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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
58歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』


序章 判決
       評価
       闇社会の守護神と呼ばれて
       敗北

第1章 凱旋
       母のすすめ
       10年の猶予期間
       空飛ぶ弁護士

第2章 法の番人へ
       1000円の仕送り
       繁華街の日本刀騒ぎ
       司法試験と同棲
       一発合格
       検事へ

第3章 捜査現場
       天下をとった気分
       県知事汚職捜査
       強姦事件で大失敗
       検察幹部の小遣い
       政治家の圧力「撚糸工連事件の裏事情」
       取調室の賭け

第4章 鬼検事の正義
       ワープロ汚職事件
       調書の改竄
       史上空前のゲーム汚職
       大阪流の捜査
       「落とし屋」の本音
       供述調書作りのテクニック
       不発に終わった知事の汚職

第5章 転身
       東京へ
       男のジェラシー
       ねじ曲げられた平和相銀事件捜査
       事件の幕引き
       三菱重工CB事件
       最後に手がけた苅田町長汚職事件
       天の声
       事件がつぶされる理由
       ある贈収賄事件の顛末

第6章 ヤクザと政治家
       宅見勝若頭のフランス日帰り渡航
       ひと月1000万円の顧問料
       山口組5代目との会食
       マンション一棟に匹敵する賭けゴルフ
       バブルで一番の蕩尽王
       国税と同和団体
       山口組ナンバー2
       山口組5代目の逮捕劇
       ヤクザの習性
       高山登久太郎会長との出会い
       山口敏夫の土下座

第7章 バブル紳士たちとの甘い生活
       「兜町の帝王」小谷光浩
       逆恨みされた暴行事件
       現在も生きつづける仕手筋
       加藤暠と政治家
       仕手株で40億円の大損
       銀座の地上げで成りあがった伊藤寿永光
       親ばかだった住銀の天皇
       宅見組長とイトマン事件の主役たち

第8章 落とし穴
       「ナニワの借金王」の預金通帳
       山口組に株を渡そうとした佐川清
       裏弁護士のテクニック
       偽破門状で執行猶予
       許永中との再会
       京都のドンとの密会
       逮捕されるまで忘れていた協定
       自転車操業だった資金繰り
       焦点の3分59秒
       宅見組長射殺事件の衝撃
       浮かれ気分と不安の狭間

終章 審判
       狙われた理由
       暗転
       「観念する以外ない」
       救いの手紙
       「環太平洋のリゾート王」と安倍父子
       一蓮托生
       バブルの決算
       日本社会の闇

あとがき


著者は大阪地検特捜部や東京地検特捜部に所属した元検察官。
バブル期に退官し、弁護士に転身。
暴力団や総会屋など“裏社会”の人達を顧客とした弁護士となり有名となった。
本書はその回想記である。
生い立ちの話から始まり、特捜検事時代の話、弁護士となって“闇社会の守護神”となった話など、話としては面白い。
しかし、多少の自己弁護や言い訳、虚栄が混じるのは、この手の本にはよくあることなので、話半分とはいかないまでも、多少“割り引いて”読んだ方がいいかもしれない。

本書の中で一番印象深かったのは、政治家とのかかわりの話。
某代議士の“えげつなさ”には、その人格を疑うばかり・・・
なんていやらしい人間なんだろう・・・(大汗)
よくも、こういう人物を、この選挙区の有権者は国会に送り込んだよなぁ~(大汗)
ここまで実名を挙げ、具体的にその品性を暴露しているのには驚いたが、その後、当の代議士から名誉棄損で訴えられたという話は聞いていない。
ここまで書いて訴えられないと言う事は・・・事実だからか?
かなり品性を疑うような話なのだが・・・(大汗)

著者は、最後には「石橋産業事件」で有罪となり刑務所に入る。
特捜検事から、手形をだまし取ったとして詐欺の罪で実刑判決を受ける身に転落するとは・・・(汗)
よほどのマヌケじゃなければ、そういうことはあり得ないと思うのだが・・・
もしかしてハメられたのかも・・・(汗)
本書の「あとがき」に、この件に関して著者自身が言及している。
“裏社会”だけが“闇社会”ではなく、法曹界も政財界も、怪しいものだという印象を受けた。

著者は刑務所を仮出所して2年後に71歳で病死している。
(本当に病死なのだろうか?)
読み物としては、結構面白かったので、続編も出れば読んでみたかったが、それが不可能となったのは残念である。


今年の読書:14冊目



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読書 | 00:20:37 | Comments(0)
『ペンタゴン特定機密ファイル』


はじめに
     すべてはここから始まった。

1 死海文書が呼んだ波紋
     1947年という重要な年
     大使館での奇妙な遭遇

2 円盤と巻物
     空飛ぶ円盤時代の到来
     ついにリークされた秘匿文書
     UFOから発見された古代ヘブライ語文書
     CIA資料庫に眠る死海文書写真

3 ノアの箱舟の秘密
     四十昼夜の洪水を生き延びて
     世界各地に残る洪水伝説
     トップシークレット指定された箱舟写真
     スミソニアン協会が占有する秘密情報

4 アララト山とCIA
     情報公開を徹底して拒むCIA
     下院議員からのアプローチ
     書籍とその著者への厳重監視
     箱舟問題にのめり込んだ宇宙飛行士
     さらに不可解を極めていくアララト山の謎

5 アララト山と月の塵(ムーンダスト)
     「十戒」は宇宙人の法である
     月の塵=ムーンダスト計画
     告発者の声
     上院議員への脅迫

6 空中浮揚(レビテーション)とピラミッド
     古代エジプトの反重力
     「黄金の牧場と宝石の鉱山」の物語
     空中浮揚(レビテーション)にまつわる数々の伝説

7 ピラミッドパワーの神秘
     モリス・ジェサップが追究したマヤ
     インカ、そしてマチュピチュの驚異
     それは地球外生命体の建造物なのか

8 アメリカ海軍の陰謀
     ジェサップ仮説を追ったアメリカ海軍
     謎の死を遂げたジェサップ
     不可視化実験の重要性

9 重力を制御する野望
     UFOが利用するパワーグリッド
     キャシー文書の衝撃
     アメリカ政府機関の秘密調査

10 古代インドの核戦争
      古代の年代記が語る全面核戦争
      古代インド上空での空中戦
      オッペンハイマーの憂鬱
      「われは死神なり、世界の破壊者なり」
      「そう、あれが最初だ・・・・もちろん現代では」

11 CIAの秘密人体実験
      MKウルトラ計画の秘密
      キノコとシャーマンと秘密工作員
      古代エジプトへの薬物トリップ
      スター霊媒師ユリ・ゲラーはCIAが創った
      植え付けられた「ザ・ナインの思想」
      操られたニューエイジ運動

12 赤い星の謎
      「火星の人面岩」は光の悪戯なのか
      全球周回探査記録の検証

13 火星のピラミッド
      地球と火星との秘密のつながり
      スフィンクスが浸食された証拠
      火星のファラオ
      大災害に襲われた火星
      シドニアからギザへの旅
      現代の火星人=秘密の地球人
      古代の人間型ロボット(ヒューマノイド)
      エドガー・ケイシーとスフィンクス

14 火星人にまつわる機密
      政府によって操作される火星情報
      コミック作家ジャック・カービーの裏の顔
      映画『アルゴ』が描けなかった真相
      スウィフト作『ガリバー旅行記』の秘密
      世界最大の謎の文書「ヴォイニッチ手稿」
      ブルッキングス研究所の報告書

15 審判の日のミステリーサークル
      戦時下のミステリーサークル情報
      アメリカ政府も注目していた
      ミステリーサークルと2012年問題
      NSAの「審判の日」ファイル
      イスラム過激派とミステリーサークル

16 大空に浮かぶ幻影
      神々を利用する「プロジェクト・ブルービーム」
      火星人を用いての心理操作
      ペンタゴンが悪用する吸血鬼
      フィリピンで敢行された「神の目」作戦
      キューバ国民への偽のメッセージ
      森の中に幻影を見た
      湾岸戦争で使用目前だった精神工学(サイコロトニック)装置
      声を脳に直接送り込む「ソニックプロジェクター」
      悪魔の策略が描く未来図

17 精霊とスターゲート、そして不死
      次元を跳び越える「ジン」とアメリカ軍
      スターゲートを探して
      永遠の生命を望むのは誰か

18 古代の人工物を探して
      ヒトラーは憑依されていたのか
      聖杯が内包する脅威のパワー
      ナチス機関アーネンエルベの執着
      運命の槍と契約の櫃
      アメリカ版の捜索計画
      もうひとつ存在した聖櫃

19 イングランドの踊る石
      エイヴェリーの巨石建造群
      世界で最も有名なストーンサークル
      マリーンの踊る柱
      ヒーリングストーン

20 ストーヘンジと機密ファイル
      イギリス国防省のプラズマ計画
      地中深くの秘密基地
      エイヴベリーでの未説明の出来事
      奇妙な生物との遭遇
      幻覚体験と英国国防省の研究
      ロールライトの怪物

終わりに
     過去、現在、そして未来

引用書籍・紙誌・サイト・インタビュー 一覧

訳者あとがき
     政府機関が機密指定する謎



この本は、一種の都市伝説を扱ったものかな?(笑)
実際のところは、どうなのかはわからないが・・・
読み物としては結構面白かった。


今年の読書:13冊目



読書 | 21:11:31 | Comments(0)
『スガモ尋問調書』


はじめに

道は巣鴨に向かう

東條英機

広田弘毅

武藤 章

板垣征四郎

新たな始まり

訳者あとがき

解説―尋問の文脈 (日暮吉延)
   1 巣鴨プリズンにて
   2 捜査の開始と尋問
   3 広田弘毅の事例



著者は元米陸軍憲兵隊の軍人で、その後、雑誌社の編集長に転じた米国人。
憲兵隊機関誌の編集長の時に、たまたま東京裁判の遺品や関係資料と出会って、東京裁判に興味を持ったらしい。
そして13年以上に及び調査と取材にのめり込んだという。
その集大成が本書である。

本書の題名の「スガモ」とは「巣鴨プリズン」のことで、現在の池袋サンシャインが建っているあたりである。
ここに東京裁判のA級戦犯たちが収容されていた。
A級戦犯として処刑されたのは7名であるが、なぜかわからないが、本書では4名に関する話しか掲載されていない。
その理由も書かれていないので、どうしてなのか分からないが・・・
原書では7名分が書かれていたが、日本で翻訳する時に“著名”ではない3名は除かれたのかもしれない。
ちょっとこの点に違和感を感じる。

私が知りたかったのはA級戦犯として処刑された土肥原賢二さんについてだった。
土肥原閣下は「満洲のローレンス」とも言われる「スパイ・マスター」だった人で、私の祖父が一時期この方の副官をしたことがある。
他の人物の項にチラリとでも話が出てこないものかと期待して読んでみたが、残念なことに一言も出てこなかった。(涙)

本書は、米国立公文書館に保存されている尋問調書を中心に書かれた、非常に珍しい本である。
土肥原さんの尋問調書を読んでみたかったなぁ~・・・・残念である。
これら尋問調書に加えて、米陸軍情報部に保管されている文書、米憲兵隊の記録、当時巣鴨プリズンに勤務していた元憲兵へのインタビューや日本の教誨師である花山信勝師の英訳された日誌などを元に本書は書かれているので、ユニークな視点からA級戦犯に迫った本だと思う。
貴重な資料を駆使しての本なので貴重ではあるが、内容的にはかなり要約されているような気がしないでもない。
すべての資料を白日の下にさらし、処刑されたA級戦犯7名全員を取り上げたら、1冊の本という分量では収まらなかっただろう。
もしかしたら、分厚い本で全3巻・・・なんてことになっていたかもしれない。
そう考えると、一般向け、商業的には、この程度で丁度良かったのかもしれないという気もするが・・・・

でも、7人全員の尋問調書を読みたかった・・・・


今年の読書:12冊目



読書 | 21:24:29 | Comments(0)
『サンパギタ咲く戦線で』


“太平洋戦争”開戦近し
     戦争の前夜祭
     徴用令書の甲・乙・丙・丁
     井伏鱒二の楽観説
     言外に洩らす訣別の心
     妙な区長の挨拶
     打って変わった表情
     うまく逃れたハッちゃん
     封じられた徴用忌避
     無蓋トラックに乗せられて
     凍った折詰弁当
     一喜一憂の表情
     やっと電話連絡を
     いよいよ出発命令
     “私役”に口惜しがる今ちゃん
     誤って青春に伍す
     囚人列車さながらの車で
     雪隠の中の奇蹟
     思わぬ盛んな訣別の酒宴(さかもり)

出征航路
     宇品港から鹿島立ち
     懲用船とは
     上等兵に叱られる
     たくまざるユウモア
     たのしい「兵隊演芸大会」
     眸に残る少年航空兵
     寺内大将にあわせろ!
     基隆に上陸して
     客膳でたのしい一杯
     生命はもらった
     ジャングルを眺めて
     陰鬱な洋上生活

宣戦の布告
     宣戦の朝
     正攻法作戦によって
     田中・菅野先遣支隊の勇戦
     戦機、愈々熟して
     酒罎が“奇蹟”となる
     大輸送団は進む

リンガエン湾・敵前上陸
     リンガエン湾に上陸
     バウアンの第一夜
     最初の宣撫行
     椰子の水
     旌(はた)を眺めて
     戦局は有利に展開
     ビナロナンでの年の瀬
     大晦日の夜
     陣中の元旦
     元旦の朝、ホーデンくらべ
     マニラへ、マニラへ!
     ベビュー・ホテルを宿舎に
     土橋兵団の転用と暗影
     物価の安いマニラ
     ジョニー・ウォーカーの山

戦雲たなびくバタアン半島
     バタアン戦線に出動する
     デナルピアンにて
     ヘルモサの戦線にて
     塹壕(ざんごう)の中で莨(たばこ)一服
     塹壕の詩
     サンフェルナンド野戦病院にて
     病床と前線
     マニラに後送させられる
     平岡兵站病院に入院
     幽かな「戦陣訓」の声
     また別の患者について
     勝屋報道部長の見舞
     比島赤十字会婦人の見舞
     突如、退院を許される
     退院の祝杯を
     アルハンブラ・ホテルで
     パサイのとある酒場(パブ)へ
     望月少尉と大塚准尉のこと
     第二次徴用員が来る
     葦平ビフテキをパクつく
     コレヒドール攻撃激化する

バタアン総攻撃
     バタアン総攻撃の準備なる
     戦場に余情あり
     マッカーサー豪洲に脱出す
     待望の“総攻撃の火蓋切られる!
     バタアンの激戦
     尾崎士郎の名即興句
     形容できぬ凄愴な白兵戦
     破竹の進撃をする各部隊
     迷路難行
     バタアン遂に落つ
     “死の行進(マーチオブデス)”とは・・・・・
     不安に包まれた俘虜輸送
     本間中将の救助方配慮
     美しい本間雅晴の眸
     和製オート・ミールをつくる
     戦い去って白雲悠々たり
     ダンスホールの閉鎖命令
     一見、平穏をとりもどした町

魔の島・コレヒドール島  
     魔の島・コレヒドール島
     コレヒドール島を仰ぎて
     “敵前上陸”の命令下る!
     敵前上陸・敢行す
     「勅語」が下る
     バタアン・コレヒドール攻略祝賀観兵式
     音楽堂から分列式を見て

一応、小康状態を保つ比島
     寺内大将比島に来る
     天祐神慮ではありませんか?
     ホーデンをしばられる
     尾崎士郎の“道オンチ”
     異国の友情
     松竹慰問団の来比
     帰還の希望がわく
     いろんな現象が起こる
     勝屋部長に転任命令
     士郎マニラを去る
     ベビュー・ホテルの窓から
     ノンキな生活しながら
     美女を救う一幕

故国日本へ
     輸送司令官を命じられる
     和知中将に「司政官」を口説かれる
     鶯吟閣(おうぎんかく)での別離の宴(えん)
     マニラ港を出帆す
     突如、潜水艦現れる
     高雄に入港する
     北投温泉の一夜
     故国日本へ
     博多で第一夜を迎える
     神戸港へ
     東京へ一路!
     東京駅頭にて
     大本営に連絡に赴く
     戦友の家を歩いて
     日本の耐乏生活をみて
     船団やっと日本へ
     花隈での宴会
     京都に寄って
     「阿波丸」に乗船しなかった私
     暗くなっていった日本
     近衛公、深夜の軽井沢をただ一人彷徨する

戦後の友情
     マニラ市長、アルセニオ・H・ラクソン一家の突然の来日をみる
     ああ、懐かしいサンチャゴ一家よ
     「モンテンルパ」釈放感謝の会と「サンパギタの歌」楽譜贈呈の夕べ
     「日比友愛の碑」建立について

むすびのことば


著者は、外務省大東亜省次官室勤務の経歴を持ち、太平洋戦争では陸軍報道班員として比島に従軍された方。
本書は、報道班員としてフィリピンに派遣された時の体験談なのだが、これが非常に面白い。
報道班員として重用された人たちは、作家、詩人、画家、新聞記者、カメラマン等々・・・
私でも知っている名が出てくる・・・
尾崎士郎、石坂洋次郎、今日出海、井伏鱒二、海音寺潮五郎、サトウ・ハチロー等々・・・
特に著者は尾崎士郎とは仲が良かったらしく、頻繁に尾崎の名が出てくるし、彼のエピソードがいくつも出てくる。
これだけでも貴重な記録ではなかろうか?
報道班員として従軍した尾崎士郎・・・・こう言っては失礼かも知れないが・・・面白い!
戦場に送り込まれた「文化人」たちの話・・・面白いの一言である。

戦後の話も、これまたいい記録である。
戦後のフィリピン人との交流・・・・
戦後、「文化人たち」など関係者によって建立された「日比友愛の碑」が千葉県銚子にあるという
一度、行ってみたいなと思う。


今年の読書:11冊目



読書 | 22:36:53 | Comments(0)
『フィリピン戦線の日本兵』


はじめに

日本語版によせて

プロローグ

マヌエル・ロハス将軍と神保信彦中佐
   マライバライ・ダバオ&マニラ

PART1 ルソン島北部

日本兵の全員が悪いのではない
   イロコス・ノルテ州パスキン
     フローラ・M・パガドゥアンの証言
取りやめになった大虐殺
   イロコス・ノルテ州ラオアグ
     エヴァ・デ・グスマンの証言
ササキ・タロウ
   イロコス・ノルテ州ラオアグ
     ロスニルダ・C・モンタノの証言
異議申し立て
   カガヤン州ツゲガラオ
     J・ダブロサの証言
セイキさん
   イロコス・スール州サン・エステバン
     エルネスト・A・エスピリツの証言
天然痘がどのようにして命を救ったか
   イロコス・スール州カブガオ
     ベティ・バーバーズ・インペリアルの証言
音楽には不思議な力がある
   イロコス・スール州サンタ
     エリタ・P・デ・ラ・クェヴァの証言
幼いリーをかわいがった兵士
   イロコス・スール州ヴィガン
     ベティ・バーバース・インペリアルの証言
人間味ゆたかな隊長
   イロコス・スール州ヴィガン
     ベティ・バーバース・インペリアルの証言
誕生日の変わったプレゼント
   イロコス・スール州カブガオ
     ベティ・バーバース・インペリアルの証言
日本軍は祖父を助けてくれた
   イロコス・スール州マグシンガル
     ベティ・バーバース・インペリアルの証言
若い将校コダシさん
   イロコス・スール州カブガオ
     アントニオ・R・ハラの証言
ネナへの贈りもの
   イロコス・スール州カブガオ
     ベティ・バーバース・インペリアルの証言
アンドウ隊長
   マウンテン州アパヤオ・バヤグ
     エルネスト・A・エスピリツの証言
教会の鐘
   マウンテン州リンガ・ルブアガン
     クリスティーナ・A・モラレスの証言
リトウさん
   ベンゲット州バギオ
     ベニフレド・D・サンタ・マリアの証言
救いの日の夜明け
   ヌエバ・ヴェスカヤ州バヨンボン
     ナンシー・フロレス・ナヴァロの証言

PART2 ルソン島中部

ペルラと二人の求婚者
   パンガシナン州サン・カルロス
     フェ・M・カシリヤンの証言
級友は覚えている
   パンガシナン州ビナロナン
     アメリア・メンドゥエトの証言
音楽に魅せられて
   パンガシナン州サン・カルロス
     フェ・M・カシリヤンの証言
不正はただされる
   パンガシナン州サン・カルロス
     ティモテオ・カストロ2世の証言
クリスマスの自由の精神
   パンガシナン州サン・カルロス
     フェ・M・カシリヤンの証言
オオムタ大尉と日本刀
   パンガシナン州マナオアグ   
     コンラド・メンドーサの証言
オオムタ大尉とギター
   パンガシナン州マナオアグ   
     コンラド・メンドーサの証言
ブレスレット
   パンガシナン州サン・カルロス・アグダオ
     フェ・M・カシリヤンの証言
灯火管制
   パンガシナン州ダグパン市
     フロロ・A・ガスコンの証言
ある医師
   ヌエヴァ・エシハ州カビアオ
     エヴァ・デ・グスマンの証言
日本軍は私の叔父を信用した
   タルラック州プラ・エスティポナ
     ロランド・G・パラガスの証言
ルイスと牛と日本兵
   タルラック州パキニ
     コンラド・メンドーサの証言
彼らも泣いている
   タルラック州タルラック
     フィデル・ドゥランの証言
田んぼの稲
   タルラック州プラ
     ロランド・G・パラガスの証言
手料理で
   サンバレス州サンタ・クルス
     コラソン・G・サモディオの証言
褒美
   パンパンガ州サン・ルイス
     ルスティカ・Y・カルロスの証言
華麗な鳥
   パンパンガ州サン・ルイス
     ルスティカ・Y・カルロスの証言
大佐と教区の司祭
   パンパンガ州サン・ルイス
     ルスティカ・Y・カルロスの証言
3人の中で1人だけは“人間”だった
   パンパンガ州
     ベンハミン・C・パストラルの証言
トマサと日本兵
   ブラカン州サン・ラファエル
     ニエヴァ・ヴェロイラの証言
思いがけない親切
   ブラカン州ノルサガライ
     コラソン・G・サモディオの証言
残忍な男でもなければ野蛮人でもない
   ブラカン州ノルサガライ
     コラソン・G・サモディオの証言

PART3 マニラ近辺

チャンピオンのメダル
   マニラ市フィリピン大学のキャンパス
     アウレリオ・アマンテの証言
忘れられない音楽
   マニラ市サン・アンドレス
     コンセプシオン・R・カバニエロの証言
イルマの貢献
   マニラ市サン・アンドレス
     シンティア・セリスの証言
親切のための親切
   マニラ市パコ
     コンセプシオン・R・カバニエロの証言
結婚
   マニラ市・サンパロック
     ティモテオ・R・カストロ2世の証言
キャッサバの芋
   マニラ市サンパロック
     レオノール・T・ポブレの証言
日本兵に救われた
   マニラ市トンド
     エストレリア・L・サモンテの証言
異例の日本将校
   マニラ市サンタ・クルス
     ナンシー・フロレス・ナヴァロの証言
意外な新事実
   マニラ市エルミタ
     コラソン・G・サモデイオの証言
ヒデロウ
   マニラ市タフト通り
     アスンシオン・G・ミテリアの証言
初めての出会い
   リサール州ノヴァリチェス・タリパパ
     ホセ・B・フェスティンの証言
彼らは音楽に耳を傾けた
   リサール州サン・ホアン
     エヴァ・デ・グスマンの証言
オカムラ大佐
   リサール州ケソン市カムニン
     グレゴリオ・L・シャンヒオの証言
サクラノハナ
   リサール州マリキナ・サン・ローケ
     ソイラ・S・サンタ・イネスの証言
アマノさん
   リサール州マラボン
     エヴァ・デ・グスマンの証言
親切な敵
   リサール州カロオカン・クレースパーク
     コラソン・G・サモディオの証言
生兵法は怪我のもと
   リサール州パッシグ
     フェルナンド・サンチェス2世の証言
鉄道線路のそばで
   リサール州スーカット
     コンセプシオン・R・カバニエロ
司令官
   リサール州タナイ
     フェルナンド・サンチェス2世の証言

PART4 ルソン島南部

サロと歩哨と私
   カビテ州シラン
     サルヴァドル・P・ルナの証言
日本兵とその恋人
   カビテ州シラン
     サルヴァドル・P・ルナの証言
イシマ中尉
   カビテ州カビテ
     D・カブレラの証言
アンドレスおじいさんと日本兵
   カビテ州シラン
     アブンディオ・V・メルカドの証言
伍長とコーラスガール
   カビテ州シラン
     アブンディオ・V・メルカドの証言
女たちは震え上がった
   バタンガス州サン・ホアン
     アウグスト・M・マナロの証言
よい友だち
   バタンガス州タイサン
     ルス・A・ブエンヴィアヘの証言
聞き耳を立てていた人たち
   ラグナ州リリオ
     アメニダッド・M・モンテイロの証言
1枚のビラ
   ラグナ州カンルバン
     アンヘr-ナ・C・ヘメデスの証言
ミスター・モチモト
   ラグナ州リリオ
     アメニダッド・M・モンティロの証言
森の中で道に迷って
   ラグナ州リリオ
     アメニダッド・M・モンティロの証言
桜の花
   ラグナ州ロス・バニヨス
     リタ・S・ヴェルモンテの証言
馬上のロメオ
   ラグナ州ロス・バニヨス
     リタ・S・ヴェルモンテの証言

PART5 ルソン島南東部

食糧庫の隊長
   カマリネス・スール州ナガ市マボロ
     エミリオ・B・アンヘレス2世の証言
教訓を受けた出来事
   カマリネス・スール州ナガ市タブコ
     エミリオ・B・アンヘレス2世の証言
知性と教養に富んだ日本兵
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
しつけを教えてくれた人
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
クマダさん
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
トゥラトゥラ通りとコニヘロ大尉のこと
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
フカボリ大尉
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
彼らのすべてが人でなしなのではない
   アルバイ州アルバイ
     ジョセフィーナ・H・デル・ヴィリヤールの証言
ティアン・テリアの「ハポン」
   ソルゴン州ブラン
     リカルド・グレイ・ゴルペオの証言
私は救助された
   ソルゴン州ブラン・ブノド
     エミリオ・B・アンヘレス2世の証言
夜の訪問者
   ロンブロン州ロンブロン
     ダイアナ・C・リムの証言
良心
   ロンブロン州ロンブロン
     ダイアナ・C・リムの証言

PART6 レイテ島&ミンダナオ島

不思議な指輪
   レイテ州トロサ
     ロレッタ・C・アドヴィンクラの証言
日本軍のパトロール
   スリガオ州スリガオ
     フロロ・A・ガスコンの証言
日本人の友だち
   ダバオ州ダバオ
     ルシア・J・ヴァルデラモスの証言

訳者あとがき


著者は元・フィリピン大学の英語学教授だった人。
本書は日本軍がフィリピンを占領していた当時、すべての日本軍将兵が残虐だったわけではないことを示す証言を集めて書いたという本。
つまり、日本軍の中には、良い人、親切な人もいたんだという話らしいのだが・・・・
読みだしてまもなく、首をかしげてしまった。(苦笑)
なんとも不自然な話が多すぎるのである。

まず、最初に「流暢な英語を話す日本兵」が、必ずと言っていいほど出てくる。
たしかに英語が話せない日本兵とはコミュニケーションが取れなかっただろうから、どうしても思い出として残るのは英語の話せる日本兵ということになるのだろうが・・・
それにしても、どいつもこいつも「流暢な英語を話す日本兵」なのである。
カタコト英語に身振り手振り・・・という日本兵の話はわずかしかない。
本当に、そんなに沢山、「流暢な英語を話す日本兵」がいたのだろうか?

次に証言に登場するフィリピン娘は全員が「美しい」「絶世の美女」と表現している点・・・(笑)
戦時中、そんなに沢山、フィリピンには「美少女」がいたのかと突っ込みを入れたくなる。(苦笑)

私の経験から言うと・・・
フィリピン人は、嘘をついているという自覚がない・・・(笑)
嘘というより、少し話を誇張しているだけ・・・という感覚なのかもしれない。
いや、その誇張すら認識していなくて、折角だからとサービスしているというつもりなのかもしれない。
あくまでもサービスであって、決して嘘ではないというようなところが見られる。
この証言も同様なのではないか?
「日本兵に関する良い思い出を語ってくれ」と頼まれて、大サービスして誇張した話を語ったのか・・・
それとも、報酬目当てで、相手が気に入るような話を“でっちあげ”たのか・・・
本書を読んでいて、どうもシックリいかないところが多いのである。

まるで小説仕立てのような証言や、最後のオチが童話の“教訓”めいた証言や・・・・
どうみても“出来過ぎている”としか思えない証言や・・・
とにかく怪しい話が多い。

たとえば、フィリピンの「美少女」に求婚する日本兵の話・・・(苦笑)
その証言は、一つや二つではない・・・
当時、日本兵が、そうそう簡単に占領地の娘と結婚するなんてことが出来るはずはないのでは?
まともな頭の持ち主なら、好意を持ったとしても結婚までは考えないだろう。
そのかわり、恋愛は確かにあった。
実際にそういう経験をした生還者から話を聞いたことがある。
この方の場合は部隊の移動とともに、その恋は実らなかったのだが・・・
戦後、慰霊巡拝に現地を訪れた時に、偶然にも“彼女”の弟と再会した。
で・・・“彼女”のことを尋ねたら戦後まもなく病死したとのこと。
悲しい話である。
この方は「部隊を脱走して彼女と駆け落ちしようかと思ったくらい好きだった」とおっしゃっていた。
が・・・それは現実的ではない、先々を考えたら、誰もが諦めて当然である。
求婚ねぇ~・・・・あり得るかねぇ~(苦笑)

証言が、小説仕立て風になっているものについては、創作とも受け取れないこともないが・・・
証言者の証言が支離滅裂で要領を得ないので、著者が証言を基に話を“整えた”せいなのかもしれない。
良い方に解釈すれば・・・であるが・・・

また、どこかで聞いたような“よくある話”の証言が複数。
それは音楽・・・・
美人のフィリピン娘がピアノを弾いたら、横柄な日本兵が大人しくなり親切になって、その家族は危機から脱することが出来た・・・というようなストーリーである。
その手の話は、聞いたこともあるから現実にそういうこともあっただろうが・・・
だからといって何処にでもある話ではないような気がするが・・・
本当に自分の“体験”なのだろうか?

読み進めているうち、おかしなことに気が付いた。
同一人物が複数証言している。
これは、エピソードがいくつもあるので、それぞれのエピソードごとに分けたと解釈すればいいいだけだろうが・・・
気になったのは「住所」・・・
同姓同名で「住所」が違うのである。
これはどういうことなのだろう?
この「住所」がエピソードがあった場所を示すのか、それとも証言者の「居住地」をしめしているのか、それが不明確。

例えば・・・
ルソン島のパンガシナン州ダグパン市 フロロ・A・ガスコンの証言
ミンダナオ島のスリガオ州スリガオ フロロ・A・ガスコンの証言
場所が全く違うが、同姓同名の人物の“証言”・・・・
同姓同名の別人とは思えませんが・・・

本書の「証言者」の中には、そういう人物が複数いる。
こうなると、この証言の信ぴょう性を疑いたくもなるのだが・・・
かといって、同じ証言者名を使って複数の「証言」を創作して“水増し”するというお粗末な手法を取るとも思えない。

本書は、「日本兵の美談」の証言を集めたはずだが・・・
どう見ても「日本兵の美談」とはかけ離れているような話がいくつかある。
要するに、したたかなフィリピン人が、お人好しの日本兵をうまく言いくるめて、つまり“してやったり”ということで、危機を脱することが出来たというような話・・・
これは美談でも何でもなく、ただの証言者の(フィリピン人の)自慢話・・・
日本兵はただの“マヌケ”ということになる。

過去には、フィリピンにおける日本軍将兵の悪行の数々を暴く証言をまとめた本を読んだことがあるが・・・
これも怪しげな話が多くて、果たして証言はどこまで本当か?・・・と思ったものである。
こちらは日本人が収集して出版したもので、かなり政治や思想の偏りから作られたものであることが一目瞭然の本だった。
だからといって、全ての証言は嘘であるとは言い切れないし、日本軍将兵が悪行は一切行わなかったなどとは思わない。
ただ、誇張と脚色と創作を入り混ぜて証言数を増やしているのではなかろうかと思われる本だった。
“話半分”どころか“話半分以下”という気持ちで読むべき本だと思ったが、本書も残念ながら私にとっては同等扱いとなる。
日本軍将兵による善行がなかったとは言えないが、“美談”とする証言は少ないような気がした。
著者の“思い”とは、ちょっとかけ離れた「証言集」になってしまっているように思える。
まさか、著者が日本に阿って(または諂って)、日本から“何かを”得ようとして本書を出版したのではないだろうと思いたい。



今年の読書:10冊目



読書 | 23:05:01 | Comments(0)
『特務艦艇入門』


まえがき

第1章 特務艦艇とは

第2章 特務艦艇の種類とその任務

   工作艦
   運送艦
       その1、給兵艦
       その2、給炭艦
       その3、給油艦船
       その4、給糧艦
       その5、雑用運送艦
   測量艦
   砕氷艦
   標的艦
   運用術練習艦
   魚雷艇
   駆潜特務艇
   哨戒特務艇
   電纜敷設艇
   海防艇
   雑役船艇
       その1、海洋観測船
       その2、飛行機救難艇
       その3、砲艇
       その4、運貨船
       その5、内火艇
       その6、曳航式油槽船(TE型バージ)
       その7、魚雷追躡艇
   作業船
       その1、起重機船
       その2、潜水標的

第3章 特設特務艦艇船

   特務工作艦
   特務運送艦船
       その1、特設給炭船および給炭油船
       その2、特設給油艦船
       その3、特設給糧艦
       その4、特設給兵艦
       その5、特設給水船
       その6、特設運送船(雑用)
   特設港務艦
   特設病院船
   特設捕獲網艇
   特設敷設艇
   特設駆潜艇
   特設掃海艇
   特設監視艇

第4章 外国の特務艦艇と特設特務艦艇

イギリス海軍の主な特務艦艇および特設特務艦艇
   工作艦および特設工作艦
   設網艦
   潜水母艦
   特設臨検艦
   特設給油艦
   特設駆潜艇および特設掃海艇
   特設作戦指揮艦
   特設兵員揚陸艦
   囮艦、偽軍艦
アメリカ海軍の主な特務艦艇および特設特務艦艇
   工作艦および特設工作艦
   給兵艦
   特設特殊運送船
       その1、特設航空機専用運送船
       その2、戦車専用運送船
   給油艦
   駆逐艦母艦
   水上機母艦
   特設沿岸掃海艇
   特設強襲揚陸艦および強襲貨物揚陸艦
       その1、特設強襲揚陸艦
       その2、正規強襲揚陸艦(APA)
       その3、正規強襲貨物揚陸艦(AKA)
   兵員専用輸送船
ドイツ海軍の主な特務艦艇および特設特務艦艇
   潜水母艦および特設潜水母艦
       その1、ヴィルヘルム・バウエル級
       その2、ザール級
       その3、特設潜水母艦ドナウ
       その4、特設潜水母艦エルウィン・ヴァサナー
       その5、特設潜水母艦ヴァイヒゼル
   魚雷艇母艦
   標的艦
       その1、砲術・爆撃標的艦
       その2、潜水艦訓練用標的艦
   練習艦
   実験艦
   特殊艦
   特設宿泊船

あとがき


今年の読書:9冊目



読書 | 21:11:59 | Comments(0)
『一等兵のルソン戦記』
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『一等兵のルソン戦記』
~その悲哀と心情~
著者:山崎 亘
編集制作:朝日新聞東京本社出版サービス
平成9年3月1日 第3刷発行
頒価:2500円

まえがき

台湾歩兵第1連隊小唄

応召入隊
   郷里からの電報
   第127飛行場大隊編成
   シンガポールへ、門司出帆
   高雄港入港

波高しバシー海峡
   バリンタン海峡の遭難
   北サンフェルナンド寄港
   バターン半島沖遭難
   マニラ港上陸

シンガポールめざして
   マニラ港で乗船
   マニラ港遭難
   ホセ・リサールの銅像と水漬く屍

ルソン島に展開
   リパ東飛行場に展開
   マニラ市へ転進
   バカバック街道の夜行軍
   バカバック宿営

第127飛行場大隊解散
   臨時歩兵第16大隊編成
   第127abの解隊式
   オリオン峠を越えてデアディに展開
   モロンの臨時野戦病院
   野戦病院を強制退院、原隊復帰
   デアディ布陣中の出来事

マガット山からカガヤン平原へ
   マガット山の潜伏第3陣地
   カガヤン平原めざして脱出
   残兵4人の行方
   牧童小屋での記憶と思い出
   牧童小屋とのお別れ
   カガヤン平原に立つ
   平原から遮断された隠れ敗残兵

落下傘ニュースと投降
   落ち武者生活の最後
   偶然に拾った落下傘ニュース
   投降兵と現地住民

PW生活あれこれ
   捕虜尋問の2世将校
   捕虜収容所と伊田の消息
   単調な収容所生活
   キニーネとアテプリン
   PW生活の位相差
   PW生活と餓鬼道

祖国は近い、生きていた
   平穏な航海
   最後の命令と郷里の人々
   マラリアの再発と入院生活
   合同慰霊祭と1.2パーセントの生存率
   生存者名簿と「途中落伍」
   中隊長の手記と追憶
   フィリピン戦跡巡拝の旅

参考文献

あとがき


著者はフィリピンで戦った第127飛行場大隊警備中隊の兵士。
のちに部隊は解隊され、第105師団の臨時歩兵第16大隊第3中隊指揮班に編入され終戦を迎えた。


今年の読書:8冊目



読書 | 00:30:59 | Comments(0)
『書きあぐねている人のための小説入門』


Ⅰ章 小説を書くということ―感じ、そして考えること

小説が生まれる瞬間とは?
小説とは人間に対する圧倒的な肯定である
鵜呑みにせず自分なりに「感じる」こと
ふつうの言葉では伝わらないものを伝えるのが小説
なぜ、一気読みできる小説はつまらないのか?
「私が書かなくてもすでに小説はある」と知るべき
会社に勤めながら小説を書く
小説を書くためのマニュアルはない
自分のための地図を自分で作る
テクニックを使わないことを考えてみる
第1作にすべてを注ぎ込め
「新人賞」がゴールではない
「自己実現」のための小説を書かない

Ⅱ章 小説の外側から―ジャズ、アフリカ文学、哲学・・・・・

ジャズを聴きながら小説を考えてみる
ボブ・マーリィが教えてくれた驚き
まったく異質なアフリカ、ラテン・アメリカの小説
哲学は小説を書くことに「役立つ」か?
小説にも哲学にも“答え”はない
哲学のフレーズにこだわるな
哲学も自然科学も小説も「誰も見たことがないもの」を描く
小説が光源となって日常を照らす

Ⅲ章 何を書くか?―テーマからの解放

テーマはかえって小説の運動を妨げる
「モード奏法」で小説を書く
テーマの代わりに「ルール」を作る
「猫」を比喩として使わない
「書きにくいこと」を見つける
「書くことが辺境」という現代文学
社会的弱者と小説内弱者は違う

Ⅳ章 人間を書くということ―リアリティとは何か?

小説はなぜ、人間を書くのか?
「今を生きている人間」を書く
昔の映画や小説が面白いのは「今」があるから
ネガティブな人間を描かない
まっとうな志向を持つ人間として描く
登場人物に”役割”を与えない
モデルがいても“抜け”があるから大丈夫
人間を社会的形容詞で形容しない
なぜ「会話」が通じるのか?
停滞や歪みが起こるのが会話
発言のつまらない「裏読み」はしない
会話は、短く、飛躍させる
登場人物に勝手にしゃべらせること

Ⅴ章 風景を書く―文体の誕生

なぜ、風景を書くのか?
風景を書くとは、心理テストに答えるようなもの
風景を書くことの難しさ
風景を書くことで文体が生まれる
書き方に現れる筆づかい
風景を書くことで書き手は鍛えられる

Ⅵ章 ストーリーとは何か?―小説に流れる時間

なぜ、ストーリーを作るのは難しいのか
野球もストーリーのある小説も「次に何が起こるかわかる」から楽しめる
ストーリー・テラーは、結末から逆算する
小説は“読んでいる時間の中”にしか存在しない
ドストエフスキーの“熱”はどこから生まれるのか
「小説を書く」とは「問題を解く」こと
大島弓子作品のリアルさ
ストーリーは、小説を遅延させる
田中小実昌『ポロポロ』の時間感覚
ベケットを読む苦痛と快楽
グルメガイドにもある「面白さ」とは?
車窓の風景を眺めるような内田百聞の面白さ
作品とはプロセスである
書き手は小説のすべてをコントロールできない
私が何度も書き直しをする理由
小説の多様性を受け入れる

Ⅶ章 テクニックについて―小説を書き始めるためのいくつかの覚書

誰でもある日突然、小説家になれる
書く前のイメージやアイディアは“湯水の如く”捨てる
書き上げた作品は手直ししない
頭を“小説モード”にしない
小説に「地方」を持ち込むのもひとつの方法
「自分が大切に思っているいること」をけっして捨てない
一人称か二人称か―どっちでもいい
読者をどうフィクションの世界に連れていくか?
「書き出し」で決まる現実との距離感
書き出しは、ギクシャクしたテンポでいい
回想形式はやめて時系列で書く
「夢」を使うのは安易だ
読者をどう笑わせるか?
「笑い」によって知る現実の複雑さ
「感傷的な小説」は罪悪である
なぜ、私の小説には“オチ”がないのか?
一生に一度だけ使える「結末の裏ワザ」
ワープロより手書きで書くことをすすめる
手を休めて、窓の外を見る

あとがき

文庫のためのあとがき

創作ノート
『プレーンソング』
『草の上の朝食』
『猫に時間の流れる』から『この人の閾』へと
『季節の記憶』
『コーリング』『残響』
『カンバセイション・ピース』


「書きあぐねている人」・・・・まさしく私のことである。(笑)
べつに“小説”を書こうと思っているわけではないのだが・・・・(笑)
“ものを書く”ということに“書きあぐねて”いるのである。
ということで、題名に魅かれ、小説じゃなくても何かヒントがあるだろうと思って読んでみた。

本書は、小説を書くための手法やテクニックについて書かれた本ではない。
小説を書くということに対する“考え方”を示した本だと思う。
そのため、教科書的ではないので、“読み物”として結構面白かった。
最後の「創作ノート」などは珍しい・・・・
こういうものを公開する人は少ないのではなかろうか?
残念ながら、この著者の小説自体を読んだことがないので「創作ノート」の面白味は半減してしまったかもしれない。
が・・・それでも、結構、面白かった。
もしかして、この本自体が“小説”なのかも?(笑)


今年の読書:7冊目



読書 | 17:34:09 | Comments(0)
『定年認知症にならない脳が冴える新17の習慣』


はじめに

第1章 あなたの脳の状態を知る

脳機能は大きく三つの層に分けられる
脳幹は生命維持
大脳辺縁系は感情と欲望
大脳新皮質は理性
第三層は進化の結晶
脳は安定させる努力が大事
定年認知症のリスクをチェックする
確認した項目の裏の意味
   (1)脳幹の機能を守れているか
   (2)大脳辺縁系を制御できているか
   (3)大脳新皮質を毎日鍛えているか
定年後はほんとうに理想郷か
ストレスフリーは幸せでも安心でもない

第2章 定年と認知症はどう関係するか

わたしも定年後に認知症になる?
医者の間では前からあたりまえ「定年認知症」
長寿社会にはなったけれど
脳はどう取り扱えばボケないか
長い間ナゾだった脳
あなたの脳の常識は時代遅れ
脳には「正しい」取り扱い方がある?
これまでの話をまとめましょう
からだではなく脳専門の健康法が必要
1万人の脳画像と現実の姿
脳はどのように枯れ始めるか
目に見える変化のずっと前から始まる
ちょうど定年の後に認知症となる
わたしの送ったアドバイス
脳のどこに問題があるかを見極める
大脳新皮質は鍛え続けなくてはならない
管理職のポジションは要注意
年だから、ではない。ダメにしてきたからダメになる

第3章 まず脳幹を守れ

健康で幸せな最小限度の生活
まずはとにかく脳幹を守る
樹木でいえば根にあたる脳幹
脳幹の守りとは「負荷をかけない」こと
脳幹の負担とはなにか
生活を大事にすることは脳幹を大事にすること
現代は快適な時代
1 睡眠を確保する
     質のよい睡眠を心がけよう
     脳幹を整えるのは体内時計
     夜は寝ないと脳が壊れる
     自分の眠りを正しく認識する
     脳幹のリハビリは奇跡をも起こす
     眠っている間の脳の仕事
     会社はわかっている、脳幹生活の重要性
     定年後こそ目覚まし時計が必要
2 体温を一定に保つ
     なぜ頭が働かないのか
     自律神経だけでは体温は維持できない
     脳幹のために「天気予報」を見る
3 水分補給を怠らない
     からだの感覚より習慣化が大事
     昔から伝えられてきた知恵
4 歩行は、毎日一定量歩く
     歩くことは、からだだけでなく、脳によい
5 体重は、太り過ぎないようにする
     朝の体重でその日の食事を決める
     一定した体重は脳幹を守る

第4章 あなたの中の動物、大脳辺縁系

これからは脳の健康
第二層と人間性
欲望と感情をつかさどる古い脳
第二層は上の層と通信している
車でいえばエンジン
大脳辺縁系と定年認知症
「やめられない」はすべて第二層の暴走
第二層の暴走が認知症を引き起こす
5人以上の人間関係を保つ
喜怒哀楽少なく、やわらかな心で
     CASE:大脳辺縁系による認知障害
     CASE:衣食住で脳のストレスを取る
     CASE:かんたんな雑用から脳を起こしていく
     CASE:大脳辺縁系に絶大な影響を及ぼす人間関係
第二層暴走のワーストケースを知ろう
     CASE:ピック病になった自治会長
誰でも暴走する可能性はある
大脳辺縁系は急には躾けられない
中年以降は暴走のきっかけ自体を絶つ
そもそもなぜ「辺縁」なのか
辺縁系はむしろ心の中心
ストレスをため込まない
心は過去にとらわれる
前頭葉を活性化する
時間をつかさどる海馬
ノートをつけよう

第5章 生涯育つ脳、大脳新皮質

まず第一層・第二層を整える
     あなたの脳の司令塔、大脳新皮質
     思考とは脳が情報を処理すること
     思考には健全な土台が必要
第三層を育てる
     必要なのは「新しい情報」
     認知症を「枯れる」とたとえるわけ
     情報は脳のライフライン
     前頭葉は脳内の全情報を見渡している
     頭が働くとは前頭葉を使い慣れていること
     前頭葉は「その人らしさ」をつくり出す
     前頭葉の危険シグナルを見逃すな
     休ませることがいちばん重要
     入力だけでなく出力が大事
     やはりノートが役に立つ
     もの忘れは問題ではない
       CASE:前頭葉が機能していない「考え無精」
     記憶の話
楽し過ぎも使い過ぎもNG
     脳が「仕事」をしている状態とは
     仕事量を正確につかむ
     脳の仕事に定年はない
     人を相手に働き続けよう
     とにかく脳は楽したがる
     安定と変化のバランスをとる
     状況依存に陥らないコツ
     対応力は育てなければ育たない
     脳は使い続けることによってのみ維持される
     環境以上に本人の姿勢が大事
40代からは制限速度で
     健康の「制限速度」とは
     制限速度は自分で守るもの
       CASE:自分の意志でタバコをやめる
       CASE:脳に情報をフィードバックして体重と血圧を下げる
     脳にも制限速度がある
     血圧は脳の制限速度そのもの
     感情をコントロールする
     感情はほんらい個の生存に不可欠
     だからこそ個を離れて考える癖をつける
     感情から自分を物理的に引きはがす
     紙に書き出して客観視する
大脳新皮質は「永遠の開拓者」
     うまくいくことは前頭葉の仕事ではない
     うまくいくと脳はそれ以上深く考えない
     だからこそ次の開拓者に移れる
     「自動でうまくいく」を担当する小脳
     うまくいかない間は前頭葉、いくようになったら小脳
     運動だけでなく思考パターンも小脳に
生きているかぎり未完成
     カントのたどり着いた思考の臨界点
     課題を整理して数を減らす
     目標を持つということ
     朝は予定を書き出して今日のストレスを予測する
     仕事をやめてはいけない
     百年大樹を目指す

おわりに
わたしが医師になった理由
定年認知症をあきらめない
脳という資本


私は定年退職をしたわけではないが・・・(大笑)
妹が私の誕生日にプレゼントしてくれた2冊の本のうちの1冊である。
う~ん・・・読まねばなるまいね?(苦笑)

本書で「ピック病」というのを初めて聞いた・・・
別名、前頭側頭型認知症ともいう病気で、何年もかかって脳の前頭葉と側頭葉の神経細胞が壊れて萎縮していくのだそうだ。
で・・・特有の人格変化や行動異常を起こすのだそうだが、典型的な症状の一つに反社会的行動があるという。
これは、大脳新皮質が壊れたため大脳辺縁系を暴走させてしまっている、つまり、コントロールできないからだという。

この話を読んでいて、ふと、頭に浮かんだ…
私のブログに何年にもわたって誹謗中傷のコメントを書き込んでいる人間がいる。
その言動は、私のよく知る「知能指数が低い人」にソックリなので、この人物も「知能指数が低い人」なのだろうと思っていたのだが・・・
もしかしたら、「ピック病」なのかもしれない・・・(大汗)
私のブログが気に入らないのであれば読まなければいいのに、そんな簡単なことも出来ず何年にもわたって、嫉妬からくる誹謗中傷と暴言を吐いているのだから、もしかしたら脳が壊れているのかもしれない。
親父もそうだったが、認知症の人は自分が認知症だということが理解できない。
脳が壊れているのだから、仕方がない・・・
それと同じだろう。

世に“炎上”という言葉がある。
ネットが炎上した・・・とか・・・
なんで炎上するのかが私には理解できないのだが・・・(無視すれば済むことだ思うのだが・・・)(笑)
ネットに記事を書く人、その記事にコメントを書く人、双方に言えると思うが・・・
脳が壊れている人が書いた記事や、脳が壊れている人からのコメントは無視すべきである。
相手が“まともな人”だと思って相手にするから、火に油を注ぐことになり、さらに炎上するのではなかろうか?
相手に何を言っても、相手は脳が壊れているのだから無駄な行為である。
そのことに気が付けば「炎上」なんていうことは起きないのではあるまいか?(苦笑)
いずれにせよ、私のブログに嫌がらせのコメントを書きこんでくる“某”は、大脳辺縁系に異常をきたしていることは間違いなさそうである。(素人の見立てだが・・・)(笑)

本書では大脳辺縁系の制御として、喜怒哀楽を少なくすべきだと説いている。
が・・・私には、これがよくわからない。
喜怒哀楽の「怒」と「哀」は少なくした方がいいとは思うが・・・・
「喜」と「楽」は抑える必要はないのではなかろうか?(苦笑)
「喜怒哀楽」を押さえてしまうと、どうも無感動、無感情、能面のような無表情で生きるべきだと言われているような気がして納得しがたいのである。
「喜」と「楽」だけは、今まで通り維持して・・・(笑)
明るく楽しく、穏やかに、ニコニコしながら余生を生きたいと思っているのだが・・・

脳についての話は、「大脳辺縁系」だの「大脳新皮質」だのと、聞きなれない言葉が出てくるから、なんとも読みずらいのだが・・(苦笑)
ここを軽くかわして読めば・・・(笑)・・・結構、面白く読めるかも・・・

たぶん、我が妹は、「認知症になるな!」と言いたかったのでしょう・・・・(大笑)
気にしてくれて感謝、感謝・・・・


今年の読書:6冊目



読書 | 18:03:24 | Comments(0)
『脳を最高に活かせる人の朝時間』


はじめに

第1講 朝こそ脳が喜ぶことをやりなさい

 1 脳の活動を邪魔する「とらわれ」という“障害物”
 2 「目覚めから3時間」は脳活のゴールデンタイム
 3 効果減?朝食のとりすぎは「脳の回転」がダウン
 4 快適な朝に変貌する「快感報酬システム」
 5 1日の好スタートの秘訣は「早起き」にアリ
 6 瞬時に社会とつながる!『朝イチSNS』活動
 7 「快楽」という“ご褒美”を毎朝用意

第2講 脳科学者は語る!脳を最高の状態にする習慣

 8 朝イチバンに太陽の光を浴びて脳を覚醒!
 9 「我を忘れるほど没頭する」快感はクセになる
10 誰もが持ち得ている「可塑性」という“脳力”
11 脳の不思議な特性を利用して集中力アップ
12 普段とは違う「アウェー」に身を置いてみる
13 ウォーキングで脳に至福の瞬間が訪れる
14 毎朝の食事にも自分なりのセオリー習慣を!
15 「創造性」はパワー溢れる脳にしか生まれない
16 『ネオフィリア』の天敵“退屈”を撃退する方法

第3講 自分を変える 幸せを引き寄せる 『ポジティブ脳』のススメ

17 幸せの度合いは境遇ではなく、脳が決めていた?
18 朝イチバン、やるべきことはポイティブ活動
19 生き残るために、脳はネガティブ思考を選んだ?
20 「自分探索」で、脳が、あなたが、喜ぶ瞬間を探る
21 揺るがない柱が「安全基地」となり、戦う武器に!
22 毎朝、目標や夢を具体的にアウトプット
23 脳が大好きな「達成感」をどんどん積み上げていく
24 小さな達成感を味わう「時差通勤のススメ」
25 「根拠のない自信」は、前向きに生きる“切り札”
26 「信じ込み」がメンタルに与える絶大な効力
27 なぜ、成功者たちは「好奇心」を失わないのか?
28 超気持ちいい!「ポジティブワード」のシャワー浴
29 「ポジティブミーティング」でパワフルな1日を!

第4講 けだるい朝が一気に変わる 脳科学的・快眠管理術

30 成功者はやる気のピークを夜に持ってこない
31 仕事ができる人は「寝る前」の過ごし方も上手い
32 明るい気持ちになる出来事を3つ思い出す
33 必見!快眠を左右する脳と睡眠の“密な”関係
34 食事は「就寝3時間前」に済ませるのがベスト
35 寝る前の「1杯」「1本」に潜む危険なワナとは?
36 必要性の低いものは後回しで睡眠時間を確保

第5講 悩みや不安に負けない!『朝型脳』をつくるヒント

37 感情に影響力大の代表的な神経伝達物質とは?
38 朝時間に脳の“切り替え力”を強化せよ
39 短時間でできる「プチ朝活」からスタート
40 『ベストエフォート方式』ならば“再起動”もOK
41 切り替えベタは、生まれ持った性格ではない
42 ひらめきを生み出す『デフォルト・ネットワーク』
43 「歩行禅」で脳内を整理し、心も身体も健康的に!
44 『セレンディピティ』習得に必要な3つの心掛け
45 脳のオン・オフのスイッチを意識的にチェンジ
46 好きな音楽がもたらす最高のリラックス効果
47 「カレーはストレスや疲労抑制の効果大」はホント
48 オープンにする勇気は脳にもプラスの刺激
49 たったひと言のメッセージが脳や心にゆとりを生む

第6講 脳の長所をとことん活かす超朝時間マネジメント

50 限定時間が変わる「時間コスト感覚」磨き
51 『ワーク・ライフ・バランス』の最初の1歩はここから
52 世界のグーグルが取り組む『20%ルール』から得た教訓
53 『瞬間集中法』で隙間時間もムダにしない
54 『タイムプレッシャー』を設定して自分を追い込む
55 周りを巻き込んで「理想の時間割」をつくろう

第7講 『朝イチSNS』活用術で脳が歓喜する情報を入手!

56 朝時間は社会や時代と向き合う貴重な時間帯
57 情報ソースの使い分けでより新鮮な情報収集を!
58 ソーシャルメディアの存在感をアップさせるコツ
59 SNSで「文章力」と「言葉」が面白いほど磨かれる
60 「朝食会」に参加して新たなコミュニティを構築
61 朝の「勉強会」「読書会」は出遭いのチャンス
62 自ら「朝イベント」の主催者になってみよう

おわりに

参考文献

脳を活かすために、朝やりたい10か条
朝型脳をつくるために、夜控えたい10か条


この本は、私の誕生日に妹がプレゼントしてくれた2冊のうちの1冊である。(笑)
う~ん・・・なんとも意味深な本である。(笑)
親父を亡くして、ついに独りぼっちとなった兄の“脳”が心配なのだろうねぇ~(大笑)

親父の介護の最終段階では、親父はだいたい2時間おきに起き出して家の中を徘徊した。
午前0時、午前2時、午前4時、午前6時・・・だいたい2時間おきに起こされた。
というわけで慢性的な睡眠不足・・・・
親父が死んで、これでもう早起きしなくてもいいな・・・と思っていたら・・・(苦笑)
先手を打たれた格好・・・・
早起きせねばならんのか・・・(大笑)


今年の読書:5冊目



読書 | 20:29:52 | Comments(0)
『海軍護衛艦物語』


第1章 海護戦、対潜戦を学ぶ〈大正期・一次大戦〉
       戦いの様相は変わった
       第一次大戦―“二特”編成さる
       わが潜水艇、まさに“ドン亀”
       第二特務艦隊、勇躍出征す
       日本海軍、最初の対潜戦闘
       “二特”苦難の護送に従事
       「爆雷」実用開始
       山本英輔“対潜強化案”を進言
       「爆雷」「爆雷投射機」を制式兵器に
       「機雷」は潜水艦最大の敵!?
       船団護送は難しい!
       “英国海軍予備員”とは
       発展するR・N・R制度
       R・N・V・Rとは?
       R・N・R―意想外の活躍
       新見少佐“海上交通保護”を訴う
       わが海軍「短期決戦主義」を奉ず
       “海上交通保護”はセコハン艦で

第2章 海上交通保護に目覚める〈昭和戦前期〉
       爆雷の装備は巡洋艦から
       「爆雷投射訓練」、戦技の仲間に
       水中聴音機・事はじめ
       連合艦隊に“機雷参謀”
       士気沈滞の防備隊幹部
       防備隊下士官兵、軍紀弛緩す
       「機雷調査委員会」の答申
       「駆潜艇」新造の提言
       わが「海軍予備員」制度
       海軍予備員、演習に初召集
       予備士官に「勤務召集」下令
       “聴音軍紀”は地下足袋で!
       至難の業―聴音と探信
       推測投射から“水測投射”へ
       対馬海峡は確実に防衛
       海上交通保護に目が向いた?
       宇垣海大教官、通商保護を軽視
       防備部隊、水測に自信を持つ
       予備士官に「充員召集」下令
       水測兵器強化の要望強まる
       欧州戦争の推移看過できず
       海運統制―臨戦体制成る?
       “機雷学校”設立
       “地方在勤武官”運航を管理

第3章 海護戦始まる〈太平洋戦争Ⅰ〉
       「内戦部隊」―整備とは防備とは
       内戦用艦艇で船団護衛
       船舶喪失量―ウレシイ見込み違い!?
       「海上護衛隊」設立
       巨船「大洋丸」避雷沈没
       敵潜による船舶被害、増える
       “対潜”専門の予備士官養成開始
       船舶被害、減ったり増えたり!?
       ソロモン戦の影響―船舶喪失急増
       護衛部隊は何をしていた!
       “少年水測兵”制度つくらる
       ガ島撤退!輸送船使えず
       沿岸用小艦艇―海上護衛に馳せ参ず
       海上護衛部隊システムの改善
       「龍田丸」避雷、全員海没

第4章 海護戦に苦戦す〈太平洋戦争Ⅱ〉
       待望の新・海防艦竣工
       海防艦の幹部たち
       ダンピール海峡に船団全滅
       敵潜による被害、絶え間なし
       日本近海―米潜活動いよいよ活発
       日本海の出入り口を塞げ!
       リザーブ・オフィサー、大活躍
       期待の「択捉」型、出動開始
       空襲被害も増加
       “海護総”設立の動き起こる
       “海上護衛総司令部”設立
       雷撃被害、超激増
       敵潜、確実に撃沈!
       海護総部隊に、航空隊と空母が
       “船舶警戒部”開設
       相つぐ商船の被害、ますます甚大
       トラック被曝―船舶一挙大量損耗
       “特設護衛船団司令部”を設置
       “機雷校”を「対潜学校」と改名
       〈大船団主義〉効果ありや?

第5章 海護戦に破れる〈太平洋戦争Ⅲ〉
       またまた敵潜による被害急激増
       対潜学校高等科学生、ゼロ!!
       “海護総”、GF長官の指揮を受く!?
       新たに“掃討小隊”を編成
       航空被害も激増す
       護衛空母群、出動開始
       「大鷹」避雷沈没
       護衛空母陣、壊滅!
       苦難の制空権なき海上護衛
       “海護総”の地位揺らぐ
       “第一護衛艦隊”受難―「ヒ86」全滅!
       特攻“油”輸送―「南号作戦」
       “南号作戦”幸先のよいスタート
       侵攻の魔の手、本土に迫る
       海護総部隊、日本海へ回る
       関門海峡、“通航禁止”
       瀬戸内海、機雷で完全制圧さる
       海護戦の舞台、日本海へ
       特攻輸送「日号作戦」発動
       ソ連機撃墜!われ被害なし
       シーレーン防衛戦敗れたり

あとがき


今年の読書:4冊目



読書 | 23:38:48 | Comments(0)
『渡部昇一の昭和史』


新版への序

まえがき

【序章】さらば、亡国史観
~東京裁判が抹殺した「日本の言い分」~

     いつまで謝りつづけるのか日本
     戦後処理は解決済みの問題だ
     最大の問題は「反日的日本人」
     東京裁判の実体は復讐の儀式
     石原将軍のいない東京裁判
     「勝者の言い分」だけが残った
     ペリーから始まる日本近代史

【第1章】近代日本「奇跡」の源泉
~かくて日本の独立は保たれた~

1 世界史から見た明治維新
     白人支配に屈しなかった唯一のアジア国
     西洋文明の力を知っていた幕末日本
     万次郎を“発見”した島津斉彬
2 明治の指導者たちの決断
     国づくりのビジョンを求めて
     西欧を「見た」ことの重要性
     欧化政策以外に道はない
     怖いのは南下するロシア
     朝鮮近代化への期待
     “大西郷”の存在と征韓論
     西郷の理想とは何であったか
     内政問題であった征韓論
     物量の差で薩摩軍は敗れた
     忘れられた西南戦争の戦訓
3 明治憲法制定の意義と瑕疵
     明治憲法制定の最大の理由
     不平等条約解消への必死の努力
     なぜプロイセン憲法が手本になったか
     明治憲法には「首相」も「内閣」もなかった
     致命傷は“不磨の大典”
     実質上の憲法だった「教育勅語」
     貞永以来の二重法制国家
     生き残る唯一の道、富国強兵・殖産興業
     明治の指導者は“気概の人”たちだった

【第2章】日清・日露戦争の世界史的意義
~「祖国防衛戦争」の真実

1 朝鮮独立を助けた日清戦争の義
     福沢諭吉は熱烈な「憂国の士」だった
     日清戦争は「余計な戦争」か
     画期的だった日朝修好条規
     福沢が援助した朝鮮の開国派
     日清戦争は朝鮮の独立を助ける義戦
     コリア史上初の「帝国」誕生
2 世界の日本認識を変えた日英同盟
     三国干渉の理不尽
     コリアの伝統「事大主義」とロシア
     ロシアによる「元寇」の悪夢
     欧米社会に充満していた弱肉強食論
     世界を驚かせた日英同盟
     きっかけは義和団の乱
     日本認識を変えたイギリス
     日英同盟を潰したアメリカの陰謀
3 大帝国ロシアになぜ勝利できたか
     開戦の前提にあった高度な外交センス
     ロシアの革命勢力を支援した日本軍人
     勝利を決定した二つの新技術
     下瀬火薬、大艦巨砲時代を開く
     コサック騎兵に対する「逆転の発想」
     機関銃を初めて実戦で使用
     常識破りの2万人夜襲作戦
     乃木希典「悪評」の誤り
     「腹を括れるか」がリーダーの条件
     日本型エリートは何と困った連中か
     脚気を根絶した海軍の大実験
     陸軍軍医局と森林太郎の犯罪
4 日韓併合にまつわる誤解と真実
     植民地としての台湾の場合
     大きな負担となった韓国併合
     伊藤博文を暗殺した安重根の過ち
     併合を進めた日韓同祖論
     日本のカミと朝鮮のカミ
     “内鮮一体”を掲げた日本の理想
     “歴史慣れ”をしてなかった日本
     結果論からの全否定の誤り
     戦後補償は“無知”の産物
     誤解と無知の従軍慰安婦問題
     「パンドラの箱」を開けるな

【第3章】なぜ「太平洋戦争」に至ったか
~浮上した両翼の「社会主義」思想~

1 日本を追い詰めたアメリカの脅し
     シナ大陸切取り競争に参入したアメリカ
     フロンティアは太平洋の西にあり
     「清貧が勝って不幸を招く」典型例
     恐怖と憎悪が育てた排日運動
     排日移民法が対米感情を逆転させた
     日本を追い詰めたアメリカの脅迫
2 社会主義礼讃を生んだ「大国の罪」
     ファッショ化は米英が引き金を引いた
     浮上した統制経済=社会主義思想
     ヒトラーとスターリンは“双子の兄弟”
     社会主義的経済政策は覚醒剤効果
     「天皇制の廃止」に恐怖した日本人
     治安維持法は「民衆弾圧の道具」だったか
     死刑になった共産党員はいない
     治安維持法の評価には公正な認識が不可欠だ
3 「天皇を戴く社会主義者」の台頭
     天皇を戴く社会主義者
     右翼社会主義に飛びついた青年将校
     自由経済への攻撃
     「クリーンな政治」の恐るべき終着点
     軍部と軌を一にした新官僚
     「経済版の参謀本部」企画院設立
     今なお残る統制経済政策

【第4章】東京裁判史観の大いなる罪
~歪曲された史実、日本の誤謬~

1 「民族の自決」満洲建国の真実
     関東軍暴走の責任は誰にあるか
     居留民保護は“侵略”ではない
     満洲建国には正当な根拠がある
     日本の保護を求めた溥儀の意志
     日本の“大義”とは何か
     「五族協和」の理想
2 支那事変勃発後の隠された真相
     統帥権の呪縛
     盧溝橋事件は中国共産党の陰謀だ
     抹殺された通州邦人惨殺事件
     「誤爆原因説」の真っ赤な嘘
     蒋介石の謀略、第二次上海事件
3 作られた「南京大虐殺」の幻
     慎重を期した南京攻略
     突如出現した「南京大虐殺」説
     なぜ戦後まで報道されなかったか
     なぜ中国政府ですら抗議しなかったか
     いかにしたら「大虐殺」が可能だったか
     なぜ1ヵ月後に人口が5万人も増えたか
     「大虐殺」説の“種火”の真相
     中国兵の集団的不法行為
     掃討戦も「虐殺」か
     投降兵を殺害したか
     捕虜虐待の反日プロパガンダ
     便衣隊狩りをねじ曲げる
     謝罪外交という国賊的行為
     蒋介石が犯した罪
     原爆と無差別爆撃という大虐殺
4 日本外交が犯した二つの大罪
     チャーチルが描いたシナリオ「日米開戦」
     マイナス・イメージは真珠湾に始まる
     「奇襲攻撃」にした外交官の大罪
     誰一人責任を取らなかった体質
     省益あって国益なし
     日米交渉には致命的な判断ミスがある
     陪審員も“皆の衆”制度
     アメリカ型民主主義の本質
     蒋介石の巧妙的確な対米アプローチ
     いまだに教訓を学ばない対米外交

人種差別の世界を叩き潰した日本―あとがきに代えて
     アジアを解放した大東亜戦争
     英霊たちの念願の実現
     驕らず、恥じず、共存共栄の道


今年の読書:3冊目



読書 | 16:22:58 | Comments(0)
『あなたの部屋に神様のお家を作りませんか』


はじめに 神様のお家を作ろう!

第1章 神棚って何?
          神様という存在

第2章 神棚の意味
          神棚をお祀りした会社

第3章 神棚を住まいに置く
          神棚の起源

第4章 お祀りする御神札
          神社の種類

第5章 神棚を祀ってみた
          生命の宣言

第6章 神棚のある生活
          感謝と祈り

おわりに 心の中に神棚を

特別付録 もっと知りたい、神様の話
 政治家 ありむら治子 「命のリレー」
 神田神社宮司 大鳥居信史 「教化活動の意義」
 沼袋氷川神社宮司 小俣茂 「絶えることない民族性」
 日本経済人懇話会会長 神谷光徳 「見えない真心」
 大國魂神社宮司 猿渡昌盛 「神社の役割」
 乃木神社名誉宮司 高山 亨 「神学の大切さ」
 政治家 山谷えり子 「生命の源流」
 浅草神社禰宜 矢野幸士 「感謝の気持ち」
 作家 和田裕美 「自然な心」


本書は、著者からの贈呈本・・・
時々、知人たちから贈呈本が届くことがあるのだが・・・
全く見ず知らずの方から突然送られてきたので驚いた。
お手紙によれば、どうやら靖国神社の会報で私の名前を知って送ってこられたようである。

内容は、なかなか面白い・・・
なるほど、と思えるところも多い。
我が家には神棚があり、いつも私が、お掃除やお供えをしている。
そのおかげで、私はいつも幸せな気分でいられるのかもしれない・・・(笑)
その代わり、我が社には神棚がなかった。
私が入社した時に、社長である親父に「神棚を設けては?」と意見具申したところ「くだらない」と一蹴された。(大汗)
何でもかんでも神棚のせいにしたくはないが・・・(笑)
そのせいなのか、我が社の業績は徐々に落ち込んでいった・・・(苦笑)
本書にも神棚のある会社と、神棚のない会社のことが書かれている。
やっぱりねぇ~という気がしないでもない・・・(大汗)
社長が「神棚なんてくだらない」と言うようではダメかも・・・(苦笑)
そういえば、我が友人たちが経営している会社で、神棚をキチンと祀っている会社は、不景気でも、そこそこ頑張って乗り越えてきている。
それは、彼らの経営手腕によるものだろうが・・・
でも、神棚のおかげかもしれない・・・という気がしないでもない。(笑)
本書の言っていることは、結構、当たっているかも。
改めて“確認”が出来て面白かった。


今年の読書:2冊目



読書 | 23:19:01 | Comments(0)
『危ない昭和史 下巻』
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『危ない昭和史 下巻』
~事件臨場記者の遺言~
著者:岡田益吉
発行所:光人社
昭和56年4月7日 第1刷
定価:1200円

第1章 ファッショ化への過程

官吏減俸の波紋
   官僚、政党政治に抵抗
   動物園で官吏減俸反対の密議
   官吏減俸案の骨子
   枢密院の反対声明
   不評を買ったその他の原因
   司法官、猛然と起つ
   狡猾なる検事団の策謀
   減俸案中止
   政府、ふたたび減俸断行
   鉄道省従業員の減俸反対
政党政治の腐敗堕落
   官吏減俸問題遺聞
   醜怪な政党疑獄事件の続出
   東京市会の疑獄事件
   もっとも醜悪な勲章疑獄
   疑獄から製紙大合同
大恐慌で幕を開けた昭和史
   農村不況の指標
   農村の窮迫、東北に集中
   東北開発の後進性
   農村振興と軍事費の矛盾
   エロ・グロ・ナンセンスの風潮
陸軍ファッショ化の系譜
   ファッショ化への根本心理
   陸海軍革新将校の抬頭
   橋本欣五郎の軌跡
   すでに統制派はあった
   桜会成立の経緯
軍縮と大正デモクラシー
   軍縮による陸軍の変質
   早大の軍教練事件
   陸軍壊滅の軍制改革
   大正デモクラシー生きる
   鈴木貞一の実感
   「動乱」への責任は・・・・
元老・重臣の認識不足
   西園寺公の大錯誤
   陰険きわまる策動

第2章 昭和の暴発、満州事変

なぜ満州事変が起こったか
   石原莞爾の構想
   満州事変の第二、第三の計画者
   蒋介石・田中箱根会談
   田中外交の内部分裂
   誤れる済南出兵
   運命の5月25日
   張作霖爆死事件
   外務省の満州事変観
   陸軍と満州事変
日中友好の大源流
   蒋介石の満州観
   孫文以来の満州観
   人間孫文の苦悩
満州国家は傀儡国家か
   現地人の満州独立運動
   国民政府の排日指導方針
満州事変の勃発
   満州事変の原因
   満州事変当夜の外務省
   満州国独立の背景
満州事変と石原莞爾
   張学良政権の悪政
   民族協和による王道政治
   本庄軍司令官最良の日
満州事変と国際連盟
   満州事変と国際連盟理事会
   幣原外相の無準備
   錦州爆撃事件
   杉村・ドラモンド案とわが五ヵ条大綱
   幣原外相軍機漏洩事件
   スチムソンと白鳥の激突
   上海事変と荒木陸相の大福餅論
   七了口上陸と上海停戦
   国際連盟脱退の真相

第3章 昭和の軍人、破局へ導く

小畑敏四郎と根本博
   昭和陸軍の息吹き
   「石原・小畑」覚書
   塘沽協定
   日支の蜜月時代
全幕僚会議
   仮想敵国の決定
   荒木陸軍大臣の直話
   関東軍対ソ連軍の兵力差
   関東軍司令部
   統制派とは何か
   親独派の抬頭
   皇道派と統制派はどう違うか
陸海軍の予算争奪戦
   末次、松井、鈴木の三者会談
   陸相と海相の対決
   斎藤と荒木のひそやかな会見
二・二六事件への道
   荒木陸相の辞任
   荒木、林、真崎の親交破る
   荒木陸相と永田鉄山
   統制派の皇道派への挑発
   二・二六事件も勃発
芦溝橋事件の謎を解く
   最初に射撃したのはだれか
   牟田口連隊長の記録
   挑発した第三者
   岡村大将も共産党策謀設
   事件を事前に予知していた
   日本の秘密機関は探知していた
   芦溝橋事件と通州の惨劇
   大義名分なき支那事変
日米開戦、急を告げる
   米内海相、日米戦争に反対
   ハル米国務長官との密談
   米内内閣頓死
   大局を見ない首脳部
   奇妙な東條内閣成立

第4章 日米戦争、国を滅ぼす

山下奉文と東條英機
   戦争拡大に反対す
   山下の予言
   皇道派と統制派の対立
   東條の私心
   イエスかノーか
東條英機と石原莞爾
   二・二六事件を片づけた両雄
   大失敗の人事
   磯谷参謀長とのケンカ
   東亜連盟を説く
   三度渡満を狙う
   東條は犬だと罵る
   東條暗殺事件
海南島占領で始まった日米戦争
   海軍がはじめた太平洋戦争
   かくて海軍は敗れたり
   時代遅れの旧思想
   陸海軍は同じ穴のむじな
東久邇宮の日米戦争予言
   東久邇宮の「重要日記」
   日米開戦を憂える人たち
   日米開戦を憂える天皇
   木戸幸一の南進政策論
   天皇、軍部のウソに御不満
   東條英機の弱音
終末を見失った戦争指導
   陸海軍の戦略の相違
   崩れ去る「建設しつつ戦う」の構想
   戦争指導混迷す
   迷宮入りした“名誉ある和平”
皇族軍人の戦争責任
   強気な秩父宮
   現実的な高松宮
   軍にあやつられた伏見宮
   ロボット参謀総長閑院宮
   ダマサレなかった東久邇宮
宿命の日ソ戦争
   「生命線」を忘れた太平洋戦争
   明治天皇と桂首相の腹芸
   ロシア救援と荒木の卓見
   ソ連の東漸政策と「東方会議」
   石原莞爾のウラジオ金玉論
   統制派・皇道派対立の真因
終戦五人男
   負けることの難しさ
   木戸内府の決心
   鈴木貫太郎の腹芸
   阿南入閣の裏面
   米内海相に翻意を求めた陸相
   東郷外相、陸軍のケツをたたく

参考引用文献



今年の読書:1冊目



読書 | 20:53:25 | Comments(0)
『危ない昭和史 上巻』
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『危ない昭和史 上巻』
~事件臨場記者の遺言~
著者:岡田益吉
発行所:光人社
昭和56年4月7日 第1刷
定価:1200円

まえがき

第1章 大正、昭和を殺す

不吉な兆候、金融恐慌
   日本銀行の窓から
   片岡蔵相の手痛い失言
   枢密院、緊急勅令否決
日清、日露戦後の財政処理
   藤井主税局長の至言
   大正財政の苦難
   ドッジ・ラインと松方デフレ
   井上馨のデフレ政策号令
   桂の戦後処理成功す
経済のわからぬ山県元老
   寺内軍閥内閣の失政
   原敬と山県の財政問答
   呆けた松方財政元老
財政を知らなかった高橋是清
   高橋蔵相の放漫財政
   大正8年の全国的投機熱
   原内閣の抜き打ち解散
   原敬の恐るべき大謀略
   大正9年の大恐慌
高橋財政とケインズ理論
   高橋蔵相インフレで押し通す
   ついに高橋財政破綻
   高橋の生産力本位説
   高橋理論と原敬の死
高橋内閣の崩壊とデフレ政策
   高橋内閣の成立
   山本・高橋の対立
   西園寺公、山本達雄を忌避す
   市来蔵相、財政緊縮政策を打ち出す
   意外な横田千之助の緊縮政策
   市来蔵相の緊縮政策挫折
関東大震災と山本内閣
   蔵相井上準之助の活躍
   インドの王様の失敗
   震災手形の割引・損失補償
震災後の復興計画
   火保問題の大紛糾
   各務鎌吉と鈴木茂三郎の対決
   後藤内相の帝都復興大構想
   高橋是清の矛盾と大錯誤
日英同盟の弔鐘
   対外信用の落潮
   山県、原敬の憂慮
   ワシントン会議は同盟破棄が目的
   同盟を破棄したのは米か英か
   四国条約の成立
   時事新報の世界的スクープ
   日英同盟の破棄
大正のまちがい総決算
   ワシントン会議の背後
   日本はなぜワシントン会議に参加したか
   外交上、国防上、対米方針を軽視
   対支二十一ヵ条要求の失敗
   日本の欧州派兵とシベリア出兵
元老・西園寺の独裁
   明治憲法の秘密
   西園寺は政党内閣否認
   西園寺の反動性の本質
   宮中に巣くう権力者
   西園寺の天皇ロボット化
   西園寺の保守性と冷淡さ

第2章 金解禁、昭和を変革す

金解禁の劇的断行
   昭和のまちがい第2号
   官吏減俸案と早慶戦
   演説会で泣いた井上準之助
   金解禁断行期日のスクープ
井上準之助と金解禁断行
   生命がけの浜口と井上
   井上準之助の金解禁準備工作
   池田成彬と金解禁
   金解禁による経済的打撃の波
   準備期間の影響
なぜ早く金解禁をしなかったか
   遅かった金解禁
   金輸出再禁止の戦い
   若槻内閣倒壊と再禁止

第3章 昭和動乱への萌芽

海軍、政党政治を殺す
   無抵抗の賀屋を殴る
   軍国主義への芽ばえ
   日本海軍三つの誤謬
   “沈黙の海軍”の背景
   大艦巨砲主義の時代錯誤
5・5・3比率の後遺症
   苦悶する浜口内閣
   日米比率で激しく抗争
   毅然たる若槻の信念
   6割9分7厘5毛のアヤ
   若槻の請訓と政府の回訓
   軍令部の総反撃をはね返す
   政府回訓の真相
政治混乱の虚を衝くもの
   加藤軍令部長、奇怪な変身
   統帥権干犯問題の抬頭
   鈴木侍従長の不思議な立場
   統帥権問題、火の手上がる
   元老、重臣らの専横
ライオン首相、軍を叱咤す
   末次信正、下剋上の“奮迅”
   煮えきらぬ財部海相
   航空機充実に無関心の首脳
   加藤寛治ついに玉砕す
   恐るべき誤断の痕跡
東郷平八郎元帥の妄動
   伏見宮と東郷元帥の頑迷
   政府と枢密院が激突
   浜口首相のしっぺ返し
   からめ手で聞きだした首相の決意
ロンドン条約をめぐる元老
   枢密院惨敗の背景
   枢府の屈伏と政友会の醜態
   西園寺と平沼の陰湿な暗闘
   尾を引いた統帥権問題の論争
浜口首相、凶弾に倒る
   軍備費で大幅な減税断行
   吉野作造の枢府廃止論
   スチムソンの脱帽演説に湧く
   首相、東京駅で狙撃さる

第4章 5・15事件の暗雲

木堂襲撃と政党の挽歌
   日曜日、白石記者の偶然
   “話せばわかる”に銃口
   犬養首相、軍部を見誤る
   荒木陸相、戒厳令を否定
   政党政治の晩鐘
なぜ海軍は復讐を企図したか
   動乱への起爆は海軍だ
   政党は陸軍に注目していた
   海軍革新将校らの系譜
   藤井斉海軍中尉の軌跡
   三上卓の「昭和維新の歌」
海軍独裁への道を開く
   海軍革新派がリード
   井上日召と海軍の焦り
   西田税の暗殺未遂
   橘孝三郎の愛郷塾参加
誤った5・15事件の断罪
   革新将校の農村疲弊観
   寛大すぎた海軍側の処罰
   猛烈をきわむ大衆の減刑運動
元老、政党政治を圧す
   斎藤内閣誕生の狙い
   近衛、政党政治を推す
   平沼内閣流産の背景
   無知な宮中側近の軍部観
海軍の陰謀、政党の息の根とむ
   西園寺公上京までの腹案
   重臣を打診する“園公の読み”
   斎藤実海軍大将に大命降下
   政党内閣否認の歴史
   荒木陸相はなぜ留任したか
   岡田海相の“事件処分に疑問”
奇怪!宇垣大将の三月事件
   ロンドン条約紛糾の後遺症
   ズサンなる攪乱工作案
   第三者の見た三月事件案
   なぜ未遂に終わったか
   事件の情報、雲上に達す
   池田成彬と三月事件
ナゾの永田メモと宇垣一成
   『宇垣日記』語るに落つ
   宇垣、民衆の暴動化を期待す
   荘重なる大川周明の意見書
   宇垣、政権奪取に失敗す
   小磯自叙伝と永田メモ
   クーデター案、部内から反撃


著者は大正12年に早稲田大学を卒業して、読売新聞、東京日日新聞(現:毎日新聞)の政治部記者だった人。
その後、満洲国情報科長、防衛総司令部調査室に勤務。
戦後は河北新報記者をしていた方である。
記者の目からみた「昭和史」であるが、戦争を含めた昭和のゴタゴタの遠因は大正時代にあるという視点。
確かに、そういわれてみれば・・・というわけで、読み進めて行くにしたがって面白い。
高橋是清蔵相に対する評価などは通説とは真逆と言っていい評価なのには驚いた。
情報通の記者の目からすると、そういう評価なのかと思った。
なるほどねぇ~の連発で、なかなか面白い昭和史だった。


今年の読書:62冊目



読書 | 20:53:44 | Comments(0)
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