
     幕府、造船を許可
     造船の開始
     困難をのりこえて
     村民との交流
     船の竣工と帰国

密航者橘耕斎
     なぞの生いたち
     日本脱出
     ペテルブルグへ
     日露事典の刊行と協力
     “蔭の接待者”
     姿をあらわした橘耕斎
     おどく森有礼
     帰国と晩年

日露通商条約の締結
     幕府、蝦夷を直轄
     日露通商条約の締結
     ムラヴィヨーフ、江戸へ

ロシア・士官水夫殺傷事件
     オールコックの見た殺傷事件
     ロシア士官の記録
     犯人は水戸浪士

対馬事件
     竹内使節団
     ペテルブルグへ
     実らなかった交渉
     帰化をすすめられた諭吉
     交渉再開へ
     暫定協定に調印
     日本最初の樺太周航者岡本監輔

最初の遣露留学生
     人選
     出帆
     首都における生活
     新学期はきたが・・・・
     山内の帰国
     留学生の帰国

箱館にきたロシア文化
     レーマンとマクシモーヴィッチ
     牧野富太郎とマ博士
     ロシア行きの挫折
     ゴシケーヴィッチ領事
     洋医診察と洋式建築
     長崎花街のロシア語

榎本武揚と樺太・千島交換条約
     維新はじめの外交
     樺太問題と黒田清隆
     榎本と黒田
     ペテルブルグへ
     西徳二郎
     もつれる交渉
     条約の調印
     舞踏会に招かれて
     露土戦争の報告
     帰国の決定
     シベリアを横断して
     その晩年

大主教とニコライ堂
     ニコライ堂を建てる
     鎖国禁教下の日本へ
     ニコライ、東京へ
     半世紀におよぶ日本伝道

大津事件と日本の司法
     真夜中の非常ラッパ
     ロシア皇太子の来日
     皇太子切らる
     犯人、津田三蔵
     天皇のマッチ・サービス
     山をなす見舞品
     皇太子の帰国
     死刑をのぞむ政府首脳
     児島惟兼
     公判と司法権の独立
     激怒する西郷内相
     後日談

福島中佐のシベリア単騎横断
     二つの冒険
     シベリア横断へ
     盛大な歓迎式

二葉亭四迷とロシア文学
     生いたち
     外国語学校入学
     ロシア語の授業
     文学に魅せられて
     外語の廃校と退学
     『浮雲』
     青春彷徨
     外国語学校教授として
     職を投げうつ
     ハルビンにて
     北京から帰国
     朝日新聞社入社
     日波協会
     第二のチャンス
     いよいよ出発
     白夜の露都
     重なる不運
     死の航路

ロシア人捕虜と松山収容所
     日露戦争勃発
     ロシア戦傷兵、松山へ
     捕虜第一号
     捕虜慰問
     捕虜の観光
     労役と学校
     海軍少尉レインガルト
     “オハナサン”
     外出禁止
     恋文がばれて
     実らなかった恋
     捕虜の帰国

広瀬武夫とロシアの恋
     “軍神”という虚像
     「ロシア語をやりたい」
     ロシア留学へ
     ペテルブルグへ
     スペランスカヤ嬢
     ロシアの家にうつる
     ロシア語の勉強
     駐在武官になる
     コヴァレフスキー少将一家
     アリアズナ嬢の訪問
     わきたつ血
     父の死
     ソリに乗る約束
     破られた「相思の情」
     さらばペテルブルグ!

あとがきにかえて (中村新太郎)

後記 (中村新珠)

主要参考文献

写真出所一覧

【地図】
千島・樺太周辺
ベーリング海・アレウト列島周辺
日本とロシア


今年の読書:47冊目



読書 | 22:42:24 | Comments(0)
『満鉄中央試験所』


序章 “淡い存在”との出会い
       郷愁の街・大連
       非業の死を遂げた満鉄技術者
       今に引き継ぐ技術
       満鉄技術者の生きざま

第1章 満鉄技術者の気風
       海を渡る御神酒徳利
       二人の名物科学者の下に
       独立自尊の総合研究機関
       首切りの嵐
       ヨーロッパ留学
       大豆から人造石油を
       オイルシェール開発
       技術論争を巡る悲劇
       ロマンと自由な空気に憧れて

第2章 戦時下態勢に移行
       戦火渦巻く中国大陸
       「満鉄包囲網線」の形成
       満鉄「改組事件」
       関東軍を屈服させた満鉄社員会
       満洲国誕生と満鉄
       大豆エタノール抽出法の確立
       石炭液化は海軍方式で

第3章 科学者魂の男
       中央試験所の所長人選
       総裁に三顧の礼で迎えられた人物
       頑固一徹の血筋
       大正デモクラシーの科学者
       「万有還銀術」事件で教授辞任
       所員二百人増員計画
       研究者の人材確保に奔走
       戦時下の留学研修制度
       石炭液化問題に最終決着

第4章 揺らぐ満鉄、試練の中試
       日中全面戦争に突入
       揺らぐ満鉄の経営基盤
       満鉄「大調査部」の発足
       華麗なマルクス主義者
       生え抜きの所長誕生
       丸沢常哉を再び招聘
       ついに国家総動員態勢へ
       目の前にせまった終戦

第5章 いかにして中央試験所を残すか
       大連の大空を覆った焚書の炎
       研究施設の引き渡しを潔く決断
       消えた膨大な満鉄関係資料
       ソ連駐留軍に財産目録を提出
       原子力開発研究の嫌疑
       モスクワの直轄管理
       国共内戦の勃発
       生活維持のための生産活動
       帰還を前に強引な留用工作
       中国側への移管準備

第6章 残留科学者の戦後
       大連市政府への移管
       最後に残留した10名の科学者
       研究業務を再開した科学研究所
       帰還技術者の就職斡旋に奔走
       政治闘争の嵐に直面
       新中国での研究業績
       組合問題の再燃で帰国中止命令
       帰国直前の大陸奥地勤務

終章 受け継がれた精神と技術
       人目をはばかりながらの旧友来訪
       生き続けている「丸沢精神」
       満州開発ロマンの追認

年表

参考文献一覧

解説 (佐高 信)


今年の読書:46冊目



読書 | 12:05:33 | Comments(0)
『中国に夢を紡いだ日々』


まえがき

Ⅰ はじめての訪中で折り紙つき親中派に
     「戦後民主主義」のメッカに入社
     「長すぎた春」
     60年安保前年の訪中―1959年4月6日~5月13日
     後で分かった、考えた

Ⅱ 文化大革命支持で党除名
     60年安保とは何だったのか
     深まる中ソ対立
     文化大革命始まる

Ⅲ 二度目の訪中、文革の見直し
     「あさま山荘事件」直後の再訪中―1972年3月18日~4月6日
     日本、中国との国交樹立―芽ばえ始めた違和感
     後で分かったこと
     文化大革命を振り返る
     文革、終熄す

Ⅳ 改革開放、天安門事件、「日中友好」との訣別
     鄧小平の時代来る
     ナマの中国人とつきあう
     「右派分子」だった中国人
     民主の壁、そして天安門事件
     「日中友好」との訣別

Ⅴ 江沢民反日政策への疑問、「拉致」の打撃
     北京での1年
     「反日」教育の成果―「抗日戦争勝利50周年」
     金正日、日本人拉致を認める―私には二重の打撃
     北は「善」、南は「悪」
     初の韓国行き
     『現代コリア』のお手伝いを始める
     いろいろ見えて来たこと

Ⅵ 幻想の「日中友好」
     中国の反日行動たかまる
     2008年の中国
     2009年の中国
     うっかり病気になれない中国、アメリカも
     「認識には過程がある」、自立した思考を

Ⅶ 中国点描
      1 北京だより
      2 浪費と虚栄
      3 「旅行大国」中国
      4 早春の北京
      5 北京の日本人
      6 カギの国
      7 ハードとソフト
      8 1年ぶりの北京
      9 コピーの国
     10 やっぱり中国人が好き
     11 中国人のここがキライ
     12 中国人と戸籍
     13 北京の住宅
     14 「ちがい」を楽しむ
     15 散砂の民
     16 この夏、中国の旅で
     17 中国への親近感について
     18 秋の北京へ
     19 中国の高齢者
     20 科挙の国(その1)
     21 科挙の国(その2)
     22 下崗
     23 1年ぶりの北京
     24 汚職体質
     25 裴斐先生を憶う
     26 変わる北京、変わらぬ北京
     27 格差社会
     28 2年ぶりの北京
     29 へなへなの国

あとがき


著者は、「戦後民主主義」のメッカと呼ばれた岩波書店に入社した人・・・・
岩波書店が「戦後民主主義」という左翼だと初めて知った。(苦笑)
そして著者は組合運動の活動家になり、共産党員にもなって、「中華人民共和国」大好き人間となったらしい。
が・・・・そのうち、中国の実態を知ると、今までの“熱病”に変化が起こった。
著者は天安門事件がきっかけとなり日中友好協会を脱会した。
この事件で親中の人たちは冷や水を浴びた感じだったのではないかと思う。
それでも、“媚中”のままでいる人の気が知れないが・・・(苦笑)
まともな人なら・・・「おや?」と思うだろう。
中国は素晴らしい国だと信じていたのに、あの事件なのだから・・・・
著者には今年、たぶん90歳近くになるとおもうが、一度だけお目にかかったことがある。
中国大好き人間が、どのような経過で、中国を冷めた目で見るようになったのか、ご自身の半世紀の検証を試みた回顧録が本書である。
いわゆる左翼から右翼に“転向”したというわけではなさそうで、今でも中国共産党が支配する「中国」ではなく、広い意味での「中国」は好きなようである。
どっぷりと共産主義に浸った人が冷めた目で見た「中国」という面白い本である。


今年の読書:45冊目



読書 | 10:29:52 | Comments(0)
『北一輝論』


Ⅰ 北一輝解釈と時代背景

Ⅱ 「国体論」の粉本

Ⅲ 史的「乱臣賊子」論

Ⅳ 明治天皇と天智天皇

Ⅴ 「改造法案」の自注

Ⅵ その行動軌跡の示すもの

Ⅶ 北一輝と西田税

Ⅷ 決行善後

Ⅸ 断罪の論理

対談 ある国家主義者の原像 (久野収・松本清張)


北一輝に興味があって読んでみたが・・・・
松本清張の文章って、こんなに難しかったっけ?・・・・というのが第一印象。(苦笑)
なんだか、わかったような・・・わからなかったような・・・で読み終える。
かなり読解力が衰えてしまったような気がしてならない。


今年の読書:44冊目



読書 | 00:43:56 | Comments(0)
『太平洋戦争終戦の研究』


まえがき

 1 原爆の決断
       原爆予知と恐怖
       原爆開発の決断
       遅々たる進展
       日本の原爆

 2 痛恨の開戦
       開戦への道
       最後の点火
       近衛文麿の悲嘆
       ハック痛恨の書簡
       ルーズベルトの憤激
       チャーチルの歓喜
       真珠湾作戦の利害得失

 3 驕兵久しからず
       戦訓生かされず
       ミッドウェーの大敗

 4 アメリカ海軍の首脳
       日米海軍最高人事の優劣
       キング
       ニミッツ

 5 原爆の進展と開発攻防戦
       マンハッタン計画のスタート
       徹底した機密保持
       ドイツ原爆への妨害作戦

 6 やむにやまれぬ特攻
       日本海軍の暴走
       日本潜水艦戦の失敗
       特攻への発端
       米日海軍の客観情勢

 7 崩れゆく戦線
       ギルバート、マキン、トラックの悲惨
       特四内火艇と㊅兵器
       連合艦隊司令部全滅
       あ号作戦の大敗と米日潜水艦の明暗
       特攻本格化す
       大海指発令
       特攻部の発足と桜花部隊創設

 8 捷号作戦と神風特攻
       捷号作戦
       神風特攻隊出現
       天皇と特攻

 9 水中特攻「回天」の戦い
       回天作戦準備指令
       海底の悲歌
       ウルシー礁内の劫火

10 航空特攻、海上戦の主力となる
       神風特攻の猛攻
       連合国海軍士気への影響

11 ヤルタ会談
       その前夜
       ルーズベルトの理想と健康
       ポーランド問題
       対日参戦の協定
       チャーチルの手記
       ヤルタ会談の功罪
       ルーズベルトの急死
       ヒトラーと鈴木貫太郎

12 硫黄島の激戦
       日本軍の基本戦略
       陸上戦闘
       神風と回天特攻

13 沖縄の死闘
       前哨戦
       「インディアナポリス」の被害
       陸と海との戦い
       日本潜水艦の悪戦苦闘
       回天洋上へ進撃す
       航空特攻の凄絶
       ボールドウィン観戦記
       沖縄の最後

14 原爆とトルーマン
       ケベック会談と原爆
       原爆用航空部隊
       大統領、陸軍長官と原爆
       トルーマン新大統領と原爆

15 対日作戦計画と原爆使用計画の決定
       トルーマン声明
       対日作戦計画決定
       原爆使用計画決定

16 原爆実験と運搬
       原爆投下目標の検討
       原爆実験成功
       原爆の運搬

17 親日紳士3人の和平努力
       ユージン・ドウマン
       ジョセフ・C・グルー
       ヘンリー・L・スチムソン
       グルーの進言
       スチムソンの覚書

18 ポツダム会談
       チャーチルの意図
       鉄のカーテン電報
       アメリカの世論
       トルーマン大統領の意図
       トルーマンとチャーチルと原爆
       トルーマン強くなる
       軍事委員会の結論
       対日宣言発表
       トルーマン『回顧録』と対ソ応対

19 終戦への長い道
       和平への難関
       哀れをとどめた小磯首相
       鈴木貫太郎組閣
       終戦へのあがき
       外務官僚の本音
       在欧陸海軍武官の和平工作

20 日本海軍掉尾の偉功と米海軍の悲惨
       伊53、「アンダーヒル」を撃沈
       針路西へ
       伊58、敵発見
       総員退艦せよ
       戦闘速報発信
       米海軍最大最悪の悲劇

21 終戦
       ポツダム宣言入電
       原爆投下、ソ連参戦
       聖断
       アメリカの対応
       聖断ふたたび

あとがき

参考文献


今年の読書:43冊目



読書 | 19:32:43 | Comments(0)
『東南アジア史Ⅱ』


序章 東南アジアの島嶼部世界

1 島の熱帯の生態学
     島の熱帯
     居住適性
     海域社会
2 島の熱帯の歴史
     交易の海
     港市国家
     陸の植民地支配、そして国民国家

第1章 古代の栄光

1 交易帝国の形成
     ジャワ原人からドンソン文化へ
     海のシルクロードの成立
     交易国家の成立
     シュリーヴィジャヤ帝国
2 海の覇者
     シャイレーンドラ朝の時代
     海峡の覇者
     イスラーム化序曲―13~14世紀のマラッカ海峡
     宗教遺跡・陶磁器の時代
3 ジャワの王権
     王権の発生
     統一権力の形成
     王権思想
     中部ジャワ時代の終焉
4 栄光の古代帝国
     クディリ時代
     シンガサリ時代
     ガジャ・マダの時代―マジャパヒトの発展
     ビンネカ・トゥンガル・イカ
     栄枯盛衰

第2章 交易の時代と近世国家の成立

1 ムラカの成立とムラユ世界の形成
     東西海洋交易の活性化と香辛料需要の増大
     サムドゥラ(パサイ)の繁栄
     ムラカの成立
     鄭和の遠征とムラカの基地化
     イスラーム受容とムラカの繁栄
     ジャワ北岸港市の発展とマジャパヒトの衰退
     ムラユ世界の成立
2 「大航海時代」と東南アジア
     ポルトガルの来航とムラカの占領
     香辛料貿易独占の試みと失敗
     スペインの活動
     ガレオン貿易
     交易の時代の東南アジア
3 交易中心の多極化と内陸農業空間の発展
     港市国家の隆盛
        アチェ
        バンテン
        ジョホール
        パタニ
        ブルネイ
        マカッサル
        テルナテ
        ティドーレ
     港市の特質
     ジャワにおけるマタラムの台頭
     島嶼部後背地社会の展開
4 港市国家の変容とオランダ、スペインの活動
     あらたな極バタヴィア
     マカッサル王国の崩壊
     アチェの衰退
     マタラム王国の混乱
     バンテン王国の変容
     オランダの一時的優位の確立
     15・16世紀のフィリピン諸島
     スペインのルソン島およびビサヤ諸島における活動
     スペイン支配下の住民の反乱
     マギンダナオ王国およびスールー王国の隆盛

第3章 近世国家の展開

1 内乱続くジャワ
     義務供出制
     中国人虐殺
     分裂深まるジャワ
     オランダのジャワ支配
2 沸き返る海峡
     ジョホール王国の新王朝
     ブギスの世紀
     多様な到来者
     ジョホール王国の衰退
3 フィリピン海峡の動揺
     低地カトリック社会
     ブルボンの改革
     モロ戦争の再開
     スールー王国
4 海峡分断への道
     ペナン開港
     英蘭抗争
     イギリスの中間統治
     シンガポール開港

第4章 近世国家の終焉と植民地支配の進行

1 海峡植民地の形成とマニラ開港
     東南アジア域内貿易の進展とシンガポールの発展
     ボルネオにおけるブルックの活動と「海賊」制圧
     マレー半島の錫鉱山の開発
     マニラ開港と中国系地方商人の活動
     スールー王国の繁栄
     フィリピンにおける輸出向け商品作物生産の展開
2 ジャワ戦争と強制栽培制度
     ラッフルズのジャワ統治
     ジャワ社会の変容とジャワ戦争
     ジャワ戦争
     強制栽培制度の導入
     ジャワ農村の変容
     パドリ戦争とオランダの西スマトラ支配
3 植民地分割
     アチェ戦争
     オランダ領東インドの形成
     マレー連合州の成立
     イギリス領ボルネオの形成
     スペイン領フィリピンの拡大
4 植民地体制の形成
     輸出用第一次産品生産の発展
     交通・通信網の発達
     植民地官僚制の再編と学校教育の導入
     植民地体制と人種問題
5 反植民地主義の展開
     ジャワの農民反乱
     イスラームの反植民地主義運動
     フォークカトリシズムと反植民地主義
     植民地体制下における二重言語状況と民族主義
     フィリピン革命

第5章 近代植民地の展開と日本の占領

1 イギリス領マラヤ社会の形成
     モザイク模様の多民族社会
     ムラユ人社会と農村
     中国人社会と都市
     インド人社会
     教育と文化
2 倫理政策の時代
     倫理政策
     統治体制の改編と「自治政策」
     教育の振興
     経済構造の変化
3 解放の思想を求めて
     民族運動の諸潮流
     イスラーム同盟と共産党
     インドネシア民族主義
     運動のゆきづまり
     インドネシアとインドネシア語の獲得
     文化革新の運動
4 アメリカ植民支配下のフィリピンの統合
     議会開設と自治の拡大
     自由貿易体制
     教育と国民形成
     高地非キリスト教徒諸民族社会
     イスラーム社会
5 アメリカ植民支配下のフィリピンの社会変動
     農村の変容
     首都マニラの膨張
     農民・労働運動
     独立準備政府の成立
6 日本軍政下の抵抗と協力
     日本の占領と軍政
     日米戦争に巻き込まれたフィリピン
     民族分離政策下のマラヤ
     資源獲得の戦い
     苦難の暗黒時代
7 日本占領下のナショナリズム
     星条旗のもとでのフィリピンの「解放」
     民族分離政策をこえたマラヤの抗日
     虚妄の解放のための宣伝と動員
     自力独立への準備

第6章 脱植民地化の道

1 独立と国家統合の苦闘―インドネシア
     革命の時代
     外交とゲリラ戦の時代
     議会制民主主義の崩壊
     ナサコム体制
2 マラヤ・マレーシアの統合と分裂
     マラヤ連邦の成立
     シンガポール、サラワク、サバ(北ボルネオ)、ブルネイ
     経済再建と社会
3 フィリピンの新植民地主義と反米ナショナリズム
     独立と反共政策
     フク団の闘争
     反米ナショナリズムと国民統合
     対日賠償交渉

第7章 国民国家をめざして

1 インドネシア―開発と独裁の32年
     「新秩序」と開発
     強権支配体制
     反政府運動
     パンチャシラ・イデオロギー
     政権の永続化
     スハルト政権の崩壊
2 ブミプトラ政策下のマレーシア
     国民戦線
     ブミプトラ政策
     社会運動
     マハティール体制
     ワワサン2020
3 強権的管理国家シンガポール
     生き残りのための政治
     人民行動党独裁
     言語政策による国民統合
     ネクスト・ラップ
4 フィリピン―経済発展と国民和解の模索
     マルコス再選
     戒厳令体制
     ムスリム反乱と新人民軍
     「二月革命」
     アキノ政権
     ラモス政権と国民和解
     経済の再建
5 統合と拡大―ASEANとグローバリゼーション
     各国の外交政策
     ASEAN―地域統合
     ブルネイの独立
     グローバリゼーション
     迫られる体制変革

図表出典一覧

写真引用一覧

王朝系図
     1 アイルランガ
     2 シンガサリ朝
     3 マジャバヒト朝
     4 マタラム朝(近世)

参考文献

年表

索引

執筆者紹介(執筆順)


今年の読書:42冊目



読書 | 23:43:26 | Comments(0)
『日本海軍 失敗の研究』


まえがき

 1 司馬遼太郎氏の大正、昭和史観

 2 堕落への第一歩
       日露戦争の辛勝
       講和への道
       大山巌と山本権兵衛
       東京騒攬事件
       参謀本部刊行「日露戦史」
       夏目漱石の“大和魂”

 3 日韓併合

 4 立憲主義と統帥権の相剋

 5 山県有朋と桂太郎
       参謀局から参謀本部へ
       現役将官専任制への移行
       軍制の転換
       メッケルの功罪

 6 統帥と輔弼
       統帥権
       輔弼

 7 倨傲、狡猾、国家エゴへの傾斜
       対支二十一カ条要求
       シベリア出兵
       田中義一と中野正剛

 8 張作霖爆殺事件

 9 海軍軍縮会議の明暗
       ワシントン会議
       ジュネーブ会議
       ロンドン会議

10 満州事変

11 右翼と下剋上
       5・15事件
       天皇機関説問題
       2・26事件

12 横暴と暴走
       広田内閣の苦悩
       軍部大臣現役制の復活
       日独防共協定
       支那事件勃発
       ノモンハンの惨敗

13 陸軍豹変す

14 三国同盟締結

15 仏印進駐

16 南進への野望

17 痛恨の逸機

18 南部仏印進駐
       永野軍令部総長と第一委員会
       南部仏印進駐

19 近衛首相の苦闘
       御前会議
       陸海軍の対立
       五相会議(荻外荘会談)
       建前と本音

20 万策つき開戦へ
       嶋田繁太郎海相に就任
       開戦

あとがき

主な参考文献と資料


今年の読書:41冊目



読書 | 23:45:45 | Comments(0)
『南海の大探検家 鈴木経勲』
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はじめに

前編 主として『南洋探検実記』にみられる記事の検証



第1章 経勲の記事についての疑問
       経勲らマーシャルへ赴く
       ラエ島に乗り込む
       兇行人の逮捕
       日本人虐殺事件の不可解な謎

第2章 欧米人との最初の接触の歴史
       経勲の誇張
       欧米人との衝突
       キリスト教の伝来
       貿易商人の登場
       キリスト教の発展と酋長の困惑
       キリスト教への反発
       貿易商人の活躍
       カペルレの活躍
       マーシャルの文明化
       火器の普及と内乱の活発化
       ドイツの支配
       ドイツの植民地となる

第3章 経勲の歴史的記述の検討
       マノワの特定
       アルノの戦争
       マジョロの最後の戦争
       カブアとロイアクの確執
       ラリック列島の王に過ぎない
       『探検実記』にみられる空白の期間の謎
       経勲はジャルートの離島には出かけていない

第4章 経勲の民族誌的記述の検討
       マーシャル諸島の地理、人、文化
       経勲の民族誌的記事の検討
       更なる考察
       経勲の掲載したマーシャル語

第5章 マーシャル人の凍死と国旗撤回の謎
       マーシャル人凍死の真相
       国旗撤回
       経勲のマーシャル訪問の目的
       謎のハーデー船長とエーダ号

第6章 外国の文献にみられるラエ島日本人虐殺事件

後編 主として『南洋探検実記』以外の文献の検証

第1章 『南洋探検実記』以外の代表的文献についての考察
       1 猛太郎の伝記
       2 経勲の自叙伝
       3 大内青琥氏発見の『復命書』
       4 M・R・ピーティ氏の経勲批判
       5 殺人者の処罰中止の謎
       6 オーストラリア・イギリスの資料からの検証
       7 日本側の記録
       8 経勲らはエーダ号に乗船していたか
       9 ラッコ猟に対する疑問
      10 横浜開港資料館蔵の史料
      11 『東京横浜毎日新聞』の記事
      12 「無人島探検記」の検討
      13 まとめ

第2章 『南洋探検実記』以前の記事についての考察
       1 『東京地学協会報告』の記事の検討
       2 野沢藤吉の口述筆記
       3 「明治十七年マーシャルに使して―ヤルート三十二島占領の思い出―」の記事
       4 丸山義二の「豪胆・鈴木経勲の椰子島譚」
       5 「原始時代にあるマーシャル群島」の検証
       6 外務省へ提出された『復命書』

第3章 以上の史料に基づいてのまとめ
 
第4章 種本はレイニア号漂流記
       1 ヒントはレイニア号の本から
       2 レイニア号漂流記との類似点
       3 残された疑問と虚偽

第5章 結語
       補遺
       追記

付録 最後の海賊ブリー・ヘイズ
       海賊ヘイズの正体
       デイズの文献からみたヘイズの最後

あとがき

参考文献一覧


本書の題名「南海の大探検家」の文字に魅かれて読んでみた。
昔、こういう「大探検家」がいたのかと驚いたのだが・・・・

明治17年に横浜に入港した英国船から、マーシャル群島の中の一つの島、「ラエ島」で、ここに漂着した日本の漁夫が島民によって殺害されたというニュースがもたらされた。
このため、日本の外務省は2人の官吏を現地に派遣したのだが、そのうちの一人が鈴木経勲という人物である。
帰国後、彼は『南洋探検実記』という本を発表し、これが日本初の民族誌的文献として高い評価を受けた。

本書の著者は大学院で太平洋考古学を専攻した方だそうで、実際に太平洋上の島々に調査に出かけてもいる専門家のようである。
その著者が、この『南洋探検実記』を検証してみたら・・・・あれ?(笑)
書かれている内容がおかしい・・・
間違った記述が多く、正しい記述は外国の文献にも載っている話だけ・・・となると、怪しい・・
「探検実記」とは言っているが、その「探検」は、外国の「探検記」や「漂流記」からの引用ではなかろうかという疑いが出てきた。
「実記」といっているが、果たして本当に現地に行っているかも疑わしくなってきた・・・
この本は、実は、外国の文献を種本とした創作ではなかろうか?

『ガリバー旅行記』という本がある。
この本をノンフィクションの旅行記だと思っている人は、いないだろう。
あれは、創作で、おとぎ話である。
鈴木経勲の『南洋探検実記』も、もしかしたら、その程度のものかもしれない・・・
しかし、そんな本を多くの人が学術的に高く評価し続けてきたことが不思議である。

本書のテーマは、非常に興味深く、面白い・・・
詳細な検証がされているが、話の展開が行ったり来たりしている構成なので、ちょっと読みづらいかもしれない。
惜しむべくは、鈴木経勲の『南洋探検実記』の原文の引用がされていないところである。
何か理由があってのことなのだろうか?
原文と対比しながら検証するという形の方が原本を読んだことのない人には分かりやすかったかもしれないと思った。


今年の読書:40冊目



読書 | 01:14:17 | Comments(0)
『台湾人元志願兵と大東亜戦争』


序文―鄭春河氏への謝辞―
     明星大学教授・文学博士 小堀 桂一郎

異国の民となりて―日本の皆様へ
     鄭 春河(旧名 上杉重雄)

第1章 大東亜戦争聖戦論

戦争責任
   前言
   老頭脳
   意外な記事
   戦争責任と元臣民の意識
   結言
目覚めよ我等が同胞
   歴史の真実を探求せよ
大東亜戦と日本世相の再認識
   前書
   戦後の日本教育
   戦後の日本世相
   大東亜戦の真相
   東京裁判
   現今の日米関係
   結論
終戦45周年感懐
   其一 敬告、日本戦友
   其二 正義感
大東亜戦争は確かに聖戦だった
   1 序言
   2 大東亜戦争は侵略戦争ではない
   3 東京裁判は不当、大きな誤りだ
   4 判事パール博士の日本無罪論
   5 大東亜戦争の結実―民族解放に世界的貢献
善有善報悪有悪報
   1 聖なる戦―大東亜戦
   2 大東亜戦争の勝利者―日本(善有善報)
   3 世界識者の評価
戦犯
   1 「戦犯」と軍事裁判
   2 日本人は「戦犯」ではなく「敗戦犯」だ
   3 戦犯は誰か?
   4 戦犯の善後処理
   5 現地に於ける戦犯
   6 戦犯の霊魂今いづこ
   7 因果論
   8 日本同胞よ、心理建設目ざして頑張らう
嗚呼大東亜戦争
   1 まへがき
   2 大東亜戦争の原因と経過
       (1)世界通念と白人世界
       (2)歴史とその時代背景
       (3)明治維新と日本の生きる道
       (4)泥沼の支那事変
       (5)日米交渉
       (6)窮地に立つ日本の選択
       (7)アメリカの最後通牒ハルノート
       (8)宣戦と経過
       (9)終戦
   3 大東亜戦争の目的と結果
   4 パール判事の正義感
   5 東京裁判の再審と汚名の払拭
   6 結び
細川首相「侵略発言」の因果
細川首相の「侵略」発言に想ふ
   1 どうしてあんな馬鹿な発言を
   2 戦後日本社会の混乱
   3 日本経済の発展
   4 日本国憲法と諸悪の根源
   5 新世紀と日本の使命
   6 『嗚呼大東亜戦争』と細川首相の「侵略」発言
   7 大東亜戦争に生きる大和心(『嗚呼大東亜戦争』の読後感)
日本同胞よ大義に生きよ
懸崖勒馬
   昭和天皇と戦争責任
   大東亜戦争の再確認
   「謝罪決議」「不戦決議」は亡国の暴挙(日本の政治家よしっかりしてくれ)
   経済支援は何の為か?
   結び
嗚呼大東亜戦争(終戦50年版)
天の声地の声
   台湾志願兵は今もなほ「大日本帝国の軍人」だ
   反日傾向的教科書について
   昭和天皇の戦争責任について
戦犯と英霊
   1 台湾人戦犯26柱、無言の凱旋
   2 軍事裁判と戦犯
   3 戦犯受刑者の辛酸血涙
   4 大東亜戦争は侵略戦争ではない
   5 事後法の裁判―不法
   6 日本同胞に忠告
       1 対米宣戦は東条首相の独断にあらず
       2 昭和殉難者―法務死
       3 首相までが英霊を冒瀆
       4 情けない愛媛玉串料の最高裁判決
       5 英霊の名誉回復
   7 結び
覚醒

第2章 旧日本軍隊の思ひ出

旧日本軍隊を偲ぶ
天晴れ日本軍人の亀鑑・飯田弘大尉
屠羊記
   まへがき
   1 炊事使役―(カンビンポトン)
   2 軍隊生活の心構と秘訣
   3 台湾志願兵の苦悶
   4 台湾志願兵の選抜は不当
   5 尻の黒い兵隊
   6 古兵の清涼剤
   7 大隊本部の下給品
   あとがき
旧日本軍隊を偲んで
   英霊の痛哭
   英霊の名誉回復
「戦陣訓」は「軍人精神」である

第3章 台湾の戦前戦後

教育勅語と台湾島民
   1 領台当時の国民教育
   2 幼年時代の思ひ出
   3 教育勅語の薫陶
   4 吾人の信仰
   5 教育勅語の機能停止と復活
   6 教育勅語―人倫の常経・天地の公道
   7 結語
領台50年回顧
   1 前言
   2 台湾はどんなところか
   3 日本の領土となる
   4 日本の南進政策
   5 台湾統治(1895~1945)
       1 殖民地の経営
       2 台湾人の皇民化
       3 歴代総督の治政
   6 終戦
       1 中国復帰
       2 明治の台湾志願兵
       3 台湾同胞よ贅沢する勿れ
   7 結論
自立自強
   1 台湾住民の自決権いづこ
   2 日本国籍の喪失
   3 台湾人の失望
   4 台湾人の悲境
   5 結び
   ◎ 附記事項
       1 当初の国府軍
       2 躍進台湾の民主化
嗚呼六士先生
   1 芝山巌精神
   2 六士先生
   3 日本語の伝授
   4 六士先生の殉難
       1 芝山巌事件と六士先生の功績
       2 遭難碑
       3 六士先生招魂歌(伊沢修二先生作)
   5 教職は聖職
   6 戦後の台湾教育
   7 結論
延平郡王祠の祭典と神道
   1 日本神道祭儀実現の経緯
   2 神道
   3 戦後台湾の神社
   4 21世紀は神道思想文化の時代
   【資料】 祝詞
台湾と大東亜戦争
   1 前言
   2 台湾の沿革と民情
       ◎ 現在の台湾人は中国人ではない
   3 戦前の台湾世相
       1 満州事変と支那事変の勃発
       2 応急動員下令
          ◎附記
       3 台湾陸軍特別志願兵制度の施行
   4 従軍記
       1 応召
       2 補充隊
       3 野戦転属
       4 豪州攻略作戦
       5 終戦―復員準備
          ◎船上の誓ひ
   5 復員
       ◎帰郷後感
   6 戦後の台湾
       1 終戦当初の台湾世相
       2 国民党政権の台湾占領
       3 日本人の引き揚げ
       4 接収
       5 台湾経済の破局
       6 台湾人国民党政権に失望
       7 2・28事件
       8 国民政府の遷台と戒厳令
       9 戒厳令の解除
      10 台湾人総統の誕生
      11 新台湾意識―総統選・世界の関心も史上初
      12 台湾の戦後は未だ終わってゐない
      13 旧宗主国日本の無常か手落か
      14 台湾の主権は明らかに台湾にあり
      15 米台共同防衛
      16 金門・馬祖は国共の命綱
      17 アメリカの対台政策
   7 中共との問題と将来の生路
   8 日中各50年の植民地支配比較
   9 反日・排日教育が親日感情を生んだ
  10 台湾人の願望
  11 結び

第4章 かつての戦友を見捨てるのか

台湾志願兵の告白
   其一
   其二
   其三
忘れられた民族の犠牲者・汪兆銘
   1 国父孫文と汪兆銘
   2 道義を忘却した日本
21世紀への元日本人の遺言
   大東亜戦争と台湾
   日本統治50年の成果
   日本の現状を思ふ
   国民精神の荒廃と社会動乱
   アプレ・ゲール
   破壊された日本の家族制度
   日本青年の享楽志向と国家観念の喪失
   戦後日本の変調教育
   目覚めよ日本同胞、日本人らしく生きよう
   未来の日本の主人公―青少年への願ひ
   運命の子台湾
   結び
汪兆銘と蒋介石
   かつての日本戦友汪兆銘
   以徳報怨
   日本は道義を忘却した

第5章 英霊の名誉を回復せよ

皇民
   日本人
   日本精神―大和魂
   目覚めよ日本同胞
   日本同胞よ家鴨と鷓蛄(しゃこ)に学べ―本性(能)を発揮して早くふるさと日本へ帰れ
救国の道
嗚呼救国之神靖国英霊
   序に替へて  靖国神社宮司 湯澤 貞
   序        前靖国神社宮司 大野俊康
   1 日本の神社神道
   2 神道と宗教
       1 神道は宗教か
       2 宗教と政教分離
   3 鎮魂の場―靖国神社
   4 靖国神社の御祭神
   5 昭和殉難者(法務死)
   6 「靖国神社」の「国家護持」
   7 日本の同胞よ正しい歴史を認識して英霊の名誉を回復せよ
   8 英霊の名誉回復を

第6章 懐旧の台湾と日本

中東動乱に対する吾人の見解
再見二十世紀(さようなら二十世紀)
   20世紀は時代の大転換期
   新世紀への願望―平和な世紀でありたい
   日独の時代へ―歴史は繰り返す第二次世界大戦前に逆戻る
   取り残された世界問題
       1 ソ連中共の民族闘争
       2 湾岸問題
   結び
終戦四十六周年有感
荒地に播いた種が芽生えた
   種蒔
日本大学生来訪記
雑感
   不毛の論
   感謝報恩
   日本国民は貨幣になってしまった
   認命
   台湾のはやり言葉
   神様にも間違ひがある
   これはをかしい
   井戸端会議
   今昔のサラリーマン
   洋食
   人生観
世にも不思議な物語
   鬼神幽霊の実在
   鬼(幽霊)
   亡霊
   『嗚呼大東亜戦争』は武聖関公の賜もの
何をか正義人道と言ふ
これは面白い
   絶対と例外
   正直と嘘
   日本の総理大臣で一番だらしないのは誰か
   橋本首相閣下にお伺ひ致します

第7章 鎮魂の詩

心声(詩・歌・句集)
還我霊魂(魂を返せ)

著者(鄭春河 旧日本名・上杉重雄)略歴

あとがき


著者は台湾人の方。
元台湾人志願兵で、今もって「日本人」としての矜持を持っている人である。
もしかしたら、日本人より日本人らしい人かもしれない・・・
本書を左翼の連中が読んだら「時代錯誤」とか「軍国主義者」と猛反発されるかもしれないほど“過激”な発言の部分もある。
しかし「日本人」として一生懸命生きていたのだということは理解してあげたいと思う。
同じような話が繰り返し出てくるので、辟易してしまう部分もあるが、「著作集」としてまとめられたものなので仕方がないだろう。
台湾人志願兵に関して知るには非常に貴重な本だと思う。
著者の言う「日本は道義を忘れている」という批判は耳に痛いが、おっしゃる通りだと思う。


今年の読書:39冊目



読書 | 23:00:19 | Comments(0)
『最後の連合艦隊司令長官』


序文   草鹿任一

まえがき  昭和42年11月 著者

プロローグ 統率哲学
「無欲」
「いくさは人格なり」
「陣頭指揮」
「陸海軍の協同」
「血の通う統率」
「作戦の様相がにおいでわかる」
「幕僚の使い方」
「人情味」

第1章 面目躍如、マレー沖海戦

日米開戦まで
   暗雲、日本を包む
   野村大使の努力むなしく
開戦の準備すすむ
   「安宅(あたか)の関」の山本と小沢
   陣頭指揮のため意見具申す
   コタバル上陸作戦決定
   艦隊、海南島三亜港に集結
小沢長官の決断
   大本営を戦慄させた作戦緊急信
   コタバル上陸に成功
幸運と不運の分岐点
   「ワレ味方ナリ、ワレ味方ナリ」
   ついに敵主力艦隊を発見
   確立された航空機主兵主義
英艦隊側からの展望

第2章 少年時から太平洋戦争まで

海兵と七高に合格
   手に負えない乱暴少年
   頭脳も抜群だった
思い出の青年士官時代
   人材続出の「宗谷」乗組員
   鍛え上げられた船乗り根性
   「いくさは人格なり」
若き戦術家小沢治三郎
   いくさは正奇の組み合わせ
   荒天下に艦橋倒壊す
   海大における小沢の講義
ふたたび海へ出る
   戦術の大変革期に直面
   連合艦隊参謀長の一策
   第8戦隊司令官の独断専行
   一航艦司令官の発案
   日米関係いよいよ悪化

第3章 戦う小沢治三郎

南遣艦隊、敵要衝を席捲
   南方各地の上陸作戦
   遁走したガスパル海峡の英蘭連合艦隊
戦局の転換点に立つ
   シンガポール占領余聞
   今村軍司令官との約束
   英国艦隊との決戦を前に
   独創的機動作戦構想
   暗号の漏洩を看破する

第4章 激化する米軍の反攻

山本司令長官の戦死
   ガダルカナルをめぐる死闘
   小沢長官ラバウルへ
   ラバウル陣中クラス会
   巨星、山本長官南海に墜つ!
   激戦つづくソロモン海域
マリアナ海戦(あ号作戦)
   小沢中将、第一機動艦隊司令長官に就任
   古賀司令長官の殉職
   小沢長官苦心の秘策
   アウト・レンジ戦法も空し

第5章 レイテの囮艦隊

捷一号作戦計画(レイテ海戦)
   航空兵力の編成替え
   「捷号作戦」計画の立案
   「捷一号作戦」発動
   栗田艦隊緒戦で旗艦を失う
   「武蔵」シブヤン海に死す
   暗中模索逡巡の栗田艦隊
ハダカの空母艦隊
   本艦隊の損害はかえりみず
   米空母1隻分の飛行機で
   敵に発見されるための努力
囮作戦は成功したが
   ハルゼー北進を決意
   敵機ついに来襲
   「第34任務部隊いずこにありや」
“レイテ作戦”ならず
   栗田艦隊、謎の反転
   ばらばらに戦った4提督
乗るべき艦のない連合艦隊司令長官
   遅すぎた軍令部次長就任
   沖縄陥ち憂色満つ
   最後の連合艦隊司令長官
   太平洋戦争終わる

エピローグ 戦後と逸話

戦後の小沢
   慎独(しんどく)の生活
   郷友連盟の創設
   三軍統一問題
   正しい戦史記録の保存
   青少年に対する関心
   陸軍の人々との交流
   日々の生活
終焉
   巨人逝く
   酒と女と歌と
   山本五十六元帥との交誼
   同期の桜
   「強きをくじき弱きを助く」
   六然の人

小沢治三郎年譜


今年の読書:38冊目



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