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野牛重兵衛

Author:野牛重兵衛
会社を実質的に自主廃業し『自由人』となる。
自ら『脱藩浪士』と名乗り自由な日々を生きることにした。
常陸国在住
59歳
今もって独身!(笑)
これからも独身!(大笑)

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「破獄」の史実調査

高野長英の逃亡

日本最初の英語教師

「桜田門外の変」余話

ロシア皇太子と刺青

生麦事件の調査

原稿用紙を焼く

創作雑話

読者からの手紙


著者は「歴史小説」の小説家・・・・
私が高校・大学生の頃、何冊か、この方の本を読んだ覚えがある。
多分、戦史だと思うが・・・
申し訳のないことに、内容はあまりよく覚えてはいないのだが、とにかく読みやすく、こういうことを書けるってすごいなぁ~と感心したことは覚えている。
後に知ったことだが、とにかく細部へのこだわりがスゴイ人だったらしい。
徹底的に取材をするらしい。
それを知ったのは、著者が亡くなった後のことである。
著者は平成18年に79歳でお亡くなりになった。
「尊厳死」という形で自ら点滴の管を抜いての死だったらしい。
書いたものもすごいが、生き様、死にざまもすごい。
本書は「取材ノート」と呼んでいいと思うが、こうやって取材して、思索して作品を書いたのかと、なんとなく自分も作家にでもなったような気分になれた本だった。
吉村さんの本・・・また読んでみようかなと思った・・・・


今年の読書:38冊目



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読書 | 19:53:22 | Comments(0)
『体を壊す10大食品添加物』


プロローグ
がんの原因になる食品添加物
  添加物漬けの毎日
  2人に1人ががんになるという現実
  添加物は体のなかで危険な「異物」となる
  10大食品添加物を避ければ、がんになるリスクが低くなる!

第1章 体を壊す10大食品添加物

第1節 発がん性物質に変化する発色剤・亜硝酸Na
       明太子が胃がんの発生率を高める
       塩分濃度の高い食品と添加物を同時にとるな
       発色剤は発がん性物質になりうる
       発色剤を使っていないおにぎりもある
       明太子パスタにも亜硝酸Naが入っている
       ハム入りサンドイッチは買うな
       パンが食べたい時は何を買えばいいか
       幕の内弁当に潜む危険
       揚げ物には要注意!
       亜硝酸Naは市販のハムにも使われている
       亜硝酸Naを使っていない市販のハムもある
       安全でうまいウインナーはある!
第2節 発がん性物質を含むカラメル色素
       カラメル色素に含まれる発がん性物質とは
       なぜ、がんを起こすのか
       カラメル色素が使われている食品はとても多い
       カラメル色素がすべて悪いとはいえあい
第3節 発がん性や肝臓にダメージを与える心配のある合成甘味料3品目
       カロリーオフ飲料に入っている合成甘味料は危険
       ガムやあめ、チョコに入っているアスパルテームが脳腫瘍を起こす?
       白血病やリンパ腫を起こすというデータもあり
       パンや菓子にも乱用されるスクラロースとアセスルファムK
       有機塩素化合物はどれも危険
       異物となって肝臓や腎臓にダメージを与える
       動物実験で肝臓に悪いのは明白
       乳幼児を死亡させた「粉ミルク・メラミン混入事件」
第4節 発がん性が確認されているパン生地改良剤・臭素酸カリウム
       発がん性物質が添加された、ふわふわのパン
       臭素酸カリウムをめぐる攻防
       臭素酸カリウムに発がん性が認められる
       再び臭素酸カリウムを使い出した会社
       「週刊金曜日」でパンに使われる添加物の危険性を指摘
       山型食パンには臭素酸カリウムが残る
       最近の食パンには臭素酸カリウムは使われなくなった
第5節 発がん性の疑いのある合成着色料・タール色素
       ご飯につく福神漬けの不気味な赤い色
       プラスチックを混ぜるのと同じこと
       イチゴのかき氷に使われるが、アメリカでは禁止の赤色2号
       タール色素の恐ろしい毒性
       漬け物を食べる人にはなぜ胃がんが多いのか
       タール色素はアレルギーも起こす
       五感をもっと働かそう!
第6節 発がん性物質と催奇形性が明らかな防カビ剤のOPPとTBZ
       オレンジやグレープフルーツに使われる危険な添加物
       アメリカ政府の圧力でOPPが認可される
       発がん性が認められたOPP
       お腹の赤ちゃんに先天性障害が認められたTBZ
       果肉からも検出されるOPPとTBZ
       アメリカの利益を優先する旧・厚生省
       輸入かんきつ類から検出される、急性毒性が強いイマザリル
第7節 ヒト推定致死量が茶さじ1杯の殺菌料・次亜塩素酸ナトリウム
       居酒屋のつまみに多用される、殺菌力が強い添加物
       「キスの天ぷら」に急性毒性が強い添加物が混入
       食品に表示せず、聞かれて添加物お使用を認める業者たち
       チェーン店居酒屋のカニにも消毒薬の臭いがプンプン
       回転寿司で乱用される次亜塩素酸ナトリウム
       スペイン料理店の魚介類にも添加物臭がプンプン
       カット野菜、野菜サラダも注意!
第8節 毒性が強く、頭痛を起こす酸化防止剤の亜硫酸塩
       ワインを飲むと頭痛がするのはなぜか
       ワインに使用される二酸化硫黄は有毒ガス
       無添加ワインをどうぞ
       甘納豆や干しあんずに漂白剤として使われる亜硫酸塩
       ドライフルーツやコンビニ弁当にも使用
第9節 ヒトに白血病を起こす化学物質に変化!合成保存料の安息香酸Na
       栄養ドリンクに使われる、毒性の強い保存料とは
       絶倫系飲料に入っている安息香酸Naが発がん性物質に変化
       健康のために飲む栄養ドリンクに発がん疑惑物質が!?
第10節 発がん性の疑いの晴れない合成甘味料・サッカリンNa
       使用が解禁された発がん性物質とは
       握り寿司のほか、歯磨き剤に使われるサッカリンNa
       歯磨き剤を使わなくても歯は磨ける
       刺激の少ない石けん歯磨き剤がお勧め

第2章 これだけは知っておきたい!
     添加物の基礎知識と表示の見方

 添加物は食べ物ではない!
 添加物はどのように規制されてきたのか
 増え続ける添加物
 安全神話の崩壊
 アメリカの要望に従い、今も添加物を認め続ける厚生労働省
 一般飲食物添加物と天然香料
 添加物は原則として物質名を表示
 食品原料と添加物の見分け方
 使用目的が載っている添加物は毒性が強い
 添加物の一括名表示という姑息な抜け穴
 表示免除の添加物もある

第3章 政府や企業は信用できない!
     添加物の人体への影響は甚大

 安全性を人間で調べたわけではない
 消化できずに体中をグルグルめぐる添加物
 カズノコの鮮やかな黄金色は明らかに異常
 過酸化水素に発がん性ああり
 市販カズノコから発がん性物質を発見
 慌てふためいた旧・厚生省
 煮干しにも発がん性物質が!
 リップスティックにも要注意
 妊婦は添加物に対してとくに用心すべし
 肝臓や腎臓はダメージを受けやすい
 免疫力を低下させる可能性もあり
 添加物と症状の因果関係は分かりづらい
 じんましんを起こす添加物
 調味料として使われた添加物で灼熱感や動悸が
 添加物による症状は個人差が大きい
 添加物を摂取した直後に胃部不快感や下腹の鈍痛も
 原因不明の胃腸症で苦しむ人が増えている
 天然添加物にも注意すべき
 天然添加物でもアレルギー症状は出る

第4章 添加物の害を防ぐために心得ておくべきこと

 10大食品添加物は極力口にしない
 添加物の多い食品はチェックする習慣を!
 がんは不可思議な病気
 「狂気の細胞」を生み出すものは?
 化学合成物質がすべての元凶
 私は「10大食品添加物」を避けてきた

あとがき


本書に書かれている話は、ショッキングな話である。(大汗)
どうやら、脳腫瘍や癌を引き起こすような食品添加物があるらしい。(大汗)
これを見ると、もう何を食べていいやらと気が重くなるのだが・・・(苦笑)

本書を読んだ後に、スーパーに買い物に行ったら、添加物が気になって仕方がない。(苦笑)
かといって、そうマジマジとラベルを読んで確かめる余裕はないし・・・
だいたい、字が小さすぎてよく読めない・・・(大笑)

現実問題として、完全に避けて通るのは難しいのではあるまいか?
多少なりとも、この添加物のことが意識のどこかにあれば、過剰に摂取することは避けられるかな・・・という程度で納得するしかないな・・・と思う。(苦笑)
本書の内容は、そうでもしないと、ノイローゼになりそうな話なのである。(苦笑)
でも、いい勉強になった。
ボチボチと気を付けようと思う。


今年の読書:37冊目



読書 | 11:23:27 | Comments(0)
『ルソンの日々』
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ルソン島(中・北部)地図

跋文
     平成3年8月 石澤芳郎
     前橋陸軍予備士官学校11期生会会長
     キグナス液化瓦斯株式会社会長

はじめに

序章 いざ南方戦線への門出
    (昭和19年9月~11月)

ルソンの日々
(昭和19年11月~20年12月)

教育隊時代
(1)トンコマンガ教育隊
     トンコマンガ教育隊の概貌
     中隊の幹部
       第14方面軍教育隊々歌
     内務
     訓練・学課
     軍歌演習
     熱帯潰瘍(かいよう)
     給与・休養
     爆弾競走
(2)陣地構築
     宿営
     レオンチオ
     タガログ語
     工事
     夜間作業
     雨の日の作業
     編成換え
     アンガット
     炊事係
     サント・クリスト
     捜索
     クリスマスの日
     処罰
     オスボイ
     ピノ
     サンホセ・デルモンテ
     イポー
     再びアンガット
(3)行軍
     出発
     ニューガンにて
     落伍者
     休養の日
     バレテ峠
     自殺者
     行軍を終えて
     アブラン討伐
(4)バガバックの生活
     情報収集
     分隊給与
     衛兵
     卒業・怪我
     5人だけの生活

師団へ追求の旅
     エチャゲ
     パラタオ
     豚の丸焼き
     空襲
     宣伝宣撫班
     パラタオ・マーケット
     イラガン
     フグ
     ウガド・カバガン
     ウガド警備隊
     カバガン
     アポー・サンタマリア
     ゴシ
     ツゲガラオ
     イギグ
     アムルング
     バイバヨグ
     バガオ
     発熱
     中川見習士官と再会
     空襲
     楽天地
     ナドガン
     丁号道路
     到着

有薗(ありぞの)部隊時代
(1)那岐台(なきだい)・練武台(れんぶだい)
     下坂見習士官と別れ
     当番
     日課・夜課
     ダイナマイト
     第3中隊に配属
     練武台の生活
     討伐
(2)転進・戦闘・闘病
     練武台に別れを告げて
     ピガタンへ・ダッケルへ・更にバガオへ
     砲撃・観測機
     糧秣
     戦友達の負傷
     斬込み
     大腸炎・患者として後方へ
     サンホセ平野
     山籠り
     停戦
     イムルングにて

収容所雑感
     テイタイ前線陣地に於ける米軍の生活
     ラルロへ
(1)ラルロ収容所
     収容所内の生活
     給与
     演芸会
(2)マニラへ
(3)未決収容所
     収容所に到着
     食事受領(めしあげ)
     P・W
     マッカーサー給与
     P・Wの先輩・処罰
     幕舎内のニュース
     衛生思想
(4)第6収容所
     撲り込み
     粥
     寝台事件
     詩吟
     雑記
(5)第4収容所
     いざ帰還

帰還(船中日誌)
(昭和20年12月)

後記

P・Wいたずら画き

あとがきに代えて
 日本人戦没者を悼む
 犠牲になったフィリピンの人たち
 友情と相互理解による安全保障
 おわりに



著者は前橋陸軍予備士官学校の出身者。
ここを卒業後、フィリピンに送られ、第14方面軍幹部候補生教育隊に入れられる。
その後、見習士官として著者は第103師団(駿兵団)に配属となり部隊を追及・・・
その間に通過した村の名前など、克明に記されているのには驚く。
よほど記憶力の良い人なのだろう。
師団司令部に到着後、独立歩兵第180大隊(有薗部隊)に配属となり戦うことになる。
本書は、その体験談で、終戦後の捕虜収容所のこと、復員船で日本に帰国するところまで書かれている。
個人の体験記ではあるが、当時の様子がよくわかる貴重な資料だと思う。


今年の読書:36冊目



読書 | 16:23:11 | Comments(0)
『人間にとって成熟とは何か』


第1話 正しいことだけをして生きることはできない
 すべてのことに善と悪の両面がある
 人間の心は矛盾を持つ
 人生には“悪”を選んで後悔するおもしろさもある

第2話 「努力でも解決できないことがある」と知る
 祈ったことのない人間は存在するか
 「安心して暮らせる社会」は幻想
 人生は想定外そのもの

第3話 「もっと尊敬されたい」という思いが自分も他人も不幸にする
 「自分の不運の原因は他人」と考える不幸
 代わりが利かない存在
 老人なのに成熟していない人

第4話 身内を大切にし続けることができるか
 憎む相手からも人は学べる
 この世で最高におもしろく複雑なものは「人間」
 相手の悪い運命をも引き受けられるか

第5話 他愛のない会話に幸せはひそんでいる
 晩年を幸福感で満たすために必要なこと
 1メートルボックスの幸福
 最期を迎える老人の心は柔軟である

第6話 「権利を使うのは当然」とは考えない
 感謝が抜け落ちた言葉
 自分の立場を社会の中で考えられるか
 遠慮という言葉で表される美学

第7話 品がある人に共通すること
 思ったことをそのまま言わない
 まちがった日本語を平気で口にする大人たち
 心は開くが、けじめは失わない喋り方

第8話 「問題だらけなのが人生」とわきまえる
 人は年相応に変化する方が美しい
 「病気の話はやめにしよう」という提案
 他人より劣ると自覚できれば謙虚になれる

第9話 「自分さえよければいい」という思いが未熟な大人を作る
 ほんとうに力のある人は威張らない
 内面は言葉遣いに表れる
 謙虚な人に貴重な情報を教えたくなるのが人間

第10話 辛くて頑張れない時は誰にでもある
 どんな仕事にも不安や恐怖はある
 報われない努力もある
 諦めることも一つの成熟

第11話 沈黙と会話を使い分ける
 衆人環視の中で仕事ができるか
 友情のしるしつぃての行為
 お酒以上に魂を酔わせる会話

第12話 「うまみのある大人」は敵を作らない
 職業に向き、不向きはある
 人間はみんな「ひび割れ茶碗」
 想像力の欠如がまねく混乱

第13話 存在感をはっきりさせるために服を着る
 破れたジーパンは幼稚な証拠
 色で表現できること
 「目立ちたくない」は卑怯な姿勢

第14話 自分を見失わずにいるためには
 広告を作る姿勢
 ひとりよがりの文章に潜む「押しつけ」
 自分を正当に認識できるか

第15話 他人を理解することはできない
 おもしろさは困難の中にある
 礼を言ってもらいたいくらいなら、何もしてやらない
 正しく評価できる人はいない

第16話 甘やかされて得することは何もない
 芸が達者でなくても存在できる世界
 非人道的なことがまかり通るスポーツ界の不思議
 なぜ退化したことを自覚できない老人が増えたのか

第17話 人はどのように自分の人生を決めるのか
 「貴婦人」という名の白樺
 人生は最後の一瞬までわからない
 「ずたずたの人生」を引き受ける覚悟

第18話 不純な人間の本質を理解する
 いいだけの人生もない、悪いだけの人生もない
 幸せの度合いは誰にも測れない
 いいばかりの人もいなければ、絵に描いたような悪人もいない


なんと!この本・・・・
2016年1月に読んでいた!(唖然)
最後まで読み切っても全く気が付かなかったとは・・・(大汗)


今年の読書:35冊目



読書 | 16:50:13 | Comments(0)
『誰も書かなかった箱館戦争』


序 鷲が舞い降りた村
     山を見る、山を描く
     箱館戦争4つの特徴
     ダッソー、ざんぎり坊主

1 艦隊北へ往く
     鞱晦と苦笑の榎本
     榎本のルビコン河
     喇叭鳴りわたる
     艦隊、四分五裂
     遅かった燈台
     海舟日記のトリック
     風呂と茶碗
     ハワイへの誘い
     榎本艦隊朝鮮へ?
     10月19日の偶然

2 雪と氷の戦線
     上陸決行
     なぜ鷲ノ木に
     街道の二組の使者
     発砲はどちらか
     嘘を書いた松前、府隊
     “遅鈍な官兵”と言うけれど
     新選組のプリンスの死
     清水谷捕わる

3 開陽悲歌
     土方軍松前へ
     奇手を破った奇手
     一番乗り、放火、美談
     正、奇に破れる
     今弁慶、超順
     開陽、海に死す
     榎本二つの悔い
     元凶はタバ風か
     夢と消えた黄金伝説
     張本人はキツネだった
     その夜は晴天だった?
     自害と兜

4 共和国幻想
     デ・ファクトの政権
     珍絶の服装
     罪つくりなアダムス
     榎本、115点と156点
     小樽内、石狩も
     政権閣僚銘々伝
     築城余話
     よく似たセバストポール要塞
     五稜郭はヴォーバン式
     榎本軍とロシア人
     崩れたユートピア構想
     ゆすり、たかり

5 海の散華
     二転三転の征討総督案
     春になれば・・・・・
     榎本の愛妾に混同
     新政府陸海軍集結
     ジャクソンの誤伝
     喧嘩了介の喧嘩
     甲鉄を分捕ろう
     ガ砲火を噴く

6 干戈ふたたび
     新政府軍の上陸想定地は吉岡
     上陸一番は松前軍
     東郷とマハン
     血戦浜街道
     松前城下のトコトンヤレ
     “伊庭八”傷つく
     雨降りしきる台場山
     二股惨酷物語
     矢不来の津軽じょっぱり
     艦砲射撃の威力

7 箱館のいちばん長い日
     順三郎と重吉
     総攻撃を知っていた榎本軍
     午前4時から9時まで
     午前10時から午後8時まで

8 五稜郭落陽
     艦砲、五稜郭を直撃
     隊長、3人死す
     火蓋を切った勧降作戦
     末期症状の五稜郭勢
     千代ヶ岡決戦
     榎本の自殺未遂
     狂言自殺説も

9 戦後幾年
     勝者対敗者
     五稜郭開城
     内賊と残党
     黒田清隆2つの顔
     獄中四季
     人、さまざま

謎19・箱館戦争を歩く
     はじめに
     (謎1)埋葬者は36人か23人か
     (謎2)土方歳三は一行院に埋葬されたのか
     (謎3)三好胖の埋葬は宝琳寺か霊鷲院か
     (謎4)川汲戦で本当に戦死者が出たか
     (謎5)佐藤安之助は薩摩っぽか
     (謎6)力試石(ちからだめしいし)の正体
     (謎7)92人なのになぜ93基あるのか
     (謎8)大庭、赤羽、関は新選組か
     (謎9)幻の士官隊
     (謎10)“生きていた英霊”黒沢伝之丞
     (謎11)“看板に偽りあり”の富川砲塁跡
     (謎12)碧血碑には何柱祀ってあるのか
     (謎13)「此」と「厥」の謎
     (謎14)碑名の三文字は誰の書か
     (謎15)傷病兵側になんの落度もなかったのか
     (謎16)土方は一本木で戦死したのか
     (謎17)諸説粉々の死にざまと遺体
     (謎18)中島の首級を挙げたのは親兵隊か福山藩か
     (謎19)中牟田艦長を救ったという吉田茂八の正体

内国混血人のいいぐさ ―あとがきにかえて―



今年の読書:34冊目



読書 | 21:15:51 | Comments(0)
『田中作戦部長の証言』



     昭和30年1月 著者 田中新一


     昭和52年6月 有末清三(元陸軍中将)


     昭和52年6月 高山信武(元陸軍大佐)


     昭和52年6月 編者 松下芳男

第1章 日米は何を争ったか

緒言
第1節 新秩序
(A)アメリカの見地
     1、モンロー主義の危機
     2、門戸開放政策の危機
     3、欧亜侵略勢力の結合
(B)新秩序
     1、二つの平和
     2、四つの分野
     3、東亜新秩序
     4、大東亜共栄圏
     補節 支那事変処理要綱
第2節 大東亜政策―電撃作戦の余波
1、第一の昂揚期
2、時局処理要綱
3、三国同盟
4、鎮静へ
5、対南方施策要綱
6、米英可分か不可分か
     補説1 基本国策要綱、時局処理要綱
       1、基本国策要綱の決定
       2、時局処理要綱
       3、田中第一部長の意見
     補節2 諸施策要綱と批判
       1、田中第一部長の海軍作戦回想
       2、田中第一部長の海軍批判
       3、持久戦指導要綱
       4、対支長期作戦指導計画
       5、対仏印、泰施策要綱
       6、南方作戦の見通し
       7、対南方施策要綱の目的
       8、対南方施策要綱
第3節 ハル・ノートと海軍問題
1、ハル・ノートの歴史的意義
2、ハル・ノート拒否
3、日米海軍競争

第2章 国交調整の努力

第1節 アメリカ政府の考え方
1、欧州参戦第一義
2、得手勝手の日本観
3、アメリカは何をしたか
第2節 日米交渉の見方
1、野村報告
2、日米交渉観(松岡、近衛、東條)
3、統帥部は如何に見たか
第3節 交渉の経緯
1、交渉の終焉
2、交渉の停頓
3、三国条約
4、支那問題

第3章 独ソ開戦が起こした連鎖反応―日米関係の大転換―

第1節 再び昂揚期へ―独ソ開戦
1、ドイツの企図
2、日本統帥部の判断
第2節 新国策の決定―御前会議
1、松岡の主張
2、御前会議
     補節1 日米問題の悪化増進
       1、日米会談の分析
       2、日米関係の悪化
       3、関東軍の対ソ戦備
       4、国防国策の大綱
       補記 田中作戦部長の凄い剣幕
     補節2 日本の重大決意
       1、情勢の推移に伴う帝国国策要綱
       2、田中第一部長の意見
第3節 北方解決の企図
1、85万動員
2、ソ連とアメリカ
3、作戦準備
4、対ソ外交
5、企図放棄
第4節 第1補給圏・仏印・泰―南部仏印進駐
1、反対論
2、進駐の根拠
3、独ソ戦の連鎖作用
第5節 アメリカは攻勢に転じた―短期経済決戦と大西洋憲章
1、石油禁輸
2、資源凍結
3、アメリカの経済戦略
4、日本を見誤る
5、大西洋会談
     補章1 関東軍特別演習の目的
       第1節 関東軍特別演習の目的
          1、参謀本部作戦部の構成
          2、6月下旬の見解
          3、田中第一部長の強硬論
          4、参謀本部意見の検討
          5、田中の東條陸相強要
       第2節 関東軍特別演習の蹉跌
          1、関特演の実施
          2、関特演の蹉跌
          3、対ソ武力行使の反省
          4、対ソ武力行使の企図中止
          5、東京裁判における証言
     補節 南方作戦陸軍案
       1、南方作戦図上演習の批判
       2、南方作戦兵棋の批判
       3、米英両国指導者の対日態度
     補章2 日本民族の対露観念
       第1節 露国の北辺脅威
          1、日本の対露外交小史
          2、日本陸軍の想定敵国
       第2節 日本の対ソ政策
          1、陸軍将校の対露観念
          2、田中新一と頑鉄社
          3、対ソ復讐戦の企図
          4、対ソ政策の真意

第4章 自存自衛

第1節 日本の苦悩
1、アメリカの対日戦略
2、自存を脅かされた日本
3、海軍の立場
4、大本営陸海軍部
5、戦争の決意
6、米英派強化
7、巨頭会談
     補節 対南方作戦の準備
       1、海軍の作戦準備の批判
       2、海軍の国策遂行方針の批判
       3、対米問題についての意見
       4、南方作戦の準備
       5、8月23日の兵棋
       6、開戦決意に陸海軍不調
       7、陸海軍案の妥協成立
第2節 御前会議
1、陸相の決意
2、軍令部総長の主張
3、閣議
4、御前会議
5、「帝国国策遂行要領」の要旨
     補節1 帝国国策遂行要領
       1、帝国国策遂行要領
       2、遂行要領基礎観念
       3、天皇御軫念の御下問
       4、天皇異例のご発言
     補節2 時局急速に進展
       1、日米問題の急迫化
       2、日米交渉と日支和平
       3、南方作戦準備の進展
       4、情勢の急迫悪化
       5、陸海軍の作戦計画の研究
     補節3 南方作戦の見通しの奉答資料
       1、奉答資料の作成
       2、対米英蘭戦争の作戦の見透し
       3、奉答資料の回想
第3節 対米交渉の目途・近衛退場
1、アメリカの圧力
2、統帥部申入れ
3、アメリカ覚書
4、陸軍対海軍の交渉微妙
5、東條対近衛・豊田の衝突
6、何が近衛内閣を倒したのか
     補節1 陸海軍部の不一致
     補節2 東條陸相の恫喝
     補章 戦時大本営の組織
       第1節 戦時大本営条例
          1、戦時大本営の諸法制
          2、大本営勤務令
       第2節 大本営陸軍部
          1、大本営陸軍部の組織
          2、大本営陸軍部の首脳者

第5章 両国は遂に起ち上った―日米開戦―

第1節 白紙還元―9月6日決定にこだわるな
(A)東條内閣
     1、木戸・東條
     2、日米交渉と東條
     3、難局の東條内閣
(B)情勢推移
     補節 白紙還元の意義
第2節 国策再検討
     1、連絡会議一句
     2、欧州戦局の見透し
     3、日本の作戦的見透し
     4、戦争か屈服か
     5、統帥部の憂慮
     6、最後の肚
     7、対米交渉案
     8、帝国国策遂行要領
     補節 田中作戦部長の戦略構想
       1、昭和16年の戦略構想
       2、昭和17年の戦略構想
       大越兼二中佐の報告
第3節 望みなかりしか
1、盲点があった
2、敗れた統帥部の胸算
第4節 陛下御諮詢
1、軍事参議官会議
2、11・5御前会議
3、勢力均衡の破綻
第5節 破局―ハル・ノート
1、ハル・ノート手交
2、真珠湾報告の一節
3、ハル・ノートをかく見解した
4、アメリカの極東政策をかく見た
5、最後通牒米人の見方
第6節 開戦へ
1、情勢の推移
2、重臣懇談
3、対独伊協定
4、出動
5、御前会議・聖断
     補節1 聖断の発令前後
       1、政府と重臣の懇談
       2、東條の開戦不可止論
       3、作戦実施に関する上奏
     補節2 戦争終結政策
       1、戦争終末に関する腹案
       2、戦争経済基本方略
       3、国策完遂決議
       4、原枢府議長の戦争終末配慮

結言

附章 東條罵倒事件
第1節 東條罵倒の真相
     まえがき(編者)
     1、ガダルカナルの戦局
     2、ガ島作戦の省部の主張
     3、首相と作戦部長の衝突
     4、論争は終っても戦勢不振
     5、作戦部長の悲壮な感懐
     6、作戦部長の解任
     7、南方総軍司令部付に
     8、参謀本部を去る
     9、シンガポールに着く
     10、第18師団長補任
     11、豪将田中師団長(編者)
     12、東條罵倒事件の評(編者)
第2節 ガ島半歳の悪夢
     まえがき(編者)
     1、死闘3カ月
     2、暗澹たる非情の数字
     3、ガ島奪還の作戦計画
     4、東條陸相の反対
     5、ガ島半歳の悲劇

跋 田中新一と編者
          松下芳男

田中新一の略伝(自叙)


今年の読書:33冊目



読書 | 11:55:34 | Comments(0)
『日本人へ 国家と歴史篇』



亡国の悲劇とは、
人材が欠乏するから起こるのではなく、
人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが
機能しなくなるから起こるのだ
   (「『ローマ人の物語』を書き終えて」より)

  後継人事について
  葡萄酒三昧
  『ローマ人の物語』を書き終えて
  女には冷たいという非難に答えて
  世界史が未履修と知って
  遺跡と語る
  「硫黄島からの手紙」を観て
  戦争の本質
  靖國に行ってきました
  読者に助けられて
  夏の夜のおしゃべり
  安倍首相擁護論
  美神のいる場所
  歴史ことはじめ―葡萄酒篇
  歴史ことはじめ―チーズ篇


夢の政府をつくってみた。
大臣たちは、
私が慣れ親しんできたローマの皇帝にする。
     (「夢の内閣・ローマ篇」より)

  滞日三題噺
  ブランド品には御注意を
  バカになることの大切さ
  ローマで成瀬を観る
  夢の内閣・ローマ篇
  夢の内閣・ローマ篇(続)
  漢字の美しさ
  福田首相のローマの一日
  サミット・雑感
  オリンピック・雑感
  “劣性”遺伝
  開国もクールに!
  雑種の時代


「始めに言葉ありき」とは、
最後まで「言葉ありき」なのである。
     (「仕分けで鍛える説得力」より)

  一人ぼっちの日本
  海賊について
  拝啓 小沢一郎様
  イタリアが元気な理由
  地震国・日本ができること
  昔・海賊、今・難民
  現代の「アポリア」
  ソフト・パワーについて
  8月15日に考えたこと
  円の盛衰
  戦略なくしてチェンジなし
  価格破壊に追従しない理由
  「仕分け」されちゃった私
  仕分けで鍛える説得力
  「密約」に想う


今年の読書:32冊目



読書 | 00:49:42 | Comments(0)
『氷川清話』


学術文庫版発行に当って
          2000年10月15日 松浦 玲

原本まえがき
          1974年4月7日 江藤 淳

1 履歴と体験
  号の由来
  餅を投げる
  貧乏続く
  後援者渋田利右衛門
  生死の間を出入
  五島で遭難
  対馬で狙はる
  伊豆沖の難
  日本海軍の基礎
  咸臨丸で渡米
  帰国後の処遇
  京都寺町の難
  海軍に力を入れる
  禁門の変
  免職
  再任上坂
  幕兵の脱走
  落馬して気絶
  長州との講和談判
  死生一髪の際
  いはゆる国家主義
  人間の相場

2 人物評論
  (い)天下にこの人あり
       人物が知られるのは百年後
       恐ろしい人物二人
       西郷隆盛
       西郷と江戸開城談判
       西郷の胆量の多きさ
       横井小楠
  (ろ)幕末維新期の群像
       佐久間象山
       藤田東湖
       徳川斉昭
       木戸孝允
       長州の人物
       島津斉彬
       長人と薩人
       土佐と肥後
       小栗忠順
       山岡鉄舟と大久保一翁
       二宮尊徳
       鍋島閑叟と山内容堂
       黒田長溥と三宅康直
       江川太郎左衛門
       渡辺崋山と高野長英
       愛えい
       岩倉具視
       山階宮
       高島秋帆
       都甲斧太郎
       向山黄村
       岡本黄石
       沢太郎左衛門
       大迫貞清
       徳川家達
       今北洪川
  (は)昔の日本人
       義時と義満
       藤樹と蕃山
       天海
       沢庵と柳生但馬
       宮本武蔵
       北条早雲
       西行
       徂徠と白石
       大塩平八郎
  (に)中国・朝鮮・フィリピンの人物
       王陽明
       清の太祖
       李鴻章
       朴泳孝と金玉均
       丁汝昌
       大院君
       孫文と陳白
       康有為と梁啓超
       ホーセ・ラモス
  (ほ)日本近代の人物
       陸奥宗光
       今の長州出身者
       中尾捨吉
       伊東巳代治
       福沢諭吉
       塚本定次
       大東義徹
       外山正一
       市井の人物
       囚徒中の人物
       時勢は人を造る

3 政治今昔談
  (い)内政論
       政治家の秘訣は正心誠意
       人心を慰安する余韻
       民情に通じた徳川の政治
       戦国時代の善政の地
       治水と堤防
       難民の救済
       鉱毒
  (ろ)財政経済論
       金が土台
       外債はよくない
       昔の経済は「支那」が師匠
       経済はおれの得意だ
       大奥の倹約に成功
       家の仕舞ひかた
       幕末江戸の贅沢
       江戸の衰微を防ぐ
       贋貨引換一件
       昔の英雄は経済に苦心
       泉州堺の富
       豪族の力
  (は)外交論
       外交の秘訣
       外交の極意は誠心正意
       維新前欧米軍人との折衝
       今の外交は何をしとるのか
       小小島の豆人間
       三国干渉くらゐ朝飯前
       彼をもって彼を制す
       天下の安危を一身に
  (に)軍備と海軍
       軍備拡張より民力を
       軍備縮小を吹聴するな
       台場築造
       海軍の費用
       神戸海軍操練所
       幕府諸藩聯合艦隊
       兵站の記録

4 時事数十言
  (い)理屈と実際
       個人の百年は国家の一年
       古今の差なく東西の別なし
       元勲とかなんとか
       今の大臣は先輩の尻馬
       もすこし大胆に
       政治には学問知識は二番目
       勇士の忠胆
       八方美人主義はだめ
       人情世態を観察せよ
       当世の尊王家たち
       才智と勇断
       真の国是
       方針を固定するな
       改革は公平に
       地方自治
       政治家と宗教
       官府語
       殖民論
       海外発展
       朝鮮は昔お師匠様
       台湾の総督
       藩閥の末路
       大精神の養成
  (ろ)内閣交替を見据ゑて
       どんぐりの背競べ
       第三次伊藤内閣評
       内閣の寿命
       騒ぎのもとは国幣空乏
       民党合同
       隈板内閣評
       人材登用
       亜米利加は上の人が怜悧
       時勢の変遷
       本領を守れ
       空望で事をするな
       松隈内閣をめぐって
       大隈も一種の藩閥
  (は)日清戦争と中国観
       おれは大反対だったよ
       いま悟ったのか
       君が知りもせぬ事を
       陸奥守殿の御役目だ
       支那は国の戦争には不向き
       李鴻章きたる
       支那は平気でゐるよ
       果たして李に上を超された
       伊藤さんや陸奥などが
       元の杢阿弥さ
       支那は国家ではない
       実力はみな支那人の手に
       戊辰政変に際して
       真の国家問題

5 勇気と胆力
  七十四の春
  文字が大嫌ひだ
  本当に修業したのは剣術
  禅堂に坐す
  禅と剣がおれの土台
  精神上の作用を悟了
  春風面を払って去る
  西郷の居眠り
  無我無心は禅機の極意

6 文芸と歴史
  ほととぎす
  芭蕉の句と自作と
  露伴ばかりは博い
  絶世の才があった馬琴
  山東京伝と柳亭種彦
  蜀山人その他
  諷刺と悪戯
  近松門左衛門の才智
  今の小説は浅い
  古書を読んでゐるよ
  誠があれば鬼神も感動
  歴史はむつかしい

7 世人百態
  匹夫匹婦の言も天籟
  功名心で色慾を焼け
  きせん院の戒め
  人間長寿の法
  勇猛の精神と根気
  気合と呼吸
  活学問
  忘れ去ることの必要
  大胆に無用意に
  根気強ければ敵中にも知己
  精根には限りがある
  余裕と無我
  みうちの心配が覇気を殺す
  人間の事業は浅はか
  一生懸命では根気が続かん
  智慧は尽きる時がある
  意気地のあるなし
  うぬぼれを除けてみよ
  人材は製造できない
  無神経は強い
  仕事をあせるな
  大権力・大責任・大決断
  市中をぶらつけ
  先生ももとは書生
  こぶんの無い方が善い
  活世間を制する胆識
  武士道は頽れて当然
  苦しくても外債を謝絶
  人の元気がない
  裏棚社会
  丸腰で刺客に応対
  三河武士の余風
  人材は探す側の眼玉一つ
  必ずこれのみと断定するな
  気運は恐ろしい
  人には何か使い道がある
  党を作るな
  国が小さいと景色も小さい
  不平不足も進歩の一助
  金鵄勲章
  国が乱れると金が入用
  一家の風波も金から
  他人に功を立てさせよ
  大悪人大奸物
  潔癖と短気は日本人の短所
  さすがに支那は大国
  後進の書生に望む
  飢饉と貧乏
  生きて居るのは面倒臭い
  無為にして閑寂
  馬鹿の真似

8 維新後三十年
  もう来年が30年だよ
  末路はこりごり
  大久保の果断が必要
  西郷の銅像
  西郷の面差し
  三十年経てば舞台が転回
  意地強き執着心
  徳川慶喜公の参内
  江戸城
  幕臣の静岡移住と世相変遷
  奠都三十年祭
  西郷の力と大久保の功
  江戸を戦火かr守る
  東京今日の繁昌のもと
  大喧嘩せよ
  現在に応ずるのみ

解題
     松浦 玲


勝海舟の『氷川清話』は著名だが、読んだことがない・・・(笑)
一体、何が書かれているのか興味があったので読んでみた。

文体のせいもあるのかもしれないが、ちょっと、自慢話っポイ・・・(汗)
ホントかねぇ~と疑いたくなるほどの自慢話・・・・
なにを偉そうに・・・生意気な・・・と言われかねないような言い方が随所に・・・(大笑)
こうなると嫌味っぽい本ということになるのだが・・・(苦笑)
所々、なるほどねぇ~確かに言えてるねぇ~という部分もある。
逆に、ちょっと容認できないな・・・という部分もある。
もう、こうなると、ごった煮状態である。
勝海舟が指摘している部分で、今も昔も変わっていないんだぁ~こりゃダメだな・・・という部分もあって結構面白かった。
今の日本を見たら、勝海舟は何と言うだろうか?
相当、叩くだろうなぁ~(大笑)


今年の読書:31冊目



読書 | 00:16:32 | Comments(0)
『トルコ軍艦エルトゥールル号の海難』


日本の読者へ
   オメル・エルトゥール 2015年9月 日本・大阪にて

謝辞
   オメル・エルトゥール 2014年6月27日 カリフォルニア・サンフランシスコ

プロローグ 1933年4月

日本、串本
   穏やかな記憶
トルコ イスタンブール
   辛い思い出

終わりの始まり 1890年9月16日

日本 東京
   外交審議会
オスマン帝国 コンスタンティノープル
   期待の迷宮
   金角湾の異教徒
   ガラタの謀(はかりごと)
   波立つ胸騒ぎ
日本 大島
   樫野崎灯台
日本 熊野灘
   のたうつ巡洋艦

難航の始まり 1889年1月~7月

オスマン帝国 コンスタンテノープル
   日本派遣外交使節
   ガラタの陰謀
   すべては家族のなか
   トカットル・コーヒーハウスに渦巻くウワサ話
   海軍学校の興奮
   苦しい試航
   エルトゥールル号の華々しい出航


コンスタンティノープルから横浜へ
1889年7月14日~1890年6月7日

ガリポリからスエズ
   マルマリスでの儀式
   スエズ運河:悪意のある企み
   ボンベイ:熱烈な歓迎
   艦首の奇妙な亀裂
   コロンボ:重要な挨拶
   詩人の不幸
   コンスタンティノープル:動揺するパシャ大将
   シンガポールでの長逗留
   サイゴン再訪
   日本:天皇との夕食と区長との会合
   航海で学んだ厳しい教訓
   香港で待ち受けていた知らせ
   思いもよらなかった福州への寄港
   日出づる国に足を踏み入れる

日本での日々 1890年6月7日~9月15日

東京
   天皇の歓迎
   コレラ感染
   長浦でのおぞましい日々
   さらば検疫隔離
   さよなら横浜
   嵐に翻弄される巡洋艦

蠱惑する船甲羅の精 1890年9月16日

熊野灘
   波、風、高潮そして得体しれずの逆流
   過誤と誤算による苦境
   船甲羅の海の精
大島
   船甲羅の入り江で
   樫野崎灯台
   樫野村
   大島村
   大龍寺
東京
   悲しみの外交会議
ロンドン
   甥が叔父を訪問する
コンスタンティノープル
   絶望の苦境
   金角湾を覆う心の動揺
   ペラでの沈鬱な握手
   複雑な黙認
   余波

エピローグ 1933年6月

トルコ イスタンブール
   悲しい別れ
日本 大島
   記憶の道を辿って

参考資料
 ●書籍、記事、論文等
 ●新聞(1890年6月から1891年1月)
 ●ドキュメンタリー番組

訳者あとがき


トルコが親日的であると言われる、一つの理由が、トルコ海軍の軍艦・エルトゥールル号の遭難事故だという。
この時の日本側の献身的な救助活動が両国の関係を良好せしめたといってよい。
私は、この件についてはザックリとしか知らなかったので・・・
このエルトゥールル号の遭難事故について、もっと詳しく知りたいと思い、偶然、古書店で見かけた本書を購入した。

で・・・この本・・・歴史小説なのである。
どうも史実としての資料があまり現存していないらしい。
そういうわけで、事実と事実の間の空白部分を創作で埋めることになる。
それが歴史小説というものだそうだ。
となると・・・
本書に書かれている、どの部分が事実(史実)で、どの部分が創作なのだろう?
あまり、そういう目で読むと、小説が面白くなくなってしまうだろうが・・・
ついつい、やってしまうのである。

史実から大きく逸脱はしていないものと信じて読み進める。
あくまでも小説であるが、さらにエルトゥールル号の遭難事故について知ることが出来たので満足。(笑)

著者は1944年生まれのトルコ人・・・
アメリカの大学を卒業し、博士号も取り、大学で教鞭も取っていた人で、国連の職員として世界各地で活動していた人。
本職の小説家というわけではなさそうだが、本書の前に既に4冊もの小説を世に出している。
国連で活動していた経験からか、当時の国際情勢などの記述は、なるほどねぇ~というもの。
地政学や国際関係の勉強にもなるんじゃなかろうか?(笑)

本書の翻訳には3人の日本人が当たっている。
その翻訳で秀逸というか面白いというか変わっているというか、日本人の会話部分は和歌山の串本の方言で書かれているのである。
こうなると、方言の勉強にもなるか?(笑)
逆に、英語ではどう書かれていたんだろう?・・・と興味が湧く・・・

こういう翻訳のおかげもあり、面白い歴史小説に仕上がっていると思う。


今年の読書:30冊目



読書 | 00:12:28 | Comments(0)
『武士道』


訳者序
   昭和13年(1938年)7月 矢内原忠雄

改版にあたって
   1974年9月 矢内原伊作

第1版序
   1899年12月 新渡戸稲造

増訂第10版序
   1905年1月10日 新渡戸稲造

緒言
   1905年5月 ウィリアム・エリオット・グリッフィス

第1章 道徳体系としての武士道

第2章 武士道の淵源

第3章 義

第4章 勇・敢為(かんい)堅忍の精神

第5章 仁・惻隠(そくいん)の心

第6章 礼

第7章 誠

第8章 名誉

第9章 忠義

第10章 武士の教育および訓練

第11章 克巳

第12章 自殺および復仇の制度

第13章 刀・武士の魂

第14章 婦人の教育および地位

第15章 武士道の感化

第16章 武士道はなお生くるか

第17章 武士道の将来

人名索引および注
本文記事と内容的に関係ある項にのみ説明を付す


本書は、矢内原忠雄が訳した新渡戸稲造著の『武士道』である。
戦前に書かれたものなので、ちょっと言い回しが難しくて、わかったような、わからないような・・・(苦笑)
こちらとしては、なにせ、それほど頭が良くないので・・・(大笑)
訳者は、たぶん、この『武士道』の第一人者という方なのだろうと思う。

先日は岬龍一郎訳の『武士道』を読んだので、合わせて、こちらの訳本も読んでみたのだが・・・
2冊も読めば“よくわかる”だろうと思っていたのだが、益々分からなくなってしまった。(大笑)
そもそも、新渡戸稲造の『武士道』は最初から英語で書いたもので、日本語で書いたものを英訳したわけではない。
そこで、“逆輸入”みたいな感じで、何人もの方々が日本語に翻訳するわけで・・・
そもそもは、“英書”なのだから、そのまま素直に英文を読む方が分かりやすいかも・・・などと“言い訳”・・・・(大笑)

次回は、新渡戸稲造が書いた英文をそのまま読んでみたら、どうなるか、やってみようと思う。(苦笑)


今年の読書:29冊目



読書 | 23:58:24 | Comments(0)
『二・ニ六事件 七月十二日の記録』
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二・二六事件
七月十二日の記録

発行日 昭和36年7月10日
編集者 河野 司
非売品

まえがき

刑死者名簿

2・26事件 獄中の記録
     塚本定吉 (当時の東京陸軍刑務所長)

まえがき
入所
看守を動員
面会―手記などの持出しもあったのは事実だ―
刑務所長の見た首脳者の挙措
   村中孝次
   安藤輝三
   北 輝次郎
   西田 税
   磯部浅一
   香田清貞 外3名
   安田 優
   栗原安秀
死刑場決定のいきさつ
   刑場の人員と内外の警戒(15名執行の時)
   健康診断、教誨等の実施
   刑場、刑架その他刑場用品の準備
銃殺執行の状況
   感嘆した皆の態度
   刑架前での発言
   誤解された発射弾数
問題となった死体の処置

関係者の見た死刑執行の状況

(1)処刑指揮官として  山之口 甫
(2)看守の見た  林 昌次

在獄同志の所懐と想出

1.獄中十五士を憶う  村中孝次
2.獄中日記  磯部浅一
3.七月十二日の想出  中島清治

遺体引取りの記
     栗原 勇

その後の七月十二日
     河野 司

昭和27年7月12日のこと
二十二霊合同埋葬建碑について

編集後記


本書は、古書店から取り寄せた小冊子。
昭和36年に河野司さんが編集したもの。
7月12日は、2・26事件の首謀者である青年将校が処刑された日である。
その処刑について書かれたもので、かなり貴重な資料だと思う。
特に刑務所長の手記は貴重だと思う。

2・26事件の関係者の処刑には私の祖父も関わっていたと祖父から聞いたことがある。
当時、留守第1師団の副官として、処刑の準備と遺体の引き渡しをしたと言っていた。
で・・・本書に祖父の事が書かれているのではあるまいかと思い買い求めたのだが・・・
残念ながら、師団副官については全く書かれていない。(大汗)
もし処刑に関わっていたのなら一行くらい「師団副官」という文字が出てきてもいいと思うのだが・・・
となると・・・祖父が関わっていたのは、この後の、8月19日に行なわれた北一輝や西田税らの処刑の時だったのだろうか?
しかし、民間人の処刑に師団副官が関わるというのは、ちょっと考えられないのだが・・・

師団副官は完全な裏方ということで名前が出てこないのだろうか?
青年将校を銃殺する銃手の一人に、私の大学時代の恩師がいた。
当時、騎兵少尉だったと思う。
祖父が師団副官に転出する前に同じ騎兵連隊の将校団仲間で、祖父とは顔見知りである。
20数年ぶりに先生に再開した時、当時の事をお尋ねしたかったのだが、「又の機会にゆっくりと・・・」と延期したのが失敗・・・
次に会う直前にお亡くなりになってしまったのである。(涙)
すでに祖父はこの世におらず、最後の”証人”である恩師もこの世を去ってしまい、祖父の行動の実態は永遠の謎となってしまった・・・(大泣)

2・26事件関係資料は、だいたい蹶起将校についての話などが中心となるものがほとんど。
本書は、その周辺の方(関係者)の貴重な手記などが掲載されているので、祖父について書かれていなくても、それなりに興味深く読ませてもらった。
当時の刑務所の配置図(処刑場の位置など)も貴重な資料であるし、驚いたことに、処刑場の様子が隠し撮りされていて、唯一の写真とのこと。
撮影したのは「某騎兵少尉」とある。(汗)
まさか・・・我が恩師か?(苦笑)
もし、今もお元気でおられたら恩師に尋ねてみたい貴重な写真である。
本書と出会ったのが遅すぎた・・・・


今年の読書:28冊目



読書 | 22:36:36 | Comments(0)
『二・二六事件秘話』


まえがき
     昭和58年2月 河野 司

安藤大尉“血染めの白襷(たすき)”
 はじめに
 山王ホテル接収
 アンパンで飢えをしのぐ
 叛乱兵士のおむすびをつくる
 ものものしい機関銃の放列
 ガンとして説得に応ぜず
 部下思いの安藤大尉
 『吾等第六中隊の歌』斉唱の中に自決図る
 託された血染めの白襷
 ものものしい戒厳令
 憲兵隊に調べられる
 1本50銭の酒で最後の宴
 安藤大尉“血染めの白襷”の後日譚

奇跡の脱出と白衣の女性その後
 特別号外の報道
 事件後の私
 森看護婦との会談
 述懐する当時の状況
 森さんのその後を追う
 森鈴枝さんの人生記録
 森鈴枝さんの後半生

皆川義孝巡査の墓参行
 事件後の皆川家とのふれあい―未亡人弔問
 戦争の空白とその後
 市村敬三氏との出会い
 赤塚金次郎氏と皆川家
 皆川巡査の墓参を果たす
 毎日新聞茨城版、サンデートピック
   (昭和56年8月16日)

43年目の遺書
 野中大尉の軍用図嚢
 徹底した禁圧体制
 「一路遂に奔騰するのみ」
 一通の血書
 陸軍刑務所所長の手記
 遺書のゆくえ
 北一輝の人間性
 故人たちの執念見る思い

処刑された人々の怨念―盗聴録音盤をめぐって
 全員見事な従容たる刑死
 事件にたいする軍当局の報道禁圧
 発表されずに保持された資料はなかったか
 4日間の疑問点に答える者はだれか
    1 軍によって保管された手記
    2 看守たちによる搬出
 磯部怨念の手記世に出る
 面会時に家族の手に渡ったもの
 埋蔵された手記、資料はまだあるか
 終りに

処刑前夜の寄せ書
 「極楽の夢」
 処刑前夜の二つの寄せ書
 こうして寄せ書は残された
 寄せ書の搬出
 龍土軒の場合
 栗原中尉関係寄せ書の追求
 電話帳を追う
 金時の子息の述懐

半世紀ぶりに出現した獄中手記の新資料
 発見された新資料

二・二六事件の軍資金を探る
 デマの元凶は軍当局
 蹶起までの準備資金
 蹶起後の4日間
 軍に踏倒された『幸楽』の飲食代
 湯河原襲撃隊の資金はたった百円
 判明している入手資金


本書は復刻版・・・
著者は2・26事件に連座した河野寿の兄である。
一度だけ、この著者とお電話でお話をしたことがある。
著者の河野さんは平成2年にお亡くなりになられたそうなので、お亡くなりになる直前のことだと思う。
今でも、あの時のことはよく覚えているが、その後、連絡をしていなかった・・・
平成2年にお亡くなりになっていたのか・・・とちょっとショック・・・

著者は、事件の関係資料を集めて、多数の著書を発表している。
事件後半世紀経っても埋もれた資料が出てくるということは、それだけ当時の軍部が事件の真相を秘匿していた証明だと筆者は言う。
2・26事件の青年将校について書かれた本、事件自体を取り上げた本は結構あるが・・・
本書はその周辺の「秘話」、事件後の「秘話」が載っていて、これはかなり貴重な話だと思う。
貴重なお話を残してくださった・・・・
本書が世に出なければ、こういう「秘話」は永遠に埋もれてしまっただろう。


今年の読書:27冊目



読書 | 00:33:19 | Comments(0)
『武士道』


第1版の序文
1899年12月 ペンシルバニア州マルヴァーンにて
新渡戸稲造

増訂第10版の序文
1905年1月10日 東京小石川にて
新渡戸稲造

第1章 武士道とはなにか
 高き身分の者に伴う義務
 武士の心に刻み込まれた掟
 勇猛果敢なフェア・プレーの精神

第2章 武士道の源はどこにあるか
 仏教と神道が武士道に授けたもの
 孔子を源泉とする武士道の道徳律
 武士道が目指す「知行合一」の思想

第3章 義 ― 武士道の礎石
 義は人の道なり
 「正義の道理」が私たちに命ずる

第4章 勇 ― 勇気と忍耐
 義を見てせざるは勇なきなり

第5章 仁 ― 慈悲の心
 「仁」が王者の徳といわれるのは何故か
 「武士の情け」とは力ある者の慈悲
 武勲を捨て去った強者の物語
 「詩人」でもあったサムライたち

第6章 礼 ― 仁・義を型として表す
 礼の最高の形態は「愛」である
 茶の湯は精神修養の実践方式
 泣く人とともに泣き、喜ぶ人とともに喜ぶ

第7章 誠 ― 武士道に二言がない理由
 武士の約束に証文はいらない
 なぜ武士は銭勘定を嫌ったか
 嘘は「心の弱さ」である

第8章 名誉 ― 命以上に大切な価値
 恥の感覚こそ、純粋な徳の土壌
 寛容と忍耐による陶冶
 一命を棄てる覚悟

第9章 忠義 ― 武士は何のために生きるか
 日本人の「忠義」の独自さ
 わが子の犠牲をも厭わない忠誠
 武士道は個人よりも公を重んじる
 主君への忠誠は「良心の奴隷化」ではない

第10章 武士はどのように教育されたのか
 最も重視された「品格」
 「富は智恵を妨げる」が武士の信条
 教師が授けるものは金銭では計れない

第11章 克己 ― 自分に克つ
 大人物は喜怒を色に表さない
 日本人の微笑の裏に隠されたもの
 克己の理想は心を平静に保つこと

第12章 切腹と敵討ち ― 命をかけた義の実践
 魂は腹に宿るという思想
 切腹は法制度としての一儀式
 切腹はどのように行われたのか
 武士道における生と死の決断
 敵討ちにおける正義の平衡感覚
 切腹に必要なのは極限までの平静さ

第13章 刀 ― 武士の魂
 魂と武勇の象徴としての刀
 日本の刀剣に吹き込まれた霊魂
 武士道の究極の理想は平和である

第14章 武家の女性に求められた理想
 家庭的かつ勇敢であれ
 純潔を守るための懐剣
 芸事やしとやかな振る舞いの意味
 武士道が教えた「内助の功」
 武士階級における女性の地位
 「五倫の道」により他の魂と結びつく

第15章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
 民衆に規範を示した武士道
 大衆の娯楽に描かれる気高き武士たち
 桜と武士道は「大和魂」の象徴

第16章 武士道はなお生き続けるか
 武士道が営々と築き上げた活力
 維新の元勲たちのサムライ精神
 「小柄なジャップ」の持つ忍耐力、不屈の精神
 武士道が持つ無言の感化力

第17章 武士道が日本人に遺したもの
 武士道は消えゆくのか
 日本人の表皮を剥げばサムライが現れる
 「武士道に代わるもの」はあるのか

訳出にあたって

解説
●武士道を体系化した唯一の思想書
●新渡戸「武士道」に惹かれた理由
●新渡戸稲造とは何者か
●プロテスタンティズムと武士道精神
●なぜ『武士道』は書かれたのか
●大統領を感動させた“ブシドー”
●道徳の神髄「仁・義・礼・智・信」
●なぜ、「義」は武士道の支柱なのか
●汚辱の世なればこそ理想を追求する
●武士道は過去の遺物ではない


『武士道』といえば新渡戸稲造、新渡戸稲造といえば『武士道』・・・・
新渡戸稲造の『武士道』は有名なので知ってはいるが・・・
実際に読んだことはない。
つまりは、知ったつもりでいるだけ・・・である。(笑)
「あ~武士道ね~」と言っている割には、内容は全く知らないのである。(大汗)
というわけで・・・どんなことが書かれているのか・・・
一番わかりやすく書いてくれているのではなかろうかと思い、岬龍一郎さんの訳本を読んでみた。


今年の読書:26冊目




読書 | 23:22:48 | Comments(0)
『世田谷一家殺人事件』


序章 刺客
       実行犯は死んでいた!?
       韓国から来た「殺し屋」

第1章 凶行
       一か所だけ凶器が違う?
       少女は命乞いさせられた
       侵入口は玄関か浴室の小窓か
       最初に殺した人物は・・・・
       ハムやメロンを丸ごと齧る
       犯人の探し物は何だったのか?

第2章 誤算
       犯行を自供した男
       宮澤家周辺で頻発したネコ虐待
       3D画像が映し出した狂気

第3章 迷走
       有力証拠は韓国限定の靴
       ヒップバッグは微物の宝庫
       外国人犯行説に傾斜する警察
       密かに韓国に捜査員を派遣
       母方は南欧人の落とし穴

第4章 兵士
       キムタクのドラマにそっくり
       21世紀が来る前に殺ってしまおうか
       ジャンバーに韓国の土砂
       軍隊用品が遺留されていた
       紙コップ作戦の失敗
       指紋がついに一致した!
       台北を経てロサンゼルスへ

第5章 接点
       アニメ制作に夢中だった夫
       泰子さんに掛かった脅迫電話
       宮澤家の転居先は未定だった
       ついに姿を見せた主犯
       逃走先にあったものは

第6章 真実
       米国で作られた殺人兵士
       アジトから消えた「安」という男
       金田は宗教団体の幹部だった
       長男のことで相談を受けていた
       事件前に深夜帰宅が続いた理由
       カネ目当ての犯行だった!?

第7章 復讐
       福岡に現れたクレージーなヤツ
       コリアンタウンで迎えた男は
       「10人はあの世に送った」
       「黒幕」が登場!
       「恨みを晴らしに来た」
       スリリングな攻防戦
       「黒幕」の死で・・・・
       モノレール内の激突

最終章 亡霊
       浮上した元大物組長
       李はカンボジアから来た


平成12年(2000年)の12月31日・・・
つまり大晦日の昼前に世田谷区で一家4人が惨殺されているのが発見されたという事件・・・
この異常な事件のことは記憶に残っている。
遺留品が沢山残されているようだが、なぜか犯人は今もって捕まっていないし、事件の真相も明らかになっていない。
事件当初から、私は犯人は外国人じゃなかろうかと思っていたのだが・・・

本書を読んでみて・・・う~ん・・・・そうなのか・・・
それって、本当?
と・・・思わず言いたくなる内容である。
「事実は小説より奇なり」というのは確かかも・・・
これはノンフィクションなのか?
ここまで調べ上げているのに、警察は何をしているんだろう・・・ということになるんじゃないか?

“読み物”として、単純に考えれば、本書はかなり面白い“読み物”である。


今年の読書:25冊目



読書 | 11:42:05 | Comments(0)
『丸2019年5月号』


先月号に掲載された『陸軍衛生二等兵泣き笑いルソン島生還記』の後編を読むため、先月に引き続き購入した。
残念ながら後編は、いきなり終戦以降の話となり、期待するほどの内容ではなかった。
さらに、気が付いたことは、本文に挿入された写真である。
ちょっと違和感を感じたのである。

最初の1枚には「ルソン島の激戦場に遺棄された日本陸軍の15センチ榴弾砲」というキャプションが付いていたが、以前に見たことがある、レイテ島のバレンシアという場所に遺棄された砲というキャプションの付いた写真に酷似している。
どちらが正しいのかは知らないが、ルソン島とレイテ島では全然場所が違う・・・(汗)

もう1枚には「南方の戦場で投降して捕虜となった日本兵」というキャプションが付いていたが・・・
これは明らかにパラオのぺりリュー島で、戦後の昭和22年に最後の日本兵として投降した34名の写真である。
確かに「南方の戦場」であることには違いないが・・・
ペリリュー島の写真をフィリピンの話に挿入するとは・・・(唖然)
「捕虜として投降した」イメージということなのだろうが・・・
いかがなものかね?・・・こういう使い方・・・(大汗)

本号の記事で興味深かったのは・・・・
マーシャル諸島のウォッゼ島の戦跡紀行の写真・・・
戦跡好きとしては、こういう記事は嬉しかった。


今年の読書:24冊目



読書 | 23:52:29 | Comments(0)
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