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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
57歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『東南アジア史Ⅱ』


序章 東南アジアの島嶼部世界

1 島の熱帯の生態学
     島の熱帯
     居住適性
     海域社会
2 島の熱帯の歴史
     交易の海
     港市国家
     陸の植民地支配、そして国民国家

第1章 古代の栄光

1 交易帝国の形成
     ジャワ原人からドンソン文化へ
     海のシルクロードの成立
     交易国家の成立
     シュリーヴィジャヤ帝国
2 海の覇者
     シャイレーンドラ朝の時代
     海峡の覇者
     イスラーム化序曲―13~14世紀のマラッカ海峡
     宗教遺跡・陶磁器の時代
3 ジャワの王権
     王権の発生
     統一権力の形成
     王権思想
     中部ジャワ時代の終焉
4 栄光の古代帝国
     クディリ時代
     シンガサリ時代
     ガジャ・マダの時代―マジャパヒトの発展
     ビンネカ・トゥンガル・イカ
     栄枯盛衰

第2章 交易の時代と近世国家の成立

1 ムラカの成立とムラユ世界の形成
     東西海洋交易の活性化と香辛料需要の増大
     サムドゥラ(パサイ)の繁栄
     ムラカの成立
     鄭和の遠征とムラカの基地化
     イスラーム受容とムラカの繁栄
     ジャワ北岸港市の発展とマジャパヒトの衰退
     ムラユ世界の成立
2 「大航海時代」と東南アジア
     ポルトガルの来航とムラカの占領
     香辛料貿易独占の試みと失敗
     スペインの活動
     ガレオン貿易
     交易の時代の東南アジア
3 交易中心の多極化と内陸農業空間の発展
     港市国家の隆盛
        アチェ
        バンテン
        ジョホール
        パタニ
        ブルネイ
        マカッサル
        テルナテ
        ティドーレ
     港市の特質
     ジャワにおけるマタラムの台頭
     島嶼部後背地社会の展開
4 港市国家の変容とオランダ、スペインの活動
     あらたな極バタヴィア
     マカッサル王国の崩壊
     アチェの衰退
     マタラム王国の混乱
     バンテン王国の変容
     オランダの一時的優位の確立
     15・16世紀のフィリピン諸島
     スペインのルソン島およびビサヤ諸島における活動
     スペイン支配下の住民の反乱
     マギンダナオ王国およびスールー王国の隆盛

第3章 近世国家の展開

1 内乱続くジャワ
     義務供出制
     中国人虐殺
     分裂深まるジャワ
     オランダのジャワ支配
2 沸き返る海峡
     ジョホール王国の新王朝
     ブギスの世紀
     多様な到来者
     ジョホール王国の衰退
3 フィリピン海峡の動揺
     低地カトリック社会
     ブルボンの改革
     モロ戦争の再開
     スールー王国
4 海峡分断への道
     ペナン開港
     英蘭抗争
     イギリスの中間統治
     シンガポール開港

第4章 近世国家の終焉と植民地支配の進行

1 海峡植民地の形成とマニラ開港
     東南アジア域内貿易の進展とシンガポールの発展
     ボルネオにおけるブルックの活動と「海賊」制圧
     マレー半島の錫鉱山の開発
     マニラ開港と中国系地方商人の活動
     スールー王国の繁栄
     フィリピンにおける輸出向け商品作物生産の展開
2 ジャワ戦争と強制栽培制度
     ラッフルズのジャワ統治
     ジャワ社会の変容とジャワ戦争
     ジャワ戦争
     強制栽培制度の導入
     ジャワ農村の変容
     パドリ戦争とオランダの西スマトラ支配
3 植民地分割
     アチェ戦争
     オランダ領東インドの形成
     マレー連合州の成立
     イギリス領ボルネオの形成
     スペイン領フィリピンの拡大
4 植民地体制の形成
     輸出用第一次産品生産の発展
     交通・通信網の発達
     植民地官僚制の再編と学校教育の導入
     植民地体制と人種問題
5 反植民地主義の展開
     ジャワの農民反乱
     イスラームの反植民地主義運動
     フォークカトリシズムと反植民地主義
     植民地体制下における二重言語状況と民族主義
     フィリピン革命

第5章 近代植民地の展開と日本の占領

1 イギリス領マラヤ社会の形成
     モザイク模様の多民族社会
     ムラユ人社会と農村
     中国人社会と都市
     インド人社会
     教育と文化
2 倫理政策の時代
     倫理政策
     統治体制の改編と「自治政策」
     教育の振興
     経済構造の変化
3 解放の思想を求めて
     民族運動の諸潮流
     イスラーム同盟と共産党
     インドネシア民族主義
     運動のゆきづまり
     インドネシアとインドネシア語の獲得
     文化革新の運動
4 アメリカ植民支配下のフィリピンの統合
     議会開設と自治の拡大
     自由貿易体制
     教育と国民形成
     高地非キリスト教徒諸民族社会
     イスラーム社会
5 アメリカ植民支配下のフィリピンの社会変動
     農村の変容
     首都マニラの膨張
     農民・労働運動
     独立準備政府の成立
6 日本軍政下の抵抗と協力
     日本の占領と軍政
     日米戦争に巻き込まれたフィリピン
     民族分離政策下のマラヤ
     資源獲得の戦い
     苦難の暗黒時代
7 日本占領下のナショナリズム
     星条旗のもとでのフィリピンの「解放」
     民族分離政策をこえたマラヤの抗日
     虚妄の解放のための宣伝と動員
     自力独立への準備

第6章 脱植民地化の道

1 独立と国家統合の苦闘―インドネシア
     革命の時代
     外交とゲリラ戦の時代
     議会制民主主義の崩壊
     ナサコム体制
2 マラヤ・マレーシアの統合と分裂
     マラヤ連邦の成立
     シンガポール、サラワク、サバ(北ボルネオ)、ブルネイ
     経済再建と社会
3 フィリピンの新植民地主義と反米ナショナリズム
     独立と反共政策
     フク団の闘争
     反米ナショナリズムと国民統合
     対日賠償交渉

第7章 国民国家をめざして

1 インドネシア―開発と独裁の32年
     「新秩序」と開発
     強権支配体制
     反政府運動
     パンチャシラ・イデオロギー
     政権の永続化
     スハルト政権の崩壊
2 ブミプトラ政策下のマレーシア
     国民戦線
     ブミプトラ政策
     社会運動
     マハティール体制
     ワワサン2020
3 強権的管理国家シンガポール
     生き残りのための政治
     人民行動党独裁
     言語政策による国民統合
     ネクスト・ラップ
4 フィリピン―経済発展と国民和解の模索
     マルコス再選
     戒厳令体制
     ムスリム反乱と新人民軍
     「二月革命」
     アキノ政権
     ラモス政権と国民和解
     経済の再建
5 統合と拡大―ASEANとグローバリゼーション
     各国の外交政策
     ASEAN―地域統合
     ブルネイの独立
     グローバリゼーション
     迫られる体制変革

図表出典一覧

写真引用一覧

王朝系図
     1 アイルランガ
     2 シンガサリ朝
     3 マジャバヒト朝
     4 マタラム朝(近世)

参考文献

年表

索引

執筆者紹介(執筆順)


今年の読書:42冊目



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読書 | 23:43:26 | Comments(0)
『日本海軍 失敗の研究』


まえがき

 1 司馬遼太郎氏の大正、昭和史観

 2 堕落への第一歩
       日露戦争の辛勝
       講和への道
       大山巌と山本権兵衛
       東京騒攬事件
       参謀本部刊行「日露戦史」
       夏目漱石の“大和魂”

 3 日韓併合

 4 立憲主義と統帥権の相剋

 5 山県有朋と桂太郎
       参謀局から参謀本部へ
       現役将官専任制への移行
       軍制の転換
       メッケルの功罪

 6 統帥と輔弼
       統帥権
       輔弼

 7 倨傲、狡猾、国家エゴへの傾斜
       対支二十一カ条要求
       シベリア出兵
       田中義一と中野正剛

 8 張作霖爆殺事件

 9 海軍軍縮会議の明暗
       ワシントン会議
       ジュネーブ会議
       ロンドン会議

10 満州事変

11 右翼と下剋上
       5・15事件
       天皇機関説問題
       2・26事件

12 横暴と暴走
       広田内閣の苦悩
       軍部大臣現役制の復活
       日独防共協定
       支那事件勃発
       ノモンハンの惨敗

13 陸軍豹変す

14 三国同盟締結

15 仏印進駐

16 南進への野望

17 痛恨の逸機

18 南部仏印進駐
       永野軍令部総長と第一委員会
       南部仏印進駐

19 近衛首相の苦闘
       御前会議
       陸海軍の対立
       五相会議(荻外荘会談)
       建前と本音

20 万策つき開戦へ
       嶋田繁太郎海相に就任
       開戦

あとがき

主な参考文献と資料


今年の読書:41冊目



読書 | 23:45:45 | Comments(0)
『南海の大探検家 鈴木経勲』
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はじめに

前編 主として『南洋探検実記』にみられる記事の検証



第1章 経勲の記事についての疑問
       経勲らマーシャルへ赴く
       ラエ島に乗り込む
       兇行人の逮捕
       日本人虐殺事件の不可解な謎

第2章 欧米人との最初の接触の歴史
       経勲の誇張
       欧米人との衝突
       キリスト教の伝来
       貿易商人の登場
       キリスト教の発展と酋長の困惑
       キリスト教への反発
       貿易商人の活躍
       カペルレの活躍
       マーシャルの文明化
       火器の普及と内乱の活発化
       ドイツの支配
       ドイツの植民地となる

第3章 経勲の歴史的記述の検討
       マノワの特定
       アルノの戦争
       マジョロの最後の戦争
       カブアとロイアクの確執
       ラリック列島の王に過ぎない
       『探検実記』にみられる空白の期間の謎
       経勲はジャルートの離島には出かけていない

第4章 経勲の民族誌的記述の検討
       マーシャル諸島の地理、人、文化
       経勲の民族誌的記事の検討
       更なる考察
       経勲の掲載したマーシャル語

第5章 マーシャル人の凍死と国旗撤回の謎
       マーシャル人凍死の真相
       国旗撤回
       経勲のマーシャル訪問の目的
       謎のハーデー船長とエーダ号

第6章 外国の文献にみられるラエ島日本人虐殺事件

後編 主として『南洋探検実記』以外の文献の検証

第1章 『南洋探検実記』以外の代表的文献についての考察
       1 猛太郎の伝記
       2 経勲の自叙伝
       3 大内青琥氏発見の『復命書』
       4 M・R・ピーティ氏の経勲批判
       5 殺人者の処罰中止の謎
       6 オーストラリア・イギリスの資料からの検証
       7 日本側の記録
       8 経勲らはエーダ号に乗船していたか
       9 ラッコ猟に対する疑問
      10 横浜開港資料館蔵の史料
      11 『東京横浜毎日新聞』の記事
      12 「無人島探検記」の検討
      13 まとめ

第2章 『南洋探検実記』以前の記事についての考察
       1 『東京地学協会報告』の記事の検討
       2 野沢藤吉の口述筆記
       3 「明治十七年マーシャルに使して―ヤルート三十二島占領の思い出―」の記事
       4 丸山義二の「豪胆・鈴木経勲の椰子島譚」
       5 「原始時代にあるマーシャル群島」の検証
       6 外務省へ提出された『復命書』

第3章 以上の史料に基づいてのまとめ
 
第4章 種本はレイニア号漂流記
       1 ヒントはレイニア号の本から
       2 レイニア号漂流記との類似点
       3 残された疑問と虚偽

第5章 結語
       補遺
       追記

付録 最後の海賊ブリー・ヘイズ
       海賊ヘイズの正体
       デイズの文献からみたヘイズの最後

あとがき

参考文献一覧


本書の題名「南海の大探検家」の文字に魅かれて読んでみた。
昔、こういう「大探検家」がいたのかと驚いたのだが・・・・

明治17年に横浜に入港した英国船から、マーシャル群島の中の一つの島、「ラエ島」で、ここに漂着した日本の漁夫が島民によって殺害されたというニュースがもたらされた。
このため、日本の外務省は2人の官吏を現地に派遣したのだが、そのうちの一人が鈴木経勲という人物である。
帰国後、彼は『南洋探検実記』という本を発表し、これが日本初の民族誌的文献として高い評価を受けた。

本書の著者は大学院で太平洋考古学を専攻した方だそうで、実際に太平洋上の島々に調査に出かけてもいる専門家のようである。
その著者が、この『南洋探検実記』を検証してみたら・・・・あれ?(笑)
書かれている内容がおかしい・・・
間違った記述が多く、正しい記述は外国の文献にも載っている話だけ・・・となると、怪しい・・
「探検実記」とは言っているが、その「探検」は、外国の「探検記」や「漂流記」からの引用ではなかろうかという疑いが出てきた。
「実記」といっているが、果たして本当に現地に行っているかも疑わしくなってきた・・・
この本は、実は、外国の文献を種本とした創作ではなかろうか?

『ガリバー旅行記』という本がある。
この本をノンフィクションの旅行記だと思っている人は、いないだろう。
あれは、創作で、おとぎ話である。
鈴木経勲の『南洋探検実記』も、もしかしたら、その程度のものかもしれない・・・
しかし、そんな本を多くの人が学術的に高く評価し続けてきたことが不思議である。

本書のテーマは、非常に興味深く、面白い・・・
詳細な検証がされているが、話の展開が行ったり来たりしている構成なので、ちょっと読みづらいかもしれない。
惜しむべくは、鈴木経勲の『南洋探検実記』の原文の引用がされていないところである。
何か理由があってのことなのだろうか?
原文と対比しながら検証するという形の方が原本を読んだことのない人には分かりやすかったかもしれないと思った。


今年の読書:40冊目



読書 | 01:14:17 | Comments(0)
『台湾人元志願兵と大東亜戦争』


序文―鄭春河氏への謝辞―
     明星大学教授・文学博士 小堀 桂一郎

異国の民となりて―日本の皆様へ
     鄭 春河(旧名 上杉重雄)

第1章 大東亜戦争聖戦論

戦争責任
   前言
   老頭脳
   意外な記事
   戦争責任と元臣民の意識
   結言
目覚めよ我等が同胞
   歴史の真実を探求せよ
大東亜戦と日本世相の再認識
   前書
   戦後の日本教育
   戦後の日本世相
   大東亜戦の真相
   東京裁判
   現今の日米関係
   結論
終戦45周年感懐
   其一 敬告、日本戦友
   其二 正義感
大東亜戦争は確かに聖戦だった
   1 序言
   2 大東亜戦争は侵略戦争ではない
   3 東京裁判は不当、大きな誤りだ
   4 判事パール博士の日本無罪論
   5 大東亜戦争の結実―民族解放に世界的貢献
善有善報悪有悪報
   1 聖なる戦―大東亜戦
   2 大東亜戦争の勝利者―日本(善有善報)
   3 世界識者の評価
戦犯
   1 「戦犯」と軍事裁判
   2 日本人は「戦犯」ではなく「敗戦犯」だ
   3 戦犯は誰か?
   4 戦犯の善後処理
   5 現地に於ける戦犯
   6 戦犯の霊魂今いづこ
   7 因果論
   8 日本同胞よ、心理建設目ざして頑張らう
嗚呼大東亜戦争
   1 まへがき
   2 大東亜戦争の原因と経過
       (1)世界通念と白人世界
       (2)歴史とその時代背景
       (3)明治維新と日本の生きる道
       (4)泥沼の支那事変
       (5)日米交渉
       (6)窮地に立つ日本の選択
       (7)アメリカの最後通牒ハルノート
       (8)宣戦と経過
       (9)終戦
   3 大東亜戦争の目的と結果
   4 パール判事の正義感
   5 東京裁判の再審と汚名の払拭
   6 結び
細川首相「侵略発言」の因果
細川首相の「侵略」発言に想ふ
   1 どうしてあんな馬鹿な発言を
   2 戦後日本社会の混乱
   3 日本経済の発展
   4 日本国憲法と諸悪の根源
   5 新世紀と日本の使命
   6 『嗚呼大東亜戦争』と細川首相の「侵略」発言
   7 大東亜戦争に生きる大和心(『嗚呼大東亜戦争』の読後感)
日本同胞よ大義に生きよ
懸崖勒馬
   昭和天皇と戦争責任
   大東亜戦争の再確認
   「謝罪決議」「不戦決議」は亡国の暴挙(日本の政治家よしっかりしてくれ)
   経済支援は何の為か?
   結び
嗚呼大東亜戦争(終戦50年版)
天の声地の声
   台湾志願兵は今もなほ「大日本帝国の軍人」だ
   反日傾向的教科書について
   昭和天皇の戦争責任について
戦犯と英霊
   1 台湾人戦犯26柱、無言の凱旋
   2 軍事裁判と戦犯
   3 戦犯受刑者の辛酸血涙
   4 大東亜戦争は侵略戦争ではない
   5 事後法の裁判―不法
   6 日本同胞に忠告
       1 対米宣戦は東条首相の独断にあらず
       2 昭和殉難者―法務死
       3 首相までが英霊を冒瀆
       4 情けない愛媛玉串料の最高裁判決
       5 英霊の名誉回復
   7 結び
覚醒

第2章 旧日本軍隊の思ひ出

旧日本軍隊を偲ぶ
天晴れ日本軍人の亀鑑・飯田弘大尉
屠羊記
   まへがき
   1 炊事使役―(カンビンポトン)
   2 軍隊生活の心構と秘訣
   3 台湾志願兵の苦悶
   4 台湾志願兵の選抜は不当
   5 尻の黒い兵隊
   6 古兵の清涼剤
   7 大隊本部の下給品
   あとがき
旧日本軍隊を偲んで
   英霊の痛哭
   英霊の名誉回復
「戦陣訓」は「軍人精神」である

第3章 台湾の戦前戦後

教育勅語と台湾島民
   1 領台当時の国民教育
   2 幼年時代の思ひ出
   3 教育勅語の薫陶
   4 吾人の信仰
   5 教育勅語の機能停止と復活
   6 教育勅語―人倫の常経・天地の公道
   7 結語
領台50年回顧
   1 前言
   2 台湾はどんなところか
   3 日本の領土となる
   4 日本の南進政策
   5 台湾統治(1895~1945)
       1 殖民地の経営
       2 台湾人の皇民化
       3 歴代総督の治政
   6 終戦
       1 中国復帰
       2 明治の台湾志願兵
       3 台湾同胞よ贅沢する勿れ
   7 結論
自立自強
   1 台湾住民の自決権いづこ
   2 日本国籍の喪失
   3 台湾人の失望
   4 台湾人の悲境
   5 結び
   ◎ 附記事項
       1 当初の国府軍
       2 躍進台湾の民主化
嗚呼六士先生
   1 芝山巌精神
   2 六士先生
   3 日本語の伝授
   4 六士先生の殉難
       1 芝山巌事件と六士先生の功績
       2 遭難碑
       3 六士先生招魂歌(伊沢修二先生作)
   5 教職は聖職
   6 戦後の台湾教育
   7 結論
延平郡王祠の祭典と神道
   1 日本神道祭儀実現の経緯
   2 神道
   3 戦後台湾の神社
   4 21世紀は神道思想文化の時代
   【資料】 祝詞
台湾と大東亜戦争
   1 前言
   2 台湾の沿革と民情
       ◎ 現在の台湾人は中国人ではない
   3 戦前の台湾世相
       1 満州事変と支那事変の勃発
       2 応急動員下令
          ◎附記
       3 台湾陸軍特別志願兵制度の施行
   4 従軍記
       1 応召
       2 補充隊
       3 野戦転属
       4 豪州攻略作戦
       5 終戦―復員準備
          ◎船上の誓ひ
   5 復員
       ◎帰郷後感
   6 戦後の台湾
       1 終戦当初の台湾世相
       2 国民党政権の台湾占領
       3 日本人の引き揚げ
       4 接収
       5 台湾経済の破局
       6 台湾人国民党政権に失望
       7 2・28事件
       8 国民政府の遷台と戒厳令
       9 戒厳令の解除
      10 台湾人総統の誕生
      11 新台湾意識―総統選・世界の関心も史上初
      12 台湾の戦後は未だ終わってゐない
      13 旧宗主国日本の無常か手落か
      14 台湾の主権は明らかに台湾にあり
      15 米台共同防衛
      16 金門・馬祖は国共の命綱
      17 アメリカの対台政策
   7 中共との問題と将来の生路
   8 日中各50年の植民地支配比較
   9 反日・排日教育が親日感情を生んだ
  10 台湾人の願望
  11 結び

第4章 かつての戦友を見捨てるのか

台湾志願兵の告白
   其一
   其二
   其三
忘れられた民族の犠牲者・汪兆銘
   1 国父孫文と汪兆銘
   2 道義を忘却した日本
21世紀への元日本人の遺言
   大東亜戦争と台湾
   日本統治50年の成果
   日本の現状を思ふ
   国民精神の荒廃と社会動乱
   アプレ・ゲール
   破壊された日本の家族制度
   日本青年の享楽志向と国家観念の喪失
   戦後日本の変調教育
   目覚めよ日本同胞、日本人らしく生きよう
   未来の日本の主人公―青少年への願ひ
   運命の子台湾
   結び
汪兆銘と蒋介石
   かつての日本戦友汪兆銘
   以徳報怨
   日本は道義を忘却した

第5章 英霊の名誉を回復せよ

皇民
   日本人
   日本精神―大和魂
   目覚めよ日本同胞
   日本同胞よ家鴨と鷓蛄(しゃこ)に学べ―本性(能)を発揮して早くふるさと日本へ帰れ
救国の道
嗚呼救国之神靖国英霊
   序に替へて  靖国神社宮司 湯澤 貞
   序        前靖国神社宮司 大野俊康
   1 日本の神社神道
   2 神道と宗教
       1 神道は宗教か
       2 宗教と政教分離
   3 鎮魂の場―靖国神社
   4 靖国神社の御祭神
   5 昭和殉難者(法務死)
   6 「靖国神社」の「国家護持」
   7 日本の同胞よ正しい歴史を認識して英霊の名誉を回復せよ
   8 英霊の名誉回復を

第6章 懐旧の台湾と日本

中東動乱に対する吾人の見解
再見二十世紀(さようなら二十世紀)
   20世紀は時代の大転換期
   新世紀への願望―平和な世紀でありたい
   日独の時代へ―歴史は繰り返す第二次世界大戦前に逆戻る
   取り残された世界問題
       1 ソ連中共の民族闘争
       2 湾岸問題
   結び
終戦四十六周年有感
荒地に播いた種が芽生えた
   種蒔
日本大学生来訪記
雑感
   不毛の論
   感謝報恩
   日本国民は貨幣になってしまった
   認命
   台湾のはやり言葉
   神様にも間違ひがある
   これはをかしい
   井戸端会議
   今昔のサラリーマン
   洋食
   人生観
世にも不思議な物語
   鬼神幽霊の実在
   鬼(幽霊)
   亡霊
   『嗚呼大東亜戦争』は武聖関公の賜もの
何をか正義人道と言ふ
これは面白い
   絶対と例外
   正直と嘘
   日本の総理大臣で一番だらしないのは誰か
   橋本首相閣下にお伺ひ致します

第7章 鎮魂の詩

心声(詩・歌・句集)
還我霊魂(魂を返せ)

著者(鄭春河 旧日本名・上杉重雄)略歴

あとがき


著者は台湾人の方。
元台湾人志願兵で、今もって「日本人」としての矜持を持っている人である。
もしかしたら、日本人より日本人らしい人かもしれない・・・
本書を左翼の連中が読んだら「時代錯誤」とか「軍国主義者」と猛反発されるかもしれないほど“過激”な発言の部分もある。
しかし「日本人」として一生懸命生きていたのだということは理解してあげたいと思う。
同じような話が繰り返し出てくるので、辟易してしまう部分もあるが、「著作集」としてまとめられたものなので仕方がないだろう。
台湾人志願兵に関して知るには非常に貴重な本だと思う。
著者の言う「日本は道義を忘れている」という批判は耳に痛いが、おっしゃる通りだと思う。


今年の読書:39冊目



読書 | 23:00:19 | Comments(0)
『最後の連合艦隊司令長官』


序文   草鹿任一

まえがき  昭和42年11月 著者

プロローグ 統率哲学
「無欲」
「いくさは人格なり」
「陣頭指揮」
「陸海軍の協同」
「血の通う統率」
「作戦の様相がにおいでわかる」
「幕僚の使い方」
「人情味」

第1章 面目躍如、マレー沖海戦

日米開戦まで
   暗雲、日本を包む
   野村大使の努力むなしく
開戦の準備すすむ
   「安宅(あたか)の関」の山本と小沢
   陣頭指揮のため意見具申す
   コタバル上陸作戦決定
   艦隊、海南島三亜港に集結
小沢長官の決断
   大本営を戦慄させた作戦緊急信
   コタバル上陸に成功
幸運と不運の分岐点
   「ワレ味方ナリ、ワレ味方ナリ」
   ついに敵主力艦隊を発見
   確立された航空機主兵主義
英艦隊側からの展望

第2章 少年時から太平洋戦争まで

海兵と七高に合格
   手に負えない乱暴少年
   頭脳も抜群だった
思い出の青年士官時代
   人材続出の「宗谷」乗組員
   鍛え上げられた船乗り根性
   「いくさは人格なり」
若き戦術家小沢治三郎
   いくさは正奇の組み合わせ
   荒天下に艦橋倒壊す
   海大における小沢の講義
ふたたび海へ出る
   戦術の大変革期に直面
   連合艦隊参謀長の一策
   第8戦隊司令官の独断専行
   一航艦司令官の発案
   日米関係いよいよ悪化

第3章 戦う小沢治三郎

南遣艦隊、敵要衝を席捲
   南方各地の上陸作戦
   遁走したガスパル海峡の英蘭連合艦隊
戦局の転換点に立つ
   シンガポール占領余聞
   今村軍司令官との約束
   英国艦隊との決戦を前に
   独創的機動作戦構想
   暗号の漏洩を看破する

第4章 激化する米軍の反攻

山本司令長官の戦死
   ガダルカナルをめぐる死闘
   小沢長官ラバウルへ
   ラバウル陣中クラス会
   巨星、山本長官南海に墜つ!
   激戦つづくソロモン海域
マリアナ海戦(あ号作戦)
   小沢中将、第一機動艦隊司令長官に就任
   古賀司令長官の殉職
   小沢長官苦心の秘策
   アウト・レンジ戦法も空し

第5章 レイテの囮艦隊

捷一号作戦計画(レイテ海戦)
   航空兵力の編成替え
   「捷号作戦」計画の立案
   「捷一号作戦」発動
   栗田艦隊緒戦で旗艦を失う
   「武蔵」シブヤン海に死す
   暗中模索逡巡の栗田艦隊
ハダカの空母艦隊
   本艦隊の損害はかえりみず
   米空母1隻分の飛行機で
   敵に発見されるための努力
囮作戦は成功したが
   ハルゼー北進を決意
   敵機ついに来襲
   「第34任務部隊いずこにありや」
“レイテ作戦”ならず
   栗田艦隊、謎の反転
   ばらばらに戦った4提督
乗るべき艦のない連合艦隊司令長官
   遅すぎた軍令部次長就任
   沖縄陥ち憂色満つ
   最後の連合艦隊司令長官
   太平洋戦争終わる

エピローグ 戦後と逸話

戦後の小沢
   慎独(しんどく)の生活
   郷友連盟の創設
   三軍統一問題
   正しい戦史記録の保存
   青少年に対する関心
   陸軍の人々との交流
   日々の生活
終焉
   巨人逝く
   酒と女と歌と
   山本五十六元帥との交誼
   同期の桜
   「強きをくじき弱きを助く」
   六然の人

小沢治三郎年譜


今年の読書:38冊目



読書 | 20:41:14 | Comments(0)
『独立戦争ゲーム』


1 菫(すみれ)色の強奪

2 外なる暗闇

3 乱行の日々

4 誇り高き(プラウド)パーシー

5 ウォー・ゲーム

6 聖なる暗号(ホリー・コード)

7 ローリング・ホーム

8 ザ・ブル

9 エンダー館の内幕

10 エレホン

11 雇われテロリスト

12 送り主への返送

13 ナンバーズ賭博の仲間

14 バンカーズ・ヒル

15 バルーン・ゲーム

16 エポック

17 ダウン・エスカレーター

18 魔法の絨緞

19 鋤の刃

20 情事の終り

訳者あとがき


本書は「新ジェイムズ・ボンド・シリーズ」の中の1冊。
007 ジェームズ・ボンドの小説はイアン・フレミングという人が作者で、そこから映画化されたわけだが・・・
イアン・フレミングが亡くなった後に、ジョン・ガードナーという人が「新シリーズ」として引き継いだのだろうか?
久しぶりに「小説」というのを読んでみたが・・・
駄目だ・・・・
気持ちが入り込まない・・・・
読んでいても映像が頭に浮かばない・・・
ただただ、ボーッと文字を追っていくだけという感じ・・・
これは作者のせいではないと思う。
私自身が「小説」を読むには適していないのかもしれない・・・(大汗)


今年の読書:37冊目





読書 | 21:13:58 | Comments(0)
『南方の民族』
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『南方の民族』

著者:羽生 操
発行所:(株)興風館
昭和19年6月5日印刷
昭和19年6月15日発行
定価:2円50銭(特別行為税相当額20銭) 合計2円70銭


第1章 南方時代の臺頭

 新しき歴史の創造
 ジャングルの文化
 民族提携の道
 指導者の問題

第2章 世界最古の人類ジャワ猿人
 南方と世界文化の揺籃地説
 人類進化史上の東亞の位置

第3章 地球と人類の起源

 古生人類と眞の人類
 人類の發祥地

第4章 人種と民族の問題

 世界の人種
   (1)カウカシヤ人種
   (2)蒙古人種(黄色人種)
   (3)エチオピヤ人種(黒色人種)
   (4)アメリカ・インド人種(銅色人種)
   (5)マライ人種(褐色人種)
 根據のない白人優越説
 民族とは何か

第5章 南方民族の分類

 民族の移動状態
 民族の分布状態
 マライ族の二つの意味
 インドネシアの意味

第6章 南方特殊の生活と文化

 三つの文化階級
 共通の生活様式
 首狩りの動機

第7章 民族性の長所と短所

 果たして劣等民族か
 その血の中に眠るもの

第8章 フィリピンの民族

 第1節 民族の構成
        人種上の区別
        宗教上の区別
        比律賓の哀史
        文化の水準
 第2節 代表的諸族
        タガロック族
        ヴィサヤ族
        イロカノ族
        ビコール族
        パンガシナン族
        パンパンガ族
        モロ族
 第3節 其の他の諸族
        イバナッグ族
        原始教徒の行事
        イフガオ族
        イゴロット族
        ボントック族
        バゴボ族

第9章 東印度の民族

 第1節 民族の構成
        オランダの愚民政策
        歴史と宗教
        マライ語の重要性
 第2節 ジャワ島の諸族
        ジャワ族
        スンダ族
        マヅラ族
        欧亞混血人
 第3節 スマトラ島の諸族
        メナンカバウ族
        南部スマトラ・マライ族
        バタック族
        アチェー族
        ガヨ族・アラス族
 第4節 ボルネオ島の諸族
        1.北ボルネオの諸族
            マライ族
            ズスン族
            ムルット族
            バジャウ族
            ミラノオ族
            ダイヤ族
            カヤン族
            クレマンタン族
        2.南ボルネオの諸族
            (1)カヤン族
            (2)ケニヤ族
            (3)ムルング族
            (4)ペニヤボン族
            (5)サプタン族
            (6)オラン・バハウ族
            (7)プーナン族及びプカト族
            (8)ペニヒング族
            (9)オマ・スリング族
            (10)ロング・グラト族
            (11)ズホイ族
            (12)カチンガン族
 第5節 セレベス島の諸族
        ミナハサ族
        トラジャ族
        マカッサル族
        ブギス族
 第6節 小スンダ列島の諸族
        バリ族
        ササック族
        スンバワ島民その他
 第7節 モルッカ諸島の諸族

第10章 佛領印度支那の民族

 第1節 民族の構成
        日本との歴史的關係
        文化と宗教の種々相
 第2節 代表的諸族
        安南族
        カンボヂヤ族
        タイ族
 第3節 其の他の諸族
        チャム族
        ミュオン族
        ヤオ族
        メオ族
        インドネシア族(モイ諸族)
        ミンフォン族

第11章 タイの民族

 第1節 民族の構成
        タイ人の苦闘史
        タイ族の二つの意義
 第2節 代表族タイ族
        タイ人
        ラオ族
        其の他のタイ族
            (1)コーラート・タイ族
            (2)シャン族
            (3)サムサム族
            (4)プータイ族
 第3節 其の他の諸族
        クメール族
        モン族
        ラワー族
        安南族
        マライ族
        セマン族

第12章 マライの民族

 第1節 民族の構成
        昭南島の國際色
        母屋をとられたマライ人
        マライの變遷史
 第2節 マライ族の文化
 第3節 其の他の諸族
        セマン族
        サカイ族
        ジャクン族
        欧亞混血人

第13章 ビルマの民族

 第1節 民族の構成
        住民の性格と自然の影響
        深刻な反英闘争
        堅い團結の原因
 第2節 代表族ビルマ族
        強烈な民族精神
        愛國運動の先頭に立つ僧侶
 第3節 其の他の諸族
        シャン族
        カレン族
        タライン族
        アラカン族
        カチン族・チン族
        ワー族

第14章 南方の華僑と印度人

 第1節 華僑の現状
        南洋華僑の特色
        各地における活躍状況
            (1)比律賓
            (2)東印度
            (3)佛領印度支那
            (4)タイ
            (5)マライ
            (6)ビルマ
 第2節 印度人の現状

第15章 印度の民族

 第1節 民族の構成
        主要な種族と言語
            (1)インド・アリヤン族
            (2)ドラヴィダ族
            (3)アリヤン・ドラヴィダ族
            (4)シット・ドラヴィダ族
            (5)モンゴル族
            (6)モンゴル・ドラヴィダ族
            (7)トルコ・イラン族
        家畜に等しき生活
        民族發展上の毒素

第16章 太平洋諸島の民族

 第1節 太平洋諸島の分類
 第2節 メラネシアの諸族
 第3節 ポリネシアの諸族

第17章 濠洲の民族

 第1節 白濠主義の濠洲人
        東京都にも及ばぬ全人口
        白濠主義の正體
 第2節 太古の民オーストラリア族

第18章 日本の先住民族と南方民族

 各種の先住民族
 南方民族の通路


本書は戦時中に発行された、かなり古い本で、旧漢字なので読みづらいところがあるが・・・・面白い。
フィリピンの民族は、そこそこある程度は知っていたが、その他の国の民族は全くといっていいほど知らなかったので、なかなか興味深かった。
戦争末期に出版された本だが、当時の日本は学術的調査もしていたんだなということがわかる本である。


今年の読書:36冊目



読書 | 22:06:17 | Comments(0)
『嘘だらけの日韓近現代史』


はじめに―『人間・失格』の半島

第1章 嘘だらけの「自称」朝鮮史
       第1節 朝鮮半島は常に「場」にすぎない
       第2節 「古朝鮮」 朝鮮ははアジアの支配者だった!?
       第3節 「壇君伝説」 神話は史実である
       第4節 「新羅」 兄より強い弟などいる訳がない
       第5節 「高麗」 他国の栄光は自分の歴史
       第6節 「忠烈王」 王様は売国奴?
       第7節 「世宗大王」 愚民に文字を与えた名君
       第8節 朝鮮半島は秀吉の「通り道」だった

第2章 目覚める日本と眠る朝鮮
       第1節 江戸時代における朝鮮の軽さ
       第2節 属国朝鮮での「国王殿下」とは?
       第3節 朝鮮の歴史は常にファンタジー
       第4節 「仏米に勝った」というプロパガンダ
       第5節 無礼な朝鮮―征韓論の真相
       第6節 日朝修好条規はなぜ不平等条約だったのか?
       第7節 政敵を殺しあう宮廷

第3章 代理戦争の「場」でしかない朝鮮
       第1節 「壬午事変」 とにかく中華様に媚びる
       第2節 「甲申事変」 真人間(=親日派)の悲惨な末路
       第3節 「日清戦争」は朝鮮の約束違反が招いた
       第4節 「閔妃暗殺」の黒幕は誰か?
       第5節 「日露戦争」はロシアに媚びた朝鮮が招いた

第4章 日本に「帝国」は似合わない
       第1節 朝鮮など併合したくなかった
       第2節 安重根が朝鮮の主権を奪った
       第3節 日本に植民地を持つ資格なし
       第4節 お人よしすぎる日本人
       第5節 吉野作造の問いかけ

第5章 韓民族が「反中親日」だった時代
       第1節 朝鮮人をいじめる中国人
       第2節 朝鮮を守るために満洲事変は起きた
       第3節 支那事変で示された朝鮮人の赤誠
       第4節 創氏改名・強制連行・慰安婦について語っておこう
       第5節 反日を叫ぶほど金日成賛美になるジレンマ

第6章 やっぱり「地名」にすぎない韓国
       第1節 米ソ冷戦に振り回される半島
       第2節 米中代理「アコーディオン戦争」
       第3節 李承晩に鉄槌を下した外交官
       第4節 帝国陸軍の申し子、朴正熙

第7章 自ら地獄に落ちる韓国
       第1節 大統領を倒せるのは次の大統領だけ
       第2節 北朝鮮に核武装を許した金泳三
       第3節 拉致問題を無視した金大中
       第4章 北に浸透される反日国家
       第5節 泥舟中国にすり寄る朴槿恵と日本の運命

おわりに―今、日本で何が起きているのか?そして「戦後レジーム」の正体



読めば読むほど、この国と、この民族は“可哀想”だと思う。


今年の読書:35冊目



読書 | 21:53:54 | Comments(0)
『高山正之が米国・支那・韓国・朝日を斬る』


まえがき

第1章 大新聞はホントのことを書いてない

新聞が売れない理由は「国益」を無視するからだ
   朝日新聞を中心に「新聞は公平だ」と嘯くが読めば健康に悪い
     米国人は「新聞」を読んでいる
     「讒謗律」で新聞VS.政治の対決
     朝日は権力を倒すのが使命と
     従軍看護婦の嘘を書いた記者

「記者クラブ開放」の弊害―会見は人民裁判になった
   原子力のゲの字も知らない者が幼稚な質問を繰り返す
     社会党本部での「二つの会見」
     安倍&中川「でっち上げ記事」
     テレビを使った「人民裁判」が
     日本を貶めればそれでいい?!

東電を「悪者」に仕立てた新聞は暴れん坊将軍だ
   社会部は勧善懲悪のパターンに固執して阿漕な知事を善人に
     「豊田商事事件」の複雑な背景
     朝日新聞が“キャンペーン”を
     被害者は「100パーセント善良」なのか?!
     2度も面会を断った佐藤知事

JR西・福知山線事故の真犯人を隠した大新聞
   検察審査会は日本の良識が反映されるから朝日新聞は読むな
     陪審員が裁く米国の裁判事情
     日本も司法改革で変わったが
     70年安保から変わらない国労
     国労の不祥事を伝えない朝日

米国や支那を喜ばす日本の特派員はおかしい
   米国格付け会社のいい加減さをいまさら書き立てる大新聞の底意
     S&Pに世界が騙された結果
     日経ほかの新聞はひれ伏して
     ここまで韓国に阿る理由は?!
     新聞の本音は「細部」に現れる

「原発はいrない」と嘯く日本の新聞は負け犬だ
   NYタイムズは野田首相のことを「回転ドア首相」と評したが
     新聞が騒いで遊具がなくなる
     背の立たないプールは禁止に
     六本木ヒルズの国産回転ドア
     孫正義「太陽光発電」のペテン

第2章 米国や支那に媚び諂う必要はない

日本から「知恵」を盗む支那人&米国人の狡猾
   朝日新聞は日本の漢字離れを非難するキャンペーンを張るが
     「デモクラシー」に困った人々
     「支那」憲法の75パーセントは日本製?!
     なんでも盗んでキャッチアップ
     朝日は原発廃止でがなり立て

日本の大学を占拠する支那留学生を追い出せ
   朝日新聞は「有能な留学生逃す危機」などと煽るが
     100人教室で150人の出席カード
     教授会は外国人に甘すぎる!
     もはや「反日の犯罪集団」に・・・・・
     「グローバルな人材の確保」の愚

ゴミとヘドロに埋まった支那の「上海蟹」は食べるな
   金持ち支那人は日本米を持ち帰るが「嫌がらせ」は続く
     列車の旅は万年床に巨大ダニ
     風呂にも入らぬ不潔さゆえに
     米国が「不潔な日本人」対策を
     「日本米は虫付き」と嫌がらせ

日本人は米国製憲法をいつまで墨守するのか
   紀元節にマッカーサー憲法を押し付けた米国の邪悪さとは
     好きに爆弾を落とした「B29」
     「皆殺し作戦」が実施された日
     米国が日本を瓦解させた象徴
     あの憲法を捨てればよかった

朝日新聞は支那を庇い、売国教授は嘘を創る
   朝日の特集「裁かれる虐殺」を読んでも分からない世界のウラ
     弾が勿体ないから頭を叩いて
     朝日・山元記者の“無知ぶり”
     支那からカネを貰っているのか
     後藤乾一早大教授の「創作力」

日本の新聞が書き立てるGHQの「まやかし幻覚」
   日本の歴史とともにあった清浄な大麻をなぜ禁止したのか
     ヘロイン中毒は儲かるから・・・・
     ヒロポンによる「猫目」の効果
     注連縄(しめなわ)や麁服(あらたえ)も麻で作られた
     日本人留学生を叩く共同通信

中国死刑囚「最後の晩餐」キーセンパーティ風とは!
   テキサス州では処刑前の豪華な晩餐は廃止になりそうだが
     「貧相な種なしパン」メニュー
     「カトリック」VS.「東方正教会」
     国を売った尾崎秀実の食事は
     「2週間前の血液検査」の意味

第3章 朝日新聞の傲慢なウソを見破ろう

朝日新聞「原発アレルギー」キャンペーンはこわい
   「天声人語」を書き写すための“本”が売り出されたおかしさ
     大江&半藤本が新刊書の棚に
     朝日は北京の視点だけで書く
     放射線医療も「内部被曝」に・・・
     こんな新聞に広告を出す企業

『朝日新聞』キャンペーンに言論の責任を負わせろ
   オウム犯逮捕でわかった国民総背番号制を潰した新聞の罪
     日本人の変容を感じる展開が
     「人を信じない」米国と化した
     消えたグリーンカード導入案
     「住基カード」に顔写真はなし

『朝日新聞』が報じないポルポト派裁判の奥底
   毛沢東の40年を4年に凝縮した支那式「家族皆殺し」の残虐
     朝になると「拷問の時間」が・・・
     我が子の処刑を見せられる親
     毛沢東の「紅衛兵」と同じ役割
     秋岡記者が伝えなかった実態

米国TPPをやる前に特派員の再教育が必要だ
   ファイアストンにもトヨタにも何もいえない外交官と記者
     日の丸企業で立ち直ったのに
     275億円の和解金払わされて
     トヨタの社長を“吊るし上げ”
     朝日新聞の主筆が書いたこと

朝日新聞『素粒子』が腐す「外国人が逃げ出す日本」
   新聞もテレビも無知なジャーナリストが多すぎないか?!
     日本でいえば「新宿2丁目」風
     小粒でなく巨石でもない石で
     「テレビ報道」のいい加減さが
     ロンドンは「平和の空気」か?!

支那の詐欺根性を知らぬ朝日新聞記者の気楽な稼業
   「危ないアフガン」の素顔を隠した朝日特集記事に見るあざとさ
     要塞都市バムは盲目の都市に
     米軍のアフガン撤退を契機に
     マイクロソフトの「知財ドロ」
     嘘でも無知でもOKなのか?!

夫婦のように寄り添う朝日新聞&日弁連の連動
   「慰安婦問題もみ消し」記事で再び嘘ばかり書き連ねるが
     血まみれズボンを履く弁護士
     お返しは指紋押捺廃止の支援
     防犯カメラにまで反対したが
     まるで自分は関与していないと

第4章 国益を無視する政治家はいらない

パチンコ闇工作金の怪―菅首相は「資金洗浄屋」か
   テレビのワイドショーが報じないマネーロンダイング疑惑
     やらせ同然のテレビコメント
     大谷昭宏や川村晃司の弱腰は
     カネに汚い菅首相の献金疑惑
     テロリストの息子に流れた?!

「共通番号制」を欠陥にした世にも愚かな民主党よ!
   ちゃんと実施されれば脱税や社保庁のインチキも防げるのに!
     NAFTAでメキシコは壊滅
     SSN導入で密入国者を排除
     不法入国の中国人が経営者に
     ICカード化は金がかかると

三木首相に始まった「武器輸出3原則」の愚
   防弾チョッキとヘルメットを頼んだら通産省がダメ出しを
     3か月に1回は「戦場行き」に
     「丸山真男」が交遊録に登場!
     「ボクも平和主義」が国を潰す
     鳩山首相と福島みずほの愚見

民主党「悪政」は支那人に免許証をやったことだ!
   朝日新聞のお勧めだった民主党政権は「日中友好」を進めて
     西安は排煙とクラクションで
     ポプラの幹が輝いていたのは
     ハンドルを持ったら狂人に・・・
     日支友好で日本人が殺される

北朝鮮とそっくりの小沢首領様の「公開処刑」
   北朝鮮の死刑囚は顎を砕かれてから処刑台へ上るが
     石を口の中に入れられたまま
     デノミの責任者が処刑されて
     社保庁から情報を得た「朝日」
     「事業仕分け」は見せしめ刑だ

第5章 狂ったリーダーたちにノーを!

オバマ大統領の狙いは「強いアフガン」の阻止
   フセインを死刑台に送り込んだ手法でタリバン除去にあたる
     「エノラゲイ展示」は計画通り
     いまもサダムは悪者のままで
     ずっと混乱しているアフガン
     「9・11の悪夢」が再び甦る・・・

PM2・5を産み出した支那人に援助は要らぬ
   知財がない中で不潔さでは独創性を見せる彼らがやることは!
     日本に嫉妬を剥き出した孫文
     世話になった日本人妻を捨て
     支那砂漠化を心配した武村氏
     朝日が伏せた脱硫装置の転売

韓国・朴槿恵大統領へ「正しい歴史」を教えよう
   父・朴正熙の歩んだ道を見れば侵略や奴隷的支配など全くない
     朴正熙の歩んだ道を思い出せ
     「高木正雄」と名を変えた軍人
     半島縦断の鉄道を造ったのに
     「反日教育」はカネになると・・・・

日本人を装う似非日本人 あんたは何様のつもりか
   被災地で遺体の指や顔を砕いて指輪や金冠を奪っていく集団
     「長野鉄男」と名乗った姜尚中
     「私たちは」とは「韓国同胞」か
     朝鮮系パチンコ屋からカネを
     西村真悟が報告した仰天事態

米国&中国に通底する「訴訟事情」の醜い実態
   どちらも「騙して脅して訴えて」という発想は変わらない
     米国の識字率にみる無教養さ
     弁護士の分け前が異様に高い
     強姦されたら「場所」が問題だ
     「処女膜がやぶれた」で訴訟に

韓国とパラオの違いは「性格の悪さ」にあり?!
   どちらの国旗も日の丸を真似たように見えるけど・・・・
     米西戦争に隠れた米国の本音
     阿片で儲けた「大統領の祖父」
     日本を偲ぶ「色違いの日の丸」
     36年間つぎ込んだ国家予算は

ネパールに目をつけた「中国の狡さ」は奥深いぞ
   インドに対抗するためネパールを抱き込みチベットを狙う
     「聖なる木」一帯に不法入国者
     アフガンの民はハイエナ風で
     英国の戦略に欠かせぬグルカ
     「天井のイモリ」は軍事的脅威

朝鮮からは悪意と偽りの「歴史観」しか来なかった
   「文化は朝鮮渡来」説は慰安婦問題と同じでかなり怪しい
     平山郁夫も渡来説の肩を持つ
     遺伝子が朝鮮人とかなりの差
     日本から水車の技術を学んだ
     対馬の朝鮮通信使行列が中止

第6章 新聞記者と役人が日本を貶める

朝日と外務省が墨守するマッカーサー憲法の秘密
   憲法前文は他国の批判を許さないから朝日は日本の悪口をいう
     大使を殺害するテロ実行犯?!
     河野洋平が空を見上げた理由
     「相手国誹謗は違憲」との判断
     「憲法と朝日」は捨てちまおう

無能で傲慢な役人が日本を危なくしている
   樋口一葉の5千円札から主婦年金問題までやりたい放題
     お札は「豊かさ」を象徴するが
     「役人は優秀で有能」はウソだ
     入国管理局長が決めた“愚策”
     長妻前厚労相が乗った救済策

まともな日本人のために裁判官は朝日を読むな
   偏った戦後民主主義は朝日新聞を読んだ判事が作った
     マッカーサー指令に基づいて
     靖国神社を焼き払ってしまえ
     朝日の『ひと』欄で褒め上げて
     B型肝炎訴訟“和解”の波紋が

「英語公用語化」に疾る朝日新聞や楽天の阿呆
   英語はガサツな言語だからまず精緻な日本語を学ぶべきなのに
     日本語の持つ情感が一切ない
     マナー知らずのマッカーサー
     重光葵の努力を無にする朝日
     日本人を上から目線で誹謗し

すべての新聞記者諸君へ―支那・米国にへりくだるな
   朝日から産経まで「相手に呑まれるな」の記者心得を忘れている
     朝日記事で米国はわからない
     NYタイムズは朝日本社の中
     朝日記者は妻に吹き込まれて
     新聞記者はもっと勉強せよ!


今年の読書:34冊目



読書 | 22:02:40 | Comments(0)
『嘘だらけの日米近現代史』


はじめに―番犬様との付き合い方を考えよう!

第1章 捏造だらけのアメリカ建国神話
        第1節 ワシントンは架空の人物?
        第2節 かたちばかりのモンロー主義
        第3節 ただの極悪人だったリンカーン

第2章 知られざる日米の蜜月 1839~1908
        第1節 小国アメリカからの使者ペリー
        第2節 ハワイをめぐる攻防戦
        第3節 アメリカと見た「坂の上の雲」

第3章 世界大戦の勝者はソ連だった 1908~1945
        第1節 世界史的災厄をもたらしたウィルソン
        第2節 日英米の「恨み」の三角関係
        第3節 笑いが止まらないスターリン

第4章 敗者としてのアメリカ 1945~1960
        第1節 GHQは“落ちこぼれ”の吹き溜まりだった
        第2節 朝鮮戦争で翻弄されるアメリカ
        第3節 民主主義は二の次だったアメリカ

第5章 冷戦期の“お利口さん” 1960~1990
        第1節 ケネディが火をつけたキューバ危機とベトナム戦争
        第2節 「負け犬」カーターと「闇将軍」角栄
        第3節 冷戦に勝利したレーガンとブッシュ

第6章 アメリカよ、世界を返せ! 1991~2011
        第1節 アメリカ・コンプレックスの正体
        第2節 おい、クリントン、世界を返せ!
        第3節 実は何もできなかったブッシュJr.
        第4節 「テキトー」なオバマ

おわりに―神田うのは日本一の右翼か?

付録 アメリカ盛衰史


今年の読書:33冊目



読書 | 21:57:43 | Comments(0)
『評伝 真崎甚三郎』


はじめに

その1 昭和史の主役たち

1 天皇、その四つの顔
2 吉田山の誓い
     ―青年貴族の野望―
3 バーデン・バーデンの盟約
     ―天皇制軍閥の起源―
4 昭和維新の原点
     (1)青年将校運動
     (2)教育者・真崎甚三郎少将の登場
5 軍人真崎の形成
     (1)その歴史的土壌と精神的風土
     (2)生いたちから陸大卒業まで
     (3)中堅将校として
     (4)真崎軍事課長
     (5)颯爽!真崎師団長

その2 荒木・真崎(皇道派)時代

1 荒木陸相の留任劇
2 荒木と真崎
     人事異動
3 黒いかげり!天皇と真崎
     (1)天皇と秩父宮
     (2)天皇と真崎
4 大将昇進と次長の辞任

その3 颱風の眼・真崎大将

1 突風!真崎陸相の辞任
2 林陸相の誕生
3 ふたたび、青年将校運動について
4 軍の政治介入宣言
     ―陸軍パンフレット問題―
     (1)軍の企図
     (2)真崎教育総監の危惧
     ―真崎と永田の決定的瞬間―
5 無血クーデター・天皇・天皇機関説事件
     ―国体明徴運動―
6 元凶を追放せよ!
     ―真崎教育総監の罷免―
     (1)荒木より真崎だ!
     ―四面楚歌の真崎教育総監―
     (2)真崎教育総監追放の経過
          ①いつの頃から
          ②具体的な進行
     (3)罷免劇の首謀者たち
          ①永田鉄山軍務局長の場合
          ②林陸相の場合
          ③皇族総長の効用
          ④そのとき天皇は
     (4)真崎罷免の反響

その4 痛恨!昭和維新は成らず
―厚かった天皇の壁―

1 真崎将軍の登場
2 ふたたび、天皇と真崎
3 軍事参議官会同と説得工作
4 勇将・真崎あり!
5 天皇の素顔
6 秩父宮の立場
7 この事件の本質
8 偉大なる天皇の威力

その5 狡兎死して走狗烹らる
―軍独走態勢の礎石―

1 粛軍と政治介入
2 政治裁判としての暗黒裁判
     ―裁かれるものは何か―
3 天皇と青年将校
4 真崎裁判
     (1)真崎逮捕拘禁の法的根拠
     (2)獄中生活
     (3)無罪判決
     (4)つきまとう幻想

その6 落ちた偶像
―世論の残忍性―

1 湖底の竜
2 最後の抵抗―近衛上奏文
3 余喘をたもつ
     極東軍事裁判
4 隠されたる真価
     真崎の遺稿
5 執念の勝利
     (1)真崎のファミリー
     (2)愚真の終焉
     (3)天皇と真崎二世(長男秀樹)
     ―歴史の悲劇―

真崎甚三郎略年譜

参考引用文献一覧表

あとがき


私は真崎甚三郎という人に、いいイメージを持っていなかった。
どうしても“卑怯な男”というイメージがあるのである。
2・26事件で青年将校たちをけしかけておきながら、いざとなったら知らぬ存ぜぬ・・・
裁判にかけられたが、無罪放免・・・・
狡猾だなぁ~と思っていたのだが・・・・
本書を読んでみて、おや?・・・という印象を受けた。
真崎甚三郎の評伝だから、多少、えこひいきして書かれているのだろうという先入観を持って、否定的に読んだとしても・・・おかしい・・・・私の今まで持っていたイメージと違うのである。
これは、どうしたことだろうか?
「なるほどねぇ~」という点がいくつもある。
いつ、どこで悪いイメージを植え付けられてしまったんだろう?(苦笑)
“通説”が果たして“真実”を語っているかどうか・・・
本書は一読の価値ありの本だと思う。


今年の読書:32冊目



読書 | 09:51:38 | Comments(0)
『ルソン日記』


まえがき

1 それまでの経過(昭和20年5月12日まで)

2 ラロのおとり陣地(5月13日~6月19日)

3 難行軍(6月20日~6月27日)

4 天然洞窟陣地 (6月28日~7月28日)

5 遊撃地点二四〇〇高地 (7月29日~8月12日)

6 終戦 (8月13日~8月27日)

7 俘虜収容所 (「ルソン日記」補遺)

あとがき


本書はフィリピン従軍記・・・
しかし、「わが部隊」「わが中隊」という書き方なので、どこの部隊なのか、なかなかわからない。
自分の部隊名を明記しない、こういう書き方をする従軍経験者が結構多い。
最初に明記してくれれば、あの部隊の話かと、すぐわかるのだが・・・
ハッキリと部隊名を知られてはマズイことでもあるのだろうか?

戦史の“参考書”としては『戦史叢書』というのがあるが、これは、どちらかというと参謀や指揮官クラスの“お偉いさん”の証言を基に書かれた「戦史」ではないかと思う。
そのため、自己保身のためか、自己弁護とも受け取れるような記述や、明らかに間違っている(事実とは異なる)ような記述、つじつま合わせの話なども見受けられ、現場の第一線で戦っていた人からは「戦史叢書をあまり信用してはいけない」と忠告されたことがある。
たしかに、そういう部分があるのを私自身、いくつも、確認している。
たぶん、どこかの参謀の証言を基に書いたのだろう、「あそこへ移動しろと命令したから、この部隊はあそこへ移動して、あそこで全滅した」とこうことで「記録」されているが、実際には命令通りに移動できず、全く別の場所で全滅していた・・・という事例を確認したことがある。
これでは『戦史叢書』を参考に現地に慰霊に行くご遺族には甚だ迷惑、失礼ということになるのだが・・・
また、「戦闘記録」でも、案外、怪しい記述が多い・・・
たとえば・・・「1000発の砲弾を敵に浴びせた」と記述されている戦闘では、生還者の話では、当時、1000発もの砲弾は持っていなかったとか・・・
私の祖父が戦った戦場では、山頂に陣取る米兵に対し、山頂まで坑道を3本掘って爆薬を仕掛けて吹き飛ばしたという記述になっているが、実際は坑道は1本だけで、しかも爆薬ではなく軽機関銃を撃ちまくって米兵を山頂から追い払っている。
それをやった人から直接聞いた話だから間違いはない。
「あの当時に爆薬なんてもう残っていなかったんだから、爆薬で吹き飛ばせるわけはないだろう!」と怒っていた。
負け戦が続く中、戦意(戦威)高揚のため「景気のいい話」に仕立てたものが、そのまま記録として残ってしまったわけである。
公刊戦史といわれる『戦史叢書』が、こういう内容なのだから、他の角度からも見なくてはならないと思う。
そういう意味では、第一線で戦った一兵士の記録(日記)は、貴重な「戦史」だと思うが、なぜか、部隊名を明記しないものが多い・・・
この方の場合は、話の内容から、第103師団(駿兵団)の独立歩兵第180大隊に所属していた方ではないかと思うが・・・

この方が戦った場所は、私がよく行く北部ルソンの山岳地帯の更に北の方で・・・
一度は、こっちの方まで足を延ばしてみたいものだと思っていた地域である。
それゆえに、興味深く読ませてもらった。


今年の読書:31冊目



読書 | 23:51:19 | Comments(0)
『東大落城』


プロローグ
     17名の女闘士
     三島由紀夫からの電話

第1章 任命
学園紛争の嵐が最高潮に達した昭和43年11月、香港から帰国したばかりの筆者に1枚の辞令が下りた。「警備第1課長ヲ命ズ」

     香港からの帰国
     西条巡査部長の殉職
     「警備第1課長ヲ命ズ」
     アウト・レインジ戦法
     タイム・リミット
     警備戦術の大転換
     警備新戦術研究会
     情報攪乱の神経戦
     危機一髪の集会潜入
     佐藤総理への直訴

第2章 出動
学園自治を原則に機動隊による封鎖解除を拒む大学当局。一方、全共闘側の「東大解体」の執念は凄まじい。加藤一郎学長代行の決断は?

     催涙ガス大量使用作戦
     日大「千早城」の陥落
     東大卒を機動隊に投入
     「上智大方式」の誕生
     プレ安田講堂四大事件
     1・9東大両派乱闘事件
     三つ巴の決起集会
     機動隊出動要請
     動員解除か?
     ニトロとリベット銃
     大鉄球作戦
     決戦の朝

第3章 包囲
昭和44年1月18日午前7時5分、医学部の攻防から学園紛争天王山の戦いの火ぶたは切られた。そして林健太郎監禁事件の真実

     青い溶岩流
     「医学部中央館」攻略
     催涙ガス使用開始
     「ニトロ発見」
     脱出していた革マル派
     東大紛争の発火点
     奇々怪々の金権大学
     堕ちた大学教授たち
     東工大の「警備計画」
     林文学部長監禁事件
     「只今、学生を教育中」
     全学園紛争の天王山

第4章 突入
火ダルマになった機動隊員、黒煙につつまれる列品館、法学研究室にはガソリンがまかれる。さらには神田地区でも不穏な動きが・・・・・

     炎と白煙の修羅場
     列品館へ!
     隊員たちの胸の内
     炎上する警備車
     ヘリコプター作戦
     焦土戦術
     列品館陥落
     「法研」攻防戦
     死守した史料、文化遺産
     落書だらけの教授室
     深夜の脅迫電話
     総監室では拳銃着装
     “警備戦国時代”の武勇伝
     早くも“二正面作戦”か・・・・・

第5章 激闘
“本丸”安田講堂攻めが始まった。学生側の抵抗は予想以上に激しく負傷者が続出、夕暮れ迫るなかついに作業中止命令が出される。

     要塞化した“安田城”
     「本気で東大をぶっつぶす」
     史上初の催涙ガス液散布
     無法状態の神田地区
     安田講堂一番乗り
     炎に包まれる工作班
     記念写真を撮る教職員
     作業中止命令
     荒城の月

第6章 落城
早朝6時30分、攻撃再開、次々と突入口から暗闇の講堂内へ飛び込む隊員たち。石塊、火炎ビン攻めに耐え一歩一歩前進してゆく。

     “食パン”作戦
     攻撃再開
     大理石の直撃弾
     充満する都市ガス
     “銀ヘル”との闘い
     “学生死亡”のデマ情報
     命がけの食糧搬入
     一歩一歩前進
     誤れる陣頭指揮
     午後3時50分、大講堂制圧
     東大のいちばん長い日

第7章 終熄
敷石はがし作戦をもって72時間の死闘は幕を閉じる。後日、奏上した秦野警視総監に対する昭和天皇のお言葉は意外なものだった。

     神田地区へ転進
     庶民はどちらの味方だったのか?
     機動隊員を助けた学生
     “瘦せ細る”各隊
     階級章では動かない
     深夜の激闘
     敷石はがし作戦
     道路損壊罪?
     秦野流“スクイズ”サイン
     代表課長会議の大激論
     住宅ローンで弁当代を
     “不実の恋人”東大全共闘
     まだ「終わり」ではなかった。
     「軍隊」と「市民警察」の間
     離職者ゼロの意味するもの
     昭和天皇のお言葉

エピローグ
     戦後史の中の安田講堂事件
     真の「反権威闘争」だったのか?
     新たな連帯意識を求めて
     “東大病”の克服
     平成世代との断絶

あとがき

解説 早坂茂三(政治評論家)


東大安田講堂の攻防は有名な事件である。
あの時、最後の最後に、追い詰められた学生たちの中から何人かが飛び降り自殺をしていたら、その後の展開は大きく変わっていたかもしれない。
が・・・彼らは、散々騒いで壊して火炎瓶を投げて…大人しく捕まった・・・
捕まっても絶対にひどい目にはあわないという“読み”だっからだろう。
呆れたのは東大の学生たち・・・
こっそりと途中で撤退していたのである。
戦力の温存とか再起を図るとかもっともらしいことを言って“逃げ出した”
さすがは東大生・・・「エリートは自己保身と要領の良さを本分とすべし」・・・のいい例である。
ワリを喰ったのは応援に駆けつけて講堂に最後まで立て籠もっていた私大生たちである。
「正直者は馬鹿を見る」・・・そのものである。
この安田講堂に最後まで立て籠もってひどい目に遭った日大生の話を又聞きしたことがある。
気が付いたら東大の連中がいない!
今もって、あの時の東大生たちには恨みがあるという。
その後の“内ゲバ”などは、そういうことも原因の一つであったのかもしれない。

いつも思うのが、成田空港開港反対の運動・・・・
なぜなのかはしらないが、なぜか学生たちがデモ行進をし、火炎ビンを投げ、管制塔を破壊した・・・
あの時の学生たち・・・今では、いい歳をしたオッサンになっていると思うが・・・
間違っても、新婚旅行や海外旅行、海外出張に成田空港は利用してないよね?
と・・・言いたくなるのである。(笑)
自分たちが反対していた空港を利用なんかしないよね?
成田空港に行くたびに、ついつい周囲をキョロキョロしてしまうのである。(大笑)

「東大をぶっ潰す!」と騒いで火炎瓶を投げていた連中は、まさか自分の子供を東大なんかには進学させていないよね?(笑)
誰か、その後の過激派連中の行動を調べて本にしてくれないかと思う。
ちゃっかり自分の子供を東大に進学させたり、素知らぬ顔で成田空港を利用してるんじゃないのかなぁ~?
そういう気がしてならないのである。
所詮、「学生運動」なんて、そんなものなのだろうと思う。
だから、今では「学生運動」なんていう言葉は死語同然になってしまっているのだろう。
今の学生は・・・“運動”はしない・・・・
これは“世代”の問題というわけではないという気がする・・・

学生時代、私は学長と学長室で一対一で談判をしたことがある。
大学改革をぶち上げて激論を戦わした。
当然、合法的で、礼を失しないようにした、“まともな”直談判である。
今になって思えば笑ってしまうのだが・・・
授業料値上げに反対していたのは学長の方で、学費が多少高くなっても教育水準を上げろと言っていたのが私なのである。(大笑)
私が左翼の学生たちと違うのが、こういうところ・・・(笑)
今では、こんなことを訴えるような学生は皆無だろう・・・
ちょっと寂しい気がしないでもない・・・・

当時、あの安田講堂で“戦って”いた元学生たちは、本書を読んでどういう感想を持っただろうか?
自分たちがやったことを「若気の至り」の一言で片づけてしまっているのだろうか?

本書の「解説」は早坂茂三氏・・・・
田中角栄の秘書で有名だった人で、一度だけお会いしたことがある。
一緒に寿司を食べた記憶がある。
お亡くなりになってから、もう何年経つだろう?
懐かしい“声”に触れた・・・・
変なところで感激・・・・(苦笑)


今年の読書:30冊目



読書 | 21:51:52 | Comments(0)
『エジソンに消された男』


謝辞

第1部
     1 はるかな手がかり
     2 1930年、リーズ
     3 1889年、リーズ
     4 1889年、ウェスト・オレンジ
     5 成功
     6 失踪
     7 行方不明
     8 エジソン氏の新発明
     9 疑惑

第2部
     1 トラスト
     2 水に浸った銀板写真
     3 歴史は作られる

第3部
     1 始まり
     2 ピート・バルブ
     3 パリ包囲戦
     4 美術学校
     5 芸術と科学
     6 技術の魔術
     7 アメリカ

第4部
     1 パノラマ
     2 最初の実験
     3 鮫から逃れて
     4 奇妙な出来事
     5 マイブリッジ
     6 エジソンの特許
     7 第一撃

第5部
     1 特許戦争
     2 1887年―89年、パリ=リーズ
     3 構想
     4 庭
     5 三番目のシナリオ
     6 手品
     7 ありそうもないシナリオ

第6部
     1 既視感(デジャヴ)
     2 令状
     3 陰謀
     4 失踪Ⅱ
     5 世紀末
     6 失踪の謎
     7 最後のひとコマ

年譜

参考文献



補遺 写真・映画をめぐる主要発明家略歴

あとがき

索引


“世界の偉人”というと、必ずその一人に名前が挙がるのがエジソンではないかと思う。
そのエジソンに“消された”人がいるという題名の本なのだから、読まないわけには行くまい。

フランス人のオーギュスタン・ル・ブランスという人が1880年代末に映画撮影機と映写機を発明したらしい。
そして、フランス中部の町からパリを経由してアメリカのニューヨークに“世界初の映画の上映”をするために向かった。
1890年9月16日の事である。
列車に乗りパリに出発するところは目撃されているが、その後、忽然と姿を消した。
パリには到着していないらしい。
ということは・・・列車の中で姿を消したのか?
一般には「失踪」ということになるだろうが、本人に失踪するような原因は見つからない・・・
何らかの犯罪に巻き込まれたのではなかろうか?
何人もの探偵が雇われ調査をしたが、何の痕跡も見つけられず、彼の“失踪”は、今もって謎となっている。
そして・・・その“失踪”からまもなくして、エジソンが「映画」を発明したという。
なんだろう・・・このタイミング・・・・

発明家はエジソンだけではなく、多くの発明家がいたらしいのだが・・・
エジソン自身の命令によるのか、彼の取り巻き連中の勝手な行動によるものなのか、特許の訴訟を起こしたり、圧力をかけたり、アイディアを盗んだりということがあったようである。
となると・・・この“失踪”も怪しいということになるかも・・・
エジソンはプライドが高く、自分より先に誰かに発明をされると面白くない・・・というところがあったようである。
子どもの頃に読んだエジソンの伝記とは、ちょっとイメージが違う・・・(汗)
そういわれてみれば、エジソンの肖像写真を見ると、ずるがしこい男に見えないこともないなぁ~(苦笑)

一切の痕跡も残さず、忽然と“神隠し”にあったように姿を消したフランス人発明家・・・
その死体も何も見つかっていない・・・・
まもなくしてエジソンが似たような発明品を発明したとなると、証拠がなくとも何らかの関わりがあったのではないかと疑いたくなるのは当然だろう。
真実を探ろうとする家族の前に立ちふさがる“厚い壁”・・・・
これは何を意味するのか?

翻訳本なので、私にとっては、言い回しなど、ちょっと読みづらい所、分かりづらい所が多々あったが・・・
なかなか面白い本だった。


今年の読書:29冊目



読書 | 01:23:28 | Comments(0)
『嘘だらけの日中近現代史』


はじめに―歴史に学ぶ中国人のあしらい方

第1章 嘘だらけの古代「中国」史
        第1節 中国史は繰り返す
        第2節 孔子は建前、本音は韓非子の「余計な奴は殺せ」
        第3節 「インテリヤクザ」諸葛孔明の真実
        第4節 「中国五千年」というコケおどし

第2章 欧州に翻弄された「清」と抗った「日本」
        第1節 民族問題は「明」にあり
        第2節 アヘン戦争で眠り続けた清と目覚めた日本
        第3節 明治政府の凄腕外交と朝鮮の悲劇
        第4節 決着としての日清戦争

第3章 動乱大陸「中華民国」
        第1節 『ラストエンペラー』の大嘘と孫文のインチキ革命
        第2節 帝国主義者にして愛国者・石井菊次郎に学べ!
        第3節 「二十一か条」というプロパガンダに騙されるな
        第4節 アメリカに振り回される日本

第4章 満洲事変で騙される日本
        第1節 「排英排ソ」のち「排日」
        第2節 中華民国の無軌道が満洲事変を引き起こした
        第3節 嘘つきチャイニーズのプロパガンダの手口
        第4節 最強だった帝国陸海軍は日本外交に敗北した

第5章 お人よしすぎる日本人
        第1節 わがまま放題の溥儀と満洲国
        第2節 暗躍する中国共産党
        第3節 支那事変が「日中戦争」ではない理由
        第4節 「大」「虐殺」を定義する
        第5節 「夷を以て夷を制する」の精髄

第6章 究極の中華皇帝!毛沢東の野望
        稀代の暴君・毛沢東

第7章 中国の悪あがき
        第1節 敗戦後の「媚米」と「親ソ」の行方
        第2節 三角大福のマヌケな死闘
        第3節 中国の資金源と化した日本銀行

終章 アベノミクスと中国崩壊の予兆
        日本の未来はあなたが決める

おわりに―闘いは、続く


本書は面白い書き方をしている。
「通説」をまず記して、それに対する解釈と、それが間違っていることを述べるという書き方。
こういう書き方も面白い。
一方的に「中国は嫌いだ」的な書き方の本もあるが、「通説」との比較は面白い。
著者の言い分は、どれもこれも納得できる。
チャイニーズが嘘つきなのは、もう常識と言っていい話だろうし・・・
彼らは「騙す奴より騙される奴が悪い」と本気で思っているんだろうし・・・
嘘も100回言い続ければ本当になる・・・と思っているんだろうし・・・
中国とは、中国人とはそういうものだと思うが、厳密に言うと、もしかしたら「中国共産党」が、そういう連中であって、中国共産党に毒されていない中国人は本当は「いい人」なのかもしれない・・・という気がしないでもない。
そういう中国人を見つけるのは至難の業だとは思うが・・・


今年の読書:28冊目



読書 | 23:54:08 | Comments(0)
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